ドコモ光とソフトバンクエアーを比較してみたらあまりの違いに驚いた話

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ソフトバンクエアーを人にお勧めされたので、試みに使ってみて自宅のドコモ光と比較してみたのですが、あまりの違いに驚いてしまいました。

何が違うのかというと、速度です。

圧倒的にドコモ光が速く、ソフトバンクエアーはかなり遅かったです。勝手な思い込みで、ソフトバンクエアーは、光ほどではないにせよそれなりに速く利用できるのかな、と思っていたので、「あ、こんなに違うんだ」とがっかりしました。

実際のところ、ソフトバンクエアーの速度は時間帯によって想像以上に遅いので、ドコモのLTE回線を利用する方がよほど速い、という結果でした。

せっかくお勧めされて使ってみたのですが、これはかなり判断が分かれるところです。

確かに、工事なしで利用できるのはかなり便利ではあるのですが・・・。

ソフトバンクエアーとドコモ光を比較しつつ、その違いを詳しく解説していきます。

関連記事:「ドコモ光は本当にお得なのか

ソフトバンクエアーは工事・設定不要ですぐに始められる

ドコモの方にはソフトバンクエアーは馴染みが薄いと思いますので簡単に解説しておきます。

ソフトバンクエアーは契約をすることで、工事など一切不要でインターネットが利用できるようになるサービスです。ソフトバンクユーザーでなくても契約することができます。

Airターミナルという長方形のルーターのような機材が送られてきて、これを電源に繋ぐだけでソフトバンク網の電波を拾い、通信できる状態ができます。あとは、スマホやパソコンをWi-Fiでそれに繋ぐだけでインターネットが利用できる、という仕組みです。

 

 

工事も難しい接続設定も一切不要、というのが最大の利点で、やることといえば電源に繋いでWi-Fi設定をスマホ側でするだけなので、確かに非常にカンタンです。契約後、ほんの数日でAirターミナルが送られてきて利用開始できます。

利用開始までの期間が短い、工事も不要、という点は特に、引っ越しをすることが多い、という方にとっては何よりもうれしいポイントだと思います。

 

ソフトバンクエアーを使って通信をしてみた結果

元々私はあまり速度チェックの結果を公表するのが好きではないのですが、その理由としては、チェックの仕方、場所、時間などによってかなり速度が変動するため、あてにならないケースが多い、ということがあります。

ただ、一応参考程度にチェックはよく実施しているので、あまりに極端な差があると気づきます。

ソフトバンクエアーについては、その極端な差が観測されたため、「遅い」ということに気づいた感じです。

最近私が速度チェックに利用している方法は、Google検索で「速度テスト」「スピードテスト」などで検索した時にトップに表示される、Google公式の「インターネット速度テスト」です。

 

混雑しにくい時間帯は、概ね下りで20Mbps~30Mbpsくらいの速度が出ます。まぁまぁ、これくらい出るなら、と一瞬思ってしまいますが、ちなみにドコモ光(GMOとくとくBB/v6プラス)でチェックした場合、全く同じ時間、同じ端末でチェックすると、130Mbps~150Mbpsくらいの速度が出ます。

ちなみに、ドコモのLTE回線だと、30Mbps~50Mbps程度でした。

ドコモのLTE回線と比べるとそんなに極端に遅くないような気はしますが、同じLTE回線であることを考えればやはり遅いですし、ドコモ光と比較するとあまりにも違いすぎます。

インターネットのサイトを閲覧している程度では、それほど差は感じられないのですが、細かく使っていると「あれ?」と感じるところが出てきます。特に、ゲームのデータのダウンロードとか、dブックなどを購入してダウンロードする時間などは全く違います。通信を伴うゲームの場合には、特に混雑する時間帯はやや苦しい気がします。

 

というのも、お昼や夜などの混雑する時間帯は、特にあからさまに速度が落ちます。

まぁこれは、格安SIMなどでも起こりますし、ドコモ光でもある程度の速度の低下は起こるのですが、特に私の環境ではiPhoneでの成績が悪く、混雑する時間帯には2~4Mbpsなど、10Mbps満たない速度しか出ません。Androidだとそこそこ出るんですけどね。原因はわかりませんが。

以前、ギガホの速度制限時の1Mbpsを試してみた時(「ギガホ速度制限時の1Mbpsを実体験」)に、これでも十分使える、動画も視聴できると書きましたが、それは事実で、ソフトバンクエアーが如何に遅くてもさすがにそこまでは落ちないので普通の利用には大きな影響はありません。

ただ、常時この調子だとやはり気にはなります。

 

安定のドコモ光+v6プラス

一方で、ドコモ光+v6プラスは安定しています。混雑時にやや速度が落ちることはあっても、それでも十分すぎる速度は保ってくれます。

普通に使っていると意識していないことも多いと思いますが、ソフトバンクエアーと比べるとこんなにも快適な環境だったのか、と逆にドコモ光の株が私の中ではかなり高まりました。

ドコモ光も、以前v6プラスを利用する前の環境では結構速度的に不満もあったので、v6プラスの恩恵もかなり大きいと感じられます。

GMOとくとくBBはじめ、最近のドコモ光対応プロバイダーは、多くがv6プラスに対応しているので、好みのプロバイダーを好きに選ぶことが出来ます。→ドコモ光公式

速度にどこまでこだわるのか、それよりも導入時の工事なし/設定なしを重視するのかで判断は変わってくると思いますが、私は引っ越しすることはほとんどなく、速度を重視して利用したい派ですし、何よりドコモユーザーなので、ソフトバンクエアーを利用する価値は皆無だと判断しました。

 

dブックのマンガ・ダウンロード速度比較

ドコモ光とソフトバンクエアーを併用していて気が付くことの一つに、ダウンロード速度の違いがあります。

速度差があるので違って当然なのですが、体感として利用中に最も顕著に気づくことの一つとして、dブックでマンガを購入した際の、ダウンロード速度の違いがあります。

通常、ドコモ光でダウンロードしている場合、それほど気になることもなく数秒でダウンロードが完了してすぐに読むことができるようになるのですが、ソフトバンクエアーの場合、数十秒かかります。秒数で比較すると5~6倍、ドコモ光が速いです。

実際に試してみた動画が以下の通りです。全く同じ「食戟のソーマ 19巻」を全く同じ機種、全く同じ時間帯にダウンロードしてみました。

 

ドコモ光の場合

 

ソフトバンクエアーの場合

 

違いは一目でわかると思います。

まぁ、ソフトバンクエアーでもダウンロードできないわけではありません。この速度差をどう受け止めるか次第なのですが、私はドコモ光の速度に慣れているため、ソフトバンクエアーのダウンロード速度には耐えられませんでした。

 

ソフトバンクエアー、せっかく契約したけれど・・・。

ソフトバンクエアー、せっかく契約したのですが、残念ながら思ったようなパフォーマンスは発揮できず、現状私には必要ありませんでした。ドコモ光で十分です。

2年契約があるので、途中で辞めると解約金がかかってしまいますが、普通に8日以内キャンセルが可能なので、そちらを利用しようかなと考えているところです。Airターミナルは、こういう事態を想定して購入はせずにレンタルにしておいたので、これは正解でした。

試してみたいという方は、とりあえず8日以内キャンセルを想定しつつ契約してみるといいのではないかと思います。

ドコモユーザーの方は、素直にドコモ光を使うのがやはり一番お勧めです。dカード GOLDも併用して、10%還元もしっかり拾っておきましょう。(※毎月のドコモのケータイ/ドコモ光利用料金の1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%還元/利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント)