この時期、引っ越しをされた方も非常に多いと思います。その際、なかなか面倒なのが光回線についてです。
私も以前、ドコモ光で引っ越しに伴う「移転」手続きを実施してみたので、その流れを残しておきます。想定するのと実際にやってみるのではやはり異なり、結果的に予定よりも新住所での利用開始が遅れてしまいました。
解約して新規契約したがいいのかな、とも考えたのですが、実際のところ、やはりスムーズにインターネットを再開したいのであれば、やはり移転が間違いありませんでした。
ただし、この記事の体験談は当時の実費・当時の申込窓口をもとにしており、その後、工事費の基準や特典の仕組みが変わっています。
体験談としての流れはそのまま残しつつ、2026年最新の費用感・注意点もあわせて追記しましたので、これから引っ越しをされる方はぜひ参考にされてください。
関連記事:「ドコモ光は本当にお得なのか」
新築へ移転する場合の注意点・NTTの住所登録が必要
新築物件へのドコモ光の移転、または新規契約を検討する場合、「できる限り早めに」手続きをしておく必要があります。
その理由としては、新築の場合NTTの住所登録がなされていないため、そもそもの光契約手続きを開始する前段階として、NTTの住所登録をしてもらう必要があるからです。
NTTの住所登録は光の新規契約を申込しないと実施してもらえないので、出来る限り早めにインターネットを新居で利用したい場合には、まずは早めの光回線申し込みが必須、というわけです。
→「ドコモ光・新築に引っ越しでNTT住所登録なし/手続きと工事の流れ」
とはいえ、あまりにも早すぎると移転手続き自体できないので、実際に引っ越しをする月の一ヶ月前に今回、ドコモ光移転手続きを実施しました。
ドコモショップに足を運ぶことはせず、電話で手続きをする形にしました。
現在は電話に加えて「ドコモオンライン手続き」というWeb窓口も用意されており、24時間いつでも申し込みができます。電話での手続きは非常に簡単なのですが、移転手続きには時間が30分以上、場合によっては一時間近くかかりますので、時間にある程度余裕がある時に連絡するようにしましょう。
とはいえ、ショップに出向くとそれと同等か、当たった担当者によってはそれ以上かかりますので、結局直接電話またはオンライン手続きで進めるのが最適解だと感じています。
とりあえず移転住所が新築の場合、どうしてもNTTの住所登録待ちとなってしまうため、とりあえず申し込み手続きはある程度で終了し、あとは住所登録完了後にまた連絡があるという流れとなりました。
住所登録完了とマンションタイプ不可
一週間後か二週間後か忘れましたが、大体そのくらいの期間で、住所登録が完了した旨の連絡がドコモより入りました。この段階でようやくエリア確認もできるようになり、手続きも先に進めることができるようになりました。
実際に旧住所で通信を止めるタイミング(転出)と、新しい住所で使い始めるタイミング(転入)を決めたところで、手続きは正式に完了です。後は工事日を待つばかり・・・のはずでした。
そのまま、最終確認をして電話を切ろうとしたところで事件は起こりました。
「では、ドコモ光の戸建タイプで~」と電話先の担当者が発したところで、違和感を覚えました。
戸建?
次の私の移転先は、新築マンションです。戸数も多めで、NTTの光を利用することが可能と、事前にマンション側にも確認済みでした。
当然聞き流すわけにはいきませんでした。
雲行きが怪しくなってしまいました。そして、これ以降の話は平行線です。面倒になって、一旦移転手続きをキャンセルしました。キャンセルしても、とりあえずNTTの住所登録は完了しているので、改めての手続きはいつでもできるという判断でした。
とりあえずマンションの販売業者やNTTに改めて確認するしかありませんでした。
ただ、こういう問題で面倒なのは、どこに確認すれば間違いないのかが明確でない、という点です。
マンション側は「できるはず」、と言い、NTTは「うちはできるがドコモ含む他のコラボ事業者でどうかはわからない」、と言い、ドコモは「出来ない」と言う。よくあるたらいまわしになりがちです。どれが正解なのやら、といったところです。
この時点ではまだ焦るタイミングではありませんでしたが、個人的に最も避けたいパターンとしては、入居時にインターネットが利用できず、その期間が長期にわたってしまうパターンです。
それが、前回引っ越しした時の反省でもあります。
前回は、ドコモ光を完全な新規契約にしたのと、手続きのタイミングを誤ってしまったこともあり、まるまる一ヶ月ほど光回線が利用できませんでした。
時間差で利用可能に/住所登録直後は、NTTとドコモで手続きに時間差がある可能性
マンション側の担当者いわく、おそらくドコモ光のマンションタイプ利用ができないことはないはずだが、対応するのにやや時間がかかっているのではないか、ということでした。
普通に考えて、NTTフレッツ光ならマンションタイプでいける上に、住所登録完了後にエリア検索をしてみても、マンションタイプで表示されるのですから、できないことはないはずと楽観的に考えていました。問題はいつまで待てばいいのか、ということのみでした。
その後、さらにしばらく待ち、これ以上待つと工事日の設定が入居日よりも遅くなってしまう可能性がある、と判断したタイミングで、改めて移転手続きの申し込みをしてみました。その際、前回の経緯も説明しました。
すると今度は、特に問題なくマンションタイプで行ける、という話になりました。
ということはつまり、単純に前回の担当者が間違っていたということでなければ、やはり住所登録をして戸建タイプではなくドコモ光マンションタイプが利用できるようになるまで、若干の時間差がある、ということでしょうか。
結局はっきりしたことはわかりませんでしたが、それでも手続きはできるということでしたので、ここで転出日、転入日(工事日)も設定し、完全に移転申し込みを完了させました。
あとは工事日を待つばかりとなり、一件落着・・・と思っていました。しかし、話はもう少し続きます。
マンションタイプの工事には管理人から鍵を借りる必要がある?
ドコモ光の移転転入工事日を間近に控えたある日、ドコモ光センターから電話がかかってきました。
内容としては、工事の予定をしていた日の予定時間にちょうどマンションの管理人が不在であるため、工事をするのに必要な場所の鍵を借りることができない、というものでした。そのため、鍵を管理人にあらかじめ借りておいてもらうか、または管理人がいる別の日別の時間に工事を変更してほしい、というわけです。
正直、もう何の問題もなくドコモ光の工事は予定通り終わると思っていたので、この電話は予想外でしたし、軽く不快でもありました。
管理人に鍵を借りておく、という行為には確認が必要ですし私自身に稼働がかかり、正直あまり実施したくありませんでした。となると、別の日にずらす必要があり、工事が空いている日を選ばないといけないので、実際のところ一週間ほど後になってしまいます。
この時点で、ネットが自宅で利用できない期間の発生が確定しました。
戸建では起こらないトラブルだと思いますが、マンションの場合、設備状況や管理体制にもよると思うのですが、このようなケースはある程度起こりえます。
想定していないとなかなかにストレスが溜まりますので、ある程度「こういうこともある」と頭に入れておくといいかもしれません。そうした心の準備があるかないかで、不快指数はかなり変わります。
とにもかくにも、この工事日変更が最終的な変更となり、後は予定通り工事が実施されました。当日は特に問題なく、スムーズに作業は終了し、ルーターとプロバイダーもそのまま継続して特に設定も必要なく利用できました。
なお、ここまでの一連の流れを振り返ると、住所登録待ち、タイプ判定のやり直し、工事日の変更と、複数回のイレギュラーが重なったこともあり、申し込みから開通までにはそれなりの日数を要しました。
一般的な目安としては、通常のケースで最短2週間〜1か月程度、繁忙期や10ギガプランの場合はさらに時間がかかることもあるとされていますので、新築物件かつマンションタイプという条件が重なる場合は、余裕を持ったスケジュールを組んでおくことを強くおすすめします。
ドコモ光移転にかかった工事費用【2026年最新情報】
2026年時点の公式情報では、移転事務手数料は引き続き一律2,200円(税込)ですが、工事料についてはNTT東日本エリアで「ドコモ光10ギガ/ahamo光10ギガ」を利用する場合、派遣工事ありのケースで最大22,000円(税込)、派遣工事なしのケースで3,300円(税込)とされており、以前より上限が引き上げられ、住居タイプや工事内容によって幅のある金額になっています。
「ドコモ光電話」「ドコモ光テレビオプション」を移転先で利用する場合は、これとは別に工事料が発生する点も変わっていません。
実際にいくらかかるかは、移転手続きの申込み時に案内される工事料金シミュレーターで確認するのが確実です。
こういうところだけ見ると、工事費実質0円特典があっているうちは、移転ではなく解約新規の方がいいような気もしますが、その場合どうしても、インターネットを利用できない期間が長めにかかってしまうので考えものです。
2026年最新:新規工事料実質0円特典の進呈スケジュールが変更に
体験談当時、私は「新規工事料無料キャンペーン」という理解でこの制度を捉えていましたが、正確には工事料そのものが無料になるわけではなく、工事料相当額のdポイント(期間・用途限定)が分割で進呈される「新規工事料実質0円特典」という仕組みです。
2026年6月1日以降の申し込み分からは、この特典の進呈スケジュールが改定されており、利用開始月の7か月後から24か月間にわたって分割進呈される形に変更されています。
適用条件自体に変更はありませんが、進呈開始のタイミングが後ろ倒しになった形ですので、「工事費が実質かからない」と考えて申し込む場合は、実際にポイントが手元に戻ってくるまでの期間も含めて資金計画を立てておくことをおすすめします。
ドコモ光を移転してみての感想
ドコモ光移転は、他の手続きと比べるとどうしても手間がかかってしまう手続きであるのは間違いありません。それでも、ある程度の準備をしておけば、比較的スムーズに手続きできるはずではあるのですが、実際に手続きをするとどうしてもいくつかのトラブルに見舞われてしまったりすることもあります。今回の私のケースがいい例です。
特に新築マンションへの移転は、NTTの住所登録待ち、マンションタイプの判定、管理人不在による工事日の再調整など、通常の移転よりもイレギュラーが起こりやすいポイントが重なります。「マンファミ」のように、マンションであっても戸建て扱いになるケースがあることも、あらかじめ知っておくと心構えができます。
ということで、ドコモ光の移転は、後回しにすればするほど、工事まですべて完了するのが予定よりもかなり遅れてしまう可能性が高くなります。場所、状況、タイミング等によって様々な問題が発生する可能性を視野に、早め早めに手続きを検討するようにしましょう。特に新築物件への移転を予定されている方は、住所登録の有無を事前に確認し、余裕を持ったスケジュールで動くことを強くおすすめします。


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