ドコモ光を引っ越しで移転してみた!体験すると出てくる予想外の注意点

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この時期、引っ越しをされた方も非常に多いと思います。その際、なかなか面倒なのが、光回線についてです。

私も以前、ドコモ光で引っ越しに伴う「移転」手続きを実施してみたので、その流れを残しておきます。

想定するのと実際にやってみるのではやはり異なり、結果的に予定よりも新住所での利用開始が遅れてしまいました。

解約して新規契約したがいいのかな、とも考えたのですが、実際のところ、やはりスムーズにインターネットを再開したいのであればやはり移転が間違いありませんでした。

これから引っ越しをされる方には、役立つ情報になるかもしれませんので、是非参考にされてください。

関連記事:「ドコモ光は本当にお得なのか

新築へ移転する場合の注意点・NTTの住所登録が必要

新築物件へのドコモ光の移転、または新規契約を検討する場合、「できる限り早めに」手続きをしておく必要があります。

その理由としては、新築の場合NTTの住所登録がなされていないため、そもそもの光契約手続きを開始する前段階として、NTTの住所登録をしてもらう必要があります

NTTの住所登録は、光の新規契約を申込しないと実施してもらえないので、出来る限り早めにインターネットを新居で利用したい場合には、まずは早めの光回線申し込みが必須、というわけです。→「ドコモ光・新築に引っ越しでNTT住所登録なし/手続きと工事の流れ

 

とはいえ、あまりにも早すぎると移転手続き自体できないので、実際に引っ越しをする月の一ヶ月前に今回、ドコモ光移転手続きを実施しました。

ドコモショップに足を運ぶことはせず、すべてドコモインフォメーションセンターに電話をしてドコモ光担当に繋いでもらう形での手続きにしました。

電話での手続きは非常に簡単なのですが、移転手続きには時間が30分以上、場合によっては一時間近くかかりますので、時間にあるあ程度余裕がある時に電話をするようにしましょう。

とはいえ、ショップに出向くとそれと同等か、当たった担当者によってはそれ以上かかりますので、結局直接電話で手続きするのが最適解です。

 

とりあえず移転住所が新築の場合、どうしてもNTTの住所登録待ちとなってしまうため、とりあえず申し込み手続きはある程度で終了し、あとは住所登録完了後にまた電話があるという流れとなりました。

 

住所登録完了とマンションタイプ不可

一週間後か二週間後か忘れましたが、大体そのくらいの期間で、住所登録が完了した旨の連絡がドコモより入りました。この段階でようやくエリア確認もできるようになり、手続きも先に進めることができるようになりました。

実際に旧住所で通信を止めるタイミング(転出)と、新しい住所で使い始めるタイミング(転入)を決めたところで、手続きは正式に完了です。後は工事日を待つばかり・・・のはずでした。

そのまま、最終確認をして電話を切ろうとしたところで事件は起こりました。

 

「では、ドコモ光の戸建タイプで~」と電話先の担当者が発したところで、違和感を覚えました。

戸建? 

次の私の移転先は、新築マンションです。戸数も多めで、NTTの光を利用することが可能と、事前にマンション側にも確認済みでした。

当然聞き流すわけにはいきませんでした。

 

 今、戸建と言いました? マンションタイプですよね?

ドコモ光担当
あ、最初にお伝えするべきでしたね、そちらのご住所ではマンションタイプではなく、戸建タイプでの提供となります

え、そんなわけないと思うんですが・・・。マンション側にもNTTの光は利用可能と確認を取っています。そもそも階数も一階とか二階じゃないのに、そんな上の階まで光ファイバーを外から引っ張るということですか? 

ドコモ光担当
ご自宅に光が引けるかどうかは、工事担当者が現地を確認してからの判断になります。NTTではマンションタイプが可能でも、ドコモ光では戸建のみということもあるので・・・

 

雲行きが怪しくなってしまいました。そして、これ以降の話は平行線です。面倒になって、一旦移転手続きをキャンセルしました。キャンセルしても、とりあえずNTTの住所登録は完了しているので、改めての手続きはいつでもできるという判断でした。

とりあえずマンションの販売業者やNTTに改めて確認するしかありませんでした。

ただ、こういう問題で面倒なのは、どこに確認すれば間違いないのかが明確でない、という点です。

マンション側は「できるはず」、と言い、NTTは「うちはできるがドコモ含む他のコラボ事業者でどうかはわからない」、と言い、ドコモは「出来ない」と言う。よくあるたらいまわしになりがちです。どれが正解なのやら、といったところです。

 

この時点ではまだ焦るタイミングではありませんでしたが、個人的に最も避けたいパターンとしては、入居時にインターネットが利用できず、その期間が長期にわたってしまうパターンです。

それが、前回引っ越しした時の反省でもあります。

前回は、ドコモ光を完全な新規契約にしたのと、手続きのタイミングを誤ってしまったこともあり、まるまる一ヶ月ほど光回線が利用できませんでした。

 

時間差で利用可能に/住所登録直後は、NTTとドコモで手続きに時間差がある可能性

マンション側の担当者いわく、おそらくドコモ光のマンションタイプ利用ができないことはないはずだが、対応するのにやや時間がかかっているのではないか、ということでした。

普通に考えて、NTTフレッツ光ならマンションタイプでいける上に、住所登録完了後にエリア検索をしてみても、マンションタイプで表示されるのですから、できないことはないはずと楽観的に考えていました。問題はいつまで待てばいいのか、ということのみでした。

その後、さらにしばらく待ち、これ以上待つと工事日の設定が入居日よりも遅くなってしまう可能性がある、と判断したタイミングで、改めて移転手続きの申し込みをしてみました。その際、前回の経緯も説明しました。

 

すると今度は、特に問題なくマンションタイプで行ける、という話になりました。

ということはつまり、単純に前回の担当者が間違っていたということでなければ、やはり住所登録をして戸建タイプではなくドコモ光マンションタイプが利用できるようになるまで、若干の時間差がある、ということでしょうか。

結局はっきりしたことはわかりませんでしたが、それでも手続きはできるということでしたので、ここで転出日、転入日(工事日)も設定し、完全に移転申し込みを完了させました。

あとは工事日を待つばかりとなり、一件落着・・・と思っていました。しかし、話はもう少し続きます。

 

マンションタイプの工事には管理人から鍵を借りる必要がある?

ドコモ光の移転転入工事日を間近に控えたある日、ドコモ光センターから電話がかかってきました。

内容としては、工事の予定をしていた日の予定時間にちょうどマンションの管理人が不在であるため、工事をするのに必要な場所の鍵を借りることができない、というものでした。

そのため、鍵を管理人にあらかじめ借りておいてもらうか、または管理人がいる別の日別の時間に工事を変更してほしい、というわけです。

正直、もう何の問題もなくドコモ光の工事は予定通り終わると思っていたので、この電話は予想外でしたし、軽く不快でもありました。

管理人に鍵を借りておく、という行為には確認が必要ですし私自身に稼働がかかり、正直あまり実施したくありませんでした。となると、別の日にずらす必要があり、工事が空いている日を選ばないといけないので、実際のところ一週間ほど後になってしまいます。この時点で、ネットが自宅で利用できない期間の発生が確定しました。

 

戸建では起こらないトラブルだと思いますが、マンションの場合、設備状況や管理体制にもよると思うのですが、このようなケースはある程度起こりえます。想定していないとなかなかにストレスが溜まりますので、ある程度「こういうこともある」と頭に入れておくといいかもしれません。そうした心の準備があるかないかで、不快指数はかなり変わります。

 

とにもかくにも、この工事日変更が最終的な変更となり、後は予定通り工事が実施されました。当日は特に問題なく、スムーズに作業は終了し、ルーターとプロバイダーもそのまま継続して特に設定も必要なく利用できました。

 

ドコモ光移転にかかった工事費用

ドコモ光の移転には、まず手数料として2,200円(税込)がかかります。加えて工事費が別途かかります。

一般的に、東日本エリア内、西日本エリア内でドコモ光を移転した場合、派遣工事あり、配線工事ありの場合で、戸建タイプ:9,900円(税込)、マンションタイプ:8,250円(税込)がかかります。

今回はずばり、このケースに当てはまりましたので、マンションタイプの8,250円でした。

後日ドコモ光の請求に合算されてきます。

こういうところだけ見ると、新規工事料無料キャンペーンがあっているうちは、移転ではなく解約新規の方がいいような気もしますが、その場合どうしても、インターネットを利用できない期間が長めにかかってしまうので考えものです。

 

ドコモ光を移転してみての感想

ドコモ光移転は、他の手続きと比べるとどうしても手間がかかってしまう手続きであるのは間違いありません。

それでも、ある程度の準備をしておけば、比較的スムーズに手続きできるはずではあるのですが、実際に手続きをするとどうしてもいくつかのトラブルに見舞われてしまったりすることもあります。今回の私のケースがいい例です。

ということで、ドコモ光の移転は、後回しにすればするほど、工事まですべて完了するのが予定よりもかなり遅れてしまう可能性が高くなります。

場所、状況、タイミング等によって様々な問題が発生する可能性を視野に、早め早めに手続きを検討するようにしましょう。