iPhoneで使える「AirPods」を利用してみたら非常に使い勝手が良かった話

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音を外部に漏らさず、自分だけで聞きたい、という状況は、通話や音楽にとどまらず、アプリや動画視聴など、様々なパターンがあると思います。

そんな時に活躍するのが「イヤホン」や「ヘッドホン」ですが、昨今はそのイヤホン端子を搭載しないスマホが増えてきています。

イヤホン端子が搭載されていなくても、大体同梱されているアダプタを充電端子に取り付ければイヤホンが使えるようにはなるのですが、いつ使うかわからないイヤホンのためにアダプタを常時用意しておく必要があったり、充電しながらのイヤホン利用ができなくなってしまったりと不便なことが多いです。

となると、イヤホンはイヤホンでも「ワイヤレスイヤホン」の存在に、自然と意識は向いてきます。

そしてワイヤレスイヤホンと言えば、iPhoneを利用していたらどうしても気になるのが、「AirPods」です。

 

今まで、何となくタイミングを逸してきましたが、今回第2世代のAirPodsが発売されたため、これを機会に購入して利用してみることにしました。

ドコモオンラインショップでも販売はされていますが、ずっと在庫なしの状態になっているため、Appleオンラインストアより購入しました。

ということで、実際に使ってみた第2世代AirPodsについて、感想をお伝えしていこうと思います。AirPodsを購入しようか悩まれている方、iPhone利用中の方は是非参考にされてみてください。

AirPodsを開封・接続してみた

 

Appleから送られてきたAirPodsの箱は、10㎝四方くらいの小型の箱で、iPhoneの箱と全く同じ質感のものでした。

まぁ価格もそれなりにしますから、適当な箱にはいれられない、ということかもしれません。

ちなみにAppleで購入してもドコモで購入しても、価格は全く同じです。Appleオンラインストアでは税別表記、ドコモオンラインショップでは税込表記になっています。

 

税込 税別
AirPods with Charging Case 19,224円 17,800円
AirPods with Wireless Charging Case 24,624円 22,800円

 

ワイヤレスに対応しない、Lightningケーブルで充電するタイプのCharging Caseと、ワイヤレス充電に対応したWireless Charging Caseの2種類から選択することができます。

既に第1世代のAirPodsを持っている人のために、Wireless Charging Caseのみの販売もされています(9,504円・税込)。

 

 

箱を開けると、形は四角ですが卵のようなつるつるの物体が登場しました。これが、Wireless Charging Caseです。AirPodsはこの中に格納されています。

知らない方に見せたら、これだけだと一体何なのかわからないと思います。

 

 

Wireless Charging Caseの場合、背面をワイヤレス充電「Qi(チー)」対応の充電器に近づけることで充電することができます。もちろんLightningケーブルでの充電も可能です。

 

 

大きさは、女性の手のひらにすっぽりと収まるくらいの大きさで、とてもコンパクトです。

 

 

ケースを開けると、中からすっぽり収まったAirPodsが現れます。

 

 

実際に耳につけてみた感じ、もちろん個人差はあるでしょうが、しっかりフィットしてつけることができ、多少歩いたり走ったりしても問題ない程度には安定します。

 

近くにBluetoothがONの状態のiPhoneがあると、AirPodsのケースの蓋を開けただけでiPhone側が反応し、AirPodsの接続を促す画面が表示されます。

 

 

接続をすると、AirPodsとケースの電池残量が表示され、あっさりと接続が成功します。

 

 

この時点で、iPhoneの「音」をAirPodsで聴くことができるようになっています。

ちなみに、初回の接続を全くしていない、デバイス登録なしの状態で、周囲に複数のiPhoneを揃えてケースを開けた状態のAirPodsを近づけると、すべてのiPhoneおよびiPadで、接続待機状態が表示されます。間違っても衆人環境かつ超近距離にiPhoneを持った他人がいる状態で初期の接続を実施しないようにしましょう。

ただし、一度デバイス登録を一つのiPhoneで行っておけば、以後他人のiPhoneに反応することはなくなります。

 

「Siri」に対応したAirPods

第2世代AirPodsの非常に大きな特徴として挙げられるのは、やはり「Siri」に対応した点です。

AirPodsを装着した状態で、「Hey Siri、音楽かけて」と、言えば、iPhoneが仮にバッグの中に入っている状態だったとしても、しっかり反応して音楽をかけてくれるため、わざわざiPhoneの操作をする必要がありません。

自宅で利用している場合など、iPhoneを手元に持っていなかったとしても、ある程度の範囲内なら歩き回った状態で次の曲へ切り替えたり、ボリュームを上げたり下げたりすることができるので、これはなかなか便利です。

まぁ、iPhoneを常に近くに置いておけば問題ない、という話ではありますし、Apple Watchを利用している場合はApple Watchでも同じことができるので、「この機能のおかげで劇的に便利になった!」という性質のものではありませんが、ふとした瞬間の便利さ、という意味で捉えておくといいと思います。

また、音楽再生中にAirPodsをダブルタップすると曲送りになります。これは結構便利なので覚えておきましょう。

 

dヒッツ/Youtube/アプリ(ゲーム)を試してみた

AirPodsをiPhoneに繋いで、ドコモの音楽サービスであるdヒッツを聴くことも可能です。

iPhone上でプログラムや曲、プレイリストを選ぶことで、普段聴いているdヒッツがそのままAirPodsで楽しめます。

注意点としては、Siriによってdヒッツを起動することはできても、再生をすることはできないので、その点、やはりiPhoneではAppleミュージックを利用する方がSiriでの使い勝手については上です。

まぁ、個人的にはこの辺りはそれほど気にしなくてもいいかな、とは思います。例えば外出している時など、周りに不特定多数の人の目がある場所でSiriを利用するのは抵抗がある方も少なくないと思いますので、基本的には自宅で利用している時の利便性の差、ということになるのではないでしょうか。そもそもSiriを全く使わないという方もいると思いますしね。

ちなみに、曲送りは、AirPodsをダブルタップすることで実施できます

 

その他、Youtubeやゲームのアプリの音も、AirPodsで全く問題なく聴くことができます。

基本的にiPhoneの音はほぼAirPodsで聴ける、と思っていいのではないかと思います。

 

AirPodsで通話も可能

ワイヤレスイヤホンには、「聴く」だけでなく「話す」ことにも対応しているものも少なくありませんが、実はAirPodsがどうなのか、購入して使ってみるまで実は知りませんでした。

実際試してみたところ、AirPodsは小さいボディにしっかりマイクも搭載しており、まったく問題なく通話をすることができました。

通話の感度も非常に良好で、iPhone本体で電話をしているのと全く変わりません。ハンズフリーで会話ができる分、むしろかなり便利です。

 

通話の使い方としては、こちらから発信する場合にはiPhoneを操作しての発信が必要ですが、逆に向こうからかかってきた電話を着信した場合には、AirPodsをダブルタップすることで電話を取ることができ、逆に電話が終わって切りたい場合には同じようにダブルタップで終話することができます

これもAirPodsの非常に便利な点の一つだと思いました。

 

充電はケースに入れて/Lightningケーブルかワイヤレス充電にて

AirPodsの充電は、専用ケースにいれておけばそれだけで充電してくれるのですが、ケース自体の充電は、iPhone用のLightningケーブルまたはワイヤレス充電にて実施します。ワイヤレス充電が可能なのは、「Wireless Charging Case」だけなので注意しましょう。

 

 

私はとりあえずワイヤレスにも対応できるよう、Wireless Charging Caseの方を購入しましたが、普段iPhoneを充電する時は普通にLightningケーブルを利用していたりするので、ワイヤレスチャージはないならないでもいいかな、と感じました。そもそも、ワイヤレスチャージャーを持っていない場合、そちらも合わせて購入しないといけないですしね。

どちらがいいかは選択肢が与えてあるのですから、個々人で考えてそれぞれ選べばいいと思います。

 

耳にかけるだけでいい、AirPodsのシンプルな使い勝手は最高

私は以前、Apple Watchを利用して音楽を聴きながらジョギングをすべく、スマホとワイヤレスで接続するBluetoothイヤホンを購入したことがありました。以下のタイプです。

 

 

ワイヤレス、ではあるのですが、イヤホンとマイクはケーブルでつながっているので、完全なワイヤレス、という感じではないのが煩わしく感じ、結局あまり使わないままになってしまいました。

しかしAirPodsは、本当に耳にかけるだけ、ケーブルは一切ありません。本当のワイヤレスイヤホンです。しかもなくさないように持ち運びができ、充電までできるケースもあり、ワイヤレスイヤホンとしてはまさにこれが最高の形と言ってもいいのではないでしょうか。

iPhone利用中で、イヤホンも普段からよく使う、という方にはAirPodsは必携のアイテム、ということができそうです。価格は高いですが、「買って失敗だった」、と感じることはほとんどないのではないかと思います。

AirPods、是非利用されてみてください。

 

私は現在メインがAndroidスマホなので、Androidでも使える、AirPodsと似たような使い勝手で使えるイヤホンが何としても欲しくなりました。ちょっと探してみようと思います。