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ドコモ光の引っ越しは、移転と解約新規のどちらがいいのか

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ドコモ光を利用していても、各種様々な事情によって引っ越しをする必要性が出てきてしまうということはあると思います。

実家から独立して一人暮らしを開始した場合もそうですし、仕事上で転勤になったり、そもそも仕事自体を変えたことで居住地が変更になるということもあるでしょう。

結婚を機に新居を構えるケースは多いと思いますし、子供が生まれたことをきっかけとしていよいよ念願のマイホームを持つというパターンだって考えられます。

とにかく人生の節目節目での転居は、必ずついて回る問題といえます。

 

 

そんな時に、今まで利用していたドコモ光はどうすればいいのか、という問題について考えてみました。

ドコモ光の移転手続きをした方がいいのか、一度解約して新規契約しなおす方がいいのでしょうか。

関連記事:「ドコモ光は本当にお得なのか

ドコモ光の移転手続き概要

ドコモ光を利用している状態で引っ越しをする場合、まず第一の選択肢として考えられるのが「移転」手続きです。

「移転」は、現在利用しているドコモ光の契約をそのまま維持する形で他の住所で再度ドコモ光を利用することができる手続きです。設置場所住所の変更ですね。

 

まず一つ、移転について認識しておく必要があることとして、移転には同一エリア間の移転と、東西エリアを跨っての移転があり、それぞれで工事料などの内容が異なります。さらに付け加えると、ドコモ光にドコモ光電話を合わせて利用しているか、またはNTT東西のひかり電話のままにしているかなどによっても変わります。

このあたりの詳細は、利用状況によってなかなか複雑なので、ドコモのインフォメーションセンターかドコモショップでしっかり確認しておいた方がいいでしょう。

 

移転手続きにかかる費用

ドコモ光の移転には手数料が2000円かかります。契約翌月に利用料金と合算されて請求されます。

加えて、移転先に改めてドコモ光の設備を設置するための工事費用が必要となります。マンションタイプの場合などで一部工事費用がかからないケースもありますが、基本はかかると思っておいた方がいいでしょう。

 

工事費用の例として、東日本エリア内、西日本エリア内でドコモ光を移転する場合(派遣工事あり・配線工事ありの場合)、

 

・移転先が戸建タイプの場合:9,000円

・移転先がマンションタイプの場合:7,500円

 

と、なっています。ドコモ光の新規契約の場合と比較すると、安いです。ただし、以下の場合には上記工事料とは異なりますので要確認です。

 

・東日本エリアと西日本エリアを跨る移転をする場合

・同一住所内で移転する場合

・配線工事なしの場合

・派遣工事なしの場合

※「ドコモ光電話」「ドコモ光テレビオプション」を利用中で、移転後も継続利用する場合は、工事料が別途発生

 

以上の工事費に加えて、もし工事日が土日になる場合、平日よりも工事料金が3000円ほど割高になりますので注意しましょう。

 

移転手続きには工事費用はどうしてもかかってしまうものの、全体としてドコモ光の契約を維持したままにするため、プロバイダーが変わることもなければ全体としてのプランが変わったり口座が変わったり再申し込みが必要になったりすることもありません。この点、移転の便利な点といえます。

 

ドコモ光の移転中非課金設定

ドコモ光の移転手続きでは、現在利用している住所と新住所との切り替えになるため、どのタイミングで転出し、どのタイミングで新住所に転入するかを自分で決めることができます。

これは何のために設定するのかというと、転出から転入完了までの移転を実施している間については、インターネットが事実上利用することができないため、「移転中の非課金設定」を適用することができるのです。

つまり、移転期間中にはドコモ光の月額料金がかからない、ということですね。月途中の場合には日割り計算となります。

 

例えば7月30日に転出し、8月3日に転入とするのであればその間のドコモ光の料金は非課金となり、7月と8月のドコモ光料金は、利用していない日数分だけ日割りで引かれる形となります。

実際のところ、転出はともかく転入日は工事日との兼ね合いもあるため、転入日はある程度融通を聞かせることができます。基本的には工事日が転入日になるはずです。

 

新築でNTTに住所登録がない場合

ドコモ光の移転において最も注意しなくてはいけないケースとしては、新住所が新築で、NTTに住所登録をされていないケースです。

このパターンが、新しくドコモ光を新住所で利用開始するまでの期間が最も長くなってしまいます。

そのケースについては、「ドコモ光 新築でNTT住所登録なしの場合の流れ」にて解説しています。

 

基本的に新住所のエリア確認ができていて、工事日程まで簡単に決まるようなら、あとは簡単に手続きは進みます。

 

移転手続きの申し込みチャネル

移転手続きの申し込みチャネルとしては、ドコモショップドコモ インフォメーションセンターがありますが、いずれにしてもそれなりに時間がかかる可能性が高いので、ある程度時間に余裕をもって手続するようにしましょう。

どちらかというと、ドコモショップ店頭の方が、ドコモ光の移転受付については話が二転三転してしまう確率が高い印象です。インフォメーションセンターの方がその点、わざわざショップで順番待ちしたりする必要性もないのでお勧めです。

ただし、時間帯によっては電話がつながりにくいこともありますので、粘り強くかけてみましょう。

 

ドコモ光を解約して新規契約しなおす

ドコモ光を引っ越しに伴い設定しなおす場合、移転以外にもう一つ、一旦解約して改めて新規契約でドコモ光を引き直す、という方法があります。

通常の解約と通常の新規契約という手続きになるので、移転よりもなんとなく、わかりやすいような気がしないでもありません。

ただ、引っ越しが伴うとはいえ、ドコモ光を解約する場合にはどうしても解除料金が絡んできます。通常のケータイ・スマホの契約同様、ドコモ光には二年の契約期間が存在しています。

そのため、契約更新月以外で解約をすると、解除料金が発生します。

 

戸建ての場合が13000円マンションの場合が8000円です。

ドコモ光の解約料金がかからないケースとしては、ドコモ都合の場合、つまり移転先がドコモ光(フレッツ光)の提供エリア外で利用不可だった場合です。

この場合、改めて契約したくてもできませんので解約金はかかりませんが、当然新規でドコモ光やフレッツ光を契約しなおすことはできません。

もう一つ、例外的なパターンとして、前述したNTTに住所登録がされていない場合があります。この場合も、手続き上どうしても改めてドコモ光を設置する場合にかなりの時間を要する可能性があるため、一旦解約を実施した上で新規申し込みを提案されることがあります。この場合には解約金は免除されます。

 

ドコモ光の解約について、タイミングよく更新月が近いという場合でなければ、解約金の問題を考えると移転の方が無難に思えますが、ドコモ光の新規契約の場合には、dポイント20000ポイントプレゼントキャンペーンが適用されます。以下、比較してみます。

 

【ドコモ光・解約+新規にかかる費用】

契約解除料+工事料+新規手数料-ドコモ光dポイントプレゼント

 

【ドコモ光・移転にかかる費用】

移転手数料+工事料

 

解約+新規の場合は、契約解除料をdポイント20000ポイントプレゼントで相殺できるものの、どちらがお得かはかなり微妙です。

手間を考えると移転の方が有利かもしれません。

 

移転の場合の工事料金については、東日本エリア内、または西日本エリア内での移転の場合は、工事料金が通常の新規工事料よりも安いです。およそ半額程度になります。

 

逆に、この機会にプロバイダーを変更したい、という希望があるのであれば、一度解約してからの新規契約を選ぶのもいいと思います。ちなみに、ドコモ光のタイプAかタイプBを利用している場合には、プロバイダーはセットなので、プロバイダーごとに解約金がかかることはありません

ただしレアケースですが、例えば単独タイプ+別プロバイダーという組み合わせで利用しているような場合には、プロバイダーの解約金についても気を付ける必要があります。

 

もしプロバイダーを変更する場合、GMOとくとくBBのように定期的にキャッシュバックキャンペーンが実施されているプロバイダーを選んだ場合にはその分、よりお得になる可能性がありますし、高性能v6プラス対応Wi-Fiルーターも無料レンタルすることが可能なので非常にお得です。

関連記事:「GMOとくとくBBの高速Wi-Fiルーターを使ってみたら驚くべき結果が出た

 

結局ドコモ光を引っ越しするなら移転と解約新規とどちらがいいのか

 

ここまで見てきた結論として、結局ドコモ光を転居に伴い引っ越しさせる場合、移転手続きと一旦解約しての新規契約とどちらがいいのかというと、甚だ締まらない結論なのですが、状況によると言えそうです。

工事費用や解約金、ドコモ光電話の有無、移転元地域と移転先地域、プロバイダー、その時実施されているキャンペーンなどの各種条件によって、様々状況が変わります。一言でどちらがいい、とはいえそうにありませんが、とりあえず工事料無料キャンペーンが終了してしまった現在、移転が有利、と言えそうです。

 

個人的にも新住所が移転できる地域なら、おそらく私は移転を選びます。理由は簡単で、わざわざ解約しなくても移転という方法があるならそちらの方がいい、という気分的な問題です。

あともう一点、決め手になりそうなのは同一エリア内での引っ越しの場合に、移転なら工事料が安いという点も見逃せないポイントですね。

 

もちろん念のために手続き前にインフォメーションセンターにすべて状況を伝えた上で、移転と解約しての新規のどちらの方がよりメリットがあるか、もう一度計算してもらってもいいでしょう。その上で最終判断をするのが、一番間違いないと思われます。

 

メリット デメリット
移転 ・解約金がかからない
・プロバイダー含め、契約内容を引き継げる
・解約更新月もそのまま
・キャンペーンなどの特典はない
・東西エリアをまたぐ移転では工事料金が上がる
解約+新規 ・dポイント20000ポイントキャンペーンが受けられる
・プロバイダーから丸ごと変更できる(変更になる)
・プロバイダーによってはさらに
キャッシュバック還元等がある
・更新月でなければ解除料金がかかる
・工事料がかかる
・プロバイダーが継続できない
・改めて新規契約になるので、2年更新が最初から

 

ドコモ光のdポイントプレゼント特典も、いつ終了するかわかりませんので、もし新規契約を検討なら早めに手続きを実施しましょう。





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