ドコモ光の新規契約をする際にかかる工事料金は、どうしても気になるところだと思います。
時期によっては工事料無料キャンペーンが実施されていることもあるドコモ光ですが、キャンペーンが実施されていない時期もあるため注意が必要です。
2018年9月30日までは、ドコモ光新規工事料無料キャンペーンが実施されており、加えてdポイントポイントプレゼント特典(新規:1万P/転用:5000P)が実施されていますので、工事料金を気にせず申し込みができる、非常にお得な期間となっています。
今回は、通常時に工事料金がかかる場合、分割支払いにするにはどうすればいいのか、どういう形での分割になるのかなど、ドコモ光の分割支払いについて、検証していこうと思います。
関連記事:「ドコモ光は本当にお得なのか」
ドコモ光分割支払いの詳細
ドコモ光の工事料分割支払いは、12回・24回・36回・48回・60回から選択することができます。
戸建の場合、マンションの場合のおおよその工事料分割支払い額を確認してみます。
【戸建の場合】
一括支払い額 | 1回あたりの分割支払い額(税込) | ||||
12回 | 24回 | 36回 | 48回 | 60回 | |
19440円 | 1620円 | 810円 | 540円 | 405円 | 324円 |
【マンションの場合】
一括支払い額 | 1回あたりの分割支払い額(税込) | ||||
12回 | 24回 | 36回 | 48回 | 60回 | |
16200円 | 1350円 | 675円 | 450円 | 337円 | 270円 |
どちらも派遣工事ありの場合の料金なので、特にマンションの場合は派遣工事不要なケースもありますので、必ずしもこの通りになるわけではありません。自宅の状況によっては別途工事料が発生したりすることもあります。
例えば、屋内配線を新たに設置しない場合には、工事料は8208円(税込)となりますし、無派遣工事で開通できる場合には、工事料は2160円(税込)となります。これを一括で支払うこともできますし、分割にもできます。
分割払いにした場合に割り切れない端数分の料金については、初回請求に合算されて請求されます。
また、土日休日の工事の場合にはさらに+3000円の工事料金がかかりますので、工事日の選択も重要になってきます。年末年始の工事についても、また別途料金がかかりますので、他になかなか休みがとれないというケースを除き、できれば工事日としての指定は避けた方がいいでしょう。
工事日の指定については、申し込みをした日の翌月末までが指定可能となっています。
支払い回数は何回にするべきか
ドコモ光の分割払いの回数は、自由に選択することができるので何回を選んでも特に問題ありません。回数を長くしたからといって金利がかかるとか料金が高くなるといったことは一切ありません。
ただ、回数を長くすればするほど当然のことながら月あたりの支払いは少なくなるので、その分負担は少なく感じられます。
もちろん全体の支払い料金はまったく変わらないのですが、ドコモ光パックによってドコモの料金から割引される金額と相殺すると考えれば、あまり工事料金の支払いは気にならなくなるかもしれません。
実際に分割支払いを利用したい場合には、ドコモ光センターと工事日の調整をする段階で一括払いにするのか分割払いにするのか、分割であれば何回ににするかの確認がありますので、そこまでにどうするか決めておきましょう。
分割支払いを後から全額まとめて支払えるのか
仮に、いったんドコモ光の工事料金を分割払いで選択したとします。
ただしばらくたってまとめて支払ってしまいたいと気が変わることもあるかもしれません。そんなときに、あとからまとめて工事料金の残額一括支払いは可能なのでしょうか。
その答えとしては、ドコモショップに出向くか、もしくはドコモ インフォメーションセンターに電話をすることで、ドコモ光の分割払いをまとめて一括支払いにしてしまうことは可能ということです。
そのため、少しでも工事料金が負担に思えるのであれば、とりあえず分割にしておき、後からある程度余裕ができた段階で一括支払いにしてしまうという方法も取れます。
注意点として、実際に工事にやってくるのはNTT東日本/NTT西日本の工事会社なので、その人たちに工事料金を一括にしたい、分割にしたいというような話をしてもまったく通じませんので、あくまでそうした手続き上の内容についてはドコモ インフォメーションセンターに連絡するようにしましょう。
ドコモ光の事務手数料はまた別
ドコモ光関連でかかる初期費用としては、工事料金のほかには契約事務手数料3000円(税別)があります。
この料金は工事料とは異なり、あくまで手数料なので、月額料金の初回請求時に合算される形となります。工事料金と一緒に分割にすることはできません。
また、ドコモ光新規契約の場合だけでなく、フレッツ光からの転用の際にも手数料はかかりますので注意が必要です。
ドコモ光の工事料分割払い中に解約してしまった場合
ドコモ光の工事料金を分割にした場合、気になるのは途中で解約してしまった場合ではないでしょうか。
もし何らかの事情で分割払いが終了する前にドコモ光をやむを得ず解約する形になったなら、その時は解約日の翌月に残債を一括で請求される形となります。
タイミングによっては解約金もかかると思いますので、解約金+工事料金残債という形となり、やや高めの請求が最後に発生する可能性大です。
解約金と同じタイミングで工事料金の残債がかかるのが都合が悪い場合には、あらかじめ先に工事料金の残債を一括清算しておくといいでしょう。
ドコモ光・dポイントプレゼント特典が実施中
工事料金はかかってしまっても、ドコモでは現在、dポイントプレゼント特典が展開されています。工事料金分はdポイントで補填してもらえますので、実際のところそこまで負担が重くなることはありません。
ただいずれにしても、キャンペーンは時期が来れば終了してしまいますので、今後のために工事料金についてもしっかり抑えておきましょう。
今なら高速Wi-Fiルーター無料レンタルができる人気のプロバイダー・GMOとくとくBBにおいて、また別のキャッシュバックキャンペーンも実施されていますので、うまくこの辺りも活用しておきたいところです。
詳細は以下記事にてまとめています。
関連記事:「ドコモ光のキャンペーンまとめ/2018年最新版」
ドコモ光工事料・請求タイミングとは
工事料金がいくらかかるかということも非常に大事ですが、もう一つ、請求されるとしたらどのタイミングでその料金が実際に請求されるのか、という点も非常に大切だと思います。特に一括払いであれば請求額も多少大きくなりますので、どのタイミングでその支払いがかかるかは重要ですよね。
まず、分割払いの場合ですが、これは毎月ドコモの支払いに合算される形となるのですが、初回の支払いはドコモ光の工事が完了して利用開始をした月の翌月、つまり、9月に工事が完了してドコモ光を利用しはじめたら、10月の請求が初回請求となります。
一括払いの場合も、基本的にはまったく同じ考え方で、9月に工事が完了してドコモ光を使いはじめたのであれば、10月請求分に一括工事料金全額が乗ってくる形となります。
では、10月請求分とは何か、というと、これはドコモの支払いを口座振替にしている場合には、9月利用分が10月請求分として、10月末日に引き落としがかかる形となります。
もしこれが、dカード/dカード GOLDを利用しており定期請求を設定している場合には、9月利用分は10月15日確定分となり、10月請求分の支払いとしては11月10日という形になります。
dカード払いでドコモの支払いを設定している場合の方が若干ですが支払いに猶予ができます。
一点だけ注意点を上げるとすれば、月末に工事を実施した場合に、請求がひと月ずれてしまうケースがある、ということでしたので、その点だけ注意しましょう。
わかりやすくするためには、月末に工事を設定しないのが一番です。