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ドコモの「着信通知サービス」は、ソフトバンクよりauより優秀だった話

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ドコモ、auではごくごく当たり前に標準でついてくる、電源が入っていなかったりした時に着信した場合の「着信通知機能」をご存知でしょうか。

ほとんど当たり前のものとして意識をしていない人が多いと思いますが、実はこの機能、ソフトバンクの「スマ放題/スマ放題ライト」には標準では付いていないなど、キャリアによる差が大きい機能でもあるのです。

auではドコモと同じように標準でのお知らせはしてくれますが、ドコモとはやはり差があります。

現在ドコモを利用しているユーザーは全く気にする必要のない話なのですが、もし今後ソフトバンクやauに変更しよう、と考えている人がいるとしたら、絶対に注意しておかなければならない内容なので、チェックしておいていただくと何かの役に立つかもしれません。

逆にソフトバンク、auユーザーの方の場合、この事実を知ることで、「ドコモに替えよう」と考える人ももしかしたらいるかもしれません。

電源が切れていた時、電波が届かなかった時に着信があったらどうなるのか

ケータイやスマホを利用していて、気が付かないうちに電源が切れてしまっていたり、充電がなくなっていたり、または電波が届かない場所に入ってしまっていたりすることは、意外に少なくないと思います。

昔と比べればずいぶんインフラも整ってきていますので、電波が届かないような場所はかなり減ってきているとはいえ、大事な連絡がある時に限って電波が届かない、ということも十分あり得ます。

また、飛行機のように強制的に電源を切らなければいけない(または機内モード)ような場所もありますし、大事な会議中は電源を切る、という人もいると思います。

 

そんな時にもし、電話の着信があった場合どうなるか、ドコモユーザーなら多くの人が経験があると思います。そうです、再度電源を入れた時に、SMSにて着信があった旨を教えてくれます。この機能のことをドコモでは、「着信通知サービス」と呼んでいます。

この機能があるからこそ、電源が切れていたり電波が届かなくなっていたとしても、大事な着信があったことに気づかない、ということは普通はないわけです。

しかし、ソフトバンクのスマートフォン/iPhoneでスマ放題/スマ放題ライトを利用している場合、何とデフォルトではこの機能がついていません

 

ソフトバンクの着信お知らせ機能には留守番電話が必要

ソフトバンクにおける着信通知機能は、「着信お知らせ機能」と呼ばれていますが、この機能はソフトバンクでは、留守番電話(無料)、または留守番電話プラス(有料)に付属しているサービスとなっているのです。

そのため、無料の留守番電話がつかないスマ放題およびスマ放題ライトでは、留守番電話がないことで、同時に着信お知らせ機能も付いていないのです。

この問題を解決するためには、スマ放題/スマ放題ライトでは、有料の留守番電話サービスである留守番電話プラスに加入する必要があります。

一般的には、留守番電話プラス単独でというよりも、「基本パック」として勧められることが多いと思います。

基本パックにはスマートフォン基本パックiPhone基本パックなど機種ごとに数種類が存在しており、月額500円で利用可能です。

 

つまり、ソフトバンクでスマ放題/スマ放題ライトを利用しており、「電話お知らせ機能」を使えるようにしておきたい場合には、有料サービスである留守番電話プラス(300円/月)か、基本パック(500円/月)に加入しなければならないのです。

元々留守番電話プラス、または基本パックを利用している、利用しようと考えているということであれば何の問題もありませんが、両サービスを一切必要としていない場合が一番問題です。

ドコモ、auでは無料で利用出来るサービスを有料で使わなければならないというのは、何か非常にもったいない気がしますね。

 

ドコモの着信通知サービスの基礎を抑えておく

ドコモの着信通知サービスは、申し込みは必要なく、もちろん月額料金も無料です。ソフトバンクでスマ放題を利用している場合とは異なり、留守番電話サービスが必要ということもありません。

たった一本の電話でも、その一本が非常に重要な電話かもしれませんので、そうした電話の着信に気が付かない、ということがないような、安心の仕組みになっています。

 

例えば電源OFFの場合や圏外になってしまっている場合でも、電源がONになった時、電波が通じた時にSMSで発信者の電話番号、着信日時をお知らせしてくれます

また、仮にSMSの拒否設定をしている場合であっても、このお知らせSMSはちゃんと送られてきますので、うっかり拒否していて届かない、ということもありません。

発信中、着信中、通話中の場合も、キャッチホンを利用していないと着信したことに気づけませんが、その場合にもSMSが送られてきます。

逆に、キャッチホン利用時で、着信履歴が残る場合にはSMS通知は行われませんが、いずれにしても、着信履歴かSMSか、どちらかで必ず着信したことがわかるようになっているというわけです。

ちなみに、もしSMS利用のメインアプリを+メッセージ(プラスメッセージ)にしている場合、そのまま+メッセージアプリで通知を受け取ることができます。→「+メッセージ(プラスメッセージ)を実際に使ってみた

 

ドコモではごくごく当たり前のサービスですが、もしソフトバンクに移られてスマ放題/スマ放題ライトを利用した場合、その当たり前が当たり前ではなくなってしまうので、要注意です。

 

auは標準装備・着信お知らせサービス

同様の着信通知機能は、auでは「着信お知らせサービス」と呼ばれています。

ドコモ同様、auの場合も無料で標準装備の機能となっていますので安心です。実際に手持ちのauスマホで試してみましたが、何も設定していなくてもちゃんと動作し、SMSを送ってくれました。通知は+メッセージアプリでの受信も可能です。

着信のお知らせとして保持してくれる着信お知らせは最大4件までということと、着信があってから約6時間が経過してもお知らせができない場合は、自動的に消去されるという点は注意点です。

大量の着信があった場合は、着信の事実を拾い損ねる可能性が高く、長時間電源が切れたまま、という場合にもお知らせを受け取れない可能性があります。

試しに手持ちのauスマホの電源を落とした上で電話をかけて試したところ、立て続けに5件電話をしてみてちゃんと通知してくれたのは1件だけでした。同じことをドコモに対して実施した場合、10件以上連続して通話をしても、そのすべてに対して通知を返してくれました。

この結果から、着信通知機能については、3キャリアの中ではドコモが最も優秀と言えます。

 

目に見えにくいドコモの優位性

電波が届かない場合の着信通知の問題など、普通は誰も気にすることがないと思いますが、ふとしたきっかけで比較してみると、大手3社でも大きな差が確認できました。

主要プランであるスマ放題/スマ放題ライトで有料になるソフトバンクは問題外として、ドコモとauを比較した場合も、確実にもらさず通知してくれるドコモの確実性が際立ちました。

「電話したのに一切返事もしてくれない」というような誤解を相手に与える可能性が低いキャリアは確実にドコモであると言えるため、重要な連絡を取る可能性がある回線については、極力ドコモを利用するのがやはりお勧めと言えそうです。

 



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