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ドコモのdポイントをケータイ利用料金に充てる方法

更新日:

2015年12月のdポイントクラブ開始と同時にドコモポイントはdポイントへと切り替わり、その利用範囲も大きく拡大されました。

中でも注目を集めたのが、ドコモのケータイ利用料金へのdポイント充当です。

2017年6月1日からは、さらにその利用単位も最低3000ポイントという水準から一気に、1ポイント単位での利用ができるようになるなど、今まで以上に使い勝手がよくなりました。

ただ、実際にどうやってdポイントをケータイ料金に充てればいいのか、やり方がわからないというケースが多いようです。

今回はdポイントをケータイ料金に充当する方法を解説していこうと思います。

dポイントのケータイ料金充当でドコモ回線の激安利用が可能に

ドコモの料金をどうにかもっと安くできないだろうか、と考えている場合に、dポイントをドコモの料金に充当する方法は、実は強力な裏技的手法になりえます。

当たり前すぎて、どこがどう裏技なのか、と思われるかもしれませんが、よくよく考えてみてください。

年間仮にdポイントを2万ポイントを貯めることができる人であれば、単純計算、毎月1600ポイント程度貯めることができているわけです。

これをすべてドコモ料金に充当したらどうなるでしょうか?

そのまま1600円分が割引されるのと同じ意味になるわけです。

もしdocomo with(ドコモウィズ)を利用していれば、毎月無条件で1500円割引されます。その分と合わせて考えると、実に毎月3000円以上が安くなるわけです。残っている料金はかなり安いものになっているはずです。

場合によっては、格安スマホよりも安くなる可能性があります。

 

つまり、dポイントを毎月貯めれば貯めるほど、割引充当額が大きくなるのですから、非常に重要な鍵を握るのが、dポイントを最大効率で貯めることができるdカード GOLD、ということができるわけです。

なかなか難しいとは思いますが、もし仮に年間4万ポイントを貯められるなら、docomo withとは別に、月額平均3200円分もの割引ができる計算となります。

※実際にはdポイントを料金に充当すると、引ける分から全額引かれていくので、月当たり平均して引かれるわけではありません。

 

そう考えていくと、ドコモの料金におけるdポイントの果たす役割が非常に重要であることが理解できると思います。

dポイントのドコモケータイ料金への充当の内容について、以下確認していきます。

 

dポイントのケータイ料金充当は1ポイント単位で可能

dポイントをケータイ利用料金に充てる場合、最低必要となるポイント数は当初、3000ポイントとされていたのですが、2017年6月1日より変更が入り、1ポイントからの料金充当が可能となりました

そのため、今まで以上に細かく利用ポイント数を決めることが出来るようになっています。

申し込みをした回線に対して、月々サポートを含む各種割引後の利用料金に対して充当されるため、dポイントを割引に利用することで月々サポートが無効になったりすることはありませんので安心です。

申込み可能な上限額は、一ヶ月あたり最大で9999900ポイントとなっていますが、現実問題そんなに大きなポイントを持つことはあり得ないため、事実上所有ポイントすべてを利用できると考えていいでしょう。

1ポイント単位なので、例えば「6ポイント」充当することもできますし、「123ポイント」充当など、端数が出てもまったく問題なく税込み料金に対して充てることができます。

 

割引充当月は申込月利用分(翌月請求分)より

実際に割引が充当されるのは、dポイントによるケータイ利用料金割引を申込みした月の利用分からとなります。つまり請求月としては翌月請求分よりとなります。

利用金額が利用ポイント分よりも少なく、割引料金が超過した場合にはそのまま翌月以降に繰り越しされ、最長6ヶ月充当されます。

ただし、申込み月を含む最長6ヶ月後の末日までに追加で申込みをした場合には、先に申し込みをしていた分の利用期間が最新化され、そこからさらに最長6ヶ月という形になります。つまり、利用期間がなくなりそう、という場合にも、追加でdポイントの利用料金への充当を追加すれば、その分さらに期間が延びて失効してしまう可能性を減らせるということです。

基本的に使いきれないようなポイント数を利用料金に充てなければいいという話ではあるのですが、一応そうした特徴もあるということです。

 

dポイントをケータイ利用料金に充当する方法

では、実際にdポイントをケータイ利用料金に充当するにはどうしたらいいのでしょうか。

方法がわからずドコモショップに出向いてみたりドコモインフォメーションセンターに電話してみた、という人もいるようですが、そのどちらの方法でもdポイントをケータイ利用料金に充てる手続きはできません。

dポイントをケータイ利用料金に充当するためには、WEB上からの申し込みが必要です。

iモードケータイ/スマートフォン/タブレット/パソコンのいずれかのツールがあれば簡単に手続き可能です。

ここではスマートフォンでのやり方を解説していきますが、基本的にはタブレットやパソコンで操作をする場合もほとんど同じです。

 

dポイントクラブのポータルサイトから手続きを実施する

まずはドコモのdポイントクラブのポータルサイトを開きます。dメニューから遷移することもできますし、そのまま「dポイントクラブ」で検索してもOKです。

 

まず、dポイントクラブのポータルサイトトップページにある「おトクをさがす」から、「つかう」という項目を選択します。

 

 

次に、「方法をみる」という項目の中に、「ケータイ料金」という項目を見つけることができます。こちらを選択します。

 

 

あとは、「ケータイ料金の支払いにつかう」という手順に従いながら、どれくらいのポイントを充てるのか選択をして申込みします。

 

 

その際、注意事項が事細かに記載されていますので、この部分は絶対に読み飛ばすことがないように注意しましょう。この記事の後半でもそれら注意事項について触れていますが、それを踏まえて実際の申し込み時にも改めて内容を確認するのを怠らないようにしましょう。

 

 

 

「交換する」から先に進み、充当ポイント数を決めます。

完了したなら、あとは申込み月利用分、翌月請求分に充当され、料金が割り引かれる形となります。最初の場所さえ見つけてしまえば簡単ですね。

ちなみにタブレットやパソコンからもほぼ同じような流れとなりますので、まずはdポイントクラブのポータルサイトから「つかう」を見つけてみましょう。

 

dポイントが料金充当に反映されているか確認したい場合

ここまでdポイントの料金充当の流れが終了した段階で、「本当に料金充当されるように完了しているのだろうか」と不安になることがあるかもしれません。

その場合には、以下の二通りの方法で確認が可能です。

一つは、改めてdポイントクラブの「つかう」から、dポイントを料金充当する場合と全く同じ手順をたどります。

すると、以下のような画面が出てきます。

 

 

前月までdポイントの料金充当を利用して、繰り越しされている分および、今月の申し込み分のポイントを確認することができます。

ここにしっかり表示が出ていれば、手続きはしっかり完了していますので心配いりません。

 

もう一つの確認方法としては、dポイントクラブの「ポイント利用履歴」を確認します。

ドコモの料金へdポイントを充当させた場合、手続きが完了すると数分後には利用されたdポイントが反映されています。以下のように表示されます。

 

 

反映日、利用日、内容、利用内容詳細、ポイント数などが一目で確認できますので、非常にわかりやすいと思います。あとは実際に料金に充当されるのを待つばかりです。

 

 

dポイントをケータイ料金に充てる際の注意点

dポイントをケータイ料金に充当する場合の注意点についてです。

例えば、ポイントの合計が1000ポイントあるのに、利用料金に充てようと思ったら充当できるポイントは700ポイントと表示されてしまう、ということがあるかもしれません。

この場合には、ポイントの内訳を確認する必要があります。

 

例えばdポイントが700ポイント、dポイント(期間・用途限定)が300ポイントある場合には、700ポイントしかドコモの料金への充当はできません。

dポイント(期間・用途限定)は機種変更時やローソン・マクドナルドなどでの買い物利用などには使うことができますが、ドコモのケータイ料金支払いには充てることができません。dポイント(期間・用途限定)を含まない通常のdポイントの所有分までしか、ケータイ料金支払いへの充当はできません。→「ドコモのdポイント(期間・用途限定)とは何か

さらに、dポイント利用時点でドコモの利用料金に遅滞があり、支払いが遅れている場合には、支払い完了の確認が取れるまではdポイントを利用料金に充てることができません

 

dポイントのケータイ料金支払い充当・一括請求の場合の注意点

dポイントをケータイ料金支払いに充てる場合、一括請求を組んでいる場合には注意が必要です。

一括請求を組んでいる場合でも、dポイントを利用した分が充当される料金は、あくまで該当回線に対してのみとなります。

つまり、一括で10000円の利用があり、dポイント利用の該当回線分がその中の3000円だったとします。ここにdポイントを5000円分充当しようとした場合、該当回線分の3000円にしか充当しないため、残った2000円分は翌月へと繰り越される形となります。

もしそれぞれの回線にポイントを充当させたいなら、それぞれの回線でポイント利用の申し込みをする必要があります。すなわち、親回線から3000ポイント利用、子回線で2000ポイント利用、という具合です。ちょっと手間がかかりますね。

シェアパック子回線からdポイントのケータイ料金支払い充当の手続きを実施した場合、充当されるのは手続きを実施した子回線分に対してのみなので、元々利用料金が少ない、分割請求オプションを利用していないシェアパック子回線からは大きな金額が引かれないため、繰り越していく可能性が高くなりますので要注意です。

つまり、子回線の利用がカケホーダイライトとspモード、シェアオプションしかないと、月々サポートがもし2000円以上かかっていた場合、実際に割引還元できる額は非常に少なく繰り越し続きとなり、最終的に6ヶ月経過で失効してしまう可能性があります。

コツとしては、大きなポイントを一気に割引に充てないように、少しずつ充てるようにしていただいた方が安心かもしれません。

 

dポイントのケータイ料金支払い充当にはNW暗証番号/dアカウント・パスワードが必要

ドコモのdポイントをケータイ料金支払いに充当する手続きを実施する場合に、NW暗証番号もしくはdアカウント・パスワードが必要となります。

NW暗証番号はもしわからなくなったらドコモショップまで足を運ぶ必要がありますが、dアカウント・パスワードはNW暗証番号さえわかればWEB上で確認可能です。


関連記事:「dアカウント・パスワードの確認方法

 

dポイントの充当対象料金/対象外料金

dポイントを利用してケータイ料金支払いに充てた場合に、充当対象となる料金と対象外となる料金があります。

そのため、毎月の利用料金がそのまま全額ポイント分割り引かれるというわけではないので要注意です。

 

充当対象料金:Xi/FOMA基本使用料、国内通話通信料、パケット定額料、付加機能使用料

充当対象外料金:Xi/FOMA以外のサービス利用料金、分割支払い金、コンテンツ使用料、iモード使用料、dマーケット各ストア月額料金

 

充当対象の料金は上記の通りですが、もし充当しきれなかったポイント割引分については翌月以降へ繰り越しされるため、特に大きな問題はないと思われます。

 

dポイントを最大限貯めるためのdカード GOLD活用

dポイントを圧倒的に貯めることができるドコモの人気サービスとして、dカード GOLDがあります。→「dカード GOLDは本当にお得なのか

ドコモの利用金額に対してお得にポイントが付与されるという特徴から、そのdポイントをさらにドコモのケータイ利用料金に充当するようにすることで、最大限のメリットを得られます。

もちろんdカード GOLDにはメリットばかりでなく注意点も存在しますが、よく内容を理解して利用していくことで、最高に効率よくドコモの契約を利用していくことができます。

かつて「ドコモポイントを貯めるならDCMX」と言われていた時代から、主役がdカード GOLDへと移り変わった現在のドコモのポイントサービスの中で、dカード GOLDの申し込みを同時に検討してみてはいかがでしょうか。

また、dカード GOLDについては、2年目以降の年会費を、dポイントを利用して実質相殺してしまうこともできます。うまく活用していきましょう。

関連記事:「dカード GOLDの2年目年会費を実質0円にする方法

 

最大の注意点・実はdポイントの料金充当はしない方がいい

ここまで解説してきておいて、最後の最後にすべてをひっくり返すようなことを説明させていただきます。

 

実は、ドコモの料金に対してdポイントを充当する、という方法は、本当は実施しない方がいいんです。

何故なら、dポイントクラブ分で1%、dカード GOLD利用分で9%、合計10%分のdポイントが、ドコモの利用料金に対して付与されるためです。

そのため、もしdポイントを利用料金に充当してしまうと、本来dポイント付与対象になるはずだった料金が減算されてしまうため、もらえるはずのdポイントがもらえなくなってしまうわけです。

特にdカード GOLD利用の場合のダメージが大きいです。仮に10,000円利用があれば、これをdポイント10,000ポイント充当して0円にしてしまうことで、本来もらえるはずの1,000円分のdポイントがもらえなくなってしまうため、単純に1,000円分の損です。

実際には毎月そんなに大きなポイントを料金充当することはないにしても、積もり積もればかなり大きなマイナスになってしまいます。

そのため、ポイント付与の原資になるドコモ料金は、あえてdポイントを充当させて割引しない方がいい、というわけです。

どうせ使うなら、もっと別の場面で使った方がいいんですね。

dポイントの料金充当を実施する前に、この点だけは必ず意識しておくようにしましょう。

 



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