ドコモのdポイントが毎月貯まっているものの、特に利用することもない、という場合、そのままずっと放置していると、やがてdポイントの有効期限がきて、失効してしまう可能性があります。
通常のdポイントは有効期限が4年と長いため早々に失効することは考えにくいですが、dポイント(期間・用途限定)は非常に期間が短いため、うっかり忘れているとあっという間に失効してしまいます。
このdポイントをドコモ料金に充当する仕組みは、2024年以降も対象サービスの追加や、充当・返還の仕組みの見直しが行われています。
今回は、2026年7月時点の最新情報にもとづいて、dポイントをケータイ利用料金などに充てる方法を整理します。
dポイントのドコモ料金充当の歴史
dポイントクラブがスタートしたのは2015年12月です。ドコモポイントがdポイントになったのも同じタイミングで、従来から利用範囲が大きく拡大されました。
ドコモのケータイ利用料金へのdポイント充当は、2017年5月末までは利用単位が最低3,000ポイントという設定でしたが、同年6月からは1ポイント単位での利用が可能になりました。
長くケータイ料金への充当対象外とされていたdポイント(期間・用途限定)についても、2024年1月からケータイ料金に充当できるようになっています。
そして2025年6月2日には、新たに「ドコモ ガス」の提供が始まったことにともない、ドコモ料金への充当対象サービスにドコモガス料金が追加されました。
充当対象サービス(2026年最新)
2026年7月時点で、dポイントを充当できるサービスは次の通りです。
・ドコモのケータイ/サービス料金 ・ドコモ光料金 ・ドコモでんき料金 ・ドコモ ガス料金
これら4つの充当先は、それぞれ別々に充当の申し込みを行う必要があり、まとめて一括で申し込むことはできません。ドコモのケータイ回線を持っていない方でも、dアニメストアやDisney+などd系サービスの月額利用料(サービス料金)への充当は可能です。
なお、ドコモでんきやドコモガスに新規で申し込んだ場合、実際に切り替えが完了するまで(でんきは2週間~1か月程度、ガスは3週間~2か月程度)は充当を利用できない点に注意してください。
充当に申込み可能なポイント上限数
ドコモ料金にdポイントを充当する場合の、申し込み可能なポイント上限数は次の通りです。
| 条件・対象料金 | 上限額 |
| ドコモのケータイ回線を所有している場合のケータイ/サービス料金 | 30,000ポイント |
| ドコモのケータイ回線を所有していない場合のケータイ/サービス料金 | 5,000ポイント |
| ドコモ光を契約している場合のドコモ光料金 | 10,000ポイント |
| ドコモでんきを契約している場合のドコモでんき料金 | 10,000ポイント |
ドコモガスの上限ポイント数については、他のサービスとあわせてdポイントクラブの充当ガイドページに詳細な条件が掲載されているため、実際に申し込む前に最新の上限を確認することをおすすめします。
また、自回線と一括請求グループでポイント共有している家族回線について充当したい場合も、それぞれの回線ごとに充当手続きが必要です。一度申し込みした充当設定のキャンセル・変更はできないため、注意して手続きを行いましょう。
充当対象料金/対象外料金
dポイントを利用して料金支払いに充てた場合、充当対象となる料金と対象外となる料金があります。毎月の利用料金がそのまま全額ポイントで割り引かれるわけではないので注意が必要です。
ポイント充当対象は、以下の通りです。
| ポイント充当対象 |
| 5G/Xi/FOMAの基本使用料 |
| 国内通話・通信料 |
| パケット定額料 |
| 付加機能使用料(一部除く。dアニメストア、dマガジン、Amazonプライムなど) |
| 「ドコモ光」の基本使用料、通話・通信料、各種オプションサービス料(一部除く) |
| d系サービスなどの月額利用料(一部除く) |
| 国際サービス(一部除く) |
| 「ドコモでんき」の基本料金または最低料金、電力量料金、燃料費等調整額の利用料金(再生可能エネルギー発電促進賦課金、工事手数料等除く) |
| 「ドコモ ガス」の基本料金・従量料金 |
以下の料金は、充当対象外です。
| ポイント充当対象外 |
| 他社接続サービス通信料 |
| 分割支払金/分割払金 |
| コンテンツ使用料/iモード情報料金 |
| ユニバーサルサービス料 |
| 契約事務手数料/登録手数料 |
| 工事料 |
| 解約金 |
| 料金明細サービス利用料 |
| 再生可能エネルギー発電促進賦課金 |
なお、「OCNモバイルONE」および「ドコモのエコノミーMVNO」の料金支払いには、dポイントは充当されません。
【2026年最新】自動充当設定あり/なしの選び方
現在のドコモ料金への充当は、「自動充当設定なし」と「自動充当設定あり」の2種類から選んで申し込む仕組みになっています。
自動充当設定なしを選んだ場合は、申し込んだ月の翌月分の料金にのみ、指定したポイント数が充当されます。
自動充当設定ありを選んだ場合は、翌月以降も同じポイント数が毎月自動的に充当され続けます。特に有効期限が短いdポイント(期間・用途限定)を持っている場合、自動充当設定にしておくことで使い忘れを防ぎやすくなります。
充当設定の変更・キャンセルは、申し込んだ月の月末23時59分まで可能です。翌月になると前月分の設定は変更できなくなるため注意してください。
【期間限定】ランク別「料金充当特典」で最大5%上乗せ
ドコモ料金へのdポイント充当には、「料金充当特典」という上乗せの仕組みも用意されています。
これは、dポイントクラブの会員ランクに応じて、充当した金額の最大5%分が翌々月の請求分に追加で充当されるというものです。たとえば5つ星ランクの場合、5,000ポイントを充当すると、通常分の充当に加えて250円分(充当額の5%)が翌々月に追加充当されます。
ただし、1つ星・2つ星ランクの場合はこの特典の対象外です。また、この料金充当特典は2026年9月30日の申し込みをもって提供終了となることが発表されています。利用を検討している場合は、終了時期を踏まえて早めに申し込んでおくとよいでしょう。
充当の仕組みが変わったポイント(2025年10月21日以降)
2025年10月21日以降に申し込んだ充当については、それ以前とはポイントの利用・返還のタイミングが変わっています。
具体的には、毎月1日から月末までの間に充当を申し込むと、翌月3日頃に設定したポイント数が利用されます。保有ポイント数が設定したポイント数に満たない場合は、保有ポイント数を上限として利用されます。
充当した金額が実際の請求額を上回った場合、その差額は毎月5~6日頃にdポイント(通常)として返還されます。2024年時点では「最大6ヶ月繰り越しされ、追加の申し込みで期間が更新される」という仕組みでしたが、2025年10月21日以降の申し込み分については、このような繰り越しは発生せず、使いきれなかった分はその都度dポイント(通常)として手元に戻ってくる形に変わっています。
なお、2025年4月1日から2025年10月20日までに申し込んだ分については、従来どおり最後に充当した月から最大6ヶ月間繰り越しされ、それでも使いきれなかった分はdポイント(通常)として返還される、という経過的な取り扱いになっています。
ポイントの有効期限には要注意
充当の申し込みをする際、特にdポイント(期間・用途限定)を利用する場合は、有効期限に注意が必要です。
翌月2日までに失効予定のポイントは、充当を申し込んでも間に合わず、そのまま失効してしまいます。失効が近いポイントがある場合は、料金充当ではなく、dポイント加盟店やd払いなど、すぐに使える他の方法での消化を検討したほうがよいでしょう。
dポイントをケータイ利用料金に充当する方法
dポイントをケータイ利用料金に充当するには、WEB上からの申し込みが必要です。ドコモショップの店頭やドコモインフォメーションセンターへの電話では、この手続きはできません。
スマートフォン・タブレット・パソコンのいずれかがあれば手続き可能です。dポイントクラブのポータルサイトを開き、dメニューから遷移するか、「dポイントクラブ」で検索してアクセスします。dポイントクラブアプリからも手続きできます。
サイトやアプリの「つかう」の項目の中から「ケータイ/ドコモ光/ドコモでんき/ドコモガス/サービス料金」を選び、手順に従ってポイント数や自動充当設定の有無を選択して申し込みます。注意事項が細かく記載されているため、読み飛ばさずに確認しましょう。
申し込みが完了したかどうかは、dポイントクラブの「つかう」から同じ手順をたどって充当設定の状況を確認する方法と、「ポイント利用履歴」から実際に利用されたポイントを確認する方法の2通りがあります。
なお、ドコモ料金へのdポイント充当手続きには、NW暗証番号もしくはdアカウント・パスワードが必要です。NW暗証番号が分からなくなった場合はドコモショップへの来店が必要ですが、dアカウント・パスワードはNW暗証番号さえ分かればWEB上で確認できます。
dカードのポイント還元との関係で気をつけたいこと
dカードGOLDやdカードPLATINUMには、ドコモ利用料金の支払いに対するポイント還元特典がありますが、この還元は1,000円(税抜)単位の金額に対して判定される仕組みになっています。
ドコモ料金へのdポイント充当を行うと、充当後の金額をもとに1,000円単位の判定が行われるため、充当によって本来もらえるはずだったdカードのポイント還元が目減りする可能性があるという指摘があります。dカードのポイント還元を重視している場合は、充当するポイント数によって還元にどう影響するか、事前に試算しておくと安心です。
まとめ
dポイントのケータイ料金充当は、2017年6月の1ポイント単位対応、2024年1月のdポイント(期間・用途限定)対応に続き、2025年6月にはドコモガスが充当対象に加わりました。
さらに2025年10月21日以降は、充当しきれなかった分の扱いがよりシンプルになり、翌月以降の繰り越しではなく、その都度dポイント(通常)として返還される仕組みに変わっています。ランクに応じて最大5%上乗せされる「料金充当特典」は2026年9月30日で終了予定のため、利用を考えている場合は早めの申し込みをおすすめします。
失効間近のdポイント(期間・用途限定)がある場合は特に、充当の申し込み期限や自動充当設定を活用して、無駄なく使い切るようにしましょう。


コメント
私がやった失敗ですが、月サポありシェアパック子回線にポイント充当手続きして、結局は全く使われませんでした。
Yahoo知恵袋など見ると、同様の失敗した人が他にもいるようです。
ある意味、「罠」だと思います。
子回線への充当は全額無駄になる場合が有ることを、強い表現で明記しておくと、同じ失敗をする人が少しは減るかもしれません。
コメントありがとうございます。
記事内でも一応触れてはいたのですが、確かにシェアパック子回線で月サポがあるとそういう可能性は高いですね。
月サポはdカードのポイント付与分にも影響がありますし、なかなかの罠を含んでいるのは確かです。
少し記事内でも文章を追加しておきました。
罠にかかってしまいました。
10000ポイント充填して月50ポイントしか使われてないことに気がつきました…
月サポ残り20カ月(70000円)あるのですが、一括で支払い、月サポ無くせば月サポ分ポイントで支払いできますか?
上記の端末はシェアパック子回線なのですが、親回線とシェアパックの料金プラン入れ換えれば損しないですみそうかな…
入れ換えれますよね?
親回線は15年以上しようしてて割引あるるけど、ポイント失効よりはマシかな…
あぁなるほど・・・。本当に罠ですよね。
月々サポートは端末代金のあるなしにかかわらず二年間適用するので、一括で支払われても残念ながら同じですね。
言われている通り、シェアパック代表回線の入れ替えの方がよさそうですね。
問題ないと思いますが、念のため、手続きをとる前にドコモインフォメーションセンターに、その形でシェア代表を入れ替えれば確実に
ポイント充当されるか確認してから手続きされると間違いないと思われます。
返信ありがとうございます。
端末代金のあるなしに…
大変参考になります!
インフォメーションに問い合わせてみます
ダメなら月サポ切れるまで1ポイント充填してポイント失効しないようにします
ありがとうございましたm(_ _)m
dポイントで支払い手続きをしましたが、確認はどうしたらいいですか?
あさかずより
料金充当手続きを改めて途中まで進めると、今月申し込み分のポイント数を確認することができますし、またdポイントクラブのポイント利用履歴からもポイントがちゃんと利用されているかが確認できます。
この内容は、つい先ほど当記事内にも追記しておきましたので、合わせて確認ください。
申し込みが終わり、やはり少し損だと思いキャンセルしようと思いましたが
やり方が分かりません、
申し訳ありませんがキャンセル方法を教えてくください。
残念ですが、注意事項にあるとおり、申し込み後のキャンセルは出来ませんので、今回はあきらめて次回から注意するしかなさそうです。
dポイントも貯まり始めたので、携帯代充当の手続きを行いましたが、充当額を計算ミスで、大変多く間違って入力していました。修正方法があれば教えて頂きたいのですが、出来ない場合今後どのようになるのでしょうか?
携帯代、というのは端末代金ではなく、毎月の料金のことですよね?
その場合、修正は残念ながらできません。(端末代でも修正はできませんが・・・)
充当したポイント分、料金から割引されます。当月で足りない場合は翌月、翌々月という具合に繰り越して引かれます。