ドコモより、2021年4月22日、Galaxy S21 Ultra SC-52Bが発売されました。
最新・最高スペックの機種が欲しかった、という方にお勧めできる、ハイエンドスマートフォンです。
機種変更を検討中の方に向けて、具体的な特徴をわかりやすく解説していきます。
関連記事:「ドコモ2021年夏モデル新機種の選び方」
目次
- Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bの特徴まとめ
- Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bは価格帯高めのハイエンドモデル
- Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bのカラーバリエーション
- Galaxy S21 Ultra 5Gのサイズ/操作性
- ディスプレイサイズと明るさ/生体認証
- Galaxy S21 Ultra 5Gの耐久性/防水防塵
- Galaxy S21 Ultra 5Gのカメラ
- 8K動画とビデオスナップ
- 超広角・広角・望遠、3つのシーンを確認しながら動画撮影が可能
- Galaxy S21 Ultra 5Gのバッテリーとストレージ
- 外部メモリに非対応
- スタイラスペン対応/イヤホン端子非対応
- Galaxy S21 Ultra 5GはRAM12GB
- Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bはドコモで買いか
- Galaxy S21 Ultra 5Gは、ahamo(アハモ)で買える?
- ドコモ利用でドコモオンラインショップ購入ならdカード GOLDでポイント2倍
- Galaxy S21 Ultra 5Gのスペック
Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bの特徴まとめ
はじめにGalaxy S21 Ultra 5G SC-52Bの大まかな特徴をまとめます。
・カラーバリエーションはファントムブラック/ファントムシルバーの2色。
・ディスプレイサイズは約6.8インチ。Quad HD+/Dynamic AMOLED(有機EL)
・リフレッシュレートは120Hz。
・ディスプレイに超音波指紋センサー。顔認証も搭載。
・防水防塵対応:IPX5/8 IP6X
・カメラ性能
アウトカメラ:約1億800万画素/約1200万画素/約1000万画素/約1000万画素
インカメラ:約4000万画素
・バッテリー容量は5,000mAh。
・ストレージは256GB/RAMは12GB。
・Sペン付きだが本体内蔵はできない。
・microSDカード、イヤホン端子非対応。
・ワンセグ/フルセグ非対応
常にハイエンド・最高性能のGalaxyを使い続けていたい人にお勧めの機種です。
最低限動けばいい、という方には、逆に性能も価格も高すぎて向いていませんが、そうした方は現在の最高スペックのスマートフォンにはどういう機能がついているのかを、是非ご確認ください。
Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bは価格帯高めのハイエンドモデル
今回ドコモから発売されるGalaxy新機種は、Galaxy S21 Ultra 5GとGalaxy S21 5Gの2機種ですが、どちらも価格帯は高めのハイエンドモデルです。
特に、Ultraについては桁違いのスペックを持っているものの、価格も非常に高額です。ドコモオンラインショップ価格で、151,272 円(税込)とされています。※発売日時点
前モデルGalaxy S20 Ultraはauのみで発売されましたが、ドコモでは発売されていません。残念に感じていた方は今回はチャンスです。
Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bのカラーバリエーション
カラーバリエーションについては、ファントムブラックとファントムシルバーの基本となるカラー2色での展開となります。
グローバルモデルでは、Samsung.com限定としてファントムチタニウム、ファントムネイビー、ファントムブラウンが用意されていましたが、日本では同カラーは発売されないことになります。
Galaxy S21 Ultra 5G | |
ファントムブラック ファントムシルバー |
Galaxy S21 Ultra 5Gのサイズ/操作性
前機種のGalaxy S20シリーズと比較してみました。Galaxy S20+よりも若干、さらに大きいです。
厚みもかなり増しています。どちらかというと、Galaxy Noteシリーズに近いイメージで考えておいたが良さそうです。実際に手に持ってみると、その大きさ、重さが実感できます。人によってはその時点で抵抗があり「ちょっと選びたくない」という人もいるかもしれません。
noteシリーズに近いと言っても、今回付属しているSペンは、Noteシリーズのように本体に内蔵することはできませんので注意しましょう。
操作性では、リフレッシュレート120Hzで非常になめらかな操作性を実現しつつ、コンテンツに合わせてリフレッシュレートを最適化することで、電力消費も抑えてくれます。
リフレッシュレートとは、「ディスプレイが画面上の画像を描き直す頻度」のことで、数字が大きいほど滑らかな操作性を体感できます。
今までのGalaxy同様の、快適な操作性が期待できます。
ゲームにおいても120Hzディスプレイは大きな効果を発揮します。素早いタッチレスポンスとスムーズな動作でゲームを快適に楽しめます。
また、5Gミリ波対応、Wi-Fi 6のリアルタイム接続により、ゲーム体験はますます向上することになります。
Galaxy専用の端末最適化ツール「Game Booster」の新しいPriority Modeを使用することで、通話と通知をブロックし、ゲームに集中することができます。
他にも、GalaxyのAIベースのソリューションにてデバイスの使用状況を監視し、プレイ中の温度、バッテリー、メモリなどの設定を自動調整して、最高のゲーム体験を提供します。
ディスプレイサイズと明るさ/生体認証
Galaxy S21 Ultraのディスプレイサイズは、約6.8インチです。
明るさは最大1500nitで、非常に明るく鮮やかな色の表現を実現しています。Galaxyは元々、ディスプレイの明るさ・美しさには定評があるため、まったくディスプレイについて心配するところはありませんが、ゲームでも動画でも、普段の操作でも、非常に美しい画面での楽しむことができます。
ディスプレイには超音波指紋センサーを搭載しており、顔認証にも対応しています。
Galaxy S21 Ultra 5Gの耐久性/防水防塵
Galaxy S21 Ultra 5Gは、過去最高強度のGorilla Glassと防水・防塵性能を持ちます。
前面、背面ともにGorilla Glassが採用されており、Galaxyシリーズにおいて最も頑丈で、スクラッチの発生を最小限に抑えつつ、スマートフォンの前面と背面の両方を保護します。
Galaxy S21 Ultra 5Gのカメラ
Galaxyと言えばやはり、カメラです。私も過去のGalaxyシリーズを長く利用してきましたが、最高に使いやすく、明るく、暗所に強いカメラは、他メーカーと比較してもトップクラスです。
その上、今回のUltraはさらに桁違いのカメラ性能を搭載してきました。
Galaxy S21 Ultraの広角カメラは、108MP、つまり1億800万画素です。知らずに見ると「あれ? 桁間違ってない?」とついつい思ってしまいそうです。
Galaxy S21 Ultra 5Gのカメラは、2つの望遠レンズを持ちます。デュアル望遠レンズシステムにより、ズームインしていくと3倍、10倍と自動で、スムーズかつシャープに切り替わります。加えて、進化したAI超解像技術により、なんと驚きの100倍ズームを実現しています。
もちろん、従来通り超広角カメラも搭載していて隙がありません。
価格はあまりにも高すぎるようにも思えますが、スペックを考えると、むしろ安いのかもしれません。
8K動画とビデオスナップ
Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bは、解像度8K/フレームレート24fpsの動画撮影をすることが出来ます。
4Kのさらに4倍、想像を超えた精密な映画のような動画を撮影できる上、8Kビデオスナップにより、動画内のお気に入りのシーンを約3,300万画素の写真として保存することができます。
動画も写真も高画質で同時に残したい、という要望に見事にこたえてくれます。
超広角・広角・望遠、3つのシーンを確認しながら動画撮影が可能
今回のGalaxyはなんと、超広角・広角・望遠の、それぞれのシーンを確認しながら動画撮影をすることが出来ます。
撮影時に、どのカメラを使った方が一番いいシーンが撮れるのか判断できない場合などに、非常に便利に使えそうです。
加えて、約4000万画素の高解像度インカメラを同時に使用するブロガービュー機能で自分を映しながら風景を撮ることもできます。
とにかくカメラにこだわりたい、という方にも、非常にお勧めできる一台と言って間違いなさそうです。
Galaxy S21 Ultra 5Gのバッテリーとストレージ
Galaxy S21 Ultra 5Gは、電池容量に関しても文句のつけようがありません。
5,000mAhで、十分すぎる容量があります。もちろん、容量が大きくても、電池持ち時間はまた別ではあるものの、一日持たずに苦労するようなことはまずないと考えてよさそうです。
充電についても、超高速充電や高速ワイヤレス充電2.0に対応しているため、対応機器を揃えさえすれば、ストレスなく今まで以上に快適な速度でバッテリー補給が可能となります。
合わせて、ワイヤレスパワーシェアも今まで通り対応しています。
外部メモリに非対応
今回、注意したい点の一つは、Galaxy S21 Ultra 5Gは、外部メモリ、つまりmicroSDカードに対応していません。
ストレージが足りないからと言って外部メモリで補填することができない、というわけです。
内蔵のストレージが256GBあるものの、長く利用していくと足りなくなる可能性は充分にあります。ただでさえ、カメラや動画の性能が高いので、貯まっていくデータの容量も大きくなりがちです。
基本的にはクラウドを効果的に活用していく必要があります。
スタイラスペン対応/イヤホン端子非対応
スタイラスペンといえばGalaxy Noteですが、Galaxy S21 Ultra 5Gは、今回Noteシリーズのようなスタイラスペンを同梱しています。
ただし、本体に収納できるわけではないので、別売りの純正カバーを利用するなど、Sペンの収納場所は別に考えないといけないのは大きな弱点と言えます。それなら初めからGalaxy Noteシリーズを選んだ方がいいような気もしますが・・・。
また、注意点として、Galaxy S21 Ultra 5Gは、イヤホン端子を搭載していません。イヤホン/ヘッドホン利用の際は、USB Type-C接続のタイプか、Bluetoothイヤホン/ヘッドホンが必要になります。
Galaxy S21 Ultra 5GはRAM12GB
Galaxy S21 Ultra 5GのRAMは、ここ最近の標準仕様で12GBです。同時に発売される、Galaxy S21 5Gが、RAM8GBとややスペックダウンしていることを考えると、より高い性能を求めるのであればGalaxy S21 Ultra 5G一択です。
ただし、私はRAM8GBのGalaxy S10+を長く利用していましたが、動作に不満を感じたことは全くないので、8GBでも十分すぎるRAM容量であり、12GBにそれほどこだわる必要はないとも言えます。
とはいえ、Ultraにはしっかり12GBが搭載されているのですから、何も問題はありません。
Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bはドコモで買いか
スペックをやや抑えてきた感があるGalaxy S21 5Gに対して、Ultra 5Gは、最高スペックの機種として大いに満足できる性能を兼ね備えています。
昨年auでGalaxy S20 Ultraを購入されているのであれば、あえて今回購入する必要はありませんが、そうでなければ十分に購入価値はあると言って良さそうです。
正直、ドコモではUltraは発売されないのでは、と思っていたので、嬉しい誤算でした。
ただどうしても気になるのが、やはり価格です。よくよく検討してみましょう。
Galaxy S21 Ultra 5Gは、ahamo(アハモ)で買える?
2021年5月19日より、ドコモオンラインショップにてahamo利用中の機種変更が実施できるようになりました。
これにより、「ahamoに変更したら機種変更できなくなるしな・・・」と今までのように心配をする必要が全くなくなりました。心置きなくアハモに変更し、その後機種変更したいタイミングでドコモオンラインショップを活用しましょう。
関連記事:「ahamo(アハモ)をわかりやすく詳細解説」
ドコモ利用でドコモオンラインショップ購入ならdカード GOLDでポイント2倍
もしドコモを利用中で、ドコモオンラインショップでの機種変更時にdカード/dカード GOLDを利用して一括購入をするのであれば、dポイントが通常のなんと2倍もらえます。
高い機種を購入するほどその影響はかなり大きくなりますので、是非活用しましょう。
dカード GOLDについての詳しい情報は以下記事を参考にされてください。
関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか」
Galaxy S21 Ultra 5Gのスペック
最後に、Galaxy S21 Ultra 5Gのスペックをまとめておきます。
ディスプレイ | 約6.8インチ Quad HD+ Dynamic AMOLED(有機EL) |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約165×76×8.6mm(最厚部・約11mm) |
重量 | 約228g |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
充電端子 | USB Type-C |
イヤホン端子 | 非対応 |
ワイヤレス充電(Qi) | 対応 |
CPU | Snapdragon 888 2.8GHz+1.8GHz オクタコア |
ROM/RAM | 256GB/12GB |
外部メモリ | 非対応 |
防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X |
ワンセグ/フルセグ | 非対応 |
カメラ | アウトカメラ 約1億800万画素 約1200万画素 約1000万画素 約1000万画素インカメラ 約4000万画素 |
おサイフケータイ | 対応 |
生体認証 | 指紋/顔 |
発売日 | 2021年4月22日 |