私は自分自身が英語を必要とする環境には全くいないのですが、子の英語学習に付き合うことがしばしばあるため、最低限の英語力を必要とすることがあります。
もちろん、学生時代、一般的な最低限の学習はしてきたつもりではあるのですが、ブランクもあり、ちょっとした単語がわからなかったり、英語の問題文を読んでも大枠はわかっても正確に翻訳できるかというとかなり不安が残ります。
ではそういう時にどうするのかというと、最近はGoogleレンズをフル活用しています。
これがあまりにも便利すぎるので、実際自分で英語を学習している学生の方でも活用できる部分はあるのではないかと思います。
ということで、ドコモの各スマホでのGoogleレンズの活用方法について、解説していきます。
目次
あまりにも便利なGoogleレンズの翻訳機能
早速、Googleレンズの使い方について解説していきます。
Googleレンズの利用が一番簡単なのは、やはりGoogleレンズをカメラ機能に組み込んでいるXperiaやAQUOSです。※主にハイエンドモデル
以前、Xperia 5のカメラ機能と合わせてご案内しましたので、そちらの記事も参考にされてください。→「Xperia 5のGoogleレンズは非常に使いやすい」
XperiaでのGoogleレンズの使い方について軽くおさらいすると、通常のカメラを起動し、左下の「モード」を選び、その中から「Google Lens」を選択します。一度選択すると、次からはショートカットでGoogleレンズが一番に表示されるので、それをタップすることで高速起動ができます。
わざわざGoogleレンズを別にインストールする必要がないため、最もお手軽にGoogleレンズを使える機種と言えます。
AQUOSについても同じように、通常カメラ起動後、左下のGoogleレンズのマークをタップすることで切り替えることができます。
注意点として、Xperia、AQUOSでも、カメラ機能にGoogleレンズへの切り替えがない機種もあります。
例えば最新機種のXperia 10Ⅱは、カメラ機能の中にGoogleレンズを見つけることができません。
このように、Googleレンズ機能がカメラに組み込まれていない機種の場合は、別途Googleレンズをインストールして利用することになります。
後は、Googleレンズで「翻訳」を選ぶことで、カメラに英文を映すだけで、画面上ですぐに翻訳をしてくれる、というわけです。
![]() |
![]() |
上記、左側の英文が、右側のように翻訳されます。
同じように、子の英語教材でわからない文章にGoogleレンズを利用してみると・・・。
![]() |
![]() |
サクッと翻訳してくれて非常に便利です。
もちろん、自動翻訳なので、うまく翻訳されていないこともありますが、よほどややこしい文章でなければ、ある程度正確に訳してくれます。
英語じゃなくても大丈夫! 多言語から日本語へ、日本語から多言語への翻訳も可能!
Googleレンズによるリアルタイム翻訳のすごさは、英語と日本語の翻訳に留まらない、という点です。
基本は、英語以外の様々な言語を自動で検出し、それを日本語に翻訳するのが基本となっており、設定をデフォルトの「自動検出」にしておけば、勝手に言語を判断してくれ、日本語に翻訳してくれます。
逆に設定で変更をすれば、日本語や他の言語から他の言語への翻訳も可能です。
「日本語→イタリア語」や、「オランダ語」→「ドイツ語」などもできてしまうということですね。
非常に便利です。
外国語学習をするなら、もはやGoogleレンズは必須かもしれません。
iPhoneでは使えないGoogleレンズ
非常に便利なGoogleレンズですが、残念ながらiPhoneでは利用することができません。
App StoreにGoogleレンズというアプリは存在しませんので、唯一使うとしたら、Googleフォトのアプリ内で、既に撮影済みの写真に対してGoogleレンズ機能による検索や翻訳を使うことができますが、リアルタイムでカメラに写したものをそのまま翻訳、というわけにはいきませんので、使い勝手があまりにも違いすぎます。
もし過去に利用していたAndroidスマホがあるのなら、それを利用してGoogleレンズをインストールして自宅のWi-Fi環境でのみ利用するという方法もありますので、そちらを検討してみましょう。
Googleレンズが使えるだけで非常に便利な気がしてくるAndroidスマホ
かつては、せめて英語くらいは普通に読めるようになりたいと思って学習していた頃もありましたが、さすがに日常的にまったく使わない他言語をいつまでも覚えていられるわけもありません。同じように、親世代の方々で英語に苦手意識を持つ方は少なくないのではないかと思います。
とはいえ、これから育っていく世代には英語をはじめとした外国語能力は今後ますます必要になってくると思われるため、Googleレンズのような便利な機能は積極的に活用していきたいところです。
このあたりの機能も踏まえると、iPhone一択というところから、Androidスマホもありだな、という空気も多少は出てくるかもしれません。
既にAndroidスマホを利用されている方には試してみていただきたいですし、是非、今後の機種選びの参考にもしていただければと思います。