2018年夏モデル ドコモ Xperia(エクスペリア)情報

Xperia rayを超える小型スマートフォンが切実に欲しいという話/2018年夏モデルに向けて

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もう覚えている人はごくごくわずかかもしれませんが・・・。

ドコモでスマートフォンが発売され始めて、まだまだ初期の頃の話です。

Xperia ray(エクスペリア・レイ)」というスマートフォンが、ドコモより2011年夏モデルSO-03Cとして発売されました。

それこそまだ当時は「SONY」製ではなく、「Sony Ericsson(ソニー・エリクソン)」製で、一般的に「ソニエリ」などと呼ばれていたりしたわけですが、知らない人はおそらく全く知らないと思います。

実は私は、このソニエリ製のXperia ray SO-03Cが非常にお気に入りで、比較的最近まで、通話専用のサブ端末として利用していたほどです。

 

一体この過去機種の何がそんなに魅力的だったのかというと、それはたった一つ、片手で簡単に手の中に納まる、非常に持ちやすい小型のボディです。

その後、ドコモからこのXperia rayに似た機種もいくつか発売されてはいるものの、Xperia rayを超えることはできなかった、と個人的には考えています。例えば直近ではiPhone 5sのデザインを引き継いだiPhone SEが、最近のスマートフォン市場の中では最も小型の端末だったのではないかと思いますが、Xperia rayはそれよりさらに小型です。

スマートフォンは日本でも世界的にも、完全に一方通行で大画面化へとトレンドが移ってしまい、小型、と言っても4.5インチ近くあるようなものばかりというのが現在の状況です。

そんな中で、2018年夏モデルにおいてXperia rayに匹敵する小型端末が登場することを祈念しながら(既に出るわけがないとわかっていますが・・・)、備忘録的に振り返っていこうと思います。

Xperia rayというスマートフォン

 

2011年8月27日にドコモから発売されたFOMA対応のスマートフォン、それがXperia ray SO-03Cです。

型式で言うと、初代Xperia・SO-01BXpreria arc SO-01CXperia acro SO-02Cに続く4機種目なので、ほぼ初期のXperiaに分類されます。→「歴代Xperia(前半)

タッチパネルの操作性にかなり難があった初期のAndroidスマートフォンですが、Xperiaシリーズはその中でも比較的操作しやすく、電話のみの利用であれば特に不便に感じることもなく、個人的には利用していました。

その当時に一台、そしてもうドコモショップやオンラインショップでは手に入らなくなってから、ネットオークションを通じてさらに一台、家族用として購入し、現在も手元に二台所有しています。もちろん故障しているわけではないので、現在もSIMカードを入れればそのまま利用できます。

 

 

スペックは、当然のことながら今では考えられないくらいの低スペックで、インターネットやアプリを積極的に利用していくのはかなり難しい機種でもあります。メモリが完全に足りておらず、大容量のアプリを入れればすぐにフリーズや電源断の原因になってしまったりします。

そのため、現在利用するとしたら、やはりインターネットもアプリも利用しない、電話専用端末としてがお勧めです。

電池容量は、今では完全に絶滅してしまった着脱式電池で1500mAh、普通に利用していくととても足りません。

しかし、完全に通話のみで利用した場合、無駄な電池消費が劇的に抑えられ、非常に長持ちします。そういう意味でもかなり重宝して利用していました。

 

 

SIMカードはnanoでもmicro(mini)でもない、一番大きいサイズです。これも現在では完全に対応機種は見られなくなってしまいました。

microSDカードにも対応しています。

 

Xperia rayとXperia XZ1

単独で写真を見ると、Xperia rayの小型さがわかりにくいと思いますので、2017-2018年冬春モデルのXperia XZ1と並べてみます。→「Xperia XZ1に機種変更してみた

 

 

実際にXperia XZ1を利用している人は特にわかりやすいと思いますが、本当に小さいです。現実にこんなスマートフォンが存在していたんですね。

しかし、小型機種の宿命ではあるのですが、インターネットの画面はどうしても小さくなりますし、メールやLINEなど、文字を打つにしても不便ですし画像も栄えません。

そういう意味では、インターネットやアプリ、画像などを最大限に楽しめる端末として、スマートフォンは正しい方向に進化してきたのだなぁと感じるところではあります。

とはいえ、そうしたメリットをすべて犠牲にしてでも、このあまりにコンパクトなサイズはやはり魅力的です。

もしこれくらい小型の機種が発売されたら、迷わず買います。

 

M(エム)を出すくらいなら小型を出して欲しかった

ドコモは2017-2018年冬春モデルにおいて、M Z-01Kという見開き2画面の変わり種スマートフォンを発売しています。→「M(エム)/Z-01Kを触って購入検討してみた結果

ドコモとしては久しぶりのチャレンジングな機種だと思いますが、しかし、それについてもこう思うわけです。

 

この機種を出すくらいなら、Xperia rayクラスの小型スマートフォンが欲しかった・・・と。

 

小型スマートフォン市場はそんなにも人気がないのでしょうか?

それとも技術的に逆に難しくなってしまっているのでしょうか?

たった一機種でいいので、3インチクラスの小型スマートフォンが発売されたなら、iPhone SEでも満足できない、小型機種を愛するユーザーがこぞって購入するのではないかと思うのですが、どうでしょうか?

 

小型機種が、現在の大手キャリアの意図に沿わない、ということもわかってはいるのです。

つまり、小型機種にはインターネットがしにくくアプリも使いにくいという弱点があるため、インターネットもアプリも積極的にどんどん利用してもらいたいドコモはじめ大手キャリアの思惑に合致しないという意味で、なかなか小型機種の発売にはつながらないのかもしれません。

 

しかしそれでも、いつの日かまた小型への回帰の流れが起こり、3インチクラスのスマートフォンが発売される日を、ドコモのアンケートに地道に「3インチくらいの小型機種が欲しいです」と書き続けながら、待とうと思います。



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