Galaxy Feelはdocomo with・No.1のお勧め機種

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docomo with最大の人気機種「Galaxy Feel SC-04J」を入手しましたので、その内容について解説していこうと思います。

同時期に発売されたdocomo with機種としてはarrows Be、その後追加されたdocomo with機種としてはMONO MO-01KAQUOS senseがありますが、それらの中でも特にスペックが高く、利用しやすい機種といえますが、実際に利用してみると改めてその事実を再確認することができます。

詳細内容を解説していきます。

※最新「Galaxy Feel2 SC-02L」が2018-2019年冬春モデルで発表されました。

関連記事:「docomo with対象4機種比較


Galaxy Feelのスペック

まず大前提として、改めてGalaxy Feelのスペックをまとめておきます。

 

カラーバリエーション Moon White・Indigo Black・Opal Pink
ディスプレイ 約4.7インチ
HD/Super AMOLED(有機EL)
カメラ アウトカメラ:約1600万画素
インカメラ:約500万画素
OS Android7.0
バッテリー 3000mAh
電池持ち時間 約170時間
内蔵メモリ(RAM/ROM) 3GB/32GB
LTE通信速度 受信時最大:262.5Mbps
送信時最大:50Mbps
Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
サイズ 約138(H)×67(W)×8.3(D)mm
質量 約149g
その他対応機能 防水防塵(IPX5/8 IP6X)・VoLTE
ワンセグ・おサイフケータイ
生体認証・ハイレゾ
その他非対応機能 赤外線・フルセグ
充電端子 micro-B
SIMサイズ nano SIM
ドコモオンラインショップ価格 36288円(税込)

 

全体として、目を引くスペックを多数有しているわけではありません。それは価格を見ても明らかです。むしろその価格の安さが最大の特徴と言ってもいいくらいです。

ただ一つだけ、Galaxy Feelは他のドコモのどの機種よりも優れた点が1点、存在しています。

 

Galaxy Feelのお勧めポイントは電池持ち

Galaxy Feelの注目すべきポイントは、電池持ち時間が約170時間、という点です。

docomo with対象機種はもちろん、ハイスペックなXperia XZ1やGalaxy 8などをも上回る電池長持ち機種と言えます。それぞれ並べて比較してみます。

 

docomo with機種 通常機種
arrows Be 105時間 Xperia XZ1 Compact 140時間
AQUOS sense 95時間 AQUOS R/arrow NX 120時間
MONO(MO-01K) 90時間 Galaxy S8 115時間
らくらくホンme 95時間 Xperia XZ1 110時間

 

通常機種でも最も電池長持ちの機種で、Xperia XZ1 Compactの約140時間が最高で、それ以下は少し落ちて120時間、115時間と続きます。

docomo with機種では、一気に差が開いてarrows Beの105時間が続く形で、MONOに至ってはGalaxy Feelの半分程度しか電池が持ちません。

 

この内容を見ると、特にスマートフォンにおいては電池の持ちは非常に重視されやすいポイントでもあるため、Galaxy Feelの優位性がわかると思います。

他のスペックに関しても、よほど強いこだわりがなければ特に問題ないレベルではあるため、全体として非常にコストパフォーマンスの高い機種ということができます。

 

Galaxy Feelの外観

 

Galaxy Feelのデザインは、全体としてクセの少ないスタンダードなデザインです。

ディスプレイ側に向かって左側にボリュームUP/ボリュームDOWNキーがあり、逆の右側に電源ボタンがあります。

ホームキーは、最近では珍しいタッチパネルではない物理キーとして用意してあり、同時に指紋センサーを兼ねています。

nanoUIM(SIM)カードおよびmicroSDカードトレイは上部にあり、同梱されている「SIM取り出しツール」としてのピンで開閉する形となっています。iPhoneなどと同じですね。

下部にはmicro-B充電端子とイヤホン端子、スピーカーやマイクなどがあります。

背面カメラ横にフェリカポートがあり、おサイフケータイにも対応しています。

 

 

左下側に、最近はほぼ見なくなってきたストラップ取り付け穴が用意されているため、年配の方などでも安心して利用できます。

実際に手に持った印象としては、大きすぎない比較的コンパクトなイメージで、重すぎず女性でも使いやすい機種ではないかと思います。

 

Galaxy Feel利用時の注意点

Galaxy Feelは、普通に利用する分には申し分ない機種ではありますが、やはりハイスペック機種ではないので、こだわると多少物足りなく感じる点もあります。

そうした注意点を気にすることなく利用できるかが、この機種を選択するかどうかの分かれ目となります。

 

VoLTE(HD+)には対応していない

Galaxy Feelは、通常のVoLTEには対応しているのですが、VoLTE(HD+)には対応していません。

VoLTEがAMラジオ相当の広帯域とすれば、VoLTE(HD+)はFMラジオ相当の超高帯域となります。

 

通常はそこまで気にする必要はないかもしれませんが、例えば、元々耳があまりよくなく、聞き取りにくいことが多い、という人であれば、より通常の会話に近い音質で利用できるVoLTE(HD+)の高音質にはこだわった方が便利なケースもあると思われるため、要検討と言えます。

ちなみにdocomo with対象機種の中では、AQUOS senseのみがVoLTE(HD+)に対応しています。→「ドコモのVoLTE(HD+)の実力!クリアすぎる通話音質に驚き

 

従来のmicro-B端子対応で、USB Type-C対応ではない

Galaxy Feelはその充電端子が従来型のmicro-B端子です。そのため、家族が最新型のUSB Type-Cの機種を利用している場合などは、充電器の共有ができないので注意しましょう。

以前の充電器をそのまま所有しているのであれば、そのまま利用可能です。

ドコモの充電器としては、ACアダプタ03、04、05は対応していますが、現在販売されているのはACアダプタ05のみです。→「ドコモのACアダプタについてあれこれ考えてみた

ACアダプタ06はUSB Type-Cなので、もし購入するのであればACアダプタ05を購入しましょう。

 

カメラの機能が弱い

画素数、という意味では決して悪くはないのですが、ズームイン機能は全くついていませんし(ズームアウトはデジタルで最大4倍)、手ブレ補正機能もありません。

そういう意味では「ある程度」と考えて利用する必要があります。

例えば大事な子供の写真を完全保存版として撮影する、という用途にはあまり向きません。少しも画質がいい写真にしたい、ということであれば他の機種を選択しましょう。

 

ケータイ補償サービスが従来の値段

ドコモのケータイ補償サービスの料金が、2017-2018年冬春モデル以降のdocomo with対象機種について改定され、月額330円となっています。実際にサービスを利用した場合のユーザー負担も、通常7500円のところが5000円と安めに設定されています。

現時点(2018年4月時点)で対象となるのは、AQUOS senseMONO MO-01Kらくらくホンmeのみで、2017年夏モデルであるarrows BeとGalaxy Feelは対象外となります。

そのためGalaxy Feelのケータイ補償サービスの月額料金は500円で、利用した場合のユーザー負担は7500円、つまり従来通りの料金です。

 

実はこの違いについては地味に大きく、月額料金が月170円違うことで年間2040円の差が出ます。二年で4080円です。少しでも安くしたい、と考える場合には、VoLTE(HD+)にも対応し、本体価格もやや安めのAQUOS senseも重要な選択肢の一つとしてクローズアップされてくるかもしれません。

 

docomo with対象機種選択のポイントは、「長く使える機種」

docomo with対象機種を選択する場合、やはり「安さ」を追求したくなるのは当然です。

ただ、とにかく安く、と徹底して安さを追求するのも一つの方法ではありますが、その結果、結局長く利用することができず、従来通り二年程度で買い替える必要性にかられるのであれば、docomo withのメリットが失われます。

docomo withは一つの端末を長く利用してこそ大きなメリットが生まれるので、妥協して機種を購入し、結局我慢できずに新しく都度機種変更を繰り返していたら、それこそ本末転倒です。→「docomo with(ドコモウィズ)は本当にお得なのか

そういう意味ではやはり、ケータイ補償の料金や端末価格などについてはある程度目をつぶり、No.1の電池性能を持ち、最低限のスペックを有したGalaxy Feelを選択するのが、最も賢い選択と言えるかもしれません。

 

近く2018年夏モデルが発表・発売されてくると思いますが、その中でどういう機種がdocomo with対象機種として追加されてくるのかが非常に気になるところですが、現状Galaxy Feel SC-04Jは、もっともお勧めの機種と言えそうです。

 

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