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外してはいけないケータイ補償・値上がり続くケータイ補償

   

ドコモのケータイ補償サービスは、「ケータイ補償お届けサービス」という名称で2006年に開始されました。

当時はまだ、現在のスマートフォンやXi端末など影も形もなく、FOMAの、しかも900シリーズ700シリーズなどが全盛の時代でした。

 

月額500円で始まったサービスは、いったん一年後に300円に値下げされ、そのままの料金でしばらく続いたものの機種によってその後再度値上げされ、現在では名前を「ケータイ補償サービス」と変え、スマートフォンなら500円、iPhone 5s、iPhone 6では600円、iPhone 6s/iPhone 7に至ってはついに月額750円まで値上がりしました。

補償利用の際の端末交換費用も、当初1回目は5000円、2回目は8000円で交換できていたのですが、2015年現在販売されているGシリーズやHシリーズでは、1回目も2回目も一律7500円に変更になっています。

さらに、iPhone 6s/iPhone 7についてはさらに高く、なんと1回目も2回目も、11000円かかります。

 

さて、このケータイ補償、実は1回目5000円で交換できる頃のケータイ補償をいまだ継続している人は、その契約を継続する方向に考えた方がかなりお得なケースがあります。

例えば利用機種にこだわりがない人、メインをドコモからMVNOに変更して利用しているような人ほど、5000円で交換できる初期のケータイ補償は維持する価値があるのです。

詳細内容を解説していきます。

関連記事:節約とお得を最大限に→「ドコモ光は本当にお得?

修理か機種変更かケータイ補償か

一般的にケータイ補償を使う必要が出てくるケースとしては、当然のことながらケータイスマホ端末が故障してしまった場合です。

故障した場合の選択肢としては、修理ケータイ補償か、もしくは機種変更ということになりますが、故障の状態や利用年数によっても選択肢が変わってきます。

 

機種変更という選択肢は、月々サポートが24ヶ月間適用されていることを考えると、二年経過後、もしくはそれに近い月数が経過している状態でなければ選択しにくいと思われます。

そのため、一般的には修理を選ぶことが多くなるはずです。

ではケータイ補償はどういうケースで選択するのかというと、修理ができない故障の場合です。

 

例えば水濡れ、紛失、全損などがその対象となります。

修理ができないときに利用できるという点がケータイ補償最大のメリットであり、さらに修理と違い、加入している間であれば年数の制限もありませんので、修理のように端末の利用年数や機種によって高額な修理代金がかかるということもありません。

ケータイ補償を利用することができる状況としては修理ができない場合ですが、実際のところ破損等でも受付はしてくれます。

つまり、旧ケータイ補償お届けサービスであれば故障が発生しても5000円で同一機種と交換してくれるため、それを故障するごとに繰り返していくという方法もとれるわけです。

 

仮に利用端末が、発売から年数を経過した機種の場合、交換在庫がなくなってしまっていることもあります。

ケータイ補償は原則同一機種同一色との交換ですが、在庫切れの場合のみ、利用端末より少し新しい、別機種が交換端末として提案されます。

同一機種の在庫切れというのはドコモの都合ではありますが、ドコモ都合だからこそ、新しい別機種にしてくれるわけです。

 

例えば、Galaxy S3を利用していて故障によりケータイ補償を利用した場合、在庫切れでGalaxy S4に交換になる、というようなケースもあり得るわけです。

利用者側からしてみれば、機種変更のように高額な料金がかかることなく、補償を利用することで今まで利用していた機種よりも新しい機種と交換してもらえるのであれば、こんなうれしい話はありません。

 

もちろん、他の機種ではなく、今までの機種がどうしてもよかった、という人にとってはありがたくない話かもしれませんが、大多数は得した気分になるのではないでしょうか。

 

このケータイ補償の特徴は、大きなメリットとして考えることもできます。

もちろん望んで別機種にしてもらうことはできませんが、偶発的な幸運、しかも年数を経れば経るほど可能性の上がる幸運としてとらえることはできます。

仮に新しい機種にならなくても、同一機種との交換はしてくれるのですから、それはそれで納得すればいいのです。

 

MVNOとドコモケータイ補償

ドコモスマートフォンにMVNOのSIMカードを入れて利用していたとします。

この場合、通常最も怖いのは、端末の故障です。MVNO利用時の最大のリスクは、端末故障のリスクだからです。

 

ドコモのスマートフォンをMVNOで利用したとしても、ドコモの契約がなくなれば端末の補償はかなり手薄になります。故障してしまった場合、最悪買い替えを検討せざるを得ないことも多くなります。

しかし、ドコモ契約を音声のみのプランに変更して維持し、ケータイ補償も外さずにおけば、何かあったときにケータイ補償利用により5000円で交換ができるわけです。

しかも、タイミングによっては新しい機種になる可能性もあります。

 

ただただ、ケータイ補償を維持するだけで、万が一の端末リスクに対応できるのです。

だからこそ、月額380円・1回目5000円で交換できるケータイ補償お届けサービスは維持した方がいいのです。

 

新機種にもし買い替えた場合、最近の機種はすべてケータイ補償が月額500円以上になっており、しかも交換費用も1回7500円から11000円となっていますので、料金的なリスクは増しています。

そこまで補償が高くなると、補償そのものを維持した方がいいのか微妙なラインになってきます。

仮に、同一機種を利用して二年で故障が発生し、ケータイ補償を利用したと考えます。

 

<ケータイ補償お届けサービス>

月額380円×24回=9120円

補償金額:5000円

合計:14120円

 

<ケータイ補償サービス>

月額500円×24回=12000円

補償金額:7500円

合計:19500円

 

後者でも決して損はしないかもしれませんが、利用が長期になればなるほど月額料金の支払い総額は大きくなり、その分不利にはなります。

下手すると格安スマホを購入した方が安く済む可能性もあります。

そう考えると、新機種を素直に購入してケータイ補償が新しく切り替わってしまう前に、一度考えた方がいいのかもしれません。

DシリーズないしはEシリーズのころのスマートフォンを現在所有している人は、そのままMVNOのSIMを利用しながら、ケータイ補償を維持し続けるという選択肢も含めて考えてみてはいかがでしょうか。

実は非常に優良な補償サービスといえるドコモのケータイ補償、有効活用していきたいところです。

 

F/G/H/Jシリーズ購入時にケータイ補償は加入するべきか

昨今、ケータイ補償料金がかなり値上がりしているため、実際に補償に加入するほどの価値があるのかどうかはかなり判断が難しいところではあります。

そしてその判断をさらに難しくしているのが、「修理代金安心サポート」の内容が、2013年冬モデル以降の機種から変更になり、「ケータイ補償サービス」の契約が必須となってしまった点です。

 

修理代金安心サポートとは

元々ドコモに存在していた修理代金のサポートとして、「修理代金安心サポート」というサービスがありました。

ドコモプレミアクラブに加入していたドコモユーザーに対して適用されていたこのサポートは、保証対象外の破損や故障が発生した場合でも、購入から3年間は修理代金上限が5000円で修理できる、というものでした。

つまり、水濡れや全損・紛失を除き、故障してしまったなら修理にさえ出せば、どんなにかかっても5000円で修理してくれていたわけです。それが購入から3年間保証されていたため、それならば水濡れ・全損・紛失を起こさないという自信があるのであれば、ケータイ補償には加入しなくても済んだわけです。

しかしそんな便利な修理代金安心サポートの適用条件に、「ケータイ補償サービス契約があること」という条件が適用されるようになったのが、2013年冬モデル以降、つまりFシリーズ以降です。

 

Fシリーズ以降のドコモスマホは保証が1年しかない

2013年冬モデル以降、つまりFシリーズ以降のドコモスマートフォンは、基本となる保証がメーカー保証の1年しかありません

そのため、ケータイ補償サービスに加入していない場合、2年目以降の自然故障には対応せず、すべて全額修理代金を支払う必要が出てきてしまいます。つまりユーザー責でない端末故障であったとしても、数万円の修理代金が発生する可能性があるわけです。

これはかなりのリスクです。

そうなってくると、ケータイ補償サービスは加入しておかないと、万が一のユーザー責ではない2年目や3年目の自然故障についても、大きな負担をユーザー側が強いられることになってしまうのです。

なかなかわかりにくいので、一覧表にしてみます。

 

ドコモ・ケータイ補償一覧表

Androidスマートフォン/
タブレットの場合
ケータイ補償あり ケータイ補償なし
2013年冬モデル以前 ケータイ補償の有無は関係なし
修理代金上限額:5000円(3年)
無料故障修理サービス:3年
4年目以降は修理代金上限なし
4年目以降は無料故障修理もなし
【ケータイ補償あり】
月額料金380円
機種交換1回目:5000円
機種交換2回目:8000円
2013年冬モデル~
2014年冬モデル以前

(つまりFシリーズ)
月額料金:380円
修理代金上限額:5000円(3年)
無料故障修理サービス:3年
4年目以降は修理代金上限なし
4年目以降は無料故障修理もなし
【ケータイ補償機種交換時】
1回目:5000円
2回目:8000円
保証期間:1年(自然故障のみ)
修理代金上限額:なし(数万円かかる場合も)
2014年冬モデル以降
(G/H/Jシリーズ)
月額料金:500円
修理代金上限額:5000円(期限なし
無料故障修理サービス:期限なし
【ケータイ補償機種交換時】
1回目・2回目ともに7500円

 

こうしてまとめるとわかりやすくなりますね。

つまり、2013年冬モデル以前の機種、つまりはEシリーズまでのスマホ/タブを利用している場合、ケータイ補償に加入していようがいまいが、購入から3年間は修理代金上限額は5000円であり、無料故障修理サービスは3年間ついたわけです。

しかし2013年冬モデル以降、つまりFシリーズ以降の機種は、すべてケータイ補償加入がなかった場合の保証が非常に薄いことは一目瞭然です。

ユーザーにとっての救いは、2014年冬モデル以降、つまりGシリーズとHシリーズに関しては、ケータイ補償加入時の修理代金上限額と無料故障修理サービスについて、3年という上限が撤廃され、加入している間には期限なしで適用すると変更になったところです。つまり一つの端末を、ケータイ補償サービスに加入しておくことによって長く利用していきやすくなったわけです。

ただし、月額料金と補償交換利用時の1回目の費用が値上がりしていることも忘れてはいけません。

 

Fシリーズ以降のドコモスマホは、中古端末では補償がない

このケータイ補償の必須化によって影響を強く受けたのが、ドコモの中古端末市場です。

Fシリーズ以降のスマホは2年目以降の保証が事実上ケータイ補償がないと適用されないため、購入から1年をすぎた中古端末には一切保証が利かなくなってしまったわけです。

Fシリーズより以前のスマホであれば、購入から3年間は、ドコモ契約さえ持っていれば修理代金安心サポートが適用されていたのです。

それがなくなったFシリーズ以降のドコモのスマートフォンを中古で手に入れた場合、もし万が一故障が発生したらそこでアウトです。修理はできますが数万かかるくらいなら、さらに新しく中古端末を購入した方が安く済む可能性があるためです。

このドコモの変更によって、Fシリーズ以降のドコモスマホを中古で手に入れるという行為に関しては、リスクが格段に増してしまった形です。

 

Fシリーズ以降のスマホ購入時には、ケータイ補償は入った方がいい→入らざるを得ない

以上の理由により、Fシリーズ以降、Gシリーズ、Hシリーズ、Jシリーズと現行発売されている機種に関しては、ケータイ補償サービスには入った方がいいといえます。

言い換えます。

リスクを考えると、入らざるを得ないのです。

「故障したら数万円かけてでも修理すればいいからケータイ補償はいらない」と言い切れる、ある程度金銭的に余裕があるユーザーでなければ、ケータイ補償を外すという選択は事実上できなくなってしまったのです。

2年目の自然故障という、経年劣化と呼ぶにも早すぎる故障であったとしても、ユーザー側に修理費用負担がかけられてしまうという「ケータイ補償なし」の状況は、きわめて容認しにくいといえます

 

活用したいdカード GOLDケータイ補償

そこで登場するのが、dカード GOLDケータイ補償です。

修理ができない状態の故障が発生した場合に、最大10万円まで新しい機種購入費用を補てんしてくれる、非常に役立つ補償です。

万が一の際、ケータイ補償サービスがなかったとしても、dカード GOLDケータイ補償を利用することで費用負担なしで乗り切れる可能性があります。

どうしてもケータイ補償サービスを外して補償費用を節約したい場合には、dカード GOLDケータイ補償が利用できる環境を作るために、まずはdカード GOLDの利用から開始しましょう。

他にも特典が多数あるdカード GOLDは、うまく活用していけばトータルで考えてマイナスになることはありません。

ただし、dカード GOLDケータイ補償にも注意点もありますので、詳細は別記事を確認してみてください。

関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか(記事内:dカード GOLDケータイ補償は絶対的にお得)

 

iPhoneの場合のケータイ補償サービスの価値

iPhone利用の場合の補償にも大きな問題があります。

基本的にドコモショップではiPhoneの修理対応をしないにもかかわらず、ドコモではiPhoneのケータイ補償加入を推進しているわけです。つまりは「iPhone丸ごと交換対応するのみ」の補償ということです。

ドコモのケータイ補償に加入した場合、AppleCare+には当然加入しないでしょうから、2年目以降の補償が完全にケータイ補償による交換補償だけになるわけです。

これはこれでなかなかのリスクです。自然故障でも2年目以降なら11000円で交換、というような形にするしかなくなります。

しかも補償交換利用時の金額が、特にiPhone 6s/iPhone 7は1回目も2回目も11000円と非常に高いのです。

ではAppleCare+を利用した方がいいのかというと、これもまた微妙です。何故なら2年で終了するAppleCare+を選択すると、3年目以降の補償が完全になくなってしまうためです。

 

結論としては、iPhoneを2年を目処として故障したら買い替えようと考えており、自らAppleコールセンターやApple修理拠点とやりとりすることができるのであればAppleCare+。

3年でも4年でも可能な限り長く利用していきたいと考え、なおかつ万が一の際にはある程度ドコモショップに丸投げしたいと考えているのであればケータイ補償サービス。

両者の補完的役割としてdカード GOLDケータイ補償。

こんなスタンスで、iPhoneの補償については考えていきたいところです。

 

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