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ドコモのシェアパック5のメリット・デメリット内容まとめ

   

総務省主導の5000円以下プランが、先行して発表されていたソフトバンクに続いて、au、そしてNTTドコモからも発表されたのが2016年2月の話です。

ドコモはソフトバンクとはまた違ったアプローチで、一回線あたり5000円を切るプランを発表しました。

ドコモの新プランとして発表されたのは、「シェアパック5」です。

2月23日に正式発表され、3月1日より受付開始されました。事前申込はできなかったので、既にカケホーダイプランを利用しているユーザーは、3月にシェアパック5の申し込みをしても翌月適用になるという形でした。

つまり、そういうユーザーが実際にシェアパック5が初めて適用されるたのは、4月からでした。

FOMAプランやタイプXiにねんなどを利用していたユーザーに関しては、カケホーダイプランが当月から適用されるため、3月から一足早くシェアパック5の利用が可能となりました。

シェアパック5の開始月を3月としても4月と考えても、いずれにしてももうずいぶん変更希望のユーザーのプラン変更は実施されたのではないかと思います。

 

結果的に大手キャリア3社ともに月額5000円以下になるプランを発表したわけですが、ソフトバンクとauが単独で5000円以下になるプランを発表したのに対して、ドコモはあくまでシェアパックを前提とし、シェアパックを組んだ際に最低料金にできる形を提示しました。

これが吉と出たのか凶と出たのかはわかりませんが、とりあえず客観的にみる分においては大きな混乱はなかったのではないでしょうか。

シャアパック5には具体的にどういうメリットがあり、どういうケースがデメリットになるのかを、新プラン「ウルトラシェアパック」にも言及しながら検証してみます。

シェアパック5の料金

NTTドコモが展開しているカケホーダイ&パケあえるの料金体系には、単独で申込ができるパケットパックと家族でデータ容量を分け合えるシェアパックがあります。

その中でシェアパック5に関してはもっとも安価なシェアパックとなっています。

2016年9月の変更で、データLパック、シャアパック20、30がなくなり、代わりにウルトラデータLパック、ウルトラデータLLパック、ウルトラシェアパック50、ウルトラシェアパック100が追加されています。

 

【ウルトラパック開始以前(2016年9月まで)】

データSパック(2G/月) 3500円 シェアパック5(5G/月) 6500円
データMパック(5G/月) 5000円 シェアパック10(10G/月) 9500円
データLパック(8G/月) 6700円 シェアパック15(15G/月) 12500円
シェアパック20(20G/月) 16000円
シェアパック30(30G/月) 22500円

 

【ウルトラパック開始以後(2016年10月から)】

データSパック(2G/月) 3500円 シェアパック5(5G/月) 6500円
データMパック(5G/月) 5000円 シェアパック10(10G/月) 9500円
ウルトラデータLパック(20G/月) 6000円 シェアパック15(15G/月) 12500円
ウルトラデータLLパック(30GB/月) 8000円 ウルトラシェアパック50(50G/月) 16000円
ウルトラシェアパック100(100G/月) 25000円

 

家族で分け合うことができる容量は、当初シェアパック10が最安でしたが、シェアパック5の登場によって最安プランが更新されました。

それ以後、最安値は更新されていませんが、データ容量を多く利用するユーザー向けのウルトラパックの開始によってヘビーユーザーに対する優遇が強化されています。

 

仮にカケホーダイプランとspモードとシェアパック5を適用させ、さらに家族3回線でシェアした場合を考えてみます。

 

親回線 子回線 子回線
カケホ+sp 2700円+300円 2700円+300円 2700円+300円
シェアパック5 6500円 500円 500円
合計 9500円 3500円 3500円

 

この形だと少しわかりにくいので、シェアパック部分を3回線分合計して3で割る、分割請求オプションにしてみます。

 

親回線 子回線 子回線
カケホ+sp 2700円+300円 2700円+300円 2700円+300円
シェアパック5 2500円 2500円 2500円
合計 5500円 5500円 5500円

 

1回線あたりの料金は5500円で抑えられます。これまでのシェアパックでの最安値は同じ条件でシェアパック10にした場合の1回線あたり6500円でしたので、ちょうど1000円安くなります。ただし、このままだと1回線あたり5000円以下になりません。

5000円以下を実現するためには、もうひと工夫が必要です。

 

シェアパック5はカケホーダイライトプランと併用可能

ここで登場するのがカケホーダイライトプランです。

当初、カケホーダイライトプランとシェアパックを併用しようとした場合、シェアパック15以上が条件でした。そのため、通話をしないとしても料金を安くすることができませんでした。

しかしシェアパック5の登場と同時に、シェアパック5ではカケホーダイライトプランとの併用が可能とされました。

そのため、次のような形にすることが可能です。

 

親回線 子回線 子回線
カケホライト+sp 1700円+300円 1700円+300円 1700円+300円
シェアパック 2500円 2500円 2500円
合計 4500円 4500円 4500円

 

つまり3回線ともカケホーダイライトプランにすれば、単純に1回線あたり1000円さらに安くなります。すると1回線あたりの料金が5500円から4500円となり、5000円以下が実現します。

この場合、ソフトバンクの5000円以下のプランでは4900円が最安値のため、ドコモの方がさらに400円安くなります。

 

シェアパック5はずっとドコモ割も適用する

さらにお得な点があります。

なんとシェアパック5は、ただでさえかなり安くなるのですが、ずっとドコモ割が適用します。

10年以上利用で600円の割引、15年以上利用で800円の割引です。つまり上記のパターンに当てはめると、1回線あたりの料金が4233円まで安くなるのです。

 

さらにさらに、お得な点はまだ続きます。

シェアパック5で5GBを3回線を分け合った場合の最安値が、15年以上のケースで1回線あたり4233円です。

では、これを5回線で分け合ったらどうなるでしょうか。

シェアパック5でずっとドコモ割15年以上適用でカケホーダイライトにした場合、1回線あたりはなんと3540円となります。

どうでしょうか。MVNOほどとは言わないまでも、かなり安くなりました。

シェアパックは回線数が増えれば増えるほどお得になりますので、ソフトバンクやauに家族が分かれてしまっている場合は、シェアパック5を利用してドコモに集約するのはありかもしれません。

 

シェアパック5はドコモ光パックも適用する

シェアパック5は、もはやメリットしかないのではないかというくらい、たくさんのメリットがあります。

ドコモ光パックが適用されるという点も、シェアパック5の大きなメリットの一つです。

シェアパック5とドコモ光が重なれば、光シェアパック5となり、800円の割引が入ります。つまり、シェアの回線数が3回線ならば1回線あたりさらに266円安くなり、5回線あれば1回線あたり160円さらに安くなるわけです。

どんどん安くなりますね。

こうなってくると、メリットがないと散々叩かれ続けているドコモ光にも、本当の意味でのメリットとして、今まで以上にお得に感じられやすくなるのではないでしょうか。

 

シェアパック5と10がカケホーダイライトプラン適用

シェアパック5のサービス提供開始から、シェアパック5だけでなく、従来カケホーダイライトプランの適用対象外となっていたシェアパック10も、カケホーダイライト選択が可能となりました。

これにより、それまでライトにしたくてもできなかったシェアパック10のユーザーも、ライトプランを選択して料金を下げることができるようになりました。

逆に、カケホーダイライトにするためにシェアパック15を選択していた人たちも、あえてそれほど容量を必要としていなければ、カケホーダイライトはそのままにシェアパックを10に落とすことも可能となったわけです。

もしまだ全体的な見直しができていないようなら、一度徹底した見直しを実施してもいいかもしれません。

 

 

シェアパック5とドコモの学割は併用できない

シェアパック5の開始以前にサービス展開された2016年版「ドコモの学割」について、注意点があります。

ドコモの学割が適用していれば、データ容量を増量でき、さらには一年間の割引もかかるのですが、「ドコモの学割」を適用させている場合にはシェアパック5は選択できません。シェアパック5を選択すると、学割が外れてしまいます

そのため、料金を安く抑えたいのか、それともデータ容量をある程度満足できる容量使えるようにしたいのかで選択肢が変わってきます。

学生の場合、自宅にWi-Fi環境がなければ、シェアパック5ではとても足りない可能性がありますので、シェアパック5はあきらめて、どちらかというと学割を優先した方がいいのかもしれません。
関連記事:「シェアパック5の全否定/無効化施策とは

 

シェアパック5のデメリット/家族なし単独ユーザーは一切割引されない

これだけお得なシェアパック5ですが、大きなデメリットが実は存在します。

それはすなわち、シェアパックであるがゆえに、家族が存在せずシェアを組むことができない単独ユーザーにはまるで意味がないという点です。

 

あくまでドコモとして5000円以下の割引対象とするユーザーは「家族でドコモを利用しているユーザー」であり、家族がドコモにいないユーザーは優遇しない、というスタンスです。

ドコモとしては、「割引してもらいたければ、家族をドコモに連れてきてください」、ということです。

それでドコモに家族を連れてきたならドコモの思うツボで面白くないかもしれませんが、現実的にそれが一番お得になります。

 

ドコモのシェアパック5は、家族がキャリアごとにバラバラになっている現状を一つにまとめるためのきっかけとしてスタートしたと考えてよさそうです。

そもそも家族自体が存在しないため、どう頑張ってもシェアパックを組むことはできないという人は、ドコモでは優遇されないということが確定したので、すぐにMVNOを検討した方がよさそうです。

関連記事:「2016‐2017年お勧めMVNO格安SIM

 

シェアパック5はヘビーユーザーが家族にいると使えない

もう一つ、シェアパック5の注意点としては、シェアパックを組む家族の中に一人でもヘビーユーザーが存在すると使えないという点です。

すなわち、一人が一気にデータ容量を消化すると、あっという間に速度制限がかかってしまうためです。

実際には、この点がネックとなりシェアパック5を組むことができない家族も存在しているはずです。

シェアパック5については、家族2回線で組むと1回線あたりのパケット通信料は3500円となり、データSパックと同額になります。そのため、カケホーダイライトが使えるという点以外にメリットがなくなるので、できる限り家族で示し合わせてWi-Fiを利用してデータ使用を抑えるなどの工夫が必要になってきます。

 

シェアパック5は「データSパック×2回線」利用中のユーザーにメリット

シェアパック5は、現在データSパックを家族二人で利用中のユーザーにも大きなメリットがあります。

データSパックを2回線で利用している場合、3500円×2回線で合計7000円がパケットパックだけでかかっている計算になります。

これを2回線シェアパック5でまとめた場合、6500円+500円(シェアオプション)で同じ7000円となります。

同じ料金なら意味がないように思えるかもしれませんが、データSパックではカケホーダイライトが選べないという点が大きく異なる点です。シェアパック5にすれば、カケホーダイライトが選択可能です。

そのため、電話をあまり利用しないユーザーの場合、シェアパック5に変更してカケホーダイライトに変更すれば、2回線で2000円安くなります。

加えて、代表回線の利用金額が増え、子番号の利用金額が減るため、代表回線にdカードGOLDが紐づいていれば、ポイントの付与率が今までよりも大きくなります。

 

さらに、ずっとドコモ割についても、データSパックよりシェアパック5は有利に働きます。

ずっとドコモ割は、データSパックの場合にはドコモ利用15年以上600円引きしか枠がありませんが、シェアパック5の場合には10年以上600円引き15年以上800円引きとなっているため、10年以上から割引が適用されます。

そのため、ドコモの利用が15年満たない場合にもメリットがあります。

さらに、ドコモ光利用中の場合にも、データSパックでは期間限定割引しか適用しませんが、シェアパック5であれば期間を切らずに800円の割引が入ります。

通話利用さえ多くなければ、どの部分をとっても、データSパック×2回線よりも、カケホーダイライト+シェアパック5の方がお得になります。

 

シェアパック5は「家族まとめて割」対象外

シェアパック加入を条件としている「家族まとめて割」ですが、シェアパック5は対象外になるため、注意が必要です。加えて新しい機種を購入する際の月々サポートも、減額対象となります。
関連記事:「シェアパック5の全否定/無効化施策とは

家族まとめて割の条件となる「シェアパック加入」は、3月より「シェアパック10以上加入」と条件が変わりました。

そのため、家族まとめて割を即時適用させたいと思うのであれば、機種購入当月をシェアパック10以上にし、翌月からシェアパック5に戻せばOKです。

別日購入の場合には請求書還元となりますので、最後の購入の翌々月の1日時点でシェアパック10以上にしておけば割引適用となります。

つまり、どちらにしてもとりあえず1ヶ月のみシェアパック10にすれば家族まとめて割を適用させることができます。

家族まとめて割は対象の同時購入機種が多ければ多いほどメリットが増えるため、多少シェアパックの料金が上がったとしても適用させた方がお得になります。

 

ウルトラシェアパックとは真逆の対極にあるシェアパック5ですが、利用状況と照らし合わせながら、もっともお得な料金プランを選択していきたいところです。

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