2018年夏モデル

ドコモ 2018年夏モデル・新機種の選び方

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ドコモの「2018 夏 新サービス・新商品発表会」が2018年5月16日に実施され、既に全機種が発売されました。

今回発表された機種はAndroidスマートフォンが10機種、タブレットが1機種です。※1機種は法人向け

非常に充実したラインナップで、一体どの機種を選んだらいいのだろうかと悩んでいる方も多いかもしれません。

一通り全機種利用してみて、夏モデル全体としての印象も見えてきたところで、改めてそれぞれの特徴を簡単にご案内していこうと思います。

 

まずは新機種それぞれの発売日とドコモオンラインショップでの総額と実質価格をまとめておきます。

 

発売日 総額 機種変更時負担金
Galaxy S9 5月18日 99,792円 2,214円×24回(実質)
Galaxy S9+ 5月18日 111,456円 2,700円×24回(実質)
Xperia XZ2 5月31日 94,608円 1,998円×24回(実質)
Xperia XZ2 Premium 7月27日 112,752円 2,808円×24回(実質)
Xperia XZ2 Compact 6月22日 79,056円 1,350円×24回(実質)
AQUOS R2 6月8日 95,904円 2,052円×24回(実質)
HUAWEI P20 Pro 6月15日 103,680円 2,376円×24回(実質)
arrows Be F-04K 5月25日 33,696円 1,404円×24回(docomo with)
LG Style L-03K 6月22日 40,176円 1,674円×24回(docomo with)

 

注目のdocomo with対象機種は、arrows Be F-04KLG Style L-03Kの二機種です。

元々人気のdocomo with機種ですが、arrows Beは特に、非常に人気が高く売れ続けているようです。検討している方は在庫があるうちに早めに手に入れておいた方がいいかもしれません。

私も実際に機種変更してみましたが、確かにかなりコストパフォーマンスがよく、売れるのも納得です。

 

以下、Androidスマートフォンの2018年夏モデルを改めて、それぞれ確認していきたいと思います。

関連記事:「ドコモ 2018-2019年冬春モデル・新機種の選び方

ドコモオンラインショップ

2018年夏・ドコモ新機種の選び方とは

2018年夏モデルの大きな特徴として、ハイスペック機種にそれぞれデュアルカメラやトリプルカメラなど、カメラに特化したモデルが非常に多いという点が挙げられます。

同時に、コスト重視のユーザー向けのdocomo with対象機種も、カメラ性能にかなりこだわってきていますので、全体としてカメラの性能の底上げがなされている印象です。

 

新機種の選び方としては、まずはやはり、そうしたハイスペックモデルを選択するのか、それともコスト重視のdocomo with対象機種を選ぶのかが大きな分かれ目となりますが、その上で次に重視するのはカメラ性能か耐衝撃性能か、それとも他の機能やデザインかというところです。

それぞれの特徴などを一つずつ紹介していこうと思います。

 

ドコモ新機種1:HUAWEI P20 Pro HW-01K

 

今回ダントツでお勧めできるのが、HUAWEIのP20 Pro HW-01Kです。

とにかく突出しているのがLeica(ライカ)とコラボしてこだわりぬかれているトリプルカメラです。

カメラ重視かつ全体としてのスペックも重視したいというユーザーには一番にお勧めしたい機種となっています。

実際に実機で撮影してみましたが、期待を裏切らない画質で、iPhoneを利用していて美しい写真に慣れている人でも十分満足できるのではないかと思われます。

発売日は6月15日と発表されています。

関連記事:「ドコモのHUAWEI P20 Pro HW-01Kは今回イチオシ!

 

ドコモ新機種2.Xperia XZ2 Compact SO-05K

 

2018年夏モデルのXperiaシリーズは、デザインを一新したことで賛否両論がありますが、Xperia XZ2 Compact SO-05Kはドコモ独占発売の機種でもあり、貴重な小型機種ということもあり、お勧めしたい機種の一つと言えます。

au、ソフトバンクを含めた大手3キャリアの中で、Xperia XZ2 Compactを発売するのはドコモだけです。

前機種Xperia XZ1 Compactと比較して、大きさは縦にやや長くなっているくらいでほとんど変わらないのですが、ディスプレイは非常に大きくなっているため、単純に使い勝手が向上しています。

また、CPUやメモリ、カメラなどのスペック的にもフラッグシップモデルであるXperia XZ2とまったく変わらないため、小型でありながら十分すぎる性能を有しているのも魅力の一つです。

6月22日と発表されました。

関連記事:「ドコモのXeria XZ2 Compactに機種変更した感想・評価

 

ドコモ新機種3.arrows Be F-04K

 

何よりまず、docomo with対象機種であるということ、そしてMIL規格準拠の項目がさらに増え、泡で洗えるようになったこと、カメラ機能が格段に向上したこと、メモリもアップし、操作性にも改善がみられること、これらの要素を総合すると、やはり今回のarrows Beは、かなりポイントが高いといえます。

もちろん細かいスペックはハイスペックモデルとは比較できないものの、docomo with機種として必要最低限なレベルをしっかり超えてきていますので、安心して購入できるのではないでしょうか。

2018年5月25日に発売されています。実際に機種変更して利用してみましたので関連記事を参考にどうぞ。

関連記事:「ドコモのarrows Be F-4Kに機種変更した感想・評価

 

ドコモ新機種4.Galaxy S9/S9+

 

実際のところ、Galaxy S9にしてもS9+にしてもそうなのですが、外見上のデザインがほとんど変わらないということと、Galaxy S8/S8+から大きな変化が少ないという意味で今回驚きはあまりありません。

ただ、やはり安定のハイスペックと操作性、カメラ性能など、どこをとっても隙がない仕上がりという点は引き続き高評価と言って間違いありません。

加えて一点だけ、S9+におけるデュアルカメラ搭載は大きな変化ということがいえ、LeicaとコラボしたトリプルカメラのHUAWEI P20 Proがあるがために今回その存在感はやや薄くなってしまっていますが、それでも非常に高い水準の写真を撮影することができるため、カメラにこだわりがありつつ、Galaxyを使い慣れているユーザーなどにとっては選択肢として第一候補に十分なりえると思います。

とりあえず、P20 Pro以外の機種とカメラ比較した場合、完全に頭一つ抜けた性能がありました。

※実際に購入してみた結果、非常に良機種でした! お勧めです。→「ドコモのGalaxy S9+に機種変更してみた

 

ドコモ新機種6.LG Style L-03K

 

arrows Be F-04Kと同じく、docomo withに対応したスマートフォンです。

実は地味に毎回何らかの機種で発売されているLG製スマートフォンですが、最近はかなり影が薄くなってしまっていることであまりなじみがない人も多いかもしれません。

ただ、以前はドコモのラインナップの中でも主要なポジションで発売されていましたし、世界的にはむしろ日本メーカーよりもよほど売れているメーカーでもあるので、性能的にはまったく問題ありませんし、むしろ非常に使いやすいメーカー、かつ機種だと思います。

MIL規格準拠やカメラ性能など、同じdocomo with機種のarrows Beに似たところもありますが、LG Style L-03Kはスペック的にRAM4GB、ROM64GBなど、docomo withとは思えないスペックを誇ります。

スペック重視で選択するか、泡で洗えるarrowsを選ぶか、どちらも同じように使い勝手もいいので、デザインやイメージで選択するのも十分ありだと思います。

関連記事:「ドコモのLG Style L-03Kに機種変更した感想・評価

 

ドコモ新機種7.AQUOS R2 SH-03K

 

2018年夏モデルにおいて各メーカーがカメラにかなり力を入れてきており、SHARPもその中の一つなのですが、他社とSHARPが大きくことなるのは、同じデュアルカメラを搭載しているものの、そのカメラの持つ役割がやや違う、という点です。

SHARPのAQUOS R2 SH-03Kのカメラは、標準カメラともう一つはドラマティックワイドカメラという動画専用カメラになっており、二つのカメラを同時に利用することができるため、動画を撮影中に標準カメラで写真を撮影するということも可能です。

前機種AQUOS Rと全体のサイズはそれほど変わりませんが、ディスプレイサイズは大きくなっているため、その分、ディスプレイの使いやすさ、見やすさも向上しています。

ハイスペックスマホの一角として、十分購入の選択肢に入るのではないかと思われます。一応実機に触ってみましたが、発売されたら実際に購入予定なので、その後のレビューも是非参考にされてください。

2018年6月8日に発売されました。ドコモオンラインショップでも販売中です。

関連記事:「ドコモのAQUOS R2 SH-03Kに機種変更した感想・評価

 

ドコモ新機種8.Xperia XZ2 Premium SO-04K

 

Xperia XZ2をさらにスペックアップさせXperia 初のデュアルカメラを搭載したハイスペックスマートフォンです。

関連記事にも書きましたが、横幅がかなりあるため、どうしても全体としてかなり大きめに感じてしまい、持ちにくさを感じる人も少なくないかもしれません。そのため、もし検討するのであれば、ドコモショップや家電量販店などで、まずはその大きさを確認してからの購入をお勧めします。

全体のスペックとしては全く不満を持つ余地のない最高水準でまとめられているため、こだわってXperiaを使いこなしたい方にはより向いているかもしれません。

8月10日発売のauに先んじて、7月27日に発売されました。

関連記事:「ドコモのXperia XZ2 Premiumに機種変更した感想・評価

 

ドコモ新機種9.Xperia XZ2 SO-03K

SONYのXperiaといえば、新機種が発売されるごとに人気を集める、ドコモのAndroidスマートフォンを代表する機種です。

デザインについて、実際の質感としては自分の顔も写りこむような反射する素材でできており、これがいいと感じるか好ましくないと感じるかは、意見が分かれるところかもしれません。

 

 

とはいえ、手にフィットするデザインはより持ちやすく、安定のXperiaフラッグシップモデルであることを考えると、変わらない人気を集めると考えられます。

2018年5月31日に発売されたため、同時に購入しました。

 

 

実際に手に持ってみるとやはり違います。以下関連記事の購入後レビューも是非参考にされてください。

関連記事:「ドコモのXperia XZ2 SO-03Kに機種変更した感想・評価

 

2018年夏モデル・暗所撮影比較

 

右から、Galaxy S9+arrows BeAQUOS R2Xperia XZ2です。

暗めの場所で同じ被写体を撮影し、ディスプレイの明るさは全機種最高にしてあります。

見てわかる通り、暗い場所での撮影はGalaxy S9+が圧倒的に有利です。頭一つ抜けて明るく、キレイです。

次にGalaxyとは比較になりませんが、Xperia XZ2が明るさ、細かい部分の描写ともに綺麗です。

本来エントリーモデルであるarrows Beはスペックが低めで、どうしても不利なはずなのですが、その2機種に次いで細かい部分まで描写できています。

AQUOS R2は明るさは悪くないと感じたのですが、詳細部分の描写が粗いです。

ちなみにこの傾向は、明るい場所でも見られました。

動画を撮影しながら写真も撮れるという利点を持つAQUOS R2ですが、細かく写真を気にする方は、注意した方がいいでしょう。

 

この後発売された注目のHUAWEI P20 Pro HW-01Kについては、Galaxy S9+と同等の明るさで、Leicaと共同開発したトリプルカメラの性能を遺憾なく発揮しています。

2018年夏モデルでカメラにこだわるなら、P20 Pro、またはGalaxy S9+、用途によってAQUOS R2がお勧めです。

 

2018年夏モデル:電池持ち時間比較

2018年夏モデル各機種、既にスペックとしての電池容量は公表されていますが、「電池持ち時間」だけは発売間近になり詳細スペックが公表されるまでは出てこないことがほとんどです。

さらに言うと、初期の報道発表時に公表されていた電池待ち時間も、現在の公式サイトでは修正されているものもあるので、発売が近づかなければこの点だけははっきりしないといえます。

ということで、発売間近となりドコモ公式サイト上にて正式に公表されている機種の「電池持ち時間」について、夏モデル各機種を比較してみようと思います。

 

HUAWEI P20 Pro 約135時間
arrows Be F-04K 約130時間
Xperia XZ2 約125時間
Galaxy S9+ 約120時間
Xperia XZ2 Compact 約120時間
Galaxy S9 約115時間
AQUOS R2 約105時間
LG Style 約95時間
Xperia XZ2 Premium 約105時間

 

カメラ性能が突出しているGalaxy S9+とP20 Proがここでも最長の電池持ちの良さとなっています。docomo with機種では、LG Styleが約95時間ということで同じdocomo withのarrows Be F-04Kには大きく水をあけられています。このあたりは機種選択に大きく影響するかもしれません。

他には、全体的なバランスのいいAQUOS R2が思ったより電池持ち時間では伸び悩んでいます。

とはいえ、全体的に電池持ちの平均が上がっているのでAQUOS R2が電池持ちの順位的には下位になってしまいますが、それでも約105時間もあれば、普通に利用する分には何の影響もないレベルと考えていいと思います。

実際に、AQUOS R2を利用してみて電池持ちが悪い印象は今のところありません。

 

2018年夏モデル購入後にSIMロック解除をする方法

私は個人的に、利用するしないに関わらず、新機種購入直後にSIMロック解除を実施することがほとんどです。

ドコモのSIMロック解除には様々な条件がありますが、最も簡単な条件を満たす方法としては、月々サポート対象機種を一括購入することで、即日SIMロック解除が可能となります。

私の場合基本的に、最もお得なドコモオンラインショップでdカード GOLD一括購入を実施することがほとんどなので、購入する機種が端末購入サポート対象機種でない限り、常にSIMロック解除条件を満たしており、即日実施が可能です。

 

もし、一括ではなく割賦購入を選択した場合であっても、過去にSIMロック解除を実施したことがある回線であれば、前回のSIMロック解除受付から100日が経過していれば、新機種でもすぐにSIMロックを解除することもできます。

条件等少し難しいので、あたらめて確認しておくか、既に購入されているのであれば実際にSIMロック解除手続きを実施してみましょう。→「ドコモのスマホ一括購入で即日SIMロック解除してみた

ドコモ公式→SIMロック解除条件

 

2018年夏モデル新機種まとめ

2018年夏モデル全体の印象としては、やはりどのメーカーもカメラに力を入れてきている、という印象でした。

docomo withに追加された2機種はどちらも全体のバランスがよく、スペックの高いLG Style L-03Kと泡で洗えてカメラも向上したarrowsにするか、好きな方をしっかり選べるようになっています。

ハイスペックモデルも各機種特徴があり、いろいろな利用シーンや好みで幅広い選択肢が用意されています。

基本的に最近は、どの機種を選んでも「失敗した」ということはほとんどないのではないかというくらい全体のレベルは上がってきていますが、その中でなお自分に最も適した機種をしっかり選んで購入したいところです。

すでに全機種ドコモオンラインショップで予約が開始されていますので、確実に手に入れられるように忘れずに予約をしておきましょう。
ドコモオンラインショップ

 



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