ドコモ光のお勧めプロバイダーを実際に利用してみて確認するために、現在GMOとくとくBBからBIGLOBEに変更して利用しているのですが、何となく気づいたBIGLOBEからの料金請求が、非常に重たく感じた、という話をしようと思います。
BIGLOBEで高速インターネット「IP v6オプション」を利用するための対応Wi-Fiルーターレンタルを実施すると、毎月そのレンタル料金が500円(税別)、かかってきます。
仕方ないと言えば仕方ないのですが、Wi-Fiルーターを無料レンタルできるGMOとくとくBBであれば支払う必要のない500円なのですから、長い目で見るとたった月額500円が、なかなかの重みを持って響いてきます。
年間で6000円、10年で6万円の差が生まれます。
この、「たかが500円」の重さについて考えてみました。
ふと気づいたBIGLOBEの「540円」
毎月のdカード GOLDの支払い明細を確認していたところ、ふと気づいた「BIGLOBE利用料 540円」。
あれ、これはなんだろう? と最初意味が分からず考え込んでしまいました。
ドコモ光は、現在試みにBIGLOBEを利用していますが、通常ドコモ光のタイプAであるBIGLOBEに別料金が発生するわけがないのです。
プロバイダー料金も込みで戸建なら5200円、マンションなら4000円です。
ではこの540円は一体??と、しばらく考えこんで、思い出しました。
BIGLOBEの「IP v6オプション」を現在利用しているのですが、それを利用するために必要な、対応Wi-Fiルーターのレンタル料金でした。
「IP v6オプション」は、夜の時間帯などでも混み合うことなくインターネットを快適に利用するためには必須サービスといえるのですが、BIGLOBEでは対応Wi-Fiルーターレンタルに月額料金が発生してしまうのです。
これがもし、ドコモ光電話を利用していれば、送られてくるホームゲートウェイが元々「IP v6オプション」に対応しているのですが、結局Wi-Fiを利用するのであればWi-Fiルーターを別に用意するか、無線LANカードをレンタル(東日本/月300円・西日本/月100円)しなければならないので、いずれにしても料金はかかってしまいます。
月に100円~500円程度、気にならない人は気にならないかもしれませんが、しかし気になりだしたらとことん気になると思います。
もったいないなぁ・・・と私も今回、気づいてしまいました。その後はとにかく気になって仕方がなくなってしまったので、この記事を書いています。
ドコモ光では「Wi-Fiルーターレンタル料無料のプロバイダー」を選択するのが正解
インターネットの検討段階では、Wi-Fiルーターレンタル料は、意外に見逃しがちです。
同じドコモ光タイプAなら料金が同じだから、あとは通信が速いところがいい、というところまでは考えて契約される方も多いと思うのですが、その「速い通信」を実現するための「IP v6オプション」なり「v6プラス」なりに、対応のWi-Fiルーターが必要で、プロバイダーの選択を間違うと、購入費用、またはレンタル費用のいずれかが発生してしまいます。
BIGLOBEはまさにこのパターンで、インターネットの利用に関してはそれなりに快適で決して悪くはないのですが、「IP v6オプション」利用のためのWi-Fiルーターレンタル料が発生してしまうところがどうしても弱点といえます。
レンタル料が嫌なら購入すればいい、という話でもありません。それはそれで短期的にルーター購入費用に余計にお金がかかってしまうからです。購入せず、レンタル料金もかからない、そんなプロバイダーがあるのなら、それを選択しない理由があるでしょうか?
v6プラス対応かつ対応Wi-Fiルーター無料レンタルがあるGMOとくとくBB
結局その結果として戻ってくるのは、BIGLOBEにプロバイダーを変更する直前まで私が利用していたGMOとくとくBBです。
高速の「v6プラス」は実際に利用してみて非常に快適に高速通信が利用できることがわかっています。→「GMOとくとくBBの高速Wi-Fiルーターを使ってみたら驚くべき結果が出た」
さらに、その対応のWi-Fiルーターを無料レンタルすることができ、以前は存在していた二年間の縛りなども現在は全くありませんので、安心して利用することができます。以下の通りです。
GMOとくとくBBにおけるWi-Fiルーターレンタル時の契約解除料の規定は、2017年(平成29年)12月1日以降にWi-Fiルーターレンタルを申込みした人に関しては、「適用されない」とされていますので一切心配不要です。
ちなみにBIGLOBEでは、IP v6オプション対応Wi-Fiルーターをレンタルしていると、解約時に機器の返却送料を含む1300円(税別) の解約手数料がかかります。
元々BIGLOBEはお試しで利用していたということもあり、実際に利用してみて感覚はつかめ、目的は果たせたので、改めて近々GMOとくとくBBに戻してしまおうと考えています。あまり長くなってもレンタル料がもったいないですしね。
たかが数百円、されど数百円
Wi-Fiルーターのレンタル料金に限らないのですが、ドコモはじめケータイキャリアや格安SIMなど、料金体系の中では「ほんの数百円の差」という状況がよく登場することがあります。
「補償はやはり必要だから付けたがいい、たかが月額数百円だし」、という具合ですね。
例えば料金プラン、オプション、ポイント、割引、キャンペーンなどなど、様々な要素が複雑に絡み合い、ケータイやスマートフォンの料金は確定します。その中で、「たかが数百円」を安易に許容していくと、気が付けば非常に大きな金額の差になっていたりします。
たとえ月額料金としては「たかが数百円」であったとしても、もはや生活に根付き、なくてはならない存在になってきているケータイやスマホにおいての「たかが数百円」は、下手すると「この先自分が生きている間ずっと続くかもしれない数百円」なわけです。
たかが100円でも1年で1200円、10年で12000円、50年なら60000円です。もし月額1000円の差があれば、50年で60万円という高額になってしまいます。
本当に必要な料金まで節約する必要はありませんが、無駄なものは省くべきです。
同じように、例えばdカード GOLDで貯めることができるポイントは、見逃すと非常にもったいないので可能な限り貯めておくべきです。→「dカード GOLDは本当にお得なのか」
ドコモ光のWi-Fiルーターレンタル料金も、「たかが500円」ですが、「されど500円」です。
月額500円の差を、長期的視野に立ってずっしり重く感じることができるということは、非常に大事なことなのではないでしょうか。
プロバイダー選びの際の一つの考え方として、念頭に置いておきましょう。
関連記事:「ドコモ光は本当にお得なのか」