メイン利用のGalaxy S10+がガチで故障した話

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先日の話ですが、データ通信用のメイン端末として、LINEモバイルのSIM(ドコモSIM)を入れて利用していたGalaxy S10+が、突然画面が暗転してそのまま完全に回復しなくなりました。

最初は、「あれ? フリーズしたかな?」という軽い気持ちで、色々触って試した後に、強制再起動をしてみました。しかし、画面は回復しません。

充電が切れてしまったという可能性も考えて、充電もしました。が、復活せず。

操作音がするので電源は入っている感じなのに、全くディスプレイには何も表示されません。

いよいよこれは故障だな、とあきらめざるを得ませんでした。

ということで今回は、音声通話用には使っていなかったものの、データ通信専用としてメインで使っていたスマホ端末が故障したことで、困った点や不便だった点などをまとめ、バックアップの重要性を解説していこうと思います。

 

故障の原因と思われる事象

そもそも、何故私のGalaxy S10+はいきなり故障したのでしょうか。

実は過去、メインで利用してきたケータイやスマホにおいて、故障が発生した経験が全くなく、人生初のスマホの故障でした。

普段から割とスマホは大切に扱うので、そのせいで今まで故障に遭遇しなかったのかもしれませんが、今回はそういう点から鑑みて、心当たりが直近にありました。

先日、非常に風が強い日に外に出ていたのですが、風にあおられて手に持っていたGalaxy S10+をつい落としてしまったのです。

スマホを落とすことが今まで全くなかったわけではないのですが、比較的柔らかい地面に落ちたり、それほど高い位置から落としたことがなかったので画面が割れたり故障したりすることもなかったのですが、今回については割と派手に、しかもコンクリートに落としました。

その時は、画面割れもなく、正常に動いていたのですが、故障の原因として一番考えられるのは、この落下です。

当たり前のことですが、やはりスマホは落としたり衝撃を与えたりしないように、大切に扱わないと駄目だな、と再確認しました。

耐衝撃の性能がある、MIL規格準拠のarrowsなどであればまた結果は違ったのかもしれませんが、今回はそうした耐久性があるわけではないGalaxy S10+だったことが致命的だったというわけです。

落下による破損を含む故障は、スマホの故障の中では最も多い故障要因ではないかと思いますので、落としてしまうことが多い、という方は、その点を重視してMIL規格準拠で耐久性が高いスマホを選択するのもありだと思います。→「割れないarrows/安心の理由を詳細解説

 

ケータイ補償サービス未加入のため、Galaxy S10+は諦めることに

私は基本的にケータイ補償サービスにここ数年加入していません。

というのは、そもそも今までケータイ補償を必要としたことが全くないのと、レビュー用に購入したスマホが割と多く残っているため、万が一故障しても他の機種を使えばいいという思いからでした。

が、実際故障してみると、非常に使いやすい端末だっただけに残念な気持ちが非常に強いです。

修理をすると結構な金額がかかってしまうため、今回は修理もせず、予定通り他の手持ち端末に載せ替えることにしました。

Galaxy S20+5Gが一番いいのですが、気分で今回はXperia 1Ⅱに替えることにしました。しばらくメインでXperiaを利用してこなかったので、たまには気分を変えてみようかなと。まぁ、あっさりGalaxyに戻すかもしれませんが。

 

データの回収のために奮闘してみたが・・・

スマホが故障した際に最も厄介なのが、内部に残るデータの回収です。

今回は幸い、昨年12月に全体のデータバックアップをパソコンにとっていたため、最悪の事態は免れましたが、直近のデータは回収できませんでした。

電源は入っているので、パソコンと繋げば反応するかと思いましたが駄目でした。

一番なくなってダメージが大きいのはやはり写真で、子供の写真や動画などが非常に多いため、これが消えるとかなりの精神的ダメージとなります。

とりあえず直近の写真も、Googleフォトに自動バックアップされているので、最悪の事態は免れましたが、2020年12月途中から2月中旬までの高画質の元データは回収できなかったので、結構ショックです。

バックアップの重要性を再確認しました。

 

その他、SNS関係は設定をし直せば基本的に元に戻りますが、LINEのトークは、結構前にバックアップをとっていた時期まで戻ってしまいました。まぁ、トークは別になくなっても問題はないのですが。

サブスクで利用しているdヒッツやdtv、dアニメストア、プライムビデオなどの設定をやり直し、dブックやkindleのアプリを再設定し、証券会社系のアプリを入れなおし、子供の連絡アプリを再設定し・・・。

大変です。

d払いは再認証が面倒なので、ドコモの通話SIMを入れているiPhoneで利用しているので設定しなくていいのですが、iDはdカード GOLDと絡んでいるので、dカードゴールドデスクに電話してカード情報の再発行を行いました。

再設定できるようになるまで一週間程度かかりますし、設定時に新端末であるXperiaにドコモSIMを入れて設定しないといけないので、それもまたひと手間です。その間iDを使おうと思ったら、dカード GOLDで利用するしかありません。

 

基本的にいつでも端末を変えられるようにそれほどデータを入れていないつもりだったのですが、利用が長くなると気が付けば色々と増えているものです。

まぁ私の場合、通話端末のiPhoneにも、アプリ関係はかなり重複、または分散して入れていることもあり、必ずしもデータメインのXperiaに多くのアプリを入れなくてもいいのですが、Wi-Fi環境以外ではこちらがメインなので、ないならないで不便なんですよね。

 

ある日突然やってくるスマホの故障の怖さ

スマホの故障は本当に、ある日突然やってきます。利用者自身の責任で故障させてしまうこともあれば、大切に利用していても何らかの理由でいきなり故障する可能性もゼロではありません。

だからこそ、大切なデータは日々バックアップをしておかないと、万が一の際、大きな精神的ダメージを被ることになります。

特にお子様の写真データなどは、かけがえのないものでしょうから、こまめなバックアップをしておくことをお勧めします。今回私が助かったように、Googleフォトやdフォトへの自動バックアップをしておくと一番安心かもしれませんね。

ちなみにGoogleフォトからは、パソコン上でまとめて該当期間の写真をダウンロードもできましたので、それも合わせてパソコンおよび外部ハードディスクにもバックアップしなおしておきました。念のためです。

夫婦の場合、自分のデータのバックアップはできているけれども、配偶者分のデータバックアップはしていない、というケースも考えられます。うちもそのパターンなので、定期的に妻のスマホの写真データのバックアップはパソコンおよび外部ハードディスクに行っています。その頻度を増やせば増やすほど、万が一の際に回収できなくなるデータは減るため、大切な写真や動画ほどこまめにバックアップしておきましょう。

実際に故障して初めて、データのバックアップの大切さには気づくものです。

しばらくバックアップしていなかった、という方は、この機会にバックアップしておかれてはいかがでしょうか。