dカード GOLDをこれから利用しようと考えている場合に特に不安を覚えるのは、万が一「失くしてしまったら」ということではないでしょうか。
一般的に最も起こりうるカードの紛失のケースとしては、カードのみの紛失というよりも、やはり財布ごと紛失、というケースではないかと思います。盗難の場合も一緒ですね。それこそカード単独よりも財布ごと、という形がほとんどではないかと思います。
財布を丸ごと失くしてしまうと、本当に青ざめますよね。財布に入れていた現金はもちろん、様々なカード類の処理をどうすればいいのかと悩んでしまうと思います。
ただ、そんなときも慌てずに、一つ一つ処理していくのが一番です。いきなり不正利用される、なんてケースは盗難などよほど悪質なケースくらいだと考えられますし、万が一そうした場合でも、dカード GOLDには会員補償制度がありますので安心です。
とはいえ、できる限り急いだ方がいいのは間違いないので、dカード GOLD紛失の際の処理方法を順に解説していきます。
dカード GOLD紛失の際に真っ先にやるべきこと
dカード GOLDを失くしてしまった場合、何をおいてもとにかく真っ先にやるべきことは、カード利用の停止です。
連絡先はdカードゴールドデスクです。ゴールドではないdカードユーザーの場合はdカードセンターです。
連絡先番号を一応載せておきます。
【dカードゴールドデスク】0120-700-360 (年中無休)
【dカードセンター】0120-300-360 (年中無休)
受付時間が午前10時から午後8時までとなっていますので、もし受付時間外の場合は、以下の番号が連絡先となります。
dカード紛失時の受付時間外窓口 0120-159-360 (年中無休・24時間受付)
こちらについては年中無休の24時間受付となっています。
おそらく緊急で慌ててしまっていると思いますので、そんな万が一に備えて事前にケータイ・スマホの電話帳に登録しておくといいでしょう。
dカード GOLD 紛失/盗難時は、警察・交番に届ける
紛失・盗難時にdカード GOLDデスクへの連絡と同時に必ず行うべき処理がもう一つあります。
それは、警察への届け出です。紛失の場合は、ケータイやスマホを紛失した時と同じですね。紛失届を出します。すると、受理番号を出してくれますので、しっかり控えておきます。
この処理については、dカードの利用規約(会員規約)にもある内容で、紛失盗難時には「警察への届け出がなされたとき」という条件のもと、不正利用の際の「保障制度」により、損害補てんを受けることができます。
利用規約の内容に、不正利用については「紛失・盗難等に起因する場合を除く」と記載があるなど非常にわかりにくいですが、「警察への届け出がなされたとき」については損害補てんの対象となる、としっかり記載がありますので、心配ありません。
ただ、それ以外にも損害補てんの対象外となるケースもいくつかありますので、念のために確認しておきましょう。特に通常利用の範囲内であれば問題はないと思われます。
損害補てんの対象外となるケースの例としては、
損害がdカード GOLD会員またはその家族等の故意もしくは重大な過失または法令違反により起こった場合
損害の発生が、保障期間外である場合
紛失・盗難等または被害状況の届出内容に虚偽があった場合
契約本人の使用ではなく、家族や知人に貸与していた場合
キャッシングリボなど暗証番号が使用された取り引き
紛失・盗難の届出日から遡って90日より前に不正使用された分の代金
などなどです。
上記内容もわかりやすく書き換えていますので、実際には下記の利用規約をしっかり読み込んでみてください。
第28条から第31条に関連の記載があります。
とりあえずここまでが、dカード GOLD紛失・盗難の際に、緊急で行うべき処理です。
dカード GOLDの不正利用がなかったかを後日、確認する
そのあと確認すべきは、紛失時に不正利用による損害の発生がなかったかです。
これは、当然のことながら利用者本人でなければ確認のしようがありません。
急いで確認しないといけない、と焦ってしまいそうですが、ここは一旦落ち着いても大丈夫です。
万が一の不正利用に対する会員保障制度の利用に関しては、dカード GOLDデスクへの届け出と所定の手続きが必要となりますが、「損害の発生を知った日から30日以内」に手続きすれば問題ないので、損害の確認について慌てる必要はありません。
当月利用分の請求が確定したあとに、紛失・盗難の該当日に不正に使われた痕跡がないか確認しましょう。
もし明らかな不正利用が発見できた場合には、それから30日以内に速やかにdカード GOLDデスクに連絡し、その指示に従いながら所定の手続きを実施しましょう。
dカード GOLDの再発行手続き
dカード GOLDを紛失してしまった場合、同時に再発行手続きも行う必要があります。
ここでの注意点は、カード番号が変更になる、という点ですね。
例えば、dカード GOLDに傷や汚れがついた場合に、交換で再発行をしてもらうこともできますが、その際にはカード番号は変更になりません。
→関連記事:「dカード GOLDに傷や汚れがついた場合の対処方法」
カード番号が変更になるのは、あくまで紛失・盗難にあった場合、ですね。
カード番号が変更になると、毎月dカード GOLD払いを設定している、例えば公共料金などがあればそちらも再設定が必要となります。
同時に、オンラインショッピング等でdカード GOLDを設定している場合なども同じです。
これらの作業は若干手間がかかりそうです。
ちなみに再発行手数料は、dカード GOLDの場合には一切かかりません。
万が一紛失したdカード GOLDが見つかった場合
往々にしてありがちなのが、手続きがすべて済んでしまった頃に、みつかる、というパターンです。
ああ、もっと早く見つかっておけば・・・というところですが、これは仕方がありません。
見つかるかどうかわからない状態でそのまま待つ方がリスクが大きいわけですしね。
この場合、すでに紛失の連絡をした後であれば、そのdカード GOLDは利用できませんので、裁断の上破棄する必要があります。
あとは、新しく再発行したdカード GOLDを今までと同じように利用するだけです。
このように、万が一の際にも流れに沿って手続きしていけば特に何の問題もありません。
特に費用的負担も発生しないので、その点も安心です。
もちろんなくさないにこしたことはないですが、紛失・盗難時にも安心安全であるということは理解できたのではないでしょうか。
dカード GOLDに関しては以下記事にも詳細をまとめていますので、参考までにどうぞ。
関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか」
追記:家族カードを紛失したら
dカード GOLDはその特性上、家族カードを利用している人も非常に多いと思います。
そのため、本カードではなく家族カードの方を紛失してしまった、というケースも十分あり得ると思われます。
その場合の対処方法も基本的には全く変わらず、dカードゴールドデスクに電話をして利用を止めてもらう必要があるのですが、その際利用停止になるのはあくまで家族カードのみで、本カードには影響はないということです。
つまり、家族カードを紛失したからと言って、本カードまで止めたり再発行したりしなければならないというわけではないということです。
dポイントについても、元々家族カードで貯まるdポイントは本会員分として貯まっていくので、家族カード分がなくなるとか、そういうこともありませんので心配無用です。
家族カード紛失時も、まずは早急にdカードゴールドデスクへの連絡をするようにしましょう。