2019年冬春モデル

ドコモのAQUOS sense2 SH-01Lはdocomo with機種/機種変更して操作してみた感想評価

更新日:

SHARPの最新スマートフォン、AQUOS sense2 SH-01Lがいよいよドコモでも発売開始されました。予想通りの人気で、好調に売れているようです。ドコモオンラインショップでは発売2週連続で1位を維持しています。

2017年から2018年にかけて、売れに売れているAQUOS senseの後継機で、なおかつ価格帯はほぼ同水準ということもあり、非常に高い注目を集めています。同時にSHARPから発表されたハイエンドのAQUOS zeroは、今回はドコモからは発売されませんでしたが、むしろ全体としての需要は、AQUOS sense2の方が上かもしれません。

 

そして前機種AQUOS sense同様、AQUOS sense2 SH-01Lはdocomo with機種として登場することになりました。

各性能も細かく向上しており、期待して待っていた方も多いと思います。

ということで、ドコモのAQUOS sense2(アクオス センス2)について、実際に機種変更して操作した感想、評価を交えながら詳細を見ていこうと思います。

関連記事:「ドコモ 2018-2019年冬春モデル・新機種の選び方

AQUOS sense2 SH-01Lの外観

 

AQUOS sense2の箱と本体です。箱はいつも通りで、特に同梱されている備品はありません。フルセグ/ワンセグのテレビ機能が前機種同様非対応なので、アンテナ代わりのアダプターも入っていません。クイックスタートガイドとご利用にあたっての注意事項が入っているのみです。

ホワイト シャンパンゴールド

 

 

背面はこんな感じです。カメラはシングルです。それぞれ角部分が滑らかな曲線になっているので、その分手になじみやすく持ちやすいです。サイズ感は最近の標準的なスマホ、という感じで、違和感は全くありません。

 

 

今回ホワイトとシャンパンゴールドを購入してみました。シャンパンゴールドとブロッサムピンクはドコモにしかないカラーです。どちらのカラーも指紋は全く目立ちません。

 

 

試しにdocomo withの主要機種と並べてみました。左から、AQUOS sense2、Galaxy Feel2、arrows Be、LG Styleです。

どれもそう大きな違いはありません。

重さについては、arrows BeとLG Styleが約146g、Galaxy Feel2が約149gに対してAQUOS sense2は約155gと、前機種より7g程度重くはなっていますが、誤差の範囲内です。持ち比べてみて、ようやく微かにarrows Beより重いかな?と感じるか感じないか、という程度ですね。気にしなくても問題ないと思います。

 

 

充電端子はUSB Type-C、上部にはイヤホン端子が付いています。イヤホン端子は、最近iPhoneやXperiaなどでなくなる方向に進みつつありますが、上記のdocomo with機種には今のところまだ全機種搭載されています。

 

 

ディスプレイに向かって右側にボリュームキーと電源キー、左側にSIMスロットが付いています。SIMスロットはピンで開閉するタイプではなく、指でひっかけて開けることができるタイプです

 

 

SIMカードとmicroSDカードを並べて入れるタイプですね。もちろん、一括購入なら即日SIMロック解除も可能です。実施する際は、手数料が0円のWEBで行いましょう。ドコモショップで手続きするとSIMロック解除手数料が3,000円かかります。

 

簡単な外観確認と動作確認の動画も置いておきます。参考にどうぞ。

 

 

AQUOS sense2の最大の特徴は見やすく大きくなったディスプレイ

続けてAQUOS sense2のコンセプトムービーをご覧ください。

 

 

前機種AQUOS senseとサイズ感はほとんど変わらず、それでいてディスプレイサイズだけは5インチから5.5インチへと格段に大きくなりました。表示領域は最大23%アップです。

それだけ大きい画面になれば、インターネットは今まで以上に利用しやすくなりますし、写真や動画を観るにも非常に便利になります。

docomo with機種のディスプレイサイズも最近はかなり大型化してきているので、arrows Beを除いて5.5インチ越えですね。

 

 

実際に手に持ち前機種のAQUOS senseと比べてみても、サイズ感は変わらないものの、ディスプレイはかなり大きくなったことがよくわかります。当然インターネットもしやすく写真も栄えます。

ディスプレイは最近流行りの有機ELではなく、フルHD+のIGZOディスプレイとなっています。

 

AQUOS senseとsense2のスペック比較

前機種AQUOS senseとAQUOS sense2のスペックを比較してみます。

 

AQUOS sense AQUOS sense2
カラー Champagne Gold・Frost Lavender
Silky White・Velvet Black
シャンパンゴールド
シルキーホワイト
ニュアンスブラック
ブロッサムピンク
ディスプレイ 5.0インチ
TFT(IGZO)
約5.5インチ
IGZO(フルHD+)
カメラ アウトカメラ:約1310万画素
インカメラ:約500万画素
約1,200万画素CMOS
約800万画素CMOS
電池容量 2700mAh 2,700mAh
電池持ち時間 約95時間 約125時間
CPU Snapdragon 430(MSM8937)
1.4GHz(クアッドコア)
+1.1GHz(クアッドコア)オクタコア
SnapdragonSDM450
1.8GHzオクタコア
内蔵メモリ ROM 約32GB/RAM 約3GB ROM 約32GB/ RAM 約3GB
サイズ 約72(W)×144(H)×8.6(D)mm 約71×148×8.4mm(最厚部約9.4mm)
重量 約148g 約155g
その他対応機能 防水防塵(IPX5/8 IP6X)・VoLTE
おサイフケータイ・指紋認証
防水防塵(PX5/IPX8/ IP6X)・VoLTE(HD+)
おサイフケータイ・指紋/顔認証・ハイレゾ
その他非対応機能 赤外線・ハイレゾ・ワンセグ/フルセグ 赤外線・ワンセグ/フルセグ
充電端子 USB Type-C USB Type-C
SIMサイズ nano SIM nano SIM
価格 30456円(税込) 31,752円(税込)
発売日 2017年11月10日 2018年12月14日

 

カラーは4色、シャンパンゴールド、シルキーホワイト、ニュアンスブラック、ブロッサムピンクです。ちなみにシャンパンゴールドとブロッサムピンクはドコモのみのカラー、auでは代わりにピンクゴールドとアイスグリーンが発売されています。

ディスプレイサイズ以外にもディスプレイの最大画面輝度も約47%アップしており、画面全体がかなり明るくなりました。非常に見やすいです。

他にも、大きく変わったポイントとしては、CPUの性能がアップしています。

安価なスマートフォンでどうしても気になるのはやはり動作性能だと思いますので、RAM3GBを積み、CPU性能がアップしている点は見逃せないポイントです。

 

カメラ機能もF値が2.2から2.0になったりハイスピードオートフォーカス機能が付いたり、背景ぼかしがついたりと性能アップです。指紋認証に加えて顔認証も追加されました。

また、電池の持ちがかなり良くなっています。ここは注目ポイントの一つですね。電池持ち時間は約30時間ほどアップです。

さらに、VoLTE(HD+)にも対応しましたので、より高品質な通話を楽しむことができます。

 

価格は安く、しかし性能は可能な限り高いスマートフォンとして、AQUOS sense2はAQUOS senseに続いて注目を集める機種になりそうです。

 

AQUOS sense2はディスプレイが非常に明るく見やすい

docomo with機種をそれぞれ利用していて、ふっと思ったのですが、AQUOS sense2はやけに他の機種より画面が見やすい気がしたんですね。

有機ELでもないのに何故だろう?と思ってGalaxy Feel2やarrows Beと並べてみたのですが、その要因がわかりました。

AQUOS sense2は、とにかく画面が非常に明るいです。

AQUOS senseと比較して画面輝度が約47%もアップしているのですが、確かにびっくりするほどの明るさです。比較すると、全然違います。

 

 

写真ではちょっとわかりにくいと思いますが、一応載せておきます。わかりやすいように設定画面にしてあります。明るさは全機種MAXです。

左から、arrows Be、AQUOS sense2、Galaxy Feel2です。

実際には写真以上に、明らかに違いがわかります。

このディスプレイの明るさは、AQUOS sense2の非常にポジティブな要素だと感じました。有機ELでなくても、非常に画面が映えます。

同時に、この明るさは非常に使いやすい「かんたんモード」とも相性がいいです。

年配ユーザーやはじめてスマホを持つ人にとって、かなりの魅力なのではないでしょうか。

 

AQUOS sense2のデザインは前機種とほぼ変わらず持ちやすい

AQUOS zeroではなくなってしまったディスプレイ下部のホームキー兼指紋センサーは、AQUOS sense2では健在です。

最近はディスプレイ面からホームキーがなくなってしまう機種がほとんどの流れの中で、まだホームキーが生き残っている貴重な機種とも言えます。

丸みを帯びたフォルムは手になじみ、サイズはAQUOS senseとほぼ変わらず操作しやすいちょうどよさ。

美しさだけでなく剛性も兼ね備えているアルミ素材でカバンやポケットに入れても安心です。

 

長く使える電池持ちと防水機能もあり

電池容量はそのままですが、「電池持ち時間」は前述したとおり、劇的に伸びました。約95時間が約125時間になっています。

アルミ素材が利用されていることで放熱性がアップしており、さらにフルHD+(2,160×1,080ドット)のIGZOディスプレイでは消費電力をAQUOS senseと比較して21%ほど削減している点などが、電池が長持ちするようになった要因と考えられます。

AQUOS senseはdocomo with機種の中では電池持ちは良くない方でしたが、AQUOS sense2は他の機種とほぼ同水準まで並んできました。

 

また、充電による電池の劣化を抑えたインテリジェントチャージで電池の寿命も向上しており、防水対応でぬれた手でもスムーズに動きます。

 

AQUOS sense2のカメラ性能

AQUOS sense2のカメラ性能については、AQUOS senseと比較して新開発の大型ピクセルセンサーが搭載されており、F値が2.2から2.0へと進化しました。暗いところでの撮影がより便利になり、AQUOS senseと比較して明るさが50%もアップしています。

他にハイスピードオートフォーカスにより、ピントを合わせるスピードが向上しており、背景ぼかしなども機能として追加されています。

また、セルフィー(自撮り)用のインカメラの性能もアップしており、約800万画素の広角ワイドインカメラが搭載されています。「美肌」「小顔」「色合い」「明るさ」「目の大きさ」と5つの補正ができる新機能「AQUOS beauty」によって、さらにセルフィーを美しく撮ることができるようになりました。

アウトカメラだけでなく、インカメラにも背景ぼかし機能を搭載している点も注目ポイントです。

 

ただし、実際のところ、他のdocomo with機種と撮り比べてみた場合、カメラ性能についてAQUOS sense2は、やはり少し弱い印象は否めません。

暗所での撮影は例によってGalaxyが強いですし、少しでもカメラにこだわりたいなら、私ならGalaxy Feel2を選ぶと思います。

それ以外の価格も含めた総合力で、AQUOS sense2をどれだけ評価できるかで選択肢が変わると思われます。

 

ただ今回、AQUOS sense2で撮影して印刷した見本をあわせて紹介しておきます。

 

 

 

これくらいの水準では撮影できる、ということですね。比較するとどうしても見落とりしてしまっても、これを見る限り十分、と考えていいかもしれません。

 

AQUOS sense2の顔認証はやや遅めだが十分使える

AQUOS sense2の生体認証には、今までの指紋に加えて顔認証が加えられています。

感度は悪くなく、距離もスマホ本体を持った片手を最大まで伸ばした状態でもしっかり認証してくれますので、十分といえます。

例えばiPhoneのFace IDや、他の機種の顔認証と比べるとやや反応が遅いかな、と思わなくもないですが、十分通常利用には耐えられそうです。うまく活用すれば、指紋認証の活躍はかなり減ると思います。

例えば、スリープ状態から電源キーを右手親指で押し、顔認証でロック解除をするか、初めから右手親指を指紋センサーに持って行ってロック解除するかは、使い方や好みによって分かれそうです。もちろんどちらを選んでも問題なく快適に利用できます。

 

しかしこう顔認証になじんでくると、今までディスプレイ下部に指紋センサーがあった方が便利だと思っていたのですが、背面にあった方が便利のような気になってくるから不思議なものです。慣れとは怖いですね。

今までディスプレイ下部にホームキーや指紋センサーがある機種を利用されていた方は、他に似たような使い勝手の機種はもうほとんどありませんので、お勧めです。

 

AQUOS sense2のフィルム&ケース

今回、docomo select(ドコモセレクト)で販売されている、ガラスフィルムとスマートフリップケースを試みに利用してみました。

 

 

ガラスフィルムハイグレードは、ガチガチに硬く厚いガラスフィルム、というわけではなく、やや弾力性のあるやわらかめのガラスフィルムです。

個人的に硬めのガラスフィルムが好きではないので、これくらいがちょうどいいかな、という感じでした。

もちろんそこらの量販店などで販売されている、かなり安い薄めのフィルムでも傷防止程度ならそれで十分とも思いますが、大切に利用したいという方にはこれくらいのフィルムもありかもしれません。

ちなみに、私は最近フィルムはもう、一切利用していません。長く利用すると、ドンドン傷が入ったり汚れたりしていくのが嫌で、やめてしまいました。

フィルムがないならないで、大切に利用すればそんなに本体が痛むということもないので、フィルム無しという選択肢も十分ありだと最近は思っています。

 

 

ケースについては、私はブックタイプのケースはほぼ必ず購入して利用しています。もはやこれがないと落ち着かないです。

docomo selectのスマートフリップケースは、手に持った時の感覚も悪くなく、お勧めです。ただ、閉じた時にもう少しマグネットなどで固定される感じが欲しかったかな、というところですね。

 

 

今私がiPhone XSで利用しているケースは、閉じた時にマグネットで固定してくれるので非常に使いやすく、iPhone Xの頃からずっと同じケースを利用しています。

ケースはちょっとした違いで印象が結構変わりますので意外に大事なのですが、買ってみないと感覚がわかりにくかったりもするので、選び方が難しいですよね。

 

AQUOS sense2を実際に機種変更して比較してみた感想・評価

現在前モデルのAQUOS sense SH-01Kの在庫も、ドコモオンラインショップではまだ全色残っているようです。

しかし、AQUOS sense2が発売されてしまった今、あえてAQUOS senseを選択する意味は皆無となりました。価格がほぼ変わらず性能がより高いのですから、AQUOS sense2を選ばない理由は何一つありません。スペックだけ見ても明らかですし、実際に触って比較してみると、より確信が持てます。

それぞれdocomo withにも同じように対応しており、docomo withの特徴として同じ機種をいかに長く利用するかでお得さが変わってくる、という点を考慮すると、少しでもいい機種を選んだ方が有利なのですから、絶対にAQUOS sense2を買うべきです。→「docomo with(ドコモウィズ)は本当にお得なのか

となると、あと考えるべきは、現行のGalaxy Feel2 SH-02L、arrows Be F-04KやLG Style L-03K、iPhone 6sなどのdocomo with対応機種と比較して、どれを買うべきか、という点です。

arrows BeとLG Styleには「割れにくい」という大きな特徴がありますし、Galaxy Feel2のスペックの高さも魅力です。それぞれ、使い方や求めるポイントの違いによって選択をしていく形になるでしょう。

とりあえず現行のdocomo with機種比較を確認しておきましょう。→「docomo with対応機種比較

機種変更前の準備を進めておきたい

機種購入の手続きには、必ず事前準備が必要です。データのバックアップやアプリの引継ぎなど、やることはたくさんあります。

まずは何をするべきか、確認しておきましょう。→「機種変更の事前準備をまとめてみる

 

他にも、機種購入に備えて、dポイントを貯めておくのも大切です。私はこの一年でdカード GOLDをひたすら使い続けたおかげで、現在の所有dポイントは9万ポイントを超えました。

docomo with対象機種の価格なら、ポイントだけで購入できます。

そうした理想的な使い方をするためには、dカード GOLDでのポイント大量獲得が必須です。

まずは基本から抑えておきましょう。→「dカード GOLDは本当にお得なのか

dポイントが実際にどれくらい貯まるのかを知りたい方は、こちらも参考にどうぞ。→「dカード GOLDで年間どれくらいのポイントが貯まるのかチャレンジしてみる

 

 



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