2016年夏モデル

ドコモ・AQUOS ZETA SH-04Hは買いなのか/メリットデメリットまとめ

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aquoszetash04h

2016年6月10日に発売されたドコモのAQUOS ZETA SH-04H

それまでとはデザインも新たに変更され、今までとはまた一味違ったSHARPスマートフォンとなっています。

正直、ここ何世代かのハイスペックモデルのSHARP製スマホは、個人的にあまり買いたいと思えるような機種がなかったのですが、今回は久しぶりに使ってみたいと思わせるようなデザイン・スペックとなっています。

既に発売されて半年以上たちますが、春の購入機種候補として検討してみてもよさそうです。

詳細内容を確認していきます。

AQUOS ZETA SH-04Hの詳細スペック

まずはAQUOS ZETA SH-04Hのスペックの中身を見ていきます。

 

カラー ホワイト、ブラック、グリーン
サイズ 高さ:149
幅:73
厚さ:7.6
重量 約155g
OS Android6.0
ディスプレイサイズ
解像度
約 5.3インチ
フルHD/IGZO TFT
CPU Qualcomm MSM8996
2.2GHz(デュアルコア)+1.6GHz(デュアルコア)
クアッドコア
メモリ RAM:3GB ROM:32GB
カメラ メイン:約2260万画素
サブ:約500万画素
バッテリー 3000mAh(内臓電池)
SIM nanoSIM
ネットワーク Premium 4G
主な対応機能 Wi-Fi・テザリング・Bluetooth
防水・防塵
おサイフケータイ・NFC
ワンセグ/フルセグ・VoLTE
ハイレゾ・指紋認証
主な非対応機能 MIL規格
赤外線
FMトランスミッター
価格 82200円

 

ドコモの公式ホームページや公式カタログを見て気づく点として、CPUが大きなスペックの枠から消されています。※別ページの詳細スペック枠にはあります

ほかの機種も確認したのですが、2016年夏モデルからは、CPUのスペックを推していかない方針に変更になったようです。2015-2016年冬春の機種、例えばXperia Z5 SO-01Hなどを確認すると、まだ「CPU」という項目でしっかり記載がありますが、2016年夏モデルのXperia X Performance SO-04Hのページには「CPU」記載がありません。

「CPU」が大きなスペック表記の項目から外された理由の一つとして、最新CPUが持つコア数が今までよりも減っているということが考えられます。

2016年夏モデルに搭載されているCPU「Snapdragon 820」は、今まで全盛だったヘキサコア(6コア)、オクタコア(8コア)CPUに対してクアッドコア(4コア)に逆戻りしているのです。

ただしこれは効率化の問題であって決してスペックダウンではないのですが、一般ユーザー目線で考えると、確かに6コアや8コアあったものが4コアに減ってしまっているのでは、性能が落ちたのではないかと思われても仕方ありません。そうした点を踏まえてのCPUという項目の削除だったのかもしれません。※詳細スペック欄には「プロセッサ/CPU」記載があります。

そのほか、特別目立つ項目は見当たりませんが、逆に非対応の機能として赤外線、耐衝撃のMIL規格、FMトランスミッターなどがあります。

それらは、あれば助かるけれどなければないで済む機能でもありますが、人によってはどうしてもそこがこだわりポイントだったりするケースもあると思いますので、しっかり自分の使い方とついていないと困る機能は考えておいた方がいいでしょう。

購入したあとから「この機能だけはどうしても必要だった」ということになってもどうすることもできません。

 

主要SIMフリースマホとAQUOS ZETA SH-04H比較

ドコモのAQUOS ZETA SH-04Hと、SIMフリースマートフォンの主要項目を比較してみます。

 

  SH-04H Priori 3S LTE SAMURAI REI ZenFone Go P8 lite
重さ 約155g 約161g 約136g 約160g 約131g
電池 3000mAh 4000mAh 2800mAh 3010mAh 2200mAh
ディスプレイ 約5.3インチ 約5.0インチ 約5.2インチ 約5.5インチ 約5.0インチ
メモリ(RAM) 3GB 2GB 2GB 2GB 2GB
カメラ 約2260万画素 800万画素 1300万画素 800万画素 1300万画素
価格 82200円 17800円 29900円 19800円 21600円

 

こうして並べた場合、何より目を引くのはカメラ性能ですが、そのほかにも例えば防水防塵おサイフケータイワンセグフルセグVoLTE指紋認証など、SIMフリースマートフォンにはほとんど搭載されていない機能がAQUOS ZETA SH-04Hには目白押しです。

それも当然といえば当然、何しろ価格が違いすぎます。上記に並べた中で最も高いSAMURAI REIと比較しても、AQUOS ZETA SH-04Hは52300円も高いのです。

さすがにこれだけの価格差があって、AQUOS ZETA SH-04Hの方が総合的なスペックで負けていたら問題です。

 

 

ドコモ・春の各種割引キャンペーン対象機種

AQUOS ZETA SH-04Hは、2017年春の各種割引キャンペーンにそれぞれ対応しています。

「春のおとりかえ割」「家族まとめて割」「月々サポート」等に加えて、ドコモの学割やそれまで利用していた機種の下取りなどまで活用すれば、かなり安く購入することもできます。

発売から半年以上経って、今が購入チャンスといえるかもしれません。

 

AQUOS ZETA SH-04Hの特徴・ハイスピードIGZOでなめらかくっきりスクロール

これは実際に体感してみた方がいいと思いますが、進化したIGZOはAQUOS ZETA SH-03Gと比較して2倍の120Hz駆動でコマ数を描画できるようになっており、今まで以上になめらかでくっきりしたスクロールを実現しています。

確かにタッチパネル感度は非常によく、使い勝手で違和感を感じることはありません。RAMも3GB、最新CPUも搭載したAQUOS ZETA SH-04Hには動作上の不安要素がまったくありません。

ドコモショップや家電量販店に足を運べば実際に動かすことができる実機が置いてあると思われますので、是非検討しているのであれば事前に触って試しておきたいところです。

 

AQUOS ZETA SH-04Hの進化したカメラとエモパー

AQUOS ZETA SH-04Hは、カメラ機能も大きく進化しています。

画像処理エンジンや新高性能レンズ、さらにはハイスピードオートフォーカスや高速起動も搭載。あらゆる使い勝手、ニーズにこたえてくれます。

とはいえ、最近のドコモのスマートフォンのカメラ性能はどの機種も非常に高く、正直肉眼で見比べてみても大きな違いが感じられないことが多いかもしれません。

よほどカメラが趣味であるとか、大きなこだわりがあるということでなければ、まったく不満を感じずに写真撮影ができるレベルと考えていいでしょう。

ちなみに、AQUOS ZETA SH-04Hレベルの画質に慣れてしまったら、SIMフリースマートフォンのカメラではまったく満足できなくなると思われます。

 

AQUOSシリーズ独自の人工知能「エモパー」が、4.0に進化したそうです。ダイエットのアドバイスや応援など、話しかけてくれるようになったり、タイミングに合わせて大事なメモを教えてくれたり、エモパーの話題で気になったことをすぐに音声検索することもできるそうです。

ただ正直この機能が必要なのかどうかは、かなり個人差があると思われます。

 

AQUOS ZETA SH-04Hのワンセグフルセグはアンテナケーブルが必須

AQUOS ZETA SH-04Hにはテレビ機能としては、ワンセグ/フルセグが搭載されていますが、前機種同様アンテナケーブルが内蔵されていませんので、テレビを見るためには同梱のテレビアンテナケーブルSH01が必須となります。

このアンテナケーブルをイヤホン端子に取り付けることによって、しっかりテレビの受信ができるようになります。

もちろんそれでも、フルセグになると場所によっては電波が入りにくかったりして画面が止まったり割れたりすることはありますし、そもそもワンセグレベルでも電波が入らない場所もありますので、テレビ機能についてはある程度おまけ的要素が強いと認識しておいた方がいいかもしれません。

 

AQUOS ZETA SH-04Hの電池は取り外し不可内蔵型

ここしばらくのドコモ製スマートフォンは、 ほとんどの機種が電池内蔵型になってしまっています。以前のように電池脱着ができるスマートフォンの方が少なく珍しくなってきています。

電池内蔵型であってもまったく問題ないくらいに電池の持ちがよくなってきているという点は確かにそうなのですが、それでも取り外しができないため本当に電池が劣化した時が面倒ですし、ドコモに修理に出して電池交換することによって費用も1万円近くかかります。

ただ内蔵型だからこその薄さを実現できているとも言えそうなので、本当にこの点、良し悪しです。

 

AQUOS独自のグリップマジックは健在

AQUOSの独自機能といえば、エモパーよりも個人的にはこのグリップマジックの方がイメージが強いです。

あまり意識せずに使っている人もいるかもしれませんし、むしろ邪魔だと思って機能をOFFにしてしまっている人もいるかもしれませんが、使い方を覚えたら、実は非常に使いやすくなるのがグリップマジックなのです。

いくつかの機能があるグリップマジックですが、中でも役に立つのは「画面表示」機能で、わざわざ電源ボタンを押す必要がなくスリープ状態の画面を点灯させることができます。

使い方は非常に簡単で、スマホ端末の下部両側を同時に触れることによって(つまり普通に手に持つ形)、画面が自動的に点灯する仕組みです。設定の中では「持つと画面点灯」という機能です。

ほかに、グリップマジックの機能としては、「着信時音量ダウン」や「画面回転抑止」などもあります。

この機能も実際に使ってみないとなかなかイメージがわきにくいと思いますが、電源ボタンを押さなくていい、という点は、実は非常に使える機能であると体感できるため、快適な操作性を求める人は、グリップマジックを搭載したAQUOS ZETA SH-04Hも、非常に強力な選択肢になるのではないでしょうか。

 

そのほかドコモのスマートフォン2016年夏モデルでは、人気のXperia X Performanceやarrows SVなども発売を控えています。何を重視するかで選択肢は変わると思いますが、AQUOSも今回はかなりいい出来栄えと言えるため、じっくり検討してみましょう。



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