ずっとドコモ割プラスが2018年5月1日より開始されたことにより、dポイント(期間・用途限定)の上手な使い方が今まで以上に重要になりました。
それは何故かというと、ずっとドコモ割プラスでは今までの料金割引以外に、よりお得な選択肢として「ポイント進呈」が選べるようになったためです。ポイント進呈を選んだ場合、料金割引額の1.2倍のdポイント(期間・用途限定)がもらえます。
他にもdポイント(期間・用途限定)は、ずっとドコモ割プラスのポイント進呈以外にも、子育て応援プログラムだったり更新ありがとうポイントだったりと、獲得機会は非常に増えてきています。
しかし、貯めることはできても、いざ使おうとするとなかなか何に使っていいか悩んでしまうことも多いと思いますので、「こんなことにも使える!」という利用用途を参考までにご案内してみようと思います。
※通常のdポイントを貯めるならdカード GOLD→「dカード GOLDは本当にお得なのか」
dポイント(期間・用途限定)を利用してみた
とりあえず今回、私がdポイント(期間・用途限定)を利用した方法は三つです。
一つは、dブック、一つはdデリバリー、そして最後にドコモオンラインショップです。
他にも期間・用途限定とはいえ様々なシーンで利用することができますので、自分に合わせた利用方法を考えていくといいと思います。とりあえず今回は、私が実際に利用した三つについて重点的に解説していきます。
dポイント(期間・用途限定)をdブックで利用
dポイント(期間・用途限定)のお勧めの利用方法の一つは、dブックでの利用です。
dブックでは、漫画のコミックはもちろん、小説やビジネス・実用書、写真集や洋書などまで様々な本を買うことができます。
普段は紙の本を書店で購入しているという人もまだまだ多いかもしれませんが、一度dブックを利用し始めると、書店で本を購入する機会が驚くほど減ります。
dブックで本を買うと、いつでもどこでもスマホやタブで読むことができ、わざわざ買いに行く必要もなく欲しいと思った時にすぐその場で購入することができ、非常に便利です。
そして、そんなdブックにdポイント(期間・用途限定)を充てることができるという点が非常に大きいのです。
例えば、書店では到底買うことがないような本でも、dブックでdポイント(期間・用途限定)が使えるのならこの機会に購入してみようかな、という気になります。
それくらい気軽に購入することができるのです。
また、お金を出して購入するほどではない、と思っていた本でも、期間・用途限定ポイントなら買ってみようかな、という気にもなるので、試し買いとしてもお勧めです。
同じような利用ができる他社サービスとして、amazonのKindleがありますが、こちらとは購入できる本のラインナップが違いますので、基本はdブックでまず探してみてdポイント(期間・用途限定)を利用するようにし、なければKindleで購入するという流れがお勧めです。
ちなみに私はこの方法で、ある漫画を全巻揃えました。
ずっとドコモ割プラスで毎月dポイント(期間・用途限定)が貯まっていけば、巻数の多い漫画の大人買いもできてしまいます。→「dブックで人気漫画を多数読んで非常に便利だった話」
dポイント(期間・用途限定)をdデリバリーで利用
dブックでdポイント(期間・用途限定)を消費しようにも、「そんなに頻繁に読みたい本がない」ということは十分あり得ますし、それどころか漫画も小説も本をそもそも全く読まない、という人も中にはいると思います。
そういう場合には、dブックだけでポイントを消費していくのは困難なので、dデリバリーを個人的にお勧めしています。
場所によってはピザや寿司、弁当に中華、そばやうどん、和食、とんかつ、洋食、カレー、丼物、ファーストフード、さらには焼肉やお好み焼きなどまで、さまざまなデリバリーを利用することができます。
自宅に宅配してもらうことで外出をしなくてすみますし、dデリバリーアプリやサイトから簡単に申し込みができ、調理後すぐに持ってきてくれるので非常に便利です。お店によってはdデリバリー注文特典が付くこともあります。
一度利用するとコツがわかるので、以後何度もリピートしてしまいがちなサービスでもあります。
私は一度利用してからというもの、定期的に利用するようになってしまいました。それくらい便利です。
ただ一点だけ、dデリバリーの弱点はというと、場所を選ぶ、ということです。
周辺にdデリバリー対応店舗が非常に少ない、または一店舗もない、という可能性もあります。都市部ではそれこそいろどりみどりで様々な対応店舗が見つかるのですが、ひとたび地方に行くと極端に対応店舗が減ったりします。
それくらい大きな地域差があるため、もし自宅周辺で対応店舗がほとんど見つからなければ、また別の方法で期間・用途限定ポイントを利用していく必要があります。
関連記事:「dデリバリーを使ってみたら非常に便利だった話」
dポイント(期間・用途限定)をドコモオンラインショップで利用
最もメジャーなdポイント(期間・用途限定)の利用方法として、ドコモオンラインショップでの利用があります。
そもそも、ドコモオンラインショップで買いたいdocomo select商品があるとか、近く機種変更などの予定があるという場合には、dポイント(期間・用途限定)の利用方法をわざわざ他に考える必要は一切なく、素直にそのままドコモオンラインショップでの購入時に利用すればいいと思います。
その場合は、もちろん通常のdポイントもまとめて利用してしまってもいいと思います。
ドコモオンラインショップでは、dカード GOLDで一括購入することでdポイントを2倍獲得することができますが、dポイント(期間・用途限定)を利用することもできると覚えておきましょう。
他の用途と違い、期間用途限定ポイントに限らず通常のdポイントもまとめてすべて利用してしまいやすいという意味で、機種変更は完全なポイントのリセットのタイミングになるケースが非常に多いと考えられます。
関連記事:「ドコモオンラインショップでの機種変更/購入がリアル店舗より圧倒的有利な件」
dポイント(期間・用途限定)をローソンで使う
ここまでの三つの利用方法のいずれでも使うことがない、という場合には、非常に身近な使い方として、ローソンでの買い物時にdポイント(期間・用途限定)利用をお勧めしておきます。
dカード/dカード GOLDを所有していればローソンで非常にお得にポイントを貯めることができるのはご存知の方も多いと思いますが、ローソンは貯めるだけでなく使うこともできます。
利用するポイント数は自由に選べるので、有効期間が4年と長い通常のdポイントは残しておき、期間・用途限定ポイント分だけ利用してもいいと思います。
その辺りの使い勝手を自由に選べるという意味でも、ローソンでの利用は非常にお勧めです。
ただ、この非常に便利なローソンでの利用についても、弱点があります。
その弱点とは、ドコモユーザーの誰しもがローソンを利用するとは限らない、という点です。
よく行くコンビニはセブンイレブンかファミリーマートで、近くにローソンがない、ということは十分考えられますし、そもそもコンビニ自体に行くことがない、という人だってもちろんいるでしょう。
そうなると、それこそdポイント(期間・用途限定)の利用方法に悩んでしまいそうなので、以下ですべての利用シーンについてもまとめておきます。
dポイント(期間・用途限定)を使えるサービス/使えないサービス
dポイント(期間・用途限定)を利用することができるサービスを、一覧でまとめておきます。
・街のお店でつかう
・ネットのお店でつかう
・dマーケットでつかう
・ポインコグッズでつかう
・子育て関連商品につかう
・ギフトコにつかう
・ドコモ商品につかう
・遊園地や水族館等チケットの優待購入(d払い)につかう
期間・用途限定ポイントとはいえ、以上のような様々なことに利用することができます。ただし、上記に該当しても一部利用できないケースもありますので注意しましょう。
これだけの利用用途があれば、どこかで使いそうな項目もあるのではないかと思いますが、それでも悩んでしまう場合には、やはりdポイントを利用することができる、マクドナルドや高島屋など、実店舗での利用を検討してみましょう。
逆に、dポイントを利用することはできても、dポイント(期間・用途限定)は利用できないケースは以下の通りです。
・交換商品につかう
・ケータイ料金の支払いにつかう
・データ量の追加につかう
・スゴ得のクーポンにつかう
・賞品が当たる抽選につかう
・寄付につかう・
・ポイント投資につかう
最も利用したいユーザーが多いと思われる「ケータイ料金の支払いにつかう」ことができないという点は大きな注意点です。
また、最近開始された「ポイント投資」にも、期間・用途限定ポイントは利用できません。→「ドコモポイント投資で運用/dカード GOLDで貯めたdポイント」
dポイント(期間・用途限定)でできること、できないことを正しく把握して、ずっとドコモ割プラスのポイント進呈も効率よく利用していきましょう。
関連記事:「dポイント(期間・用途限定)とは何か」
ポイント共有グループを作って家族に使ってもらう
個人でdポイント(期間・用途限定ポイント)をいよいよ消費するのが難しい、となった場合、視野をもう少し広くして家族とポイント共有グループを作ることを考えてみましょう。→「ドコモのポイント共有グループを理解する」
同じポイント共有グループになれば、dポイントもdポイント(期間・用途限定)も共有されるため、自分で利用できそうにない期間・用途限定ポイントをグループ構成員に使ってもらうことができます。使わずに失効してしまうくらいならそちらの方がいいでしょう。
ポイント共有グループを組むことができるのは、「代表会員と3親等以内」の場合のみなので、基本的に家族や親戚同士での共有となります。そのグループ内でのポイントを有効利用については、構成員である3親等以内のメンバーで話し合えばいいと思います。
グループに一人でも、普段dポイントを有効に利用する人がいれば、使い道がないという問題は解決です。もちろん、特定の人ばかりがポイントを利用していたら不公平感があると思いますので、その辺りは家族内でルールを取り決めておくといいでしょう。
ちなみにこの場合、家族が必ずしもドコモユーザーである必要はありません。
もし他社ユーザーだったとしても、ポイント共有グループは代表者さえドコモユーザーなら組むことができるため、グループの一員となる他社家族には、dアカウントとパスワードだけ発行しておき、ポイント共有グループ構成員にしてしまいましょう。
貯めるだけでは意味がない・正しく使う期間・用途限定ポイント
通常のdポイントの場合は、有効期間が最大4年と長めに設定されているため、その間に一度は機種変更を実施するであろうという見込みから考えれば、個人でdポイントを消費しきれないということはあまりないと思います。
しかし、dポイント(期間・用途限定)については、ポイントごとに有効期間が異なり、長くて二年、短いと当月末まで、などというポイントまで存在しているので、定期的な利用が必須となります。
うっかり失効させてしまわないように、できれば月末近くになったら失効ポイントがないかはdポイントクラブサイトにて確認しておいた方がいいでしょう。
その上で、上記いずれかの方法を取りながら、有効に期間・用途限定ポイントを活用していきましょう。