私は元々フィーチャーフォン(ガラケー)を利用している頃から、ディスプレイ画面には必ず液晶保護フィルムを貼る派でした。
傷は付きにくく作られているとか、貼らなくても特に問題はないとかいくら言われても、それでも直で液晶ディスプレイに傷が入るのがとても嫌だったので、例外なく毎回購入して貼っていたわけです。
ただここ数年、スマホの購入数がかなり増えたこともあり、その都度全機種フィルムを買うのも面倒だしコストもかかるということもあって、ついついフィルムなしで利用することが増えてきていました。
そして、それに慣れてしまうと、やはり液晶保護フィルムがあるよりもない方が当然画面は綺麗に見えますし、操作感もフィルムによって手触りやタッチ感覚が違うなんてこともなく、快適だと思い始めていたわけです。
その結果、今現在メインで利用しており、非常に満足して利用しているGalaxy Note9の液晶ディスプレイに、小傷が入っているのを先日発見しました。
今は結構本気でがっかりしています。何しろGalaxy Note9、非常に高いのです。
フィルム、貼っていれば良かったです。
今回はそんなディスプレイについてしまった小傷の症状詳細と、それをどうにかすることができないか、いろいろ考えた話です。
いつの間にか付いたのか全然わからないディスプレイの小傷
まずはどんな感じの小傷が付いたのか、実際に見ていただきたいと思います。
ディスプレイ面をかなり接写で撮影しているので、少々見えにくいと思いますが、傷がはっきり入っているのがわかると思います。
ディスプレイ画面が点灯している状態の場合は、基本的に全く目視できません。そのため、利用に支障が出るというわけではないのです。
しかし、電源キーを押して画面を暗くした上でしっかり見てみると、確実に、消えない小傷が入ってしまっています。最初は「埃かな? ちょっと拭けば取れるかな?」と思ったのですが、どう頑張っても無理でした。しっかり傷が刻まれているからです。
支障はない、とは言っても、よぎるのはGalaxy Note9の価格です。1万円や2万円の機種ではないわけです。しかも、まだ使い始めてそう期間も経っていないのです。使い勝手がよく、今後比較的長くメインの端末として利用していけるだろう、という思いがあっただけに、ショックでした。
神経質すぎるでしょうか。しかし、買ったばかりの新車に、小傷が入ったらやっぱりショックですよね?
元々私はおおざっぱな性格ではあるのですが、スマホの利用については比較的丁寧で、大きな破損等を発生させたことはありません。ただ、細かい失敗はよくあり、直近ではiPhone XS Maxを机の上から2度も落下させてしまいました。
原因は、背面がよく滑るのを忘れて、斜めに傾いた状態の場所に置いていたためです。
その時は特に傷も一切入らなかったので、本当に安心したものです。購入直後の傷や故障は本当に精神的ダメージが大きいです。
ということで、今回のGalaxy Note9の小傷をどうにかする、いい方法はないかと考えてみました。
ケータイ補償サービスでの交換を検討
普通に考えてもっとも簡単で手っ取り早いのは、ドコモのケータイ補償サービスを利用しての交換です。
新品同様のリフレッシュ品が送られてくるので、早々に取り替えてもらえばいい、というわけです。
もちろんその場合、費用はかかります。Galaxy Note9の場合、交換時の費用は7,500円です。高いです。さすがにこの程度の傷に7,500円も払ってすぐに交換を実施、というわけにはいきませんが、将来的にそういう選択肢がある、というだけでもずいぶん気分は違います。
ただここで、問題が発生しました。
最近の私にはよくありがちなのですが、Galaxy Note9がケータイ補償対象端末ではなかったのです。つまり、Galaxy Note9の後に発売されたGalaxy Feel2に、ケータイ補償対象端末を変更してしまっていたんですね。
これは別に何かの間違いとかではなく、すべて理解した上で自分で実施しました。最近あまりケータイ補償を重要視していなかったためでもあります。しかしこれが、今となっては大きな失敗でした。
結果的に私のGalaxy Note9は、ケータイ補償を使うことができない、というわけです。
外装交換修理という選択肢
ケータイ補償が駄目でも「修理」があるじゃないか、と思われた方もいると思います。
ということで、解説していきます。
確かに、ケータイ補償よりもむしろ、症状によっては修理の方がかなり費用を安く抑えられる可能性があります。
手続き的にはちょっと面倒に感じるかもしれませんが、修理も実は急ぎでなければわざわざドコモショップに足を運ぶ必要はありません。意外にこの事実、知られていませんが、ドコモにはオンライン修理受付サービス、という選択肢があるのです。
知っていた、という方、どれくらいいらっしゃるでしょうか。かなり少ないのではないかと思います。
詳細は公式ページをご覧ください。→ドコモ・オンライン修理受付サービス
で、今回は本当に微かな傷とはいえ、傷は傷なので、修理の内容としては「ケース(外装)交換」を選択してみることにしました。
その結果が以下の通りです。
うーん、お話になりませんね。小傷程度に37,400円・・・。
しかし実際のところ、今回はこの結果は最初からわかっていました。
わかっていて一応試してみただけです。何故なら、私のGalaxy Note9はケータイ補償対象端末ではないため、ドコモの修理代金サポートが適用されないのです。
本来なら、修理代金サポートが適用されれば、MAX3,000円で修理ができたはずなんですね。つまり、ケータイ補償を利用するよりもさらに安く抑えられたはずなのです。
しかし、前述したとおりケータイ補償はありませんので、修理代金サポートが適用されず、修理費用が100%請求されてしまのです。その結果が、上記の修理費用というわけです。
つまりここで何がいいたいのかというと、ケータイ補償、毎月の費用が高い高いと感じるのは重々わかるのですが、やっぱり申し込みをしておくと安心感が全然違う、ということですね。→「外してはいけないケータイ補償」
最後の砦・dカード GOLDケータイ補償
しかし諦めるのはまだ早いです。ドコモには最強のお役立ち補償が残されているではありませんか。
そうです、dカード GOLDのケータイ補償です。
まぁ、実際のところdカード GOLDのケータイ補償の利用要件はそれなりに厳しいため、小傷程度での利用は不可能と思った方がいいですが、それでも購入から3年間補償は適用されるのですから、万が一の水没・全損時などにはかなり大きな安心要素になると思います。
目下の小傷に対する補償としては一切役に立たずとも、万が一の際の補償が存在するという事実は大きな心のよりどころです。→「dカード GOLDケータイ補償の全く触れられていない注意事項とわかりにくい手続き方法を詳細解説」
しかし、待ってください。
私が利用していて今回問題にしている機種は、Galaxy Note9です。ドコモオンラインショップ価格で121,176円です。店頭価格だと頭金含む総額が高かったりするので+1万円くらいするでしょう。
いずれにしても、dカード GOLDケータイ補償の限度額10万円をオーバーしています。
この事実は、あまりにも残酷な事実です。
つまり、将来的にdカード GOLDケータイ補償を利用してGalaxy Note9を新しく買い直して補償してもらうと思っても、本体価格が10万円以上するため、結局手出しが2万円~3万円程度発生する可能性大、というわけです。
ここに至って、私の小傷入りのGalaxy Note9は、完全に詰みました。
ケータイ補償もダメ、修理もダメ、dカード GOLDケータイ補償もダメ。
結果として、将来に渡って少なくとも数万円レベルの出費を覚悟しない限り、私のGalaxy Note9を完全な形でよみがえらせることは不可能、ということが判明してしまいました。
辛いです。
液晶保護フィルムさえ貼っておけば・・・、と悔やんでも後の祭りです。
フィルムを貼らなければ小傷が入る可能性は高い、という現実
しかしなぜ、何故Galaxy Note9のディスプレイにこのような小傷がついたのか・・・。ちゃんと純正ケースも利用していて、ディスプレイ部分が露出している時には必ず自分の目がディスプレイに注がれているはずなのに。
Galaxy Note9だけが、まさかディスプレイに傷が付きやすいということなのでしょうか。
思いついて他の機種のディスプレイを、詳細チェックしてみました。
当然のことながら、液晶保護フィルムを利用している機種のディスプレイに傷があるはずがありません。どうしてもはみ出してしまう周囲のベゼル部分の痛みは多少しかたありませんが、やはり小傷防止には液晶保護フィルムは役に立ちます。
しかし、液晶保護フィルムを貼らずに利用していた機種には、今までは気にしていなかった細かい傷が入っている機種が、数機種ありました。
ああやはり、保護フィルムを張らなければ、小傷、いわゆる生活傷のような傷はどうしてもついてしまうのだな、と改めて実感しました。
よって、次回からは改めて、必ず液晶保護フィルムは貼ろうと思いました。
そんなに凝った液晶保護フィルムではなくても大丈夫です。ガラスフィルムになると値段もそれなりに高いですし、そこそこ厚みが出るので、人によってはあまり好ましく感じない場合もあると思います。私はそのタイプです。
しかし、本当に安い、ペラペラしたフィルムだと、小傷防止という目的を果たせるかどうか微妙に不安なので、高すぎず安すぎず、中間クラスのフィルムが個人的にはお勧めです。
ただ、もちろん好みや判断の差もあると思いますので、この辺りはご自分で決められるといいと思います。
私が言いたいのはただ一つ、私のように後で後悔するような事態にだけはならないように、フィルムを貼らなかったりケータイ補償を申込しなかったりする場合、特に注意して利用していただきたいということです。