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ワンナンバーサービスをApple Watchとワンナンバーフォンで切り替えて使ってみた

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ドコモの冬春モデルと同時に発表され、2018年10月26日に発売されたワンナンバーフォン ON 01

Androidスマホで利用できるワンナンバー設定アプリで設定をすることで、すぐに子機として利用することができるようになります。

 

使い方によっては非常に便利に活用することができるのですが、ふと気になったのは、それ以前に利用されていたワンナンバーサービスのもう一つの対象端末「Apple Watch series3」を利用していた場合、またはワンナンバーフォン利用からApple Watch利用に切り替える場合にはどういう動作になり、どういう作業が必要になるのだろうか、という点です。

ということで、今回実際に試してみました。

関連記事:「ワンナンバーフォン ON 01を利用してみた

 

ワンナンバーフォン設定が完了した状態で、iPhoneにSIMを移す

ワンナンバーフォン購入時に、一旦設定を完了させたため、まずはとりあえず親機となっているGalaxy Note9のSIMカードを、iPhone XSに移してみることにしました。

ワンナンバーフォンの設定をした際に、設定が完了した後はSIMカードをどの機種に入れても入れなくても関係なくワンナンバーフォンは動作することを確認していましたが、そういえばiPhoneには入れていなかったので念のため確認しました。

結果は、予想通りiPhone XSにSIMカードが入っている状態でも、全く問題なくワンナンバーフォンは動作しました。

ただ、現状iPhone用のワンナンバー設定アプリは存在しませんので、iPhoneでワンナンバーフォンを利用したい場合には、設定をすることができるワンナンバー設定アプリをインストールすることができるAndroidスマートフォンが必要です。

 

ワンナンバーフォンをApple Watchに切り替え

Galaxy Note9からiPhone XSにSIMカードを入れ替えたので、現在SIMはiPhone XSにあります。ワンナンバーサービスの登録機種はワンナンバーフォンです。

しかし、iPhone XSを利用している時は、Apple Watchで電話を受けたいと思う時もあるでしょう。Apple Watchがあれば、基本的に同じ役割を果たすワンナンバーフォンは必要ないケースもあると思います。

では、iPhone XSが親機、ワンナンバーフォンが子機となっている状態で、子機をApple Watchに切り替えるにはどうしたらいいのでしょうか。試してみました。

iPhoneの「Watch」アプリの「モバイル通信」を確認すると、元々設定していたドコモのプランが「非使用中」となっていました。

 

 

これを使用中に変えることができなかったので、「新規プランを追加」を選択してみました。

すると、ドコモのネットワークに繋がり、ネットワーク暗証番号の入力を求められました。

入力をすると、そのままワンナンバーサービスの手続き画面に移行します。

 

 

手続き内容としては、「再ダウンロードまたはペアの機種変更を行う」とあります。

このまま手続きを完了すると、iPhone側でアクティベート中と表示され、Apple Watchのアクティベートが行われます。その結果、すぐにApple Watchで通話を受けることができるようになりました。

 

 

ちなみに、Apple Watchがワンナンバー登録機種となったため、ワンナンバーフォンは電波が繋がらなくなっていました。

 

 

ということで、ワンナンバーフォンをApple Watchに切り替える場合は、iPhoneでApple Watchを管理する「Watchアプリ」から手続きが可能ということですね。

 

AndroidスマホにSIMを入れた状態で、Apple Watchは子機にできるか

今までも試そうと思えば試せたのですが、なんとなく試していなかったのが、iPhoneでApple Watchのモバイル通信設定をした状態(Apple Watchで通話ができる状態)で、SIMカードをAndroidスマートフォンに入れてみたらどうなるか、です。

もしこの状態でApple Watchで通話ができたら、Androidスマホをメインで利用しつつ、Apple Watchも最大限に活用できるという非常に便利な状況が作れるのですが・・・。

 

結果としては、ダメでした。AndroidスマホにSIMが入っていると、Apple Watchでは電話の着信をしません。もちろん、Apple Watchからの発信もできません。

Apple Watchにワンナンバー登録を切り替えた、ワンナンバーフォンもこの状態では当然一切反応しません。

 

つまり、ワンナンバーサービスの利用があるにもかかわらず、子機がこのままではどの機種でも使えない状態になってしまいます。非常にもったいないですね。

ということで、メインのSIMカードをAndroidスマホに入れて利用するのであれば、ワンナンバーサービスを活用できるのは今のところワンナンバーフォンだけ、ということがわかりました。

 

Apple Watchをワンナンバーフォンに切り替え

SIMカードはAndroidスマートフォンであるGalaxy Note9に入っています。Apple Watchが現状、ワンナンバー登録機種になっているので、このままだとワンナンバーサービスの意味がありません。

ということで、Apple Watchからワンナンバーフォンに、ワンナンバー登録機種を切り替えます。

方法としては、Galaxy Note9にインストールした、ワンナンバー設定アプリを使います。

ただ、その前に、事前準備が必要です。

 

ここでの事前準備は、子機側で実施します。「設定」、「システム設定」、「ワンナンバー登録情報」と進み、通常はさらに「設定」に進むのですが、今回私は事前にワンナンバー登録をこのワンナンバーフォンで実施していたため、そのまま設定に進むと、ワンナンバーサービスへの切り替え画面へと遷移することができませんでした。

そのため、ここで「確認」を選び「ワンナンバー登録情報削除」を選びます。そのまま進んで、完全にワンナンバー登録情報を削除しましょう。こうすることで、手続きがうまくいきます。

 

スマホ側でワンナンバー設定アプリを起動すると、子機ペアリング設定の案内が出ますので、子機となるワンナンバーフォンで、案内のまま、「設定」、「システム設定」、「ワンナンバー登録情報」、「設定」と辿ります。「子機デバイス名」という画面になりますので、この状態でスマホ側を進めます。

 

 

スマホ側で「ワンナンバー登録情報設定」を選ぶと、子機で暗証番号入力を求められますので、入力します。

そのまま進むとワンナンバーサービス設定画面が開きます。

先ほどワンナンバーフォンからApple Watchに切り替えたのと同じ画面です。

 

 

そのまま登録します。これで完了です。Apple Watchでは改めて通話ができなくなり、ワンナンバーフォンがワンナンバー登録機種となり、子機として通話ができるようになります。

 

ワンナンバーサービスは発展途上

ということで、Apple Watchとワンナンバーフォンを切り替える場合には、ドコモのネットワーク上で「再ダウンロードまたはペアの機種変更を行う」という登録作業が必要となることがわかりました。

手軽にワンナンバーサービスの登録機種を切り替えられる、という感じではなく、やや面倒に思えました。

とはいえ、普通に考えてAndroidスマホとiPhoneのSIMをそんなに頻繁に入れ替えたり、子機を都度Apple Watchにしたりワンナンバーフォンにしたり切り替える、というケースはあまり考えられないため、これはこれでいいのかもしれません。

今後、ワンナンバーサービスは様々な可能性が考えられるサービスだと思うので、ここから使い勝手が進化していくことを期待したいと思います。



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