ドコモの「ポイント投資」で運用! dカード GOLDで貯めたdポイント! 運用成績を大公開

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2018年5月16日に利用開始したドコモの「ポイント投資」は、dポイントをそのまま投資に回すことができるという、非常に面白い投資サービスです。

「投資」と聞くと何となく身構えてしまい、具体的にどういうサービスなのかわからないとなかなか手を出しにくい部分もあるとは思いますが、このドコモの「ポイント投資」は、投資初心者の方も非常に気楽にスタートすることができ、投資の醍醐味を実際に体験することができる、とても便利な投資入門サービスだと感じています。

もちろん投資のベテランの方でも、dポイントを利用することで気軽に資産運用ができる魅力的なサービスと言えます。

この記事では、dポイントを運用した結果どうなったのか、実際の体験と運用成績を大公開してみようと思います。

関連記事:「THEO+ docomo(テオプラスドコモ)とポイント投資は本当にお得なのか

運用金額の変動

当初、手持ちのdポイントから1万ポイントほどで運用しようかと考えていましたが、どちらにしてもしばらく利用するつもりがないポイントなので、この際まとめて投資に回してみようと考え、初期段階で5万ポイントを入れてみました。

その後若干のプラスが出たところで一旦全額出金、投資と出金をその後繰り返し、現在に至ります。

 

当初、たった数日で260ポイントも増えて喜んでいましたが、数日で1000ポイント以上マイナスになったこともあります。

しかし、その後、無事プラス圏に戻ってきたり、再下落したり、その繰り返しです。相場というものはそもそもそういうものです。

短期的な動きで一喜一憂しても仕方がありません。

基本的には、年単位で長期的に気長に様子を見ていく必要があります。

また、投資なので当然のことながら、原資を割る可能性もある、つまり損をしてしまうこともあるということは理解しておきましょう。

ただし、0ポイント未満になることはありませんので、逆に借金を抱えたりすることはありません。

今のところは、一応わかりやすくこういう感じだよ、というイメージをつかんでいただければと思います。

 

ちなみに、2018年12月29日現在でのトータルでの運用成績は、+18,721ポイントです。稼ぐためのコツに気づいてしまってからは連戦連勝で圧倒的な増え方を続けています。

dカード GOLDのおかげで毎月運用できるdポイントはドンドン増えますし、それを考えると複利計算するよりももっと効率よく、増えていくのは間違いないところでした。

2019年12月16日までは

 

残念ながら、dポイント投資の必勝法は、広まりすぎました。多くのユーザーが大きな利益を叩き出すことができるようになったところで、対策が取られました。まぁこれは充分予想できたことです。

思ったよりも少し早い対策でしたが仕方ないですね。

ルール変更が開始されてからも、最大限利益を生み出していくための方法は後述します。

 

ポイント投資の仕組み

ポイント投資におけるdポイントの増減は、株式会社お金のデザインが設定・運用する投資信託の基準価額に連動して毎日変動します。

大きく二つのコース・アクティブコースバランスコースが用意されており、債券よりも株式に大きく比重を置き、高いリターンを目指すか(アクティブコース)、株式よりも債券にやや比重を置き、安定したリターンを目指すか(バランスコース)で選択が可能です。

究極に単純化するなら、ハイリスクハイリターンか、ローリスクローリターンか、ということです。

ちなみに私は、ある程度リスクをとってでもリターンを大きく得たいので、アクティブコースを選択しています。

 

ポイント投資では、日々運用ポイントが増減します。「ポイント投資」サイトにログインすることで、現在のポイント数をすぐに確認可能です。

土日祝日を除き、1日1回17時頃に運用ポイントは更新され、基準価額に合わせて増えたり減ったりします。

 

ちなみに、dポイントの1回の利用上限は99900ポイントとなっており、それ以上運用したい場合には複数回にわけて手続きする必要があります。

運用ポイントに交換を実施すると、即時でdポイントからはその分のポイントが減算されます。

※2018年12月17日以降は、1日に追加可能な運用ポイントは2000ポイントとなります(※THEO+docomo で積み立て(おつり積立含む)設定をしていたら10000ポイント)

 

dポイントの投資単位と期間・用途限定ポイントの扱い

ドコモのポイント投資では、dポイントを100ポイント単位で運用することができます。

運用中のポイントは1ポイント単位でいつでも引き出すことができますので安心です。また、引き出したポイントは通常のdポイントとして利用することが可能です。

注意点としては、dポイント(期間・用途限定)については、運用に回すことはできません。あくまでポイント投資に回すことができるのは、通常のdポイントのみです。

 

ポイント投資を活用すると、dポイントの有効期限が事実上消滅する

dポイントには元々、獲得から48ヶ月という有効期限が設けられています。

しかし、dポイントをポイント投資に回した場合、そのポイントが増えたり減ったりするわけで、減った場合はともかくとして、増えた場合にはその増えた分、または元々のdポイントの有効期限の扱いがどのようになるのかが気になるところです。

ということでドコモインフォメーションセンターにその点について確認してみました。

すると、回答としては以下の通りでした。

 

Q:dポイントをポイント投資に回し、さらに改めてポイント投資に回したdポイントを元に戻した場合、dポイントの有効期限の扱いはどのようになるのか。

A:ポイント投資に回した時点でそのdポイントの有効期限は一旦クリアされるため、ポイント投資で増えたり減ったりしたdポイントを元に戻した場合、その時点から改めて有効期限がスタートする。

 

つまり、ポイント投資をうまく活用すると、dポイントの有効期限が事実上なくなるというわけです。

この特徴はしっかり覚えておきたいところです。

ずっと利用せずに寝かせていたdポイントの有効期限が残りわずかになってしまっていた、という場合にも、ポイント投資に一度回せば、その時点で有効期限がリセットされ、あらためてもとに戻した時にはそこから48ヶ月という有効期限を持つdポイントへと変わっている、というわけです。

dポイント交換(引き出し)できるポイントに上限はなく、交換後、即座にdポイント合計に反映されます。以下、実際に確認しました。

 

 

6万ポイントをポイント投資に回していたのですが、一旦全額出金してみたところ、ポイント投資に回していたポイントの有効期限がすべて、48ヶ月後の2022年6月末になりました。

ということで、もし万が一、期限切れ間近なdポイントがあり、まだしばらく利用するつもりがないのであれば、一旦ポイント投資に回してしまえば、すべて期限が初めからになることが確認できました。

 

ただし、この点も、2018年12月17日以降は、1日に追加できるポイントが2000ポイントないし10000ポイントとなるため、多くのdポイントを保有している場合には一度に運用に回してすぐに元に戻すことができなくなりました。

日数をかけて全ポイントを運用に追加してしまえばいいのですが、日数をかければかけるほど、変動リスクにはさらされるので、その時の相場の状況によっては大幅にポイントを減らしてしまうリスクが発生するようになってしまいました。

 

ポイント投資が利用できないケース

ポイント投資を利用できないケースとして考えられるのは、まず一つはドコモビジネスプレミアクラブ会員の場合、つまり法人契約ですね。

さらに、dポイントクラブ会員であっても、ポイント共有グループの代表会員がポイント利用拒否設定をしている時には、グループ会員がdポイントをポイント投資に回すことができません。

ポイント共有グループを組んでいる場合には、グループ構成員の同意のもと、代表会員がポイント投資利用を担当するといいでしょう。

 

アクティブコースとバランスコースの変更は可能

それぞれのコースの変更は、いつでも好きな時に実施することができます。

とはいえ、あまりころころ変えても仕方がないので、どちらのコースで運用するかを決めたなら、後はある程度じっくり長期で様子を見てみるといいかもしれません。

どちらのコースを選ぶか、という点では、アクティブコースよりバランスコースの方が安心かな、という人もいるかもしれませんが、仮にバランスコースを選択したとしてもアクティブコースより株の比率が少ないだけでゼロではないのですから、世界および日本の全体的な株価低迷が進めば当然影響は受けます。

その辺りは理解しておかないと、「マイナスにならないように、リスクが低いバランスコースにしていたのに損失が出るなんておかしい」という気持ちになってしまうので、勘違いしないようにしておきたいところです。

株式や債券で運用されているのですから、単純に考えて世の中の株価が好調な時期であれば利益は出やすいですし、逆に株価が下落傾向にある時期は損失が発生しやすいと思われます。

それなら、より世の中の景気がよく株価が右上がりで好調な時期にだけ投資すればいいじゃないか、と言われるとその通りなのですが、その辺りの空気を読めるのであれば、ポイント投資よりも純粋に自分で株なりETFなり、投資運用を実施すればいい、という話です。

というよりも、そうした意識を養うための、ポイント投資は練習の場なのだ、と考えてもいいのかもしれません。

 

総運用に見るポイント投資の利用状況

ドコモのポイント投資利用ユーザーが、サービス開始から3週間で10万人を突破したそうです。

総運用ポイント数は実に2億2000万ポイントを超え、一人当たり平均ポイント運用残高は約2200ポイントということです。

 

 

年齢、性別による利用構成としては、やはり全世代で男性の方が多めになっており、その中でも40歳代と30歳代の利用率が非常に高くなっています。

 

 

 

一人当たりの初回投資ポイント数の分布としては、1000ポイント未満が60パーセント以上を占めます。

とりあえずお試しでこれくらいから、というユーザーが多いことがわかります。私も最初は少なめで入れたので、とりあえず最初は恐る恐る、という感じになるのもわかります。

しかし全体としても、思った以上に多くの人が利用しているようです。

投資の入門として、敷居が低く簡単に利用できるところが受け入れられたのかもしれませんね。

 

ポイント投資で確実に利益を出す方法に規制がかけられた

2018年12月29日現在、私のポイント投資の運用成績は+18,721ポイントです。

ルール変更が行われる12月16日までは、ほぼ負けることなく増え続けました。

 

何故今までそんなことができたのかというと、dポイント投資はその日その日の相場状況を確認した上で、出し入れの判断を実施することができるためなのです。

ポイントの追加・引出しは完全手数料無料なので、いつでも好きな時にポイントの出し入れができます。

ポイントの増減はその日その日の基準価額に合わせて決定するのですが、その更新タイミングが午後5時頃となっているため、午後5時前に、前日のダウ・当日の日経平均株価や為替状況を鑑み、極めて精度の高い投資判断が可能になる、ということなんですね。

結果的にほぼ確実に勝ち続けることができます。

 

この内容は、実際にポイント投資を実施していれば、ある程度投資経験のある人なら気づける内容で、事実私も誰にも頼ることなくそのコツに気づけました。

そしてその情報は、気づいた人たちから投資の経験が少ない人たちにも、ドンドン拡散されていきました。

正しく立ち回ればユーザー側が損することがないのですから、当然ポイント投資運営側としてはマイナスになるしかありません。

これは近いうちに必ずルール変更が入る、と思っていましたが、予想通り入りました。

その内容は以下の通りです。

 

【変更内容】  1日に追加可能な運用ポイント数の上限を設定いたします。

■変更前 上限値:無し

■変更後 上限値:2,000ポイント  (ただし、THEO+ docomoをご利用のお客さまの上限値は10,000ポイントとなります。)

 

THEO+ docomoを利用しているお客様、という部分を補足すると、「積立設定済(おつり積立含む)」であることが条件です。

 

さて、この変更によって、一度下落から逃げるために全ポイントを引き出してしまうと、改めて大きなポイントを追加しようと思うと、多くの日数を必要としてしまうようになりました。

その間の変動リスクもありますし、これでは今までのように効率よくdポイントを増やすことはできませんね。

改悪、ですがやむをえないところです。今までが奇跡のようなボーナスステージだったんですね。

 

ドコモのポイント投資はお得なのか

2018年12月17日からのルール変更で、今までのように効果的にポイントを増やすことはできなくなりましたが、それでも、THEO+docomoの積立設定をしていれば、一日10000ポイントは追加できるわけです。

なので、午後5時を過ぎた時点で一度dポイントを10000ポイント追加しておき、日をまたいで翌日、上がる予想ならさらに追加で10000ポイントを追加すれば、合計20000ポイントを元に上昇分のポイントを獲得することはできます。

連騰予想ならそれを繰り返すことで、原資は30000ポイント、40000ポイントと少しずつ積み上がり、ある程度効率よくポイントは増やせます。また、相場が動かない土日などにも追加できるので、週明けにはそれなりのポイントを入れておける、というわけです。

下がる予想ならポイントを一旦逃がし、また10000ポイントから、という、積み上げては崩れ、積み上げては崩れ、というまさに賽の河原状態になるものの、負けるリスクはなく継続できるという意味では、それでもまだまだお得な状況は維持されていると考えるべきかもしれません。

THEO+および積立については、ポイント投資で利益を出すための手段として利用するのもありかもしれませんが、その辺りは判断次第です。長期運用なら限りなくリスクも少なく利用できると思いますので、個人的には利用しつつポイント投資の1日10000ポイント追加を利用するのはありかなと思います。

また、1日1万ポイントの追加は、おつり積立の利用でも適用されるため、おつり積立、かつ100円の設定ならそれほど大きな積立金額にならないと思いますので、気楽に利用できます

 

その他、様々な人たちがまだまだ攻略法を考えだしてくることも予想されますので、そういう情報もチェックしておくとなおいいと思います。ただし、あまり広まりすぎると改めて対策とられるので、いたちごっこではあります。

 

とりあえず、ルール改定されても、dポイント投資が引き続きお得である、という状況は変わりません。

そもそもdポイントの原資がかなり少ない、という方にはメリットしかありませんので、必ず利用したいところです。

先立つものはまず運用に回すためのdポイントなので、dカード GOLDをしっかり積極的に利用して、まずは多くのdポイントを貯めるところから始めてみましょう。

関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか

 

著者

Xp

2 Comments

  1. ポイント投資する場合に、積立設定すると1日の上限が10000ポイントになるのですがこの積立はdカードのおつり積立も対象です。
    大きな負担無しでポイント投資の旨味を享受できます。お釣り積立でもOKな点はあまり触れられてないのでご参考まで。

    sheu96
    1. ご指摘ありがとうございます。
      近く修正いたします。

      私自身おつり積立を500円設定で利用しており、iDのヘビーユーザーなのでかなりの額が毎月積み立てされていて意識していませんでしたが、100円に設定しておけば確かに通常の積立を超えることはなさそうなので、ポイント投資が目的ならおつり積立の方がメリットがありますね。

      Xp

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