2018年12月14日に発売されて以来、AQUOS sense2 SH-01Lの快進撃が続いているようです。
ドコモオンラインショップのランキングでは2週続けて1位を獲得しており、人気に陰りが見えません。
確かに利用していても安価なスマートフォンというイメージがほとんどなく、快適に利用することができるため、非常にお勧めの一台と考えて間違いなさそうです。
今回は新たに購入したAQUOS sense2 SH-01Lのシャンパンゴールドにて、改めてその魅力をご紹介していこうと思います。
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docomo with機種の中でも安い! AQUOS sense2の価格的優位
なんと言ってもAQUOS sense2最大の魅力はやはり、その安さです。
MONOと前機種AQUOS senseを除けば最安値の税込31,752円、24回割賦なら1,323円×24回です。
MONOはdocomo with中最安値機種ですが、さすがに全体的なスペック的に除外、AQUOS senseとは価格がほぼ変わりませんが、確実にAQUOS sense2の方が進化しているので、AQUOS senseを選ぶ意味は現時点では全くありません。
結果として、価格的に今最も選びやすい機種、ということができるわけです。
そして、それでいて決して「安かろう悪かろう」に陥らない全体の性能は、触ってみると確実に理解できると思います。
さらに、2018年夏モデル・AQUOS R2 SH-03Kにも搭載されていたSHARP製端末特有のAQUOS便利機能はそのままに利用することができ、使い勝手も非常にいいです。
安いが使える、AQUOS sense2の魅力を改めて見ていきます。
AQUOS sense2の選べるカラー
AQUOS sense2のカラーを、改めて確認しておきます。実は最近のSHARPは、AQUOSシリーズを発売する際に、キャリアごとに微妙にカラーを変えているという特徴があります。
ドコモのAQUOS sense2独自色は、ブロッサムピンクとシャンパンゴールドです。ニュアンスブラックとシルキーホワイトは基本色となっており、他キャリアからも発売されています。
今回は個人的に、シルキーホワイトとシャンパンゴールドを購入してみました。
女性はともかく男性の場合、ブロッサムピンクは少し選びにくさもあるので、ドコモの独自色で選ぶならシャンパンゴールドが第一の候補になると思います。
シルキーホワイトもシャンパンゴールドもそうなのですが、指紋が付きにくいアルミボディという点も、個人的には評価が高いです。まぁこの辺りは、指紋がついても鏡のように反射するボディが好き、という方もいらっしゃるでしょうから、好みの問題ですね。
どちらにしてもケースを付けて利用するのであれば背面の色は関係ありませんので、その場合は正面のベゼル部分や指紋センサー付近の色に特徴が出る程度になります。
シルキーホワイトの色味や全体イメージは以下の記事も参考にされてください。→「ドコモのAQUOS sense2 SH-01Lを機種変更して操作してみた感想評価」
絶対に併用したい指紋認証と顔認証
開封して電源を入れ、設定をしていく際にまず、Wi-Fi設定をしますが、その流れで同時に設定案内が出てくるのが、生体認証の設定です。
AQUOS sense2の生体認証は、前機種AQUOS senseの指紋認証に加えて今回から顔認証も追加されました。あとから設定することもできますが、初期設定の段階で設定しておいてもいいでしょう。非常に簡単です。
もし「私は隠すことなんてないからロックをせずにスマホを使う」と、生体認証を設定せずに利用している方がいらっしゃったら、非常に危険ですし、せっかくの便利機能がもったいないので是非利用していただきたいところです。
何よりスマホは紛失した際の個人情報の流出が非常に怖いわけです。それなのに、ロックをせずに利用するのは常に個人情報流出の危険を抱えているのと同じことです。
それが、ちょっと意識をして指紋認証と顔認証を利用するだけで、簡単にリスクを減らすことができるのですから、生体認証を利用しないという選択肢は今の時代、ないと考えていいと思います。
そして、実は指紋認証や顔認証に抵抗がある方も、結構利用したことがないからこその食わず嫌いだったりするケースが多いです。
事実、私も以前、そんな感じでした。
私も元々スマホにはロックをかけない主義だったのですが、昨今急速に普及した指紋認証や顔認証などの生体認証は、実際利用してみるとその利便性を一切阻害することなく、単純に安全性を高めてくれるという、非常に素晴らしいシステムなのだということに気づくことができました。
しかもAQUOS sense2においては、従来の指紋認証だけでなく、顔認証も同時に併用することができるわけです。
ハイエンドモデルの顔認証と比較すると反応速度はやはりやや遅いかな、と感じないこともありませんが、気になるほどではありません。
指紋認証とうまく使い分けていけば、ロックを解除するのにわざわざパターン入力をしてみたりパスワードを入力するよりはるかに簡単で、ロックを解除している、という意識自体ほぼ感じられなくなると思います。
スマホを起動する、一連の流れの中に、現在のロック解除はスムーズに溶け込んでいるのです。
是非、活用されてみてください。
上記写真は4つの指の指紋を設定している画面です。
私は使い勝手の問題から、2つ~4つの指を大体設定するようにしています。両手の人差し指と親指を選択することが多いですが、個人差もありますし、自分のよく使う指から優先的に設定していきましょう。
AQUOS便利機能は健在
2018年夏に、私がAQUOS R2の便利機能として紹介した各機能が、AQUOS sense2では健在です。
これは、非常に嬉しいポイントだと思います。
なんと言っても、AQUOS R2とAQUOS sense2では、価格帯が全然違うわけです。片やAQUOS R2は総額10万円近いハイエンドモデル、片やAQUOS sense2はdocomo with対象の格安機種です。
にもかかわらず、AQUOS sense2には「AQUOSの良さ」が詰め込まれているのです。
詳細は「AQUOS R2 SH-03Kを便利に使いこなす方法」を参考にしていただきたいのですが、簡単に触れておきます。
まずは独自のホームアプリ・AQUOS home、そして文字入力ソフトの「S-Shoin」。うまく自分向けに設定しておくと格段に使い勝手が向上します。
さらに、ディスプレイ画面の上部をなぞることでスクリーンショットを撮影することができる「Clip Now」。
スマホ本体を持つだけで画面が点灯する「自動画面点灯」。
スマホを手で持っている間は消灯しない「Bright Keep」。
やはりスマホにはホームキーがないと違和感がある、という人のための「指紋センサーのホームキー化」。
隣からの覗き見を防止する「のぞき見ブロック」。
独自のブルーライトカットモード「リラックスビュー」。
年配の方でも安心して利用できる「かんたんモード」。
SHARP独自のAI・「エモパー」。
どの機能も、ちょっと覚えておくだけで、AQUOS sense2の使い勝手の幅が格段に広がります。そしてこれらの機能を低価格帯の機種であるにも関わらず全部詰め込んでくれているのが、AQUOS sense2の素晴らしいところなわけです。
とにかく明るい! 電池も長持ちに
今回特に、これは! と感じたのは、ディスプレイの明るさです。
昨今流行りの有機ELではなく、SHARP独自のフルHD+(2,160×1,080) IGZOディスプレイを採用しているのですが、薄膜トランジスタの小型化によって明るい表示が可能となっており、AQUOS senseと比較して最大輝度がなんと約47%もアップしています。
そしてこの明るさは、本物です。間違いなく、docomo with機種の中ではNo.1を争う明るさだと思います。
明るいがゆえに、美しくも感じられますし、安っぽさも感じにくくなっています。これなら、わざわざ有機ELに切り替えていかなくても、IGZOのままでいいのでは?と感じるほどです。
そしてさらに、電池容量が全く変わっていないAQUOS senseと比較して、電池持ちが格段に良くなっている、という点も注目です。
同じ輝度で比較した場合、AQUOS senseと比較して実に約21%消費電力を削減することができるよう、IGZOディスプレイが進化しています。
ドコモが公表している電池持ち時間では、約95時間から約125時間へと、約30時間も伸びています。
電池持ちが気になる、という方にもお勧めできる機種となっています。
ただ、一点だけ注意すべき点としては、明るさを優先してMAXにしたりすると、当然のことながらそれなりに電池は減ります。体感として、それでもまぁまぁ持ちは悪くない方だとは思いますが、長持ちする、という感覚は薄くなりますので、通常は明るさもほどほどに利用するのがお勧めです。
AQUOS sense2登場を受けてのdocomo with機種ベスト3
今回AQUOS sense2 SH-01Lが発売されたことで、docomo with機種の中でのベスト3に変動がありました。
あえて順位はつけませんが、arrows Be F-04K、Galaxy Feel2、AQUOS sense2です。
割れない、洗えるという特徴を持つarrows Be、全体的なスペックが高く暗所での撮影にも強いカメラを持つGalaxy Feel2、低コストでありながら全体的にまとまっているAQUOS sense2、といったところです。
それを踏まえて、後は個人の好みや利用傾向、コストの許容度などにより選択肢が変わってきます。
しっかり選んでいきましょう。
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