ドコモスマートフォンの下取り価格が、非常にお得な状態です。
そのため、仮にスマホが故障した場合でも、そのまま機種変更をするのではなく、ケータイ補償を利用してから買い替えた方がお得というケースが出てきています。
何を言っているのか何のことなのか、とっさにわからないかもしれません。
おかしな話ではありますが、現在素直に買い替えるよりも間にケータイ補償を挟んだほうがお得という、そうした逆転現象が起こっているのです。
万が一の際には意識しておいた方がいい部分なのでしっかり確認しておきたいところです。
検証していきます。
ドコモのスマートフォン/iPhoneが故障してしまったら
ドコモのスマートフォンやiPhoneが故障してしまった場合、三つの選択肢があります。
1.修理
2.ケータイ補償サービス
3.機種変更
故障の内容によっても選択は変わってくると思われますが、もし無償修理が可能な状態なのであれば、第一優先は修理となるでしょう。
ただし、修理に出して戻ってくるまで期間を要するために、それが待てないという場合にはたとえ有償であってもケータイ補償を利用して同一色同一機種と交換をするという方法もあります。
ほかにも、破損であればどちらにしても修理費用がかかるため、ケータイ補償で新しく交換したいという人も多いと思います。
修理ができない紛失、水濡れの場合などにも第一優先はケータイ補償サービスの利用になります。
次に、利用期間が2年以上、またはやがて2年経つという場合には、機種変更が有力な選択肢となるはずです。
修理をしたり、ケータイ補償で同一機種と交換するくらいなら、新機種に買い替えしようという心理ですね。
これも一つの選択肢であり、ある意味正しい選択でもあるのですが、故障からの買い替えの場合には、まず一度冷静になりましょう。
機種変更をする前に、確認するべき項目があります。
利用しているスマホの下取り価格を確認する
スマートフォンやiPhoneが故障してしまった場合、すでに購入から二年経過しており割賦も終わっている状況であれば、これを機会に買い替えを検討する人も多いでしょう。
しかしです。ここで慌てて機種変更をしてはいけません。
まず、確認するべき項目があります。それは、現在利用している端末の下取り価格がいくらなのか、ということです。
iPhoneであれば、確実に1万円は超えるでしょう。
Androidスマートフォンでも、Fシリーズ以降の機種であれば1万円を超える機種がほとんどのはずです。
となると、何が一番お得なのか、わかると思います。下取り価格が、ケータイ補償利用金額を上回っているのです。
下取りのためのドコモ・ケータイ補償利用
つまり、機種変更をするのであれば、まず下取りを利用することを前提に考えるのです。
もし下取り価格がケータイ補償利用価格を上回るのであれば、ケータイ補償を利用して新しい機種を入手したあとで、その端末をそのまま下取りに出して機種変更した方がお得になるわけです。
あからさまな故障があれば下取りしてもらうことができないため、ケータイ補償を利用して新しい機種をまず手に入れるわけですね。そしてその端末を下取りに出します。
裏技的ですね。
裏技でもなんでもないのですが、こうした矛盾が出てきてしまう、ドコモのシステムに問題があります。
それならはじめから故障機を下取りする場合でも価格は下げても下取りできるようにしてくれればいいのです。
現在は画面割れ状態であれば下取りしてくれるものの、価格がかなり安くなってしまうので、やはりケータイ補償を利用してから下取りに出した方がお得になるケースの方が確実に多いです。
ケータイ補償利用のドコモ下取り機種変更まとめ
ということで、まとめます。
・故障して機種変更を考えたなら、まずは利用機種の下取り価格をチェック
・下取り価格がケータイ補償利用金額よりも大きいなら、まずはケータイ補償を利用
・新しいスマホ/iPhoneが届いたら下取りに出しつつ機種変更
これだけのことです。簡単ですね。これだけでお得に機種変更が実施できます。
下取り価格が高い機種であれば2万~3万円分になりますので、ケータイ補償を利用して5000円~7500円かかったとしてもなお、確実にお得です。
dカードGOLDユーザーは故障したならdカードケータイ補償を利用する方法も
ここまでの内容は、ドコモユーザーのスマホ/iPhoneが故障した際に、どうせ機種変更を考えるのであれば先にケータイ補償を利用して下取りにだした方がお得ですよ、という内容でした。
ですが、実はドコモユーザーにはもう一つ、故障の際の選択肢が隠されています。
1.修理
2.ケータイ補償サービス
3.機種変更
4.dカード GOLD ケータイ補償
通常のケータイ補償よりも、適用条件は厳しいです。修理不能な状態に時に利用可能となっているdカード GOLD ケータイ補償です。
通常のdカード利用ではほとんど意味がありません。あくまでdカード GOLDを利用している場合の補償の話です。
dカード GOLDケータイ補償では、修理不能の機種に対して最大10万円の補償がつきます。
具体的には同一機種に買い替える際の購入費用を補てんしてくれます。
ただし、同一機種はすでに終売となっており選択できない可能性が高いため、その場合には別機種を選んで買い替えができるのです。非常にお得すぎるドコモのdカード GOLDケータイ補償です。
知る人ぞ知る、という方法ですが、実はすでにdカード GOLDを利用している人の間でもあまり知られていない方法かもしれません。
せっかくdカード GOLDを利用してもそうした場面で活用できないと非常にもったいないため、dカード GOLDではどういうことができるのか、どういう点がお得なのかをしっかり把握しておきましょう。
さらにまだ申し込みしていないのであれば、これを機会に検討してみてはいかがでしょうか。
関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか」