新機種購入する前に

機種変更するんじゃなかった/失敗あるある話

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検討に検討を重ね、満を持して機種変更してみた結果、考えていたのと明らかに違う!なんてことになってしまうと、本当に辛い気持ちになります。

スマートフォンは元々かなり高価な商品ですし、返品は電波の問題などちゃんとした理由がなければできません。しかも最低でも一年~二年程度はその後使い続ける必要があるのですから、そうそう失敗するわけにはいきません。

ということで、失敗を回避するためには過去の失敗に学ぼう、ということで、あなたも私も、そして多くの人が経験したことがあるであろう機種変更における失敗のパターンをまとめてみました。

これを読んで、同じ失敗を決して繰り返さないようにしましょう。

機種変更の失敗1:LINEアカウントが引き継げず友達も最初から

これは結構、経験がある方も多いのではないでしょうか。

LINEの引継ぎは基本的にキャリアショップや販売店では対応してくれないですし、ドコモオンラインショップで購入するのならもちろん、ある程度自己責任で実施する必要があります。

そのため、引き継ぐための事前準備としてのメール登録などを実施していないと、結果引き継ぐことができないままに改めてすべて最初から、新規でLINEアカウントを作り直す羽目になってしまいます。結果、ともだちも一から登録しなおしていく必要が・・・。

ただその場合も、簡単な方法として電話帳と同期をすれば、ある程度の友人とのつながりはすぐに回復できますが(ただし相手側にはこちらの名前が二つ出てきてしまう)、設定によっては友達になれないこともあり、結局色々と面倒です。

そんなことにならないように、必ず事前のLINEの引継ぎ方法確認は怠らないようにしましょう。

 

また、LINEについてはトーク内容の引継ぎは同一OS間に限られ、同一OS間で引き継ぐにしてもそこそこ面倒なので、引継ぎはできないことを前提に、必要なトーク内容はメモをするなりスクリーンショットを撮るなり、覚えておくなりする必要があります。

 

ちなみに、ドコモのAndroidスマートフォンにおいては電話帳データは最近dアカウントと紐づいてドコモ電話帳で自動同期しますし、iPhoneにおいてはApple IDで同期するため、以前のように「電話帳が消えてしまった!」というケースはかなり減ってきていると思います。

また、LINE以外のSNS、例えばTwitterやFacebook、Instagramなどは、ログイン時のID・パスワードがわかれば機種変更前でも後でもログイン可能なので、必ずしも事前にチェックしておく必要はありませんが、IDも登録アドレスもパスワードも一切わからない、では当然引継ぎできませんので注意しましょう。

 

機種変更の失敗2:ディスプレイの写りや操作感が気に入らない

お店で確認した時は悪くないかな、と思ったのに、実際に購入して長く使ってみると、思ったよりディスプレイの色味が気に入らないし、操作感もよくない、という失敗です。

気にいらない、と思ってしまうとそれまで気にしていなかった部分まで気になるようになってしまったり、ということもありますので、何割かは「気持ちの問題」が含まれていることもあります。

ディスプレイについては、例えば青白い色味が嫌だ、という場合には機種によってはブルーライトカットモードにするという方法もありますが、ハイスペックな機種と、エントリーモデルとではそもそものディスプレイの画質にそれなりの開きがあるため、どうしようもなかったりもします。

操作感についても、店頭でちょっと触った程度ではわからなかったものの、長く使ってアプリを多数インストールしたりすると意外にメモリを圧迫して動作が鈍重になってしまう、というケースはありがちです。

この辺りはなかなか対策も取りにくいですが、長期的に見て、そうした点に我慢ができない性格であると自己診断するのであれば、初めからスペック高めの操作性もディスプレイも文句のつけようがない機種を選ぶ、というのも一つの方法です。

他にも、ボタンの位置が気に入らないとか、イヤホン端子がついてないのが不便とか、そもそもデザインがイマイチとか持ちにくいとか、外見上の不満は言い出したらきりがありません。

そうならないように、実店舗で出来れば実機を、なければ見本のモックアップだけでも見ておくに越したことはないです。




機種変更の失敗3:思っていたより機種料金が高かった! 月額料金も考えていたより確実に高い!

この失敗のパターンは、ドコモショップや家電量販店で購入した場合により多いと考えられます。

機種代金が高い、と感じる理由の一つがまずは頭金含む総額の高さという問題です。ドコモオンラインショップの方が1万円も安いケースもあり、この差はかなりきついです。→「ドコモの機種変更時『頭金』がいまだに存在してがっかりした話

さらに、機種変更や契約変更、どちらも手数料がかかります。

ドコモオンラインショップなら頭金含む総額が安く手数料無料も完全無料なので、このイメージで店頭購入を実施すると確実に高く感じます。→「ドコモオンラインショップでの機種変更/購入がリアル店舗より圧倒的有利な件

 

また、毎月の利用料金が聞いていたよりも高い、というケースとしては、初回31日間無料オプションの解約漏れの可能性が一つと、トータルコストの提案によってお得になると言われて購入した必要かどうかもわからないタブレットの存在が重くのしかかっているようなケースもあります。

オプションについては必ず購入後にMy docomoで確認しましょう。ドコモオンラインショップで購入した場合には自動的にオプションが付くことはありませんが、念のためプランの見直しをしておくことは大切です。

 

タブレットについては、当たり前のことですが、現状タブレットを購入して購入する前より安くなるなどということはあり得ません。(昔はそんな時期もありましたが・・・)

タブレットやiPadを買うなら、店頭で勧められるままに購入するのではなく、一度冷却期間を置いてしっかり考えてから、その上でドコモオンラインショップで購入しましょう。

 

機種変更の失敗4:iPhone-Android間の機種変更による後悔

A
やっぱりiPhoneのままの方がよかった・・・ 
B
Androidの方が使いやすかった・・・

 

機種変更時に、OS間(iOS-Android)の変更をした場合の感想として、必ず何割かの方に出てくると思われる後悔がこれです。後悔しているのですから、やはりこの機種変更は失敗だった、と言うべきでしょう。

ではそんなことにならないようにどちらの機種を選ぶべきなのかと言っても、どちらの感想も、本人にとっては間違いではないので、どちらのOSの方がお勧め、ということは全くありません。

私個人的にはAndroid派ですが、その前はiPhone Xを利用していましたし、今iPhone XSを併用もしています。どちらにもいいところと悪いところがあります。

あとは慣れと好みの問題です。

 

ただ、この「慣れ」というのがなかなか曲者で、柔軟に素早く新しい環境に慣れることができる人もいれば、なかなか新しい環境を受け入れられない人もおり、個人差がかなりあります。事実、スマホどころかいまだにフィーチャーフォン(ガラケー)の人だっているわけです。

それを踏まえた上で、自分の性格や柔軟性を考え、それに合わせて機種変更時には同一OSを選択するのかiPhoneからAndroidへ、AndroidからiPhoneへという新しい変化にチャレンジするのかを決めましょう。

 

よくあるのが、知人友人家族などから「iPhoneの方がいいよ!」などと勧められて変えた、というケースです。

このパターンでは、ハマれば大成功ですが、逆の目に出ると人の意見に従って変えていることもあり、不満や後悔がより強くなってしまうことがあります。

そんなことにならないように、人の意見はほどほどに、あくまで自分の判断で後悔のないような選択をしましょう。

 

機種変更の失敗5:もう少し待っておけば/先月買い替えておけば・・・

機種変更を実施する時期の問題で、「失敗したなぁ・・・」と感じてしまうこともあります。

 

例えば、慣れた方なら「iPhoneの新機種が毎年9月に発売されている」のは常識です。

しかし、もしそのことを知らなければ、8月にiPhone 8に機種変更する人もいるでしょう。そしてもしその人が、より新しい機種が欲しいと考えている人だったとしたら・・・。

「一ヶ月待てば新機種が発売されたなんて!」と後悔してしまいます。

店頭購入の場合は最悪の場合「そんな話一言も聞いてなかった」とクレームになることもあるかもしれません。

もちろん「9月に出る」というのは公式情報ではなく、あくまで「可能性」という話なのですから、店員さんたちも8月の時点で「来月iPhoneが出ますよ!」なんて不用意には言わないでしょうし、言う義務もありません。まぁ可能性の話として一言伝えてもらえれば親切だとは思うのですが。

 

逆のケースで、機種変更しようと考えていた人が、当月中予定が立たず翌月になってから手続きをしようとすると、先月だったら適用されていたはずのキャンペーンが終了しており、安く買えるはずだったのに高くなってしまった、ということもあります。

 

キャンペーンは水物なので、昨日の価格や割引が今日は変わっていることもあります。そしてその変更は、特に割引開始の場合は往々にして急です。(本日より緊急値下げ!・・・など)

こればかりは、時期と例年の傾向を合わせながら検証して予測するしかありませんので、お勧めなのは購入後の価格変動や割引内容は追わない、ということです。

追いかけて損した気分になっても仕方がありません。

事前にある程度の年間スケジュール程度は頭に入れておくのもお勧めです。→「初心者が陥る買い替えてはいけない月とは

後は、毎月のドコモのキャンペーン情報はしっかり把握しておきましょう。→「ドコモのキャンペーンまとめ

 

機種変更の失敗6:dポイントを使い損ねた/もらい損ねた

dポイントについての失敗は、知っているか、知らないかで大きく差が出ます。

例えば、更新ありがとうポイントドコモ光更新ありがとうポイント(2018年9月開始)はしっかりもらっているのか、子育て応援プログラムの登録はしっかりしてあり、ポイントはもらえているか、dカード GOLDの年間利用額特典を使い忘れてはいないか・・・などです。

使えるものは残らずすべて使っておかないと、こんなにもったいない話はありません。

さらに、dカード GOLDユーザーの場合、購入時にはドコモオンラインショップを利用して一括購入することで、dポイントを通常の2倍獲得することもできるわけです。

こうした知識をフル活用し、よりお得に機種購入は実施しましょう。→「dカード GOLDは本当にお得なのか

 

機種変更の失敗7:初期設定時にWi-Fiを設定し忘れ、通信料が想定より高くなった

基本的に昨今のドコモの料金プランでは、何らかのパケットパックが必ず適用されていると思いますので、昔のような「パケ死」と呼ばれるような極端な高額請求はほぼなくなりましたが、段階制プランのベーシックパックの登場により、予想外のステップまで料金が上がってしまう、というリスクは依然として残っています。

そして、機種変更時に最も油断しがちなポイントが、初期設定です。

基本的に初期設定は、その最初の段階でWi-Fi設定を求めてくるので、ここで設定しておけば問題ないはずなのですが、ついこの設定を後回しにしてしまうと、Wi-Fiを介せず大量のアプリダウンロードなどの通信を行ってしまう可能性があります。

結果、本来ならベーシックパックのステップ1で済むはずのところが、ステップ3、ステップ4まで上がってしまった、という失敗を引き起こしかねません。

新しい機種を利用する際の初期の初期で、必ずWi-Fiの設定はしておくようにしましょう。

 

機種変更の失敗まとめ

ざっと、機種変更時に失敗した、と感じてしまうケースをいくつか並べてみました。

以前はこの他に、「電池が持たない」、「電源が落ちる」、「熱を持つ」など、買い替えたのにより悪くなった、みたいなケースも多かったですが、最近はスマートフォン全体の性能向上により、そういう根本的な問題による「失敗」はあまりないような気がします。

 

こうしてある程度予測を立てていても、実際に購入をしてみると、予想もしていなかった失敗に遭遇することもありますが、「ここだけは譲れない、これだけは失敗するわけにはいかない」というポイントを自分で考えておくだけでもずいぶん違います。

慣れていない方は上記のケースを抑えておけば、とにもかくにも大きな後悔だけは免れるのではないでしょうか。

 

失敗談については今後も思いつく内容もあると思いますので、その都度追加していこうと思います。



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