ドコモから発売される2022年夏の最新スタンダードモデル、SONY・Xperia 10 Ⅳ SO-52Cについてまとめていきます。
ハイエンドモデルであるXperia 1 Ⅳよりは安価で買いやすく、エントリーモデルとして非常に安いものの性能がかなり抑えられているXperia AceⅢよりはスペックも上、という、ちょうどいいバランスを持った一台です。
中位機種ということで、最も選択しやすい機種ということもできます。
関連記事:「ドコモの新機種2022年夏モデル・発売日・価格・特徴まとめ」
目次
- Xperia 10Ⅳ SO-52Cの特徴・発売日・価格まとめ
- Xperia 10Ⅳ SO-52Cの外観デザイン/カラーバリエーション
- Xperia 10Ⅳ SO-52Cのサイズ/操作性
- Xperia 10Ⅳのディスプレイ/生体認証
- Xperia 10 Ⅳのカメラ
- Xperia 10 Ⅳはハイレゾ対応
- Xperia 10 Ⅳのバッテリーとストレージ
- Xperia 10Ⅳは外部メモリもイヤホン端子にも対応
- Xperia 10ⅣはRAM6GB/ROM128GB
- Xperia 10Ⅳ SO-52Cはドコモで買いか
- Xperia 10Ⅳとahamo(アハモ)
- Xperia 10 IVとソニー製純正ケースを購入してdポイントをもらおう!キャンペーン
- Xperia 10 Ⅳ SO-52Cのスペック
Xperia 10Ⅳ SO-52Cの特徴・発売日・価格まとめ
はじめにXperia 10 Ⅳ SO-52Cの大まかな特徴・発売日・価格をまとめます。
【主な特徴】
・5000mAhの大容量バッテリー搭載モデルなのに軽い(約161g)
・アウトカメラ:
広角(27mm/1200万画素)・超広角(16mm/800万画素)・望遠(54mm/800万画素)
・インカメラ:約800万画素
・広角レンズにシリーズ初の光学式手ブレ補正を搭載
・動画撮影時には電子式手ブレ補正と合わせてハイブリッド手ブレ補正
・高輝度・有機EL21:9ワイドディスプレイ・明るさ1.5倍(Xperia 10Ⅲ比)
・RAM6GB/ROM128GB
・指紋認証搭載
・防水防塵対応/IPX5/8・IP6X
・フロント/バックパネルに、高耐久ガラスCorning® Gorilla® Glass Victusを採用
・一括総額64,152円(ドコモオンラインショップ価格)
・発売日:2022年7月上旬以降
上にXperia 1 Ⅳ、下にXperia AceⅢがいて、真ん中に挟まれた形のXperia 10Ⅳ。どちらにも振り切れない一台とも言えるのですが、ちょうどいいバランスを備えた機種、ということもできます。
高すぎず、安すぎず。真ん中は心理的に好まれがちですから、Xperia 10Ⅳは、あるいは最も人気を集める可能性もあります。
以下、細かいスペックも見ていきます。
Xperia 10Ⅳ SO-52Cの外観デザイン/カラーバリエーション
※左から、ミント、ホワイト、カラー、ラベンダー
Xperia 10Ⅳのボディは、マットな質感で指紋も付きにくく、カラーはミント、ブラック、ホワイト、ラベンダーの4色が用意されています。
特にミントは他のスマホではあまり見ないカラーですし、非常に綺麗なので、選びたくなる色合いです。
ちなみに、ラベンダーについてはドコモオンラインショップ限定カラーとなっています。
※ラベンダーは、auでは通常販売、ソフトバンクでは取扱いなし。
フロント/バックパネルには、高耐久ガラスCorning® Gorilla® Glass Victusを採用しており、耐久性を上げています。防水防塵にも対応しています。
もちろん、タフとはいってもMIL規格に対応しているわけではないので、基本的には通常のスマホ同様、落としたりぶつけたりしないように、注意して取り扱う必要はあります。
Xperia 10Ⅳ SO-52Cのサイズ/操作性
高さ | 幅 | 厚さ | 重量 | |
Galaxy A53 5G | 約160mm | 約75mm | 約8.1mm | 約189g |
Xperia AceⅢ | 約140mm | 約69mm | 約8.9mm | 約162g |
Xperia 10Ⅳ | 約153mm | 約67mm | 約8.3mm | 約161g |
Xperia 10Ⅳは、幅が約67mm、重さは約161gという、5000mAhの大容量を備えている機種としては、非常にスリムかつ軽量のハンドフィットサイズのスマートフォンです。スリムといっても、ディスプレイは約6.0インチの大画面なので、画面が小さくて使いにくいのは困る、という方も安心です。
ここ最近の機種でこれは軽い、と感じた機種といえば、SHARPのAQUOS Zero2が印象に残っていますが、そのAQUOS Zero2で重さは約141gです。そのため、Xperia 10Ⅳは実際のところ「これは軽い!」と思えるほどではないのですが、大容量バッテリーかつ軽量、という点に強みがあるので、バッテリー容量にはどうしてもこだわりたい、しかしできる限り軽い機種がいい、という方には、最適の一台ということができます。
横幅のイメージとしては、iPhone 13やXperia 1Ⅳが71mmほどなので、それよりさらに持ちやすいサイズ感です。
上記表では、同じ2022年夏モデルのスタンダードモデルと比較してみましたが、Galaxy A53 5Gよりは明らかにコンパクトで軽いです。
サイドセンス | 21:9マルチウィンドウ |
操作性としては、21:9マルチウィンドウで画面を2分割してアプリを使うことができたり、最近のXperiaの特徴的な機能としてサイドセンスを引き続き利用することが可能です。
Xperia 10Ⅳのディスプレイ/生体認証
Xperia 10Ⅳのディスプレイは約6.0インチ/有機EL トリルミナス®ディスプレイ for mobile/FHD+が採用されています。
21:9ワイドディスプレイは引き続き利用しやすくより見やすく進化し、明るさもXperia 10Ⅲ比で約1.5倍明るくなっています。
生体認証は、引き続き指紋認証のみです。
サイド部分に電源キー兼指紋センサーが搭載されています。
時節柄、顔認証の需要がやや下がっていることもあってか、指紋のみの生体認証が続いています。実際のところ、私もXperia 1Ⅱを利用して、顔認証がなくて困ると感じることはほとんどないので、指紋に慣れれば全く問題はないでしょう。
Xperia 10 Ⅳのカメラ
Xperia 10 Ⅳ SO-52Cは、トリプルレンズカメラを搭載しています。
それぞれ、広角(27mm/約1200万画素)、超広角(16mm/約800万画素)、望遠(54mm/約800万画素)で、シーンに合わせて使い分けをすることができます。
超広角カメラも最近では搭載しているのが当たり前になりましたが、もはやないと困る機能と言ってもいいと思います。
また、広角カメラにはXperia 10シリーズ初の光学式手ブレ補正を搭載し、うす暗いシーンなどでも、手ブレを抑えた写真を撮影することができます。
さらに、動画撮影時には電子式手ブレ補正と組み合わせたハイブリッド手ブレ補正で、クリアな動画を撮影可能です。
その他、逆光や暗い場所での白とびや黒つぶれを防ぐオートHDR、そして進化したノイズ処理で夜景をクリアに撮れるナイトモードも搭載しています。
よほどカメラにこだわりがなければ、普通に使う分としてのカメラ機能と考えれば、十分すぎる機能と言っていいでしょう。
Xperia 10 Ⅳはハイレゾ対応
Xperia 10Ⅳは、CDを超える高音質「ハイレゾ」に対応しています。
ワイヤレスでも多くの情報量を伝送できるLDACにも対応、音の劣化が少ないため、有線でもワイヤレスでもハイレゾ音質を楽しめます。
注意点としては、ハイレゾを楽しむ場合にはハイレゾ対応の別売りヘッドホンが必要です。
ストリーミングサービスで聴く話題曲や最新曲も、SONY独自のAIによりハイレゾ相当の音質にアップスケーリングして再生したり、ステレオ音源を、立体的なサウンドに変換する360Reality Audio Upmixにも対応しています。
Xperia 10 Ⅳのバッテリーとストレージ
Xperia 10Ⅳ SO-52Cの電池容量は、5000mAhです。上位機種・Xperia 1Ⅳと全く同じ大容量です。
それでいて、重さ控えめで持ちやすい点が、Xperia 10Ⅳの大きな特徴の一つです。
Xperia 10Ⅳは、いたわり充電、独自の充電最適化技術により、充電時のバッテリー負荷を軽減し、3年使い続けても劣化しにくい長寿バッテリーを実現しています。
スマートフォンを長く利用していると、最近電池の持ちが悪くなったなぁと顕著に感じることも少なくありませんから、長寿バッテリーは非常にありがたいですね。
ワイヤレス充電には対応していません。
Xperia 10Ⅳは外部メモリもイヤホン端子にも対応
Galaxyシリーズで非対応となった外部メモリとイヤホン端子(3.5mmオーディオジャック)ですが、Xperia 10Ⅳ SO-52Cは、引き続きどちらにも対応しています。
外部メモリはmicroSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB)に対応しています。
クラウドの利用に慣れていない方、Bluetoothイヤホン/ヘッドホンを利用していない方も安心です。
Xperia 10ⅣはRAM6GB/ROM128GB
Xperia 10 Ⅳ SO-52Cは、CPUにクアルコムのSnapdragon® 695 5G Mobile Platformを採用、RAMが6GM、ROMが128GBという内容です。
最高のスペック、というわけではありませんが、普通に使う分にはまったく問題ない能力を有しています。
ROMについては、やや物足りなさもあると思いますが、その分、外部メモリに対応していますので、写真など本体への保存が間に合わなくなったなら、microSDカードを活用しましょう。
Xperia 10Ⅳ SO-52Cはドコモで買いか
Xperia 10Ⅳは、フラッグシップモデル・Xperia 1 Ⅳと比較すると、全体のスペックが飛びぬけているというわけではありませんが、今回の夏モデルの中では、何より価格と性能のバランスがいい機種と言えます。
結局スペックと価格はある程度比例するので、スペックを重視するならXperia 1Ⅳ一択ですが、そこに経済性も求める場合、その次の選択肢として選びやすいのがXperia 10Ⅳとなります。
<ですので、Xperia 1Ⅳがとにかく高すぎる、と感じる方にとっては、Xperia 10Ⅳは「買い」、最良の選択肢と言っていいでしょう。
ドコモオンラインショップで購入する場合、手数料や頭金がかかりませんし、dカード/dカード GOLDを利用している場合には、一括購入でdポイントが2倍もらえたりと非常にお得なので、是非活用していきたいところです。
関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか」
Xperia 10Ⅳとahamo(アハモ)
機種変更前の段階で、既にahamoを利用中の方は、すぐにドコモオンラインショップで、そのまま購入手続きを行うことができます。
ahamoではない方は、今まで通りそのままドコモオンラインショップで問題なく購入できます。
関連記事:「ahamo(アハモ)をわかりやすく詳細解説」
Xperia 10 IVとソニー製純正ケースを購入してdポイントをもらおう!キャンペーン
ドコモのXperia 10Ⅳとソニー製純正ケースを購入し、dポイント3,000ポイントがもらえるキャンペーンが実施されています。
内容を確認を上、是非有効活用し、dポイントを獲得しましょう。
Xperia 10 Ⅳ SO-52Cのスペック
最後に、ドコモのXperia 10Ⅳのスペックをまとめておきます。
ディスプレイ | 約6.0インチ/有機EL トリルミナス®ディスプレイ for mobile/FHD+ |
|
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約153(H)×約67(W)×約8.3(D)mm | |
重量 | 約161g | |
バッテリー容量 | 5000mAh | |
充電端子 | USB Type-C | |
イヤホン端子 | 対応 | |
ワイヤレス充電(Qi) | 非対応 | |
CPU | Snapdragon® 695 5G Mobile Platform | |
ROM/RAM | 128GB/6GB | |
外部メモリ | microSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB) | |
防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X | |
ワンセグ/フルセグ | 非対応 | |
メインカメラ | 16mm(超広角):有効画素数約800万画素/F値2.2 27mm(広角):有効画素数約1200万画素/F値1.8 54mm(望遠):有効画素数約800万画素/F値2.2 |
|
フロントカメラ | 有効画素数約800万画素/F値2.0 | |
おサイフケータイ | 対応 | |
生体認証 | 指紋 | |
価格 | 64,152円 | |
発売日 | 2022年7月上旬以降 |