2020年冬春モデル ドコモ Xperia(エクスペリア)情報

Xperia 5 SO-01MはXperiaらしいXperia! 機種変更すればしばらくは使い続けられそうな魅力あり

更新日:

ドコモの2019‐2020年冬春モデルにおいて、大方の予想通りXperia 5 SO-01Mが登場しました。

Xperia 1のスペックをやや押さえて、サイズもコンパクトにしたスマートフォンです。

最新フラッグシップモデルと言えば、常に過去最高の機能を誇っているようにも思えますが、今回のXperia 5に関しては、ほんの少し性能を抑え、サイズも縮小することで、より大衆向けとなって生まれ変わったハイエンドXperia、という感じです。

最新Xperiaの詳細内容を確認していきます。

 

関連記事:「ドコモ 2019-2020年冬春モデル・新機種の選び方

Xperia 5のサイズ・外観

 

Xperia 5の、Xperia 1と比較した場合の最大の外見的特徴は、Xperia 1よりも一回り小さい、という点です。

とはいっても、Xperia 1がむしろ大きすぎたといってもいいくらいなので、Xperia 5が小型、というわけではなく、スマホとして標準的なサイズと考えていいと思います。

Xperia 5のサイズは、「158 x 68 x 8.2mm」とされており、重量は164gとなっています。

Xperia以外で言うなら、縦がXperia 5の方がやや長いですが、Galaxy S10が一番イメージとしては近そうです。

 

高さ 厚さ 重量
Xperia 5 158mm 68mm 8.2mm 164g
Xperia 1 167mm 72mm 8.2mm 178g
Galaxy S10 150mm 70mm 7.8mm 158g
Galaxy S10+ 158mm 74mm 7.8mm 175g
AQUOS R3 156mm 74mm 8.9mm 185g

 

Galaxy S10は、サイズ感としては非常にちょうどいいバランスで、持ちやすく使いやすい機種なので、Xperia 5でもそうした持ちやすさや操作性には期待して良さそうです。

デザインとしては、ガラスとメタルのシームレスなデザインが美しく、ちょうどいいサイズによる持ちやすさも相まって、非常にスタイルのいいスマホに見えます。デザインにこだわりがある人も満足できるのではないでしょうか。

 

 

1点、Xperia 5はXperia 1と比較して、外観で変化した点があります。それは、トリプルレンズカメラの位置です。

 

Xperia 5 Xperia 1

 

Xperia 1では、トリプルカメラは背面中央ラインに配置されていたカメラが、Xperia 5ではディスプレイ面に向かって右側、背面に向かって左側に移動しています。

それほど気にする必要はないかもしれませんが、一応押さえておきましょう。

 

指紋センサーは引き続きサイドの電源キー部分、Xperia 1以上に持ちやすいサイズになったことで、指紋認証も使い安くなっています。

ただし、最近のハイエンドモデルの中ではほぼ標準になりつつある顔認証が搭載されていない点は注意点と言っていいかもしれません。加えて、個人的に、指紋認証のエラー頻度が高い気がしていて、これはXperia 5の弱点の一つかもしれません。

 

Xperia 5を開封/実際に手に持った感想

 

Xperia 5 SO-01Mが送られてきましたので、早速開封してみました。

 

 

今回私が選択したカラーは、レッドです。第一印象として、Xperia XZ3のボルドーレッドにちょっと似ているかな、と連想しました。

 


※Xperia XZ3です

Xperia XZ3のボルドーレッドは、レッドというよりパープル、という印象が強かったですが、Xperia 5のレッドはより赤に近く、えんじ色、という表現がより近いかもしれません。

 

 

写真の撮り方によって、違った色合いにも見えますが、実際には上の写真の色が実物に近いです。

 

 

下部にUSB Type-Cの充電端子とスピーカーがあります。この辺りは特に変わっていません。

 

 

サイド部分に上からボリュームキー、指紋センサー、電源キーがあります。ディスプレイに向かって右側です。左側にはSIMスロットがついています。

 

 

 

SIMスロットはピンで開けるタイプではなく、指をひっかけて開閉することができるタイプです。

 

Xperia 5のカラーバリエーション

 

Xperia 5のカラーバリエーションは、ドコモ版もグローバル版と同じ、ブラックグレイブルーレッドの4色展開です。

私は結局悩んだ末、レッドを選びました。

 

SONYもSHARPのように、キャリアごとの限定カラーを用意してくれるとより希少性が高まって面白いんですけどね。とはいえ、4カラーが用意されているのは今回Xperia 5だけなので、色にはこだわりたい、という人には狙い目の機種とも言えます

 

Xperia 5の主な特徴とスペック

Xperia 5 Xperia 1
サイズ 158 x 68 x 8.2mm 167 x 72 x 8.2mm
重量 164g 178g
CPU Snapdragon 855 Snapdragon 855
メモリ(RAM/ROM) 6GB/64GB 6GB/64GB
ディスプレイ 6.1インチ
FHD (1080 x 2520)
有機EL
21:9シネマワイドディスプレイ
6.5インチ
4K(1644x3840)
有機EL
21:9シネマワイドディスプレイ
電池 3140mAh 3200mAh
カメラ トリプルレンズカメラ
12MP + 12MP + 12MP
トリプルレンズカメラ
12MP + 12MP + 12MP
生体認証 指紋 指紋
防水/防塵 対応 対応
SIMサイズ nanoSIM nanoSIM
価格 87,912円 103,752 円
発売日 2019/11/1 2019/6/14

 

Xperia 5の特徴は、Xperia 1と重なっている部分も多いです。

ややサイズが小型になりましたが、そのまま維持された21:9シネマワイドディスプレイ超広角含むトリプルレンズカメラ、サイドセンス対応やドルビーアトモス対応など、Xperia 1のイメージそのままにXperia 5でも利用可能です。

ディスプレイはやや縮小したのと同時に解像度もやや落とされていますが、気にするほどではありません。

 

 

性能がほぼ変わらないなら大画面のXperia 1を買う、という人もいるでしょうが、逆に大きすぎるサイズを好まない人にとってはXperia 5がまさに最適解、と感じる人もいるでしょう。そもそもXperia 1は既に終売になってきており、ドコモオンラインショップには在庫がありません。後は店頭に残っている分のみ、というところだと思います。

今後は、Xperia 1の代わりにXperia 5、という形になってきます。

価格帯としては、ややXperia 1より安い、というところです。

 

トリプルレンズカメラと超広角カメラは健在

 

Xperia 1で好評だったトリプルレンズカメラはXperia 5でも健在です。カメラ性能がアップしているわけではないですが、維持されているので心配せずに購入できると思います。

もちろん、こだわればGalaxyやP30 Pro、iPhone 11 Proなどをお勧めしますが、Xperia 5でも全く問題ないくらい美しい写真を撮影することができます。

個人的にXperiaのカメラ、というより追加機能で、クリエイティブエフェクトがかなり使えると思っているので、購入されたら是非使ってみていただきたいところです。

遊び心としては、ARエフェクトも以前と比べて種類もかなり増えて、非常に面白いです。

 

 

いくつかのARエフェクトを除いては元々インストールされていないため、利用しようとするとインストール画面に飛ばされます。ただ、有料というわけではないので、使いたいARエフェクトはインストールしておいてもいいと思います。

 

また、カメラ機能としては、ソニーの映画用カメラ開発チームが監修したシネマ撮影専用機能「Cinema Pro」が、映画のような画作り、質感、色表現を実現しています。UIもますます使いやすく、操作性も向上しています。

 

 

サイドセンスの使い勝手は今まで通り

今に始まったことではないのですが、サイドセンスはやはり判定が厳しめ、というか、ダブルタップしても出てこなかったり、長押し判定されてしまったりと、思い通りに出てこないケースも少なくありません。

単純に私の使い方の問題かもしれませんが、もう少し判定を緩くしてほしいというか、ダブルタップではなくてスワイプにしてほしいです。

ということで、たまに使いはするものの。結局あまり使わない感じになってしまうのが辛いところですね。

指紋センサーの反応とサイドセンス、片手モードに関しては以下の動画も参考にされてください。

 

 

動画内では、サイドセンスは比較的成功していますが、それだけを目的としているので、反応する部分に的確に指が当たっているんですね。

これが、日常利用だと、咄嗟に最初の1回は大体失敗します。あくまで私の場合ですが、都合、ダブルクリック×2回(1回目失敗、2回目成功)で起動するイメージです。

 

Xperia 5の片手モードは使いやすい

今回、Xperia 1よりも片手でかなり持ちやすくなったこともあり、片手モードが非常に使いやすくなっています。

もちろん、片手モードとしての機能は特に変わっておらず、片手モードONにした場合、ホームキーダブルタップで片手モードの画面になるのですが、Xperia 1では結局本体の幅が広すぎて片手で持った状態でのホームキーのダブルタップ自体がしにくく、事実上片手モードは使っていませんでした。

が、Xperia 5では持ちやすさが向上した分、片手モードも容易に使えるようになりました。

個人的に使っていても、ごく自然な感じで片手モードを使います。もちろん、手の大きさなどにもよると思うので、個人差はあるでしょうが、とりあえず試してみていただきたい機能の一つです。

デフォルトでは片手モードはオフになっているので、設定の「画面設定」、「詳細設定」、「片手モード」でONに切り替えましょう。ちなみに、同じ場所にサイドセンスの設定もあります。

 

α(アルファ)との連携に注目! 使い方がさらに広がる

 

Xperia 5の使い方をさらに広げる機能として、ソニーのデジタル一眼カメラ「α(アルファ)」との連携があります。

ライブビューをスマートフォンで確認しながらリモートコントロールをしたり、αで撮影した静止画、動画を転送して、撮ったその場でSNSにシェアできます。

αの写真の転送は、別にXperiaでなくてもアプリをインストールすれば他のスマホでもできますので、別に特別な機能という感じはしないものの、より簡単にわかりやすく連携できるのなら、メリットもありそうです。

 

 

マルチウィンドウも健在/アプリの組み合わせで無限に広がる使い方

 

Xperia 1に引き続き、Xperia 5 SO-01Mはマルチウィンドウにも対応しています。動画を見ながらSNSをしたり、ショッピングサイトを見比べたり、2つのアプリを同時に操作できます。

個人的には、サイトを見ながらマップを開いたり、という使い方も便利だと思っていますし、使い方を自分で色々と発見していく楽しさもあります。

すべてのアプリが対応しているわけではありませんが、せっかくの21:9のディスプレイを最大活用するために、是非試していただきたい機能と言えます。

 

ゲームに没頭できる新機能も満載

 

表示領域が大きい21:9のワイド画面で、ゲームの世界に入り込んだような臨場感と没入感を楽しめるのも、Xperia 5の特徴です。

高画質化、大容量化するゲームも高速CPUのパフォーマンスで快適にプレイすることができます。

メッセージなどの通知オフやゲームプレイをより快適に行うことができるメモリ開放の設定、決定的瞬間を逃さない高速スクリーンショット、ゲームプレイを録画してシェア、大画面での攻略法の検索など、ゲーム体験がより豊かになります。

新機能としては、以下の機能が追加されました。

 

・ボイスチェンジャー ・オーディオミキサー ・電話の通知オフ ・カメラキーの無効化

・高速連写のスクリーンショット ・検索ウィンドウのサイズ変更

 

実際にXperia 5で各種ゲームを試してみた感想は、以下の記事も参考にされてください。

関連記事:「Xperia 5でAirpods Proを使って色んなアプリゲームをしてみた

 

Xperia 5、こだわりのサウンド体験

 

Xperia 5では、音楽CDの約3~6倍の情報量を誇るハイレゾを再生可能です。LDACに対応しており、伝送しても音の劣化が少ないハイレゾワイヤレスに対応し、ワイヤレスでもハイレゾ音質を楽しめます。

また、CDやMP3、AACなどの圧縮音源を、ハイレゾ相当の高解像度音源に変換できる「DSEE HX」により、高音域をクリアに表現します。ただし、DSEE HXの設定をONにした状態で、なおかつ有線ヘッドホン接続時に有効になります。もちろん、ハイレゾ相当の音質で楽しむためには、ハイレゾ対応ヘッドホンが別途必要になります。

さらに、臨場感ある立体音響技術 Dolby Atmosに対応し、まるでその場にいるかのような没入感で映画やゲームを音にこだわって楽しめます。

 

ドコモのXperia 5のSIMロック解除

ドコモのXperia 5 SO-01Mは、他のスマホ同様SIMロックを解除することもできます。

ただし、SIMロック解除には一定の条件があるため、それらをクリアした上であれば、即日~100日後以降という形でSIMロックを解除し、他社SIMを入れて利用することも可能です。

私は今回、即日SIMロック解除を実施しましたので、気になる方は以下記事を参考にどうぞ。

関連記事:「ドコモのXperia 5 SO-01MのSIMロックを解除してみた

 

Xperia 5、名称の変遷

ドコモから発売された、SONYのXperiaの名称の変遷をまとめてみました。

 

発売年 名称 型式
2010年 Xperia SO-01B
2011年 Xperia arc SO-01C
Xperia acro SO-02C
Xperia ray SO-03C
Xperia PLAY SO-01D
2012年 Xperia NX SO-02D
Xperia acroHD SO-03D
Xperia GX SO-04D
Xperia SX SO-05D
Xperia AX SO-01E
2013年 Xperia Z SO-02E
Xperia A SO-04E
Xperia Z1 SO-01F
Xperia Z1f SO-02F
2014年 Xperia Z2 SO-03F
Xperia A2 SO-04F
Xperia Z3 SO-01G
Xperia Z3 Compact SO-02G
2015年 Xperia Z4 SO-03G
Xperia A4 SO-04G
Xperia Z5 SO-01H
Xperia Z5
Compact
SO-02H
Xperia Z5
Premium
SO-03H
2016年 Xperia X
Performance
SO-04H
Xperia XZ SO-01J
Xperia X
Compact
SO-02J
2017年 Xperia XZs SO-03J
Xperia XZ
Premium
SO-04J
Xperia XZ1 SO-01K
Xperia XZ1
Compact
SO-02K
2018年 Xperia XZ2 SO-03K
Xperia XZ2
Compact
SO-05K
Xperia XZ2
Premium
SO-04K
Xperia XZ3 SO-01L
2019年 Xperia Ace SO-02L
Xperia 1 SO-03L
Xperia 5(?)

 

序盤は特に規則性はなく、Xperia Z、Xpera Aが出た頃から数年は規則的に発売されており、その後Xperia X、XZ、XZsときてXZ1、XZ2、XZ3と来たところで、Xperia 1に。

そして次の発売機種と目されるのがXperia 5。

こうして見ていくと、完全に発売された順番がほぼ明確にわかるiPhoneと比べると、きわめてわかりにくく、規則性も定期的に変更されていて一貫していません。

最近のXperiaの「Xperia 1」、「Xperia 5」というネーミングは意味がよくわかりませんが、SONYの方に話を聞いたところによると、「Xperia 1を頂点として真逆にドコモからは発売されていないXperia 10があり、その中間なのでXperia 5」という感じの意味合いということです。同じくドコモからは未発売のXperia 8も、Xperia 5とXperia 10のさらに中間、という意味で理解するといいようです。

聞いてみればなるほど、とは思うものの、やはりわかりにくさはありますね。

 

Xperia 5への機種変更検討ユーザーとしては、機種変更の平均スパンを2年とするなら、Xperia XZs、またはXperia XZ1以前のXperiaを利用している人は、そろそろ買い替え検討してみてもいいころと言えそうです。

 

写真で見るXperia 5 SO-01M/Instagramにて

ドコモのXperia 5 SO-01Mを、私が撮影した写真をインスタグラムにて案内しています。興味がある方はそちらも是非ご覧になってください。→Xperia 5 SO-01M 写真一覧

 

また、合わせてXperia 5の特徴もインスタグラムでまとめていますので、そちらもお気軽にどうぞ。→Xperia 5 SO-01M はここがすごい! 特徴まとめ

 

Xperia 5 SO-01Mはここ最近で最もXpeiraらしいXperia

Xperia 1が好評だった理由としては、それまでのXperia XZ2、Xperia XZ3がイマイチXperiaらしくない形をしていたため、余計に「Xperiaが戻ってきた!」という感じで購入された方が多かったのかもしれません。

しかし、Xperia 5は、そんなXperia 1よりもさらにXperiaらしい機種だと思います。

なんといっても、Xperia 1は少し大きすぎました。大画面の方が映像をみたりするのに有利ということはわかっていますが、普段使いであのサイズはやはり多少使いにくい部分もあります。

しかしXperia 5はすっきりサイズになったことで、かなり持ちやすく使いやすくなりました。

個人的に、これを一台持っていれば、かなり長期的に利用していけるのではないか、と思える一台だと思いました。

発売日は11月1日、ドコモオンラインショップでも販売されています。手数料・頭金ゼロのドコモオンラインショップをしっかりチェックしておきましょう。→「ドコモオンラインショップでの機種変更/購入がリアル店舗より圧倒的有利な件

 



1

NTTドコモのクレジットサービス「DCMX」改め「dカード」は、既にdカード、dカード mini、dカード GOLDを含めて2018年6月末時点で1900万契約を突破しています。 そしてdカード GO ...

2

今回はなんと! 特別にdカード GOLDについて、実際に株式会社NTTドコモのdカードの担当の方にインタビューさせていただきました! dカード GOLDについて、しっかり質問してきましたので、既にdカ ...

-2020年冬春モデル, ドコモ Xperia(エクスペリア)情報

Copyright© ドコモ情報裏ブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.