ドコモ情報裏ブログ

ドコモのサービス/料金/キャンペーン/MVNO/格安スマホ/SIMフリースマホ/Android/iOS/Windows/アプリゲームを裏側から検証

*

機種変更するよりも学割iPhoneを新規で1台追加する方が安くなる?という疑問に回答してみる

      2018/03/09

コメント欄にて、ある質問を受けました。要約すると以下の通りです。

 

家族のFOMAからiPhoneへの機種変更を検討しているが、それでは全くお得感がないので、新規で1台iPhoneを追加し、子の利用回線として学割を適用させ、iPhone本体は家族のSIMを入れて利用し、家族の回線では格安端末に機種変更を実施し、その端末は新規契約分のSIMを入れるか、基本Wi-Fi運用で子供に利用させることで全体を安く抑えられないか

 

第一の目的は、「家族回線のiPhoneへの機種変更」なのですから、余計なことをせずにそのまま素直に機種変更すればよさそうにも感じますが、これは意外に盲点をついているかもしれないと感じたので、実際に計算して確認してみました。

今回はその内容についてお伝えしていきます。実際にいただいた質問からは、ニュアンスや細部を記事用に調整していますのでご了承ください。

FOMAの家族回線をiPhoneへ機種変更した場合の費用

FOMAフィーチャーフォン(ガラケー)からの機種変更でiPhone 8の64GBモデルにした場合、月々サポート適用で総額88,776円、24回の分割にして月々実質1296円(税込)です。(2018年3月6日現在)

これがiPhone Xの場合は、月々サポートが適用し、実質負担金は68040円、24回分割で月々実質2835円(税込)となります。

料金プランは家族回線分でシェアパックの子回線、料金プランはカケホーダイライトプランとspモード、そしてシェアオプションで合計2500円/月(税別)です。

iPhone 8、iPhone Xのどちらを選ぶにしても、この料金がまずは基本となります。月額基本料金と端末代金を合わせて、iPhone 8の場合が3996円(税込)iPhone Xの場合が5535円(税込)です。

この料金に対して、家族回線でdocomo with機種を購入し、かつ新規で一台iPhoneを購入した場合と比較してみます。

 

家族回線を機種変更、新規で一台追加した場合の費用

まずは、本来FOMAからの機種変更に合わせてiPhoneを利用したい家族回線で、最も安いdocomo with対象機種を購入します。

現時点ではMONO MO-01Kがそれに該当します。ドコモオンラインショップ価格で総額25272円、24回分割で月々1053円(税込)です。それだけでもそれなりの負担になりそうな気もしますが、docomo withが適用されるので、月額料金から毎月1500円の割引がかかります。

つまり、何も購入せず契約変更するよりも、端末代金がかかってもMO-01Kを購入してdocomo withを適用させた方がより安くなるのです。

カケホーダイライトプランとspモード、そしてシェアオプションで合計2500円/月かかっていたところから1500円毎月割引され、月額料金は1000円/月(税別)となります。

端末代金(1053円)と月額料金(1080円)を合わせて2133円でおさまり、両方合わせて4000円近くになるiPhone 8や5500円を超えるiPhone Xに機種変更するよりも、この時点で確実に安くなることがわかります。

 

ただ、目的は最終的にiPhoneを利用することなので、ここでもう一回線、まったく別の回線を新規契約して追加します。

この新規回線の利用者を子に設定することで、ドコモの学割を適用させ、その上でiPhone 8またはiPhone Xを購入します。

実際の利用はほとんどしないと考えているため、料金プランはシェアパックの子回線にしながらシンプルプランを利用します。spモードも必要ないので外したいところですが、spモードはドコモの学割の必須条件に含まれているので、ここは外せません。→「ドコモの学割2018

この時点で、シンプルプランとspモード、シェアオプション/980円+300円+500円で月額料金は1780円(税別)となり、ドコモの学割適用で1500円引きし、1年目は280円(税別)です。2年目以降は1780円となります。

そして、その上でiPhone 8/iPhone Xを購入します。

適用できるキャンペンーンは、家族まとめて割(iPhoneにのみ適用/docomo with機種はカウントのみ)、春のiPhoneデビュー割(iPhone 8のみ)、ご家族紹介キャンペーンによるdポイント(期間・用途限定)、そしてドコモの学割のシェアグループ内家族へのdポイント(期間・用途限定)のプレゼントです。→「ドコモのキャンペーンまとめ

 

iPhone 8 iPhone X
総額 88,776円  125,064円
端末購入補助
(端末購入サポート/
月々サポート)
−57,672円  −57,024円
家族まとめて割 -5184円 -5184円
春のiPhoneデビュー割 −8,424円 なし
ご家族紹介キャンペーン -10000P -10000P
学割dポイント -3000×3=-9000P -3000×3=-9000P
合計 -1504円 43856円
(約1827円×24回)

 

ご家族紹介キャンペーンとドコモの学割のdポイントは、どちらも期間・用途限定ポイントで、直接端末代金から割り引かれるものではありませんが、ここではわかりやすく割引として含めています。よって、iPhone 8の場合にはマイナスになってしまっていますが、この分も当然消えてしまうものではなく、通常通り期間・用途限定ポイントとして利用することができる分です。

 

月額料金は一年目が280円、端末代金に至ってはiPhone 8だとマイナスなので、もしiPhone 8の場合であれば、一年目は確実に家族回線を普通に機種変更するよりも、docomo with機種に変更に加え新しく一台新規契約し、ドコモの学割他キャンペーンを適用させた方がお得です。合計で約2435円程度です。

二年目は、学割がなくなるので月額料金が1780円(税別)になります。しかし端末代金は引き続きかかりませんので新規回線と家族回線分と合わせて4055円(税込)になります。ということは、機種変更した場合の3996円よりやや高くなってしまいます。

 

iPhone Xの場合も同じように月額料金は一年目280円、端末代金は毎月約1827円かかってきます。これに家族回線分を含めると約4262円、つまりiPhone Xへ家族回線を普通に機種変更した場合の約5535円よりも安く抑えられます。

ただし二年目は、学割がなくなるので約5897円となり、通常の機種変更よりもやや割高となります。

 

ここまででわかることとしては、iPhone 8にしてもiPhone Xにしても、一年目はちょうど学割分程度安く利用することができるものの、二年目はやや割高になってしまう、ということです。

手間を惜しまずとにかく少しでも安くしたい、という場合にはこの方法もありかもしれませんが、難しい判断となりそうです。

 

必要のない回線は解約を選ぶ

この手法をとる場合、もう少し考える余地があります。

iPhone 8を購入した場合、必要のない新規回線を二年必ず保有しなければならない、という理由はないという点です。

これがもしiPhone Xだと、月々サポートが適用しているため、二年間解約するわけにはいきませんが、iPhone 8の場合は、月々サポートではなく端末購入サポートが適用されているため、一年(正味14ヶ月)の利用で解約ができます。

もちろん解約金はかかりますが、月額料金1780円がかかる回線をいつまでも残しておくくらいなら、解約金10260円(税込)を支払ってでも早めに解約した方がややお得です。

 

必要のない機種を購入する必要はない?

軽く前述していますが、一つのポイントとしては、家族回線で本来必要のないMONOを購入している点です。

つまり、MONOを購入せずにFOMAからXiに契約変更だけして、別回線で新規購入したiPhoneにSIMを入れて利用することもできるわけです。その場合端末を購入しないので端末購入代金はかかりませんが、同時にdocomo withも適用しないので、月額料金としてはカケホーダイライト・spモード・シェアオプションで2500かかります。

しかし、もしMONOを購入すると端末代金分割分が24回×1053円かかりはするものの、docomo withが適用するので、1080円と1053円で2133円となり、税込み2700円かかる購入しなかった場合よりもむしろ安くなってしまうのです。

ゆえに少しでも安くしたいと考えるのであれば、ここではやはりMONOを購入しておいた方がいいでしょう。もちろん手数料等は少しでも安くしたいので、ドコモオンラインショップを利用しましょう。→「ドコモオンラインショップでの機種変更/購入がリアル店舗より圧倒的有利な件

 

そして、この方法を選択した場合、利用しないMONOが手元に残る点に注目します。

残ったMONOを他の用途で利用することもできますし、そういう使い方をすることが仮に全くないのであれば、最終的には売却することを検討することもできそうです

 

この方法は現実的に選択可能か

全体的な料金的には、iPhone 8を選択してもiPhone Xを選択しても、マイナスになることはなさそうです。

ただ、とにかく手間がかかる上にSIMを入れ替えることで回線に紐づくケータイ補償がややこしくなるという問題もあり、そのあたりをどう考えるかによってこの方法をとるべきかどうかの判断が変わってきます。

読んでいただいても複雑に感じたと思いますので、基本的にはある程度慣れた方向けの手法だと思います。

慣れた方でも、面倒なことがあまり好きではない方にはお勧めしにくいです。ただ、多少なりともメリットはありそうなので、検討してみる余地はあるかもしれません。

さらに念には念を入れて、実際手続きを考える場合は、ドコモインフォメーションセンターやドコモショップで、再度最終確認をされることをお勧めします。

 

dカード GOLDの家族カードの紐づけを忘れずに

この方法を利用した場合、メイン回線でdカード GOLDを利用している場合には、家族カードを作り、家族回線に紐づけておくことも忘れないようにしたいところです。→「dカード GOLDの家族カードを作っていないのは絶対的にもったいない

家族回線でdocomo with対象機種を購入する場合、月々サポートがつきませんので、dカード GOLDの10%還元対象になる料金はそれなりに発生するためです。

一方新規回線については、ドコモの学割を適用させるので、事実上1年目はポイントはほぼ貯まりませんので家族カードのメリットはありません。元々所有の家族回線の方に紐づけ、2枚目の家族カードは必要ありませんが、この場合dカード GOLDのケータイ補償はiPhoneには適用しません(家族回線で購入するdocomo with機種には適用する)。

この方法をとるのであれば少しでも利益になる部分は抑えておきたいところなので、ここは忘れずに手続きしておきましょう。

関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか

 - ドコモのサービス情報の裏