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ドコモをやめたい人の「はじめてMVNO・格安SIM入門」

   

長く利用してきたけれど、いい加減ドコモからそろそろ格安スマホ・格安SIMを検討したい、と考える人も少なくないと思います。

毎月毎月高いケータイ料金を支払っていれば、そういう風に考えるのは自然なことです。ドコモはじめ大手キャリアに対する積もり積もった不満がある人も中にはいるでしょう。

そしてそう考えてはいるものの、そこから先の一歩がなかなか踏み出せないものなのです。なぜなら、新しい一歩の前には常に、大きな壁が立ちはだかっているからです。

そこで今回は、ドコモからMVNO・格安SIMへ移行するための、初めの一歩を考えていきます。

MVNOの弱点から「格安SIMを利用してはいけないユーザー」を考える

 

MNO(ドコモなど大手キャリア)とMVNOが提供する格安SIMを比較した場合、それぞれに得意としている点もあれば、苦手な点もあります。

その中で、特にMVNOが苦手とするポイントをまず考えてみます。あなたのMVNOの使い方や要望に以下の項目が当てはまる場合、注意が必要です。

 

1.通話をよくする

2.手厚いサポートが必要

3.ハイスペックスマートフォンおよびiPhoneを使いたい

 

細かい注意点は他にもいろいろとありますが、特にこの三点に当てはまる人は、何の準備もなくドコモ、au、ソフトバンクのキャリアからMVNO・格安SIMに移行してはいけません。

なぜなら、上記三つの特徴は、MVNOよりもドコモなどMNOの方が有利だからです。→「絶対にドコモから格安SIMにしてはいけない人とは

 

MVNO利用は「通話が少ないこと」が大前提

MNOとMVNOの通話料金について、単純に比較してみればどちらが有利かは明らかです。かければかけるだけ料金がかかる従量制が基本のMVNOに対して、ドコモでは「カケホーダイプラン」、auでは「カケホ」などの完全通話定額制がメインです。

昨今、MVNOにおいても大手キャリアと同じように通話定額サービスを提供している事業者も増えてきました。

例えば初期にはNifMoもしもシークスなどに始まり、今では大手MVNOも1通話あたり5分が通話無料となる5分かけ放題や、それをさらに進化させたOCNモバイルONEのOCNでんわLINEモバイルなどの10分かけ放題も登場し、最終形態として楽天モバイルの楽天でんわでは時間制限のない「かけ放題」が開始され、音声通話付きプランの強化が進んでいます。

ただ、通話料金はともかく使い勝手や品質において、MVNOの格安SIMは、ドコモなど大手キャリアにまだまだかないません。

 

 

「電話をよくかける/通話が多い」というユーザーは、大手キャリアのカケホーダイプラン等を利用した方が、料金はともかくとして確実に利便性が高く通話品質もよくなるので、格安SIMは諦めて大手キャリアの契約を継続する方がメリットが大きい可能性があります。

もしくは通話専用端末として大手キャリアとの契約を残しながら、インターネットはMVNOのデータ専用プランで格安SIMを利用するという、音声端末とデータ端末を分けて持つ2台持ちの方法もあります。

最近はZenFone 3に代表されるデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応した格安スマホも増えてきましたので、わざわざ2台持ちしなくても、一台に2枚のSIMを入れて同時利用することができるようになってきているので、非常に便利です。→「LINEモバイルSIM+ドコモSIMのデュアルスタンバイは最高の体験

 

しかし初心者の段階でそんな方法をとろうとしても、難易度が一気に上がってMVNO・格安SIM利用の壁を越えられなくなるだけです。

それではまるで意味がないので、ここでは「通話を多めにする」という人は、格安SIMの使い方について、「10分かけ放題」や「楽天でんわのかけ放題」を含めた再検討が必要になります。

 

手厚いサポートが必要か

MVNO利用の場合、ドコモなどMNOよりもサポート全般がどうしても弱くなります。

何よりドコモ、au、ソフトバンクでは日本全国に存在するキャリアショップによって、手厚いサポートを受けることができるのですが、リアル店舗を基本的に持たないMVNOではそうはいきません。

サポートの中には使い方設定および、故障時の対応なども含みます。緊急時にどうすればいいのかわからず右往左往してしまうようなら、やはり安心を得ることができる大手キャリアでの契約を検討したほうがいいでしょう。

ある程度自分で対応できるという人や、もしくは故障しても緊急で対応が必要になるわけではないインターネット専用プランで利用しているということならそれほど問題ないのですが、そうでなければMVNO利用は再検討が必要です。よりサポートの質が高いMVNO・格安SIMをその場合には選択した方がいいでしょう。

例えばOCNモバイルONEの「あんしん補償」、LINEモバイルの「端末保証オプション」は、OCNモバイルONEやLINEモバイルで機種を購入していなくても補償対象となるなど、かなり手厚い補償内容となっています。イメージとしてはどちらも、ドコモのケータイ補償サービスと似た内容です。

 

 

ハイスペックスマートフォンや最新iPhoneが欲しい

スマホを利用するにあたって、「最新iPhoneやスペックの高いスマートフォンを常に検討している」という場合、ドコモなど大手キャリアで契約した方がトータルで考えればお得になるケースもあります。

特に通話利用が多い場合は確実に大手キャリアと契約を利用した方がいいでしょう。

ハイスペックスマートフォンやiPhoneを購入する場合、一括価格で購入すれば10万円近い金額がかかります。iPhone XiPhone 8 Plusになると、軽く10万円を超えます。

それでも、毎月のランニングコストが安くなるMVNO利用であれば十分元はとれるのですが、まずその目先の金額が重たい、という人はドコモでの割賦購入が最も適しています。

 

 

MVNOを利用する場合には、すでに手元にある端末を利用するという方法が最もコストパフォーマンスが高くなり、手元に端末がない場合には格安スマホを購入するのが次にコストを抑えられる方法です。

いずれにも当てはまらず、どうしても最新iPhone最新Xperiaなどを利用したい場合には、素直に大手キャリアとの契約を検討しましょう。

さらに今後、総務省からの要請によってドコモなど大手キャリアの毎月の利用料金が今よりももっと安くなるようであれば、MVNOよりもMNOが多くのケースで有利になる、ということもあり得るため、先々の動きには注目しておく必要があります。

2017年の段階でも、シンプルプランdocomo with(ドコモウィズ)の登場により、利用状況によってはかなり格安で利用できるシーンが増えてきています。→「ドコモのシンプルプラン」/「docomo withはお得?

 

以上三つの項目に当てはまらない場合には、心置きなくMVNO・格安SIMの利用を前向きに検討しましょう。

MVNO・格安SIMでは「既にスマホ端末あり」・「データ通信のみ利用」が最強

電話も多くないしサポートもある程度自分で対応できるし、最新スマホにこだわりもない、という場合にはMVNOの格安SIMが最も向いていると言えます。

この場合すぐに移行手続きを検討することができます。

手元にすぐに利用できるスマートフォンがあれば、その端末を利用することにします。そうすることで、新たな端末購入費用を節約できます。

 

MVNOで利用できるスマートフォンは、ドコモ版スマートフォンドコモ版iPhoneau版スマートフォン、またはSIMロックがかかっていないSIMフリースマートフォン、そしてSIMフリーiPhoneです。

ドコモ版スマホ、ドコモ版iPhoneはSIMロック解除がされていなくても、利用するMVNOを同一キャリア系で合わせれば問題なく利用できます。au版のスマートフォンも、au系SIMを利用しているmineoやUQモバイルの格安SIMならある程度はそのまま行けます。

つまりここで、手持ちの端末がドコモ版なのかau版なのかSIMフリーなのかでMVNO事業者の選択が変わります。

 

ドコモ版スマホ・ドコモ版iPhoneを持っている場合

 

ドコモ版のスマートフォンやiPhoneを所有している場合、選択するべきMVNOはドコモ系MVNOにする必要があります。

au系のMVNOを利用しようとする場合、端末のSIMロック解除が必要となってしまうため、SIMロック解除をせずに利用できるドコモ系MVNOを素直に選んだほうが簡単です。

 

現状人気MVNOのほとんどはドコモ系なので、選択肢はかなり幅広く与えられます。

例えばシェアNo.1のNTTコミュニケーションズ「OCNモバイルONE」。

注目度No.1・SNSを効果的に利用したいならカウントフリー機能採用の「LINEモバイル」。

0円SIMで話題を集めたSo-netの新ブランド「nuroモバイル」。

人気の格安スマホが安く買える「楽天モバイル」。

ドコモ系だけでなくau系SIMの取り扱いもある「mineo」。

他にも、着実に人気を集めるIIJmio(アイアイジェイ ミオ)。量販店での販売で実績を伸ばすBIGLOBE SIMU-mobileなど、その他さまざまなMVNOの格安SIMが存在し、どれでも好きに選択することができます。

現状、当サイトお勧めはLINEモバイルです。→「LINEモバイルのメリットデメリットまとめ

 

au版スマートフォンを持っている場合

au系のMVNOはドコモ系と比べるとかなり少ないため注意が必要です。

選択肢としてはmineo(マイネオ)UQ mobile、IIJmioBBIQスマホQTモバイルなどがあります。mineoとIIJmio、QTモバイルはドコモSIMとauSIMの両方を取り扱うマルチキャリアMVNOとして注目を集めています。

料金体系など、利用に合わせて選択するといいでしょう。

ただし、それぞれの格安SIMで所有しているau版スマートフォンの動作確認が取れているかは事前に必ず確認しましょう。機種によっては、au系格安SIMを利用する場合であってもSIMロック解除が必要なことがあります。

 

SIMフリースマートフォン・iPhoneを持っている場合

SIMフリーのスマートフォンやiPhoneを所有しているのであれば、MVNOは基本的にどの事業者を選んでも利用可能なケースが多いです。

2015年4月以降に発売されたドコモ、au、ソフトバンクのスマートフォン・iPhoneが購入から半年経っていれば、各キャリアでSIMロック解除を実施することもできます。ドコモのスマホについては2015年4月以前発売のものでもiPhone以外はSIMロック解除可能です。

iPhoneに関しては各キャリアともにiPhone 6s/iPhone6s Plus/iPhone 7/iPhone 7 Plus/iPhone 8/iPhone 8 Plus/iPhone Xであれば条件を満たせば公式にSIMロック解除ができます。

SIMロックを解除してしまえば、その端末は一般に販売されているSIMフリースマホと同じSIMフリー状態になりますので、どのMVNOの格安SIMでも基本的には利用できるようになります。

ただし、利用前に手持ちの端末が本当に対応しているかどうか、動作確認が取れているのかは、事前に各MVNO事業者のサイトなどで確認しておいた方がいいでしょう。

 

データ通信専用プランを選択するメリット

手持ちの端末の確認ができたら、MVNO事業者、つまりどの格安SIMを使うのかを選びます。

そして料金プランを選ぶわけですが、その際、通話ありのプランにするのか、インターネット専用・データ通信専用プランにするのか選ぶ必要があります。

MNPを利用して大手キャリアから番号をそのまま持ってくるのでなければ、データ通信専用プランにした方が料金は非常に安くなります。

利用するデータ容量によっては、月額料金なんと0円からスタートするMVNOも存在します(※0SIM)。

平均的なプランとしては、データ通信のみ月あたり3GBプランで900円前後が大体の相場です。

ちなみにドコモでインターネット専用データプランに2GBを選択した場合、5500円かかります(1700円+300円+3500円)。

MVNOの格安SIMがどれだけ安いかがわかると思います。

 

格安スマホと格安SIMのセット購入にもメリットがある

ここまで、利用できるスマホ端末を所有していることを前提にしてきましたが、持っていない場合にはまず端末購入から考えなければいけません。

この場合に利用すべきはMVNOがセットで販売している格安スマホか、市販されている格安スマホ、もしくはネットオークションなどで大手キャリア製スマホを入手する必要があります。

いずれにしても端末購入価格が上乗せされてしまうため、格安運用という目的が若干ぶれてしまい、MVNOの安さ・メリットを体感しにくくはなります。

ただし、機種によっては二年間同じ格安SIMを利用することで実質ほとんど端末代金がかからない形になるものもありますし、MVNOで格安SIMとのセットという形で格安スマホを購入すれば、SIMカードが対応していないとか、設定できないというトラブルを回避できるというメリットがあります。

機種選びは重要になってきますが、別々に購入した時のSIMサイズの間違いや動作確認が取れていないことによる利用不可というケースを避けようと考えるならば、セット購入が圧倒的に便利です。

端末代金は約3万円程度と考え、それを一括払いしてしまえば毎月のランニングコストを落とせるので、むしろそちらの方が格安SIMの安さは体感できるかもしれません。

 

MVNOは種類が多すぎる

格安SIMの難しさの一つに、そのMVNO事業者の数の多さが挙げられます。

au系はまだある程度限られているので、主にドコモ系MVNOの話になりますが、確かに多いです。一体どれを選んだらいいのか、初心者だと確実に迷ってしまいます。

ということで、ここでは選択肢を1つに限定してしまおうと思います。

 

初心者向け・SNSを安心して使えるLINEモバイル

 

スマートフォンを利用しているユーザーであれば、そのほとんどが利用しているであろうコミュニケーションアプリ「LINE」。

そのLINEが提供するMVNO・格安SIMサービスが「LINEモバイル 」です。

LINEの知名度の高さにより、安心して利用できるMVNOと言えます。

私も実際にSIMフリーのiPhone 7 Plusに入れて利用していますが、全く問題なく、かなり安定して利用することができています。

 

料金プランはLINEフリーかコミュニケーションフリーのどちらかから選択することができ、SMSを中心に利用するユーザーにとってLINEモバイルは最も有利なMVNOといえます。

いくらSMSを利用しても通信料をカウントしないという魅力は非常に大きいです。

さらに、LINEと連携することにより、現在どれくらいのデータ容量を消費しているのかをすぐに確認することができたり、LINEアプリのトークを利用したチャットサポートサービス「いつでもヘルプ」も利用可能です。

MVNOの最大の弱点であるサポートの弱さを、LINEモバイルは独自の「LINEアプリ」という最強のプラットフォームを利用して解決してくれます。心強いですね。

実際に利用してみても、普通に友達や家族とLINEで会話をする感覚で、わからない点を質問することができます。

実際使ってみると、この便利さは体感できると思います。

申し込みに関しては、LINEモバイルは公式サイト上から受付していますので、さっそく確認してみましょう。

 

LINEモバイル公式サイト→「LINEモバイル 」

 

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