ドコモ光のプロバイダー変更を実施してみた流れ

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ドコモ光におけるプロバイダーの変更手続きを実施してみました。

手続き方法には二つあり、一つはドコモショップでの受付、もう一つはドコモインフォメーションセンターでの受付です。

プロバイダー変更についてはWEBからの申し込みがありませんので注意しましょう。

手続きとしては、ドコモショップよりもインフォメーションセンターでの変更の方がはるかに簡単で手間もかかりません。

気になる点や注意点などもありますので、変更方法と同時にご案内していこうと思います。

関連記事:「ドコモ光は本当にお得なのか

新プロバイダーを選択する

プロバイダーを変更するということは、現状のプロバイダーになんらかの不満を抱えているケースが多いのではないかと思います。

その不満を踏まえて、新しいプロバイダーではその不満の解消を期待しているはずです。もしプロバイダーをわざわざ変更しても不満が解消されなければ、まったく変更する意味がありません。

だからこそプロバイダー変更の際には、新しいプロバイダー選びを失敗しないように、詳細内容を吟味する必要があります。

そのためには、まず現状のプロバイダーで感じた不満は何なのか、新しいプロバイダーにはどういう点を必須項目として求めているのかを明確にしておきましょう。

そうすれば、その基本となる条件に基づいてプロバイダーを選択することができますので安心です。

 

ドコモ光のプロバイダー変更方法

ドコモ光のプロバイダーの変更方法は、最初にお伝えしたとおり、二通り用意されています。

一つはドコモショップでの手続き。

もう一つはドコモインフォメーションセンターでの手続きです。

通常のプラン変更や申し込みに用意されているWEBからの申し込みには対応しません。

お勧めはやはり電話での受付です。ドコモショップにわざわざ足を運ぶのはなかなか大変です。どうしてもドコモショップで手続きをしたいという場合には、できる限り待ち時間を短縮するために、必ず事前に来店予約をしておきましょう。→「ドコモの来店予約を利用してみた

インフォメーションセンターでの受付時間は、午前9時から午後8時までとなっており、年中無休で対応してくれるため非常に便利です。また、対応時間も一般的なドコモショップの営業時間よりも開始終了それぞれ一時間ほど長めに設定されていますので、そういう意味でも利用しやすいと思います。

 

ドコモ光・プロバイダー変更の手続きパターンと費用

手続きパターンと手数料一覧

ドコモ光のプロバイダー変更には、いくつかのパターンがあります。

すなわち、同一タイプ内(A→A/B→B)でのプロバイダー変更と、タイプをまたがるプロバイダー変更(A→B/B→A)単独タイプからの申し込み(単独→A/B)、そしてタイプA/タイプBの廃止か単独プランへの変更(タイプA/タイプB→単独タイプ/廃止)です。

それぞれにかかる手数料は以下の通りです。

 

手続きパターン 費用
同一タイプ内(タイプA/B)でのプロバイダ変更 事務手数料
3,000円(税抜)
タイプA対応プロバイダからタイプB対応プロバイダへの変更
※料金プランがタイプAからタイプBに変更
事務手数料
3,000円(税抜)
タイプB対応プロバイダからタイプA対応プロバイダへの変更
※料金プランがタイプBからタイプAに変更
事務手数料
3,000円(税抜)
タイプA/タイプB対応プロバイダのお申込み
※料金プランが単独プランからタイプA/タイプBに変更
なし
タイプA/タイプB対応プロバイダの廃止
料金プランがタイプA/タイプBから単独プランに変更
事務手数料
3,000円(税抜)

 

単独タイプからタイプA/タイプBの場合に限り手数料が無料となり、それ以外のパターンではすべて手数料が3000円かかります。

ただし、ドコモ光提携プロバイダー内での変更の場合には、プロバイダーごとの解約金などは基本的には発生しないケースがほとんどですが、一部プロバイダーと変更内容によって別途費用が発生するケースがありますので、必ずプロバイダーごとに確認しておく必要があります。

 

手続きにあたっての注意事項

各パターン共通の注意事項

ドコモ光のプロバイダー変更のパターンにかかわらず共通する注意事項として、ドコモ光提携プロバイダーが契約申し込みを承諾しなかった場合、変更手続きの取り消しが必要となり、場合によってはプロバイダセットプランから単独プランに変更になることもあるという点があります。

そもそもプロバイダーから契約申し込みを承諾されないというケース自体、なかなかないとは思いますし、実際にそういうパターンに陥ったとしても基本的にはドコモから事前に連絡があるということなので、問題はないと思われます。

また、ドコモ光とセットでのプロバイダー契約は、基本サービスのみがセットとなっており、個別にプロバイダー独自のオプションサービスを申込みした場合、その請求はドコモ光とは別途請求となり、その支払いが万が一遅延した場合には、プロバイダーサービス自体の利用停止、または解約になる場合があるということなので注意しましょう。

 

同一タイプ内プロバイダー変更(A→A/B→B)

同一タイプ内のプロバイダーで変更を実施した場合、旧プロバイダーの基本サービス以外のオプションサービスの解約は、それぞれユーザー自身で旧プロバイダーに解約の申し込みを実施する必要があります

旧プロバイダーの廃止は、新プロバイダーが利用可能となった日以降となるため、利用できないタイミングは基本的に発生しません。

プロバイダーを変更した場合、旧プロバイダーは自動解約になるケースが多いですが、プロバイダーによって解約にならず有料プランや無料プランへ変更となったりすることもあるため、必ず「プロバイダご利用にあたっての注意事項」を確認しておく必要があります

 

また、もし既に契約中のプロバイダーをドコモ光提携プロバイダーとして指定した場合、提携プロバイダーによってはプロバイダー契約のプラン変更として取り扱われ、違約金などを請求される場合があるため、この点も確認しておきましょう。

プロバイダー変更に伴う注意事項は主に旧プロバイダー側の注意事項がほとんどで、新プロバイダー側の注意事項としては、必要なオプションサービスは各プロバイダーに個別に申し込みが必要となり、請求もドコモ光とは別に発生するという点のみです。

 

タイプAからタイプB/BからAへのプロバイダー変更(A→B/B→A)

タイプAとタイプBをまたぐプロバイダー変更の場合の注意点は、旧プロバイダー側は同一タイプ内での変更の場合とまったく同じです。

プロバイダー独自のオプションサービスについての扱いが別になるという点と、プロバイダーによって基本契約そのものが自動解約にならないケースもあるので、必ず確認が必要です。

 

さらにタイプAとタイプBをまたぐ場合、ドコモ光の料金が変更となります

変更のタイミングとしては、新プロバイダーの利用開始日より変更になります。

 

タイプA/タイプBのプロバイダー申し込み(単独→タイプA/タイプB)

このパターンは、ドコモ光を利用していながら、何らかの理由でドコモ光提携プロバイダーをそれまで利用しておらず、独自にプロバイダー契約をしながらドコモ光は単独タイプだったところから、タイプA/タイプBの申し込みをした場合です。→「ドコモ光・単独タイプのメリットデメリット

このパターンでは、それまで利用していた旧プロバイダーはドコモ光とまったく関係しないため、以後必要なければ必ず自身で解約手続きをする必要があります

また、解約のタイミングを間違うと、インターネット自体が利用できないタイミングが発生する可能性があるため、必ずドコモ光の新プロバイダーのID・パスワードが届き、接続設定までして動作の確認をした上で解約手続きを行うようにしましょう

また、ドコモ光の料金プランは、新プロバイダの利用開始日より切り替わります。

 

タイプA/タイプB対応プロバイダーの廃止

ドコモ光のタイプA/タイプB対応プロバイダーを廃止するパターンとしては、ドコモ光を単独タイプで利用しながらプロバイダーはドコモ光提携外のプロバイダーを利用したい場合、ということになります。

あまりないケースとは思いますが、このパターンの場合は、廃止手続きの即日、旧プロバイダーが利用不可となるため、必ず事前に新しいプロバイダーを自身で契約手続きしておく必要があります。ただ、一部のドコモ光提携プロバイダーは、継続して利用可能となるケースもあるので、いずれにしても各プロバイダーごとに即解約となるのかどうか、確認しておく必要があります

 

GMOとくとくBB→BIGLOBEへ変更実施

今回私が試してみたのは、GMOとくとくBBからBIGLOBEへのプロバイダー変更です。

まず大前提として断っておきますが、今回の私のプロバイダー変更は、GMOとくとくBBに何らかの不満があったわけではありません。

逆に、非常に使い勝手のいいプロバイダーとしてGMOとくとくBBを評価したからこそ、あえて他のプロバイダーと比較するために変更してみようと考えたわけです。→「ドコモ光・GMOとくとくBBの高速Wi-Fiルーターを使ってみたら驚くべき結果が出た

 

何故数あるプロバイダーの中から今回新しいプロバイダーにBIGLOBEを選択したかというと、GMOとくとくBBのv6プラスと同等サービスである「IP v6オプション」を提供しているプロバイダーだからです。→「ドコモ光のプロバイダー・BIGLOBEはお勧めか

あくまで速度にはこだわりたいので、その部分でGMOとくとくBBに対抗できそうなプロバイダーを実際に選んで、試してみようと考えたわけです。

 

変更の手順として、まずドコモインフォメーションセンターにプロバイダー変更のための電話をかけました。

手続き自体は非常に簡単で、数分で終わります。

その際に上記記載したようなプロバイダー変更時の注意事項を合わせて説明されます。

 

今回の場合は、プロバイダー変更手数料が3000円かかるということ、プロバイダーの個別オプションを利用していたら別途連絡が必要であること、タイプA同士の変更なのでプラン変更はないこと、万が一契約できなかった場合は連絡があり、そのまま継続するか確認されることなどの説明がありました。

切り替えのタイミングは通常10日ほどで実施されるということでしたが、今回は年末年始を挟むため、三週間程度かかることになりました。

切り替え予定日が提示され、その日の前に切り替え確認の書面も送られてくるということでした。

 

ちなみに、切り替え日は指定されるものの、新プロバイダーであるBIGLOBEのIDとパスワードが書面で送られてくれば、設定さえすれば基本的に切り替えは可能となります。実際に試してみて、切り替え日以前にBIGLOBEで通信が利用できることも確認しました。

指定された切り替え日をもってGMOとくとくBBが解約になるのかも確認したのですが、この部分についてはプロバイダーごとに違うというドコモの言い分であり、少しあいまいになってしまうようです。

ドコモ光のプロバイダー変更に関する注意事項を見る限りにおいて、「プロバイダの廃止は新プロバイダが利用可能となった日以降となります」と記載されているため、「いつ」という具体的な表記まではされず、利用開始されたあとに順次廃止、と取ることもできます。

実際のところ、廃止になったあとも、機器にデータが残り接続ができてしまったというケースもあるようなので、かなり曖昧です。

とりあえず深く考えずに早めに設定の切り替えをすればいい、ということのようです。ちなみに私の場合、切り替え日から5日ほどでそれまで利用していたGMOとくとくBBが利用できなくなりました。

タイプAとタイプBで切り替えの場合には料金が変わってくるため、その切り替えのタイミングは、実際に切り替えたタイミングにかかわらず、指定された切り替え日を基準として計算されるようです。

 

関連記事:「ドコモ光のお勧めプロバイダーはどこか

 

プロバイダー切り替え時、新プロバイダーにドコモからの情報が遅延することがある?

今回GMOとくとくBBからBIGLOBEに切り替えをし、BIGLOBEのホームページ上からIP v6オプションと無線LANルーターのレンタルを申込しようとしていたのですが、実際に切り替え日になってもBIGLOBEのマイページに「ドコモ光」が反映されていませんでした。そのため、BIGLOBEのサポートセンターに問い合わせた結果、ドコモからの情報が遅れることがあり、最大二週間程度反映が遅れる場合がある、という回答でした。

いくらなんでもそんなに遅れてもらうと困るなぁと思いましたが、実際に反映したのは5日後でしたので、ギリギリというところでしょうか。

ただ、無線LANルーターレンタルを実施するにあたって、それでもまだエラーが出てしまいました。

支払い状況に問題があるため・・・とあったので、おそらくこれが原因だと思っていました。

 

 

これが完了するまで無線LANルーター(Wi-Fiルーター)レンタルの申し込みができないのはきつい、と思ったので、思いついた一つの方法をとってみました。

支払い方法をクレジットで即時設定する、という方法です。

そもそもドコモ光の場合、支払い方法はドコモと合算されるのですから、BIGLOBE単独の支払い方法設定は本来必要ないはずなのですが、今回何故それが必要になってしまっていたかというと、Wi-Fiルーターのレンタルを実施すると、ドコモとの合算請求外として、ルーターレンタル料金が発生してしまうので、その分の支払い方法を設定する必要がある、というわけなのです。

そのため、NTT料金、つまりドコモとの合算請求という手続きが完了するのを待たずとも、同じ自分のdカード GOLDから引き落としという形で設定してしまおうと考えたわけです。

 

この方法は、ズバリ成功しました。クレジット払いでBIGLOBEの支払い設定が完了したことで、すぐに無線LANルーターレンタル手続きもできるようになりました。合わせてIP v6オプションの申し込みも完了しました。

あとは送られてくるのを待つだけです。

 

いずれにしても、プロバイダー変更手続きには、ある程度慣れていてもこのような細かいトラブルがつきものだったりもするので、実際に変更しようと考える場合には、慎重にならざるを得ないところかもしれません。

ゆえに、余計に最初のプロバイダー選択を間違わないようにしたいところです。

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