ドコモ光のプロバイダー:@nifty(アットニフティ)はお勧めか

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2017年11月まではドコモ光のタイプBに属していた@nifty(アットニフティ)が、2017年12月1日よりタイプAに変更となりました。既にドコモ光を@niftyで利用しているユーザーも、自動的にタイプAに変更されています。

これにより、タイプBに属しているだけでなかなか選択しにくかった@niftyが、一気にドコモ光の中での注目のプロバイダーに躍り出ました。

タイプAに現在20社、タイプBに6社の合計26社ものプロバイダーが選択可能となっている現在、@niftyの優位性について考えていこうと思います。

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ドコモ光+@niftyの提供サービス一覧

ドコモ光で@niftyを選択した場合の提供サービス内容を確認しておきます。

 

メールアドレス数 5個
メールボックス容量 5GB
メールドメイン nifty.com
メールウィルスチェック ウイルスバスター for @nifty Mail
迷惑メールフィルタ 迷惑メールフィルタサービス
総合セキュリティソフト 常時安全セキュリティ24(12か月)
リモートサポート ○(初回無料)
訪問サポート ○(初回無料・開通から3カ月以内)
IP v6
その他サービス ファミリープラン(家族用の子ID4つまで無料)
Webメール
メール転送サービス
ブログ(2GBまで)
提供エリア 全国
契約名義 個人/法人
年齢制限 なし ※未成年契約の場合親権者の同意が必要
プロバイダ窓口 @niftyカスタマーサービスデスク
【受付時間】 10:00~19:00(指定休日除く)
【連絡先】 0120-32-2210 (無料)
携帯・PHS・海外などから 03-5860-7600 (有料)

 

同じタイプAのBIGLOBE同様、かなりバランスのとれた提供内容となっています。

さらに、GMOとくとくBBと同じ「v6プラス」の提供がある点も見逃せません。

そのあたりも含めた@niftyのメリットを以下でまとめてみました。

 

ドコモ光でBIGLOBEを選択するメリット

ドコモ光のプロバイダーに@niftyを選択するメリットです。

 

タイプAなので料金が安い

訪問サポート初回無料

v6プラスで快適通信

常時安全セキュリティ24 12ヶ月無料

法人契約にも対応

 

ネックだった料金面が、タイプBからタイプAになったことで解消され、訪問サポートやv6プラスという特徴が非常に輝きを増す形となりました。それぞれの詳細を確認していきます。

 

@niftyはドコモ光・タイプAのプロバイダー

ドコモ光で選択することができるプロバイダーの中で、@niftyは料金の安いタイプAに属しているため、安心して選択することができます。

 

ドコモ光@nifty・戸建 5200円/月 ドコモ光@nifty・マンション 4000円/月

 

上記料金は二年定期契約の場合の料金です。ケータイやスマホの契約とその点はまったく同じです。

ドコモのスマートフォンを利用していると、セット割引きとしてドコモ光パックが適用します。

その際、上記のドコモ光料金はまったく変わりませんが、ドコモスマホの料金としてパケットパック/シェアパックから割引がかけられる形となります。

容量が大きいプランになればなるほど、割引金額も大きくなります。

 

訪問サポート初回無料

ドコモ光+@niftyでは、2017年12月1日以降に「ドコモ光」を申込したユーザーを対象に、開通月の翌月から3ヶ月目の月末まで、初回のみ無料で訪問サポートを受付しています

ドコモ光の申し込みをしたユーザーが対象なので、ドコモ光の新規契約もしくはフレッツ光からの転用のユーザーが対象となります。

既にドコモ光を他プロバイダーで利用していて、プロバイダーだけ変更するケースでは適用しませんので注意しましょう。

また、一部の地域では無料訪問サポートの対象外になる場合があり、また、無料範囲を超えたサポートを実施した場合にも、@niftyより料金が別途請求されます。

内容詳細は、@niftyより送られてくる「ご契約の内容」にて確認する必要があります。

 

v6プラス対応で快適高速通信

ドコモ光提携プロバイダーの中で、GMOとくとくBBが提供中のv6プラスですが、@niftyも同様のサービスを現在提供しています。

 

@nifty公式サイトより

 

@niftyのv6プラスは、初期費用/月額料金ともに無料で利用することができるサービスで、IP v4ではどうしても混雑しやすくなってしまう時間帯に快適に通信を実施することができるというメリットがあります。

@niftyの開通後、別途申し込みが必要になりますが、利用しない手はありません。@niftyを利用するのであれば、あくまでv6プラス利用を前提として利用した方がいいでしょう。

 

ただ一点、同じv6プラスを提供しているGMOとくとくBB、同等サービスのIP v6オプションを提供しているBIGLOBEとの大きな違いとしては、@niftyには光電話を利用していない場合の、v6プラス対応Wi-Fiルーターのレンタルサービスがない、という点です。

 

もしドコモ光電話を利用している場合、元々v6プラス対応のホームゲートウェイが送られてくるため対応機器が別に必要になることはないのですが、問題はドコモ光電話を利用していない場合です。

この場合、対応機器はレンタルがないので自分で用意しておく必要があります。

どのルーターがv6プラスに対応しているのか、確認した上で自分で購入するのは、あまり詳しくない人にとってはかなりの負担になります。もしせっかく購入して間違っていたらどうしよう、と感じもするでしょうし、レンタルではないので、一括で購入するためにはまとまった金額がかかってきます。

ここが、@nifty最大の弱点と言っていいのではないかと思います。

 

一方でBIGLOBEの場合は有料ですがレンタルサービスがあります

GMOとくとくBBに至っては対応高速Wi-Fiルーターの無料レンタルサービスがあります

となると、選択肢としては、BIGLOBEかGMOとくとくBB、無料訪問サポートをとるならBIGLOBE、ルーターレンタル無料を重視するならGMOとくとくBBという結論となります。

@niftyは無料訪問サポートがあるという点ではBIGLOBEと同じなのですが、v6プラス対応ルーターを準備するのが手間になってしまうというわけですね。

レンタル料金が気になるなら、高速Wi-Fiルーターレンタル料無料で利用できるGMOとくとくBBを合わせて検討しましょう。→「GMOとくとくBBのv6プラス対応高速Wi-Fiルーターレンタル方法



@niftyの常時安全セキュリティ24

@niftyの常時安全セキュリティ24は、通常月額500円で利用することができるセキュリティサービスです。

パソコン用としてはWindows版/Mac版があり、それぞれ内容が若干異なります。

ドコモ光と同時に@niftyを申し込みした場合、12ヶ月無料で利用することができます。無料期間終了後は自動的に有料プランへと変更されそのまま継続します。

 

Windows版

ウイルス/スパイウェア対策・ネットワーク監視・危険サイト対策・アプリケーション監視・脆弱性対策・迷惑メール/バナー広告対策・プライバシー漏洩対策・保護者による監視・その他・@niftyセキュリティセンターという、様々なセキュリティ対策が準備されており、安心して利用できます。

 

Mac版

Mac版ではWindows版と若干の違いはあるものの、ほぼ同等機能が提供されています。

ウイルス/スパイウェア対策・ネットワーク監視・危険サイト対策・プライバシー漏洩対策・保護者による管理・その他の機能が提供されます。

 

ドコモ光+@niftyは法人契約にも対応

同じくv6プラスに対応したプロバイダーで比較すると、@niftyはGMOとくとくBB同様、個人/法人どちらも申し込み可能となっています。

BIGLOBEがドコモ光とセットにする場合には個人契約しか対応していないという特徴がありますので、もし法人契約を検討しているのであれば、GMOとくとくBBか@niftyを選択するようにしましょう。

ちなみにドコモ光全体で考えた場合にドコモ光とセットでの法人契約に対応していないプロバイダーとしては、BIGLOBEの他にSo-netとU-Pa!、楽天ブロードバンド、hi-ho、AsahiNetが対応していません。

 

ドコモ光で@niftyを選択するデメリット

ドコモ光で@niftyを選択する場合、前述したとおり初回無料の訪問サポートがあったり、v6プラスにも対応していたりとメリットばかりのようにも思えるのですが、他と比較して考えた場合、やはりv6プラス対応Wi-Fiルーターのレンタルが用意されていないところが若干のデメリットと言えそうです。

特にこだわりがなければ、実際に私も利用してみたGMOとくとくBBをお勧めします。→「GMOとくとくBBの高速Wi-Fiルーターを使ってみたら驚くべき結果が出た

ただし、それ以外には大きなデメリットは特に見当たりませんので、ドコモ光電話を利用しているケースは特に、GMOとくとくBBよりも、BIGLOBEよりも@niftyを利用してみたいということであれば、第一候補にもなりえます。

 

ドコモ光+@niftyまとめ

ドコモ光を実際に利用していて不満を感じている人のほとんどが、その速度と対応に対する不満を述べています。

ドコモショップやインフォメーションセンターの対応については改善を要望することしかできませんが、速度についてはあらかじめ対策をとることができます。

それが、v6プラスの利用です。

となると、ドコモ光の中でv6プラスに対応しているGMOとくとくBB、BIGLOBE、@niftyを第一の選択肢にするのが、間違いのないところだと思います。

とりあえず私が利用してみて間違いないと感じたのはまずGMOとくとくBBであり、BIGLOBEは近々試してみる予定です。→「ドコモ光のプロバイダー変更を実施してみた流れ

@niftyは、その二つのプロバイダーがどうしてもイマイチと感じられてしまった場合の、最後の選択肢としておいてもいいかな、という現時点での感想です。

引き続き、ドコモ光における最適なプロバイダー探しを継続していこうと思います。

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