ドコモの雑誌読み放題サービス「dマガジン」は、2,400誌を超える雑誌を月額料金で自由に読める便利なサービスですが、家庭に未成年のお子さまがいる場合、利用の仕方について気になるという方も多いのではないでしょうか。
dマガジンでは「配信コンテンツの一部削除・マスキングによる対策」を含む自社の表現基準を定めて運営していますが、これはあくまで雑誌単位・記事単位での全体的な配慮であり、利用者が個別に特定の記事や写真だけを非表示にする機能ではありません。
本記事では、dマガジン自体の仕様と、未成年のお子さまに利用させる際に活用できる制限機能について、2026年時点の最新情報にもとづいて整理します。
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dマガジンに記事・写真単位の非表示機能はない

dマガジンの公式ページでは、サービスの健全性維持のために自社の表現基準を定めており、著しく性的な表現など「社会通念上青少年に相応しい内容と認められる範囲を超えた表現・画像は掲載しない」という方針を掲げています。
ただし、これはあくまでサービス全体としての配信可否の基準であり、契約者が個別の記事・写真だけを選んで非表示にしたり、閲覧制限をかけたりする機能ではありません。特定のジャンルやページ単位でのフィルタリング機能は、2026年時点でもdマガジンのアプリ・Web版ともに搭載されていません。
そのため、dマガジンを未成年に利用させる場合は、サービス自体の設定ではなく、スマートフォンやタブレット側の機能を使って利用そのものを制限する、という考え方が基本になります。
あんしんフィルター for docomoで端末側から制限する
ドコモでは、未成年のお子さまのスマートフォン利用を保護者が管理できる「あんしんフィルター for docomo」というアプリを提供しています。
このアプリの特徴は、小学生・中学生・高校生・高校生プラスという学齢区分にあわせて、あらかじめ用意された制限レベルを自動で適用できる点です。年齢に応じた標準的な設定がされたうえで、保護者の判断で個別にカスタマイズすることもできます。
dマガジンのようなアプリ自体の利用を制限したい場合、あんしんフィルターの「アプリ起動制限」機能を使えば、インストール済みのアプリごとに利用の可否を設定でき、制限されたアプリを起動しようとするたびにパスワード入力が必要になる仕組みになっています。設定の変更にはパスワードが必要なため、お子さま自身が無断で制限を解除する心配もありません。
なお、あんしんフィルターの設定・変更は保護者アカウントを登録することで、お子さまの端末だけでなく、保護者自身のスマートフォンやパソコンからも行えるようになっています。
iPhone・iPadでの設定方法
iPhone・iPadの場合も、あんしんフィルター for docomoのiPhone・iPad版アプリを利用することで、Android版と同様にアプリ単位の制限をかけることができます。
あわせて、iPhone・iPad標準の「スクリーンタイム」機能を組み合わせることで、アプリの利用時間帯の制限や、App Storeでの新規アプリのダウンロード制限なども設定可能です。あんしんフィルターとスクリーンタイムを併用する場合、それぞれの設定内容が競合しないよう、事前に保護者ページやApple公式のスクリーンタイム設定方法を確認しておくことをおすすめします。
なお、あんしんフィルターのiPhone・iPad版はOSのバージョンによって一部機能が正しく動作しない場合があるとの案内が出ることもあるため、利用前に公式サイトの最新の注意事項を確認しておくと安心です。
ブラウザ版(Web版)の利用にも注意が必要
dマガジンは現在、専用アプリだけでなく、ブラウザからdマガジンのWebサイトにアクセスして雑誌を読む方法も用意されています。
あんしんフィルターでアプリ単位の制限をかけていても、ブラウザ経由でのアクセスまで想定した設定になっていないと、意図せずdマガジンのWeb版から閲覧できてしまう可能性があります。あんしんフィルター for docomoアプリ経由でインターネットを利用する設定にしておくことで、Wi-Fi通信時も含めてブラウザ経由のアクセスを制限の対象にできるため、あわせて確認しておくとよいでしょう。
「ある程度だけ」使わせたい場合の工夫
すべてを制限するのではなく、特定の雑誌だけ読ませたい、あるいは保護者の目の届く場所でのみ利用させたいという場合は、普段はあんしんフィルターで制限をかけておき、必要なときだけ保護者の判断で制限を解除する、という運用方法があります。
この場合、お子さま名義の回線にdマガジンを契約する必要はありません。dマガジンにはマルチデバイス機能があり、同一のdアカウントであれば複数の端末から利用できるため、保護者の回線でdマガジンを契約しておき、必要なときにお子さまの端末からログインして使わせる形が効率的です。
同居家族であれば、基本的に1契約でマルチデバイス機能を使って家族全員が利用できるため、これから契約を検討する場合も、まずは1契約から始めるのがおすすめです。
まとめ
dマガジンには、2017年当時から変わらず、記事・写真単位で個別に閲覧制限をかける機能は搭載されていません。そのため、未成年のお子さまに利用させる場合は、端末側の制限機能を活用することが基本的な対応方針になります。
現在は「あんしんフィルター for docomo」が学齢別の自動設定に対応し、Android・iPhone双方で利用できるようになっているほか、iPhone・iPadではスクリーンタイムとの併用も可能です。あわせて、ブラウザ経由でのアクセスも制限の対象に含めておくことが重要なポイントです。
家庭の方針にあわせて、必要なときだけ制限を解除する運用や、保護者名義の1契約をマルチデバイスで共有する使い方など、家族の実情に合わせた工夫を検討してみてください。


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