2021年3月26日、ドコモの新料金プラン・ahamo(アハモ)の開始と同時に変更手続きを実施し、色々と新しく分かったことが出てきました。
実際に手続きしてみることで見えてくることもあるもので、改めてわかったことなどをまとめていこうと思います。
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ahamo(アハモ)への変更手続きを実施してみた結果
3月26日の午前10時、アハモの受付開始と同時にアハモ公式サイトにアクセスし、変更手続きを開始しました。
何度か、混雑でアクセスできないタイミングもありましたが、何度かリロードをしたらすぐに手続き可能になりました。
先行エントリーでもらえるdポイントの追加分+3,000ポイントの条件(機種購入など)が直前に撤廃されたため、開始直後のアハモ変更を見合わせ、4月15日以降まで待つ人が増えたということも、大きな混乱が起きなかった一つの要因かもしれません。
そのため、アハモは4月15日にもう一度、大きな加入の波が来ることが予想されます。
実際の手続きに関しては、私は事前準備を基本的に完全に終わらせていたつもりだったため、スムーズに、すぐに完了できると信じていたのですが、実際にはオンライン発行dポイントカードの利用者登録が正しく完了しておらず、無駄に時間を取られました。
複数回線所持しているため、どうやら間違って別の回線のオンライン発行dポイントカードの登録を実施していたものと思われます。
そうした回り道をしながらも、どうにかアハモへの変更完了まで至りました。
途中、多くの注意事項とその確認が表示されましたが、基本的に事前に確認していたことばかりだったので、特に驚くこともなく、焦ることもなく、淡々と手続きを進めることが出来ました。
事前確認が甘いと、この段階で「え? このサービス使えないの?」「これって思ってたのと違う・・・」という人も出てくる可能性があります。
特にアハモに変更した際のデメリットや注意点などは、しっかり確認しておきたいところです。→「ahamo(アハモ)にしてはいけない!? デメリットまとめ」
では、初日にアハモに変更した結果、わかってきた内容をまずは簡単にまとめてみます。
【初日にahamoに変更してわかった内容まとめ】
・ユニバーサルサービス料が追加されるので、月額2,970円(税込)は、正確には2,973円。
・アハモ公式サイトかアプリで、今月の利用料金内訳と利用データ通信料内訳を確認可能。
・利用料金内訳は、当日は旧プランの内容が、翌日から新プランの内容が表示される。どちらの料金が当月適用されるのかがわかりにくい。基本的には高い方の料金が適用される、と公式では記載されているが、公式Twitterによるとシェアパックの場合はアハモの料金が適用、という言及もあり、正確なところが不明、確認中。新規契約時以外、日割りにはならない。
・変更手続きをした日から、即時でアハモに変更される。
・データ容量は、変更した日から20GB表示で、使った分減っていく。内訳には旧プラン時の利用容量も表示され、新旧プラントータルでの容量が表示される。旧プラン時の容量+20GBが当月は使えると思われるが、確認中。
・アハモへの変更と同時の機種変更は、アハモサイトにてお勧め3機種の中からのみ可能。
・アハモに変更してからの機種変更は、6月(予定)まで不可。よって、機種変更検討中の場合は、アハモにする前に実施しておきたい。
・通信速度は、アハモにしてもドコモの頃と特に変わらず。違和感なく利用可能。
・先行エントリーをされた方は、アハモ手続き完了後に、受け取り手続きをしなければもらうことができない。
・アハモ公式での、アハモへの変更と同時に実施する際の機種変更時価格は、新規時より高い。
・手続き途中、解約金の表示があるが、実際に解約金がかかるわけではない。(解約金の留保)。
・ahamo公式で発表されている対応機種以外にSIMカードを入れて試してみたところ、やはり電波を拾うことができず利用不可。ドコモ端末でもSIMフリーでも同じ。逆にドコモ端末でもSIMフリーでも、公式で対応とされている機種であれば、少し古めの機種でもしっかり動作。
・ドコモメールは、アハモに変更後サーバーを利用できなくなり使用不可に。ただし、ahamo利用端末に設定しているdアカウントが、アハモ回線のdアカウントではなく、ahamo以外の回線で利用しているdアカウントであれば、Wi-Fi環境でのみドコモメールを継続して利用可能。もちろん、そのドコモメールは、アハモ以外のdアカウントのもの。
ユニバーサルサービス料の存在忘れがち
税込価格への全体的な変更により、わかりやすくなってきた面もあるのですが、税込2,970円という表示の中で完全に忘れられがちだったのが、ユニバーサルサービス料です。
私もついつい忘れていて、ahamo(アハモ)への変更手続きの際に、「あぁ、そうか、これは別なのね」と改めて認識した次第です。
ということで、アハモの正式な月額料金は、税込2,970円+ユニバーサルサービス料(現在は3円)ということです。
ahamo公式サイト/アプリで利用料金内訳と利用データ通信料内訳が確認できる
アハモの契約後は、アハモの公式サイトおよび公式アプリで、利用料金内訳と利用データ通信量内訳が確認でき、非常に便利です。
が、この利用料金内訳、変更当日は旧プランの料金が表示されており、日が変わった翌日には新プランであるアハモの料金が表示されていました。結局どちらの料金が適用するのか、なかなかにわかりにくいです。
とりあえず公式では、新規契約の場合を除き日割りにはならず、「高い方の料金が適用される」とされています。くわえて、公式Twitterによると、シェアパックからアハモへの変更の場合は、アハモの料金が適用されるという言及もあり、結局どうなの? という現在の状況です。
今はまだ開始当初の混乱が続いているので、少し落ち着いてから改めて確認しようと思います。
利用データ通信料に関しては、アハモ変更当日から20GBが利用できるようになっていますが、詳細を見ると当月のアハモ以前の利用容量も表示され、当月は20GB+過去分の容量が使えるのか、それとも過去分も含めて20GBなのかがわかりにくい仕様です。
この点について、実際に自分で20GBをすべて消費してみて確認したところ、アハモ以前に利用した容量+20GBを利用することが出来ました。つまり、アハモへの変更当月は、アハモに変更する前にどれだけ容量を消費していても、アハモ変更後にはアハモの20GBをすべて利用することが出来る、ということです。
アハモに変更したら6月まで機種変更できない
ahamoの公式サイトにてお勧め3機種が登場していますが、一度アハモに変更すると、その3機種にすら機種変更することはできません。
アハモ公式サイトにて、アハモでは機種変更は6月までできない、とされています。
ただし、アハモへの変更と同時であれば、お勧め3機種に機種変更することは可能です。
もし他の機種にしたいという場合には、アハモに変更する前に機種変更をするか、または6月以降まで待つ必要があります。
ahamoはサブブランドじゃないの? 通信遅いんじゃないの?
アハモはドコモのサブブランドではないのか、という話は割といまだによく聞こえてきますが、とりあえずドコモの料金プランというスタンスで、サブブランドではありません。
サブブランドではないか、という人たちの心配の種は、やはり通信速度や安定性なのではないかと思います。
安い=クオリティが下がる、という連想はカンタンにできますしね。
では実際のところどうなのかというと、私がアハモに変更して試してみた結果、通信速度は特に変更前と変わることはなく、快適に利用できています。安定性もまったく問題ありません。
今のところ、格安SIMのようにピークタイムに速度が劇的に落ちる、ということもありません。
基本的にアハモ変更前と、全く変わらず利用できている感覚です。
ahamo(アハモ)・先行エントリーキャンペーンの闇
アハモにおける先行エントリーは、当初3,000ポイントをプレゼント、という内容から、追加施策+3,000ポイントが発表され、さらにアハモ開始直前に、追加施策の条件撤廃で+3,000ポイント、と変遷してきました。
この変更の多さについていけず、本当は4月15日以降まで待って手続きした方がお得だった人も、知らずにそのままアハモに変更されたという方もいらっしゃいました。
まぁ、それもそれで問題だったのですが、さらなる問題は、アハモへの変更後に待っていました。
というのは、先行エントリーはエントリーしてアハモに変更するだけでdポイント(期間・用途限定)がもらえるわけではなく、変更後にさらに、ポイント獲得の手続きが必要だったのです。
とりあえず、ログインした状態でアハモ公式サイトや公式アプリを見れば、獲得手続きの案内が表示されますが、場合によっては気づかないこともあるでしょうし、手続き忘れをしてしまう可能性もあります。
さらには、エントリー時の番号とアドレスの入力が必要なのですが、アドレスを忘れてしまった、なてこともあるかもしれません。実は私はこのパターンで、「あれ? どのアドレスで登録したっけ??」と思い出せませんでした。とりあえず登録は完了しましたが、登録アドレスがあっているかがわかりません。
出来れば、エントリーしてアハモ変更でOKにして欲しかったところです。
これからアハモに変更される方も、手続き、お忘れなく。
ahamo(アハモ)の対応機種以外にSIMカード入れて試してみた結果
これはあまり役立つ情報かわかりませんが、一応、ドコモが公式に発表している対応機種以外のスマホに、アハモの契約をしたSIMを入れて、本当に使えないのか試してみました。
結果的に、ドコモの発表通り、対象外の機種は使えず、対象に入っている機種は問題なく使えました。
これは、ドコモの端末も、SIMフリー端末も同じでした。
アハモに変更し、手持ちの機種を使おうと考えている方は、必ずアハモ公式の対応機種一覧を確認されてください。一覧にない機種は使えないと考えておきましょう。
徐々にわかってきたahamo(アハモ)/使い勝手は快適すぎる
いい面、悪い面のそれぞれが徐々にわかってきつつあるアハモですが、実際使ってみると普通に快適で、何より20GB使えるという安心感は素晴らしいものがあります。
9月まで待てば、dカード GOLDによるボーナスパケット特典でさらに+5GB、個人的に今後容量に困ることはなくなりそうな気がします。→「dカードボーナスパケット特典をわかりやすく解説」
今後さらに色々な詳しい情報が出そろってくるのではないかと思いますので、特に4月15日以降に変更を検討されている皆様は、情報が出揃ったところで比較的有利にアハモにするかどうかを判断できるのではないかと思います。
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