ドコモdカード(旧DCMX)の裏

dカード GOLDの解約方法を理解する/申し込み前にも確認しておきたい退会の注意点やポイントを解説

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基本的にドコモを利用している限りdカード GOLDを解約するケースはあまりないと思いますし、ドコモを仮に解約したとしてもdカード GOLDはそのまま利用を続けることができるため、解約方法なんて知っていても仕方がないかな、と私はずっと思っていたのですが、「申し込み前に、何があってもいいように解約方法や注意点等もしっかり理解しておきたい」という要望があることに最近気づきました。

確かに言われてみると、どんなサービスでも、申し込みをする前に解約の方法をチェックしておくのは大事なことです。

ということで、dカード GOLDの解約方法、そして実際に解約してしまった際の注意点や解約のタイミングなど、解約全般について解説し、これから申し込みをする方にも安心していただけるようにご案内していこうと思います。

 

dカード GOLDを解約する方法

dカード GOLDの解約に関しては、ドコモの他のサービスと大きな違いが1点、あります。

それは、ドコモのサービスではあるのですが、ドコモショップでの解約ができない、という点です。

dカード GOLDの解約は、dカードゴールドデスクに電話をかけて実施します

もう少し厳密に言うと、ドコモショップでもdカード GOLDの解約の手伝いをしてもらうことはできますが、それは単純にドコモショップ窓口でdカードゴールドデスクに電話をつないでもらうというだけの話なので、わざわざ順番を待って窓口に案内してもらい、そこからdカードゴールドデスクに電話をしてもらい、店員さんに見守られながら電話をするのは、ただただ時間の無駄です。

それならば自宅から素直に電話をした方が早いですし手間もかかりません。

また、ドコモショップによっては受付の段階で、「解約はお電話での手続きになります」と案内され、窓口に案内すらされない可能性も少なくありません。

せっかくショップまで足を運んだのにそんな言い方をされると「対応が悪い」と感じてしまうこともあるでしょうが、実際のところそれが事実で窓口に案内してもらっても店員さんもやることがない感じで手持ち無沙汰にさせてしまいますし、お互いに効率が悪いので、受付で「お電話で」と言われても、手続きを拒否されたわけではないので勘違いして気分を害しないようにしましょう。

そんな様々な無駄を発生させないために、dカード GOLDの解約に関しては、はじめからdカードゴールドデスクに自宅から電話をしましょう。

 

dカードゴールドデスクへの電話手順

解約の際には、解約したいdカード GOLDが手元に必要です。クレジットカード番号暗証番号を伝える(入力する)必要があります。

また、実際に電話をするのは、本会員契約をしている契約者本人が電話をしなければなりません。家族会員の電話では手続きができません。

 

手続き時間としては10分もあれば終了しますので、ほんのちょっとの空き時間でも解約は可能です。

ただ、時間帯によってはdカードゴールドデスクへの電話がつながりにくいこともありますので、その点は考慮しておきましょう。

ある程度時間に余裕がある時に、自宅などから電話をして呼び出しをし、つながるまではスマホの音声をスピーカーに切り替えてのんびり待つ、というのが一番お勧めの方法です。

 

dカードゴールドデスクの電話番号は以下の通りです。

0120-700-360

受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)

 

電話の手順としては、ガイダンスが最初に流れますので、それに従って数字を入力していきます。

案内の途中でも入力は可能なので、解約は「3」を選びましょう。

続けて本会員カードの解約は「1」、iD専用カード/家族カード/ETCの解約は「2」を選びます。今回は本会員カードの解約についてなので、「1」ですね。本会員カードを解約すれば、家族カードやETCカードも自動的に解約されます。

続けて、お手元にカードがある場合は「1」、ない場合は「2」と案内されます。ここは、準備をしているはずなので、「1」ですね。

後はオペレーターに電話がつながり、すぐに解約手続きが開始されます。

まとめると、dカードゴールドデスクに電話をかけたら、「3」→「1」→「1」と選ぶだけです。簡単ですね。

関連記事:「dカードゴールドデスクを利用してみた

 

dカード GOLDを解約するタイミングと年会費/解約金について

dカード GOLDに年会費11,000円(税込)がかかることは多くの方がご存知だと思います。

そのため、解約をする場合にはそのタイミングが実は重要だったりします。ただし、dカード GOLDには解約金というものは一切存在しませんので、その点は不安になる必要はありません。あくまで、年会費に伴う解約タイミングの問題のみです。

 

例えば、年会費がかかった直後に解約をすると、これは非常にもったいないです。できれば、年会費がかかる直前に解約をするのが一番タイミングとしてはお得となります。

つまり、ドコモをそのまま継続をする場合にはdカード GOLDが存在しているだけで10%還元が適用されるのですから、年会費が既にかかってしまっているのなら、次の年会費がかかるまでの間はそのままにしておいた方がポイント分がお得になるんですね。(※毎月のドコモのケータイ/ドコモ光利用料金の1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%還元/利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント)

(※端末等代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外)

では、その年会費のかかるタイミングですが、これが実際にいつになるのかは、最初にdカード GOLDの申し込みをして最初の年会費がかかった月、ということになりますが、これを覚えている方はかなり少数だと思います。実際私も自分の年会費がかかる月ははっきりとは覚えていません。

ではどうするかというと、ここでもdカードゴールドデスクの出番です。年会費がかかるタイミングを調べてもらいましょう。

その上で、dカード GOLDは締め日が15日なので、その点も注意しましょう。ギリギリを狙うとタイミングを間違って、年会費がかかる月に突入してしまう可能性もあります。

dカードゴールドデスクに問い合わせた時に、合わせて何月何日までに解約をしないと次の年会費がかかってしまうのかを確認しておくと間違いありません。

 

dカード GOLDの解約に伴うiDの「カード情報削除」

Androidスマートフォンで「iD」を利用している場合、dカード GOLDの解約前に「カード情報の削除」を実施する必要があります。

この作業を実施する理由としては、「おサイフケータイにカード情報が残っていると、不正に利用される可能性があるため」とされています。

まぁ、カードが解約されていたら、不正利用されるというのはかなりレアケースだと思いますが、そう推奨されているのですから、忘れないようにしましょう。dカード GOLDの解約前なら、「iDアプリ」または「dカードアプリ」からカード情報の削除が可能です。

もし削除を忘れて解約手続きをしてしまった場合には、ドコモショップに足を運んでカード情報の削除手続きをしてもらう必要があるのでより面倒です。

万が一の不正利用があっては大変ですから、忘れずに削除しておくようにしましょう。

 

dカード GOLDを解約するとd払いのdカード支払い設定もなくなる

dカード GOLDの支払い設定がなくなれば当然のことながら、d払いに「dカード支払い」を設定していたとしても、これも利用できなくなります。

そのため、基本的にd払いを利用する時の支払いは電話料金合算払いになります。

「あれ、dカード GOLD解約後のd払いの利用金額はどこに反映されているんだろう?」と悩んでしまわないように注意してください。

dカード GOLD解約後、自動的に支払い設定が電話料金合算払いに切り替わるのかは未確認なので、事前に変更しておくと間違いないと思います。

関連記事:「dカード GOLDをd払いの支払いに設定する方法

 

dカード GOLDを解約してもdポイントは残る?

dカード GOLDを利用している場合、少なからずdポイントが貯まっているはずです。

そのdポイントは、dカード GOLDを解約した場合、どうなるのでしょうか。

その答えとしては、dポイントはあくまでドコモの契約またはdアカウントに紐づいているので、dカード GOLDを解約したからといって失効してしまうことはありません

ただ、もしもドコモの契約も合わせて解約する、ということであれば、dアカウントをそのまま残しておかなければdポイントも一緒になくなってしまうので要注意です。

まぁ、ドコモを解約した後もdアカウントを残しておけば、そのままdポイントカードでdポイントを貯めることができるため、お勧めではあります。

もちろん、わかりやすくドコモの解約前に完全にdポイントを使ってしまうというのも考え方としてはありです。

 

dカード GOLDを解約した場合の残りの支払いはそのまま設定口座から引き落としされる

dカード GOLDの解約を実施した場合、残りの支払いについては「確定分」・「未確定分」で最大2回分残っていると思います。

この、残った支払いについては、口座をそのまま維持していれば、問題なくそのまま今まで通り最後まで引き落としされます

わざわざ残り分を振り込んだり、振込用紙が郵送されてくるようなこともありません。

dカード GOLDで利用していた口座を同時に解約してしまったりお金が入っていなかったりすると、振込用紙が送られてくることになりますが、それはそれで逆に面倒だと思いますし振込手数料も無駄にかかってしまうので、口座は少なくともすべてのdカード GOLDの支払いが終わってしまうまでは維持しておきましょう。

ちなみに、もしリボ払いを利用している場合にも、設定した支払いがそのまま継続することになります。

 

dカード GOLDがなくなると優遇特典/支払い設定はすべて終了する

dカード GOLDの解約が完了すると、それまで受けることができていた優遇特典のすべてが受けられなくなります。

それは、ドコモおよびドコモ光利用分における10%ポイント還元だけでなく、dカードケータイ補償空港ラウンジ無料利用年間利用額特典国内旅行保険/海外旅行保険等、すべての特典はなくなります。

まぁそんなことは当然わかっていると思いますが、中には「あ、これもなくなってしまうのか」と感じられる特典もあるかもしれないので、改めてdカード GOLDを所有していることでどういう特典がなくなるのか、しっかりチェックしておきましょう。→「dカード GOLDは本当にお得なのか

もし、ドコモの料金だけでなく、他の公共料金や保険料の支払いなどもdカード GOLDでの支払いに設定している場合には、そちらの変更手続きも別途必要になってくるので、これも要注意ポイントの一つです。

 

dカード GOLDの解約・退会を把握した上で新規申し込みを検討する

とりあえずdカード GOLD申し込み前には、以上の内容を抑えておけば、万が一後日解約を考えることがあったとしても、何も心配はいらないと思います。

解約金や縛り等が一切ないというだけでもずいぶん安心できると思います。

もちろん、初年度から年会費はかかりますので、気楽に申し込みできる、とは言いませんが、しっかり入会特典を確実に獲得しつつ、毎月dカード GOLDを有効に活用していくことさえできれば、損をするどころか大幅なプラスになるのは間違いありません。

入会特典については以下の記事でもまとめていますので、合わせて参考にされてください。→「dカード GOLDの入会&利用特典を詳細解説! 申し込み後に必ず確認しておきたい注意事項

 



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