家族がいる方がdカード GOLDを利用する場合、家族カードを利用するのは一般的なことです。
しかし先日、dカード GOLDを利用しながら家族カードを利用していないという人の話を見かけ、「なるほど、非常に人気の高いdカード GOLDだけれども、家族カードの重要性を知らない人はまだ意外に多いのかもしれない」と感じました。
ということで、改めてdカード GOLDの家族カードとは何なのか、そして何がどう重要なのかを解説していこうと思います。
既にdカード GOLDを所有している人はもちろん、これから申し込みを検討している方も、非常に重要なポイントなのでしっかり抑えておきましょう。
特に、ahamo(アハモ)を利用されている方は今まで以上に家族カードの重要性は高まっています。是非チェックされてください。
関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか」
dカード GOLD・家族カードが重要な理由
初めに、dカード GOLDの家族カードがなぜそれほどまでに重要なのかをお伝えしておこうと思います。
現在、dカード GOLDを利用することによる最大のお得ポイントは、本会員同様、dカードケータイ補償を利用することができたり、空港ラウンジの無料利用(※)ができたり、 ※国内・ハワイの主要空港でラウンジが無料
国内旅行/海外旅行保険の対象になる(※)という点、さらには家族カードをショッピング等で利用し年間利用額の積み上げをすることで「年間ご利用額特典」を獲得する可能性が高まるという点、そして、本会員同様ドコモの回線の利用額に対してポイント還元が実施されるという点です。(※ahamoについては後述)
※<国内旅行>
※国内旅行費用をdカードで事前にお支払いの場合に限り補償対象となります。
<海外旅行>
※dカード GOLDでのお支払いなどの条件はございません。 ただしdカード GOLDでの海外旅行
費用のお支払いの有無により、一部保険金額が異なります。
dカード GOLDの年間ご利用額特典はあくまで家族会員ではなく本会員に対して付与されるものですが、年間利用額が100万円以上、または200万円以上と、それなりに条件ラインが高いので、家族カードも活用しながらショッピング利用をしていくことで、11,000円分、または22,000円分のクーポンを獲得する可能性が高まります。
10%ポイント還元(※)に関しては、従来のプランを利用している場合はもちろん、ギガホ/ギガホプレミア/ギガライト/5Gギガホ/5Gギガホプレミア/5Gギガライトを利用する場合にはより重要度を増します。その理由としては、今まではシェアパックの子回線としてほとんどポイントが付与されるほどの料金がなかった家族回線が、料金が分散されてそれなりの金額がかかり始めるケースが増えてくるためです。
※ahamoを除くドコモケータイ料金およびドコモ光ご利用料金をさします。
※ご利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント
※端末など代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外となります。
dカード GOLDの家族カードは最大3枚持つことができるのですが、うち1枚は無料で持つことができます。2枚目・3枚目は年会費がそれぞれ1100円かかります。
つまり、家族カード1枚はまったく料金が発生することなく、ただただ家族カードを作るだけで、上記のような優待特典を得られるというわけです。
にもかかわらず、せっかく家族がいてドコモを利用しているにも関わらず家族カードを作っていなかったら、非常にもったいないわけです。
ここまでで、家族カードの重要性が少しだけわかってきたのではないでしょうか。
しかし家族カードを持つことのメリットは、まだまだこれだけではありません。以下、詳細内容を解説していきます。
dカード GOLD・家族カードのサービス概要
dカード GOLD家族カードのサービス概要を確認しておきます。
dカード GOLD家族カード | |
年会費 | 1枚目無料 2枚目以降1,100円(税込)/枚 家族カードは合計3枚まで申し込み可能 |
支払い方法 | 家族カード(家族ETCカードを含む)の利用代金も すべて本会員の口座からまとめてお引落し |
ポイントサービス | ・100円のご利用につきdポイントが1ポイント ・ドコモ利用分に対して10%ポイント還元※ ※ahamoを除くドコモケータイ料金およびドコモ光ご利用料金をさします。 ※ご利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント ※端末など代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外となります。 |
ahamo利用時特典 | ・dカードボーナスパケット特典 ※ahamoご利用料金のお支払方法をdカードに設定する必要あり ※ahamoの利用可能データ量に+5GB |
優遇サービス | 国内/海外旅行保険、dカードケータイ補償による最大10万円分補償 お買い物あんしん保険など |
dカード GOLDの家族カードは、券面もメインのdカード GOLDと全く変わらず、一見メインカードなのか家族カードなのかはまったく判断できません。ただ、印字されている名前が、メインカードとは異なり、利用している家族の名前が印字されています。
加えて、カード番号もメインのdカード GOLDとは異なる番号になっています。
それ以外はほぼ、メインカードと同じようにクレジット決済、iD決済に利用することができ、付帯保険、ケータイ補償などあらゆる特典を本会員同様、または近い水準で受けることができます。
dカード GOLD家族カードの入会
dカード GOLD・家族カードの入会には、「インターネット」・「iモード」・「spモード」・「ドコモショップ」からの申し込み、または「家族カード入会申込書」を郵送しての申し込みとなります。
各種入会条件を確認しておきましょう。
家族カード入会条件
ドコモが指定するdカード GOLD・家族カードの入会条件は以下の通りです。
1.dカードおよびdカード GOLD会員と生計を共にする満18歳以上(高校生は除く)の配偶者、お子様、および両親(※本会員が学生の場合は、家族会員は配偶者に限る)
2.その他ドコモが定める条件を満たすこと
ポイントは、「生計を共にする満18歳以上(高校生は除く)」という部分です。
家族会員の第一候補はやはり配偶者になりますが、生計を共にしている、つまり本会員の稼ぎによって生活している子、または両親でも家族会員になれます。
仮に同居していなくても、生計を共にしている状態であれば大学生の子供だったり、年金暮らしの両親まで家族会員にすることができるわけです。
その場合、家族カード2枚目、3枚目については年会費1100円(税込)が発生しますが、ドコモのケータイ料金が月額1000円以上かかっているのであれば、ポイント10%還元※によって月あたり100ポイント以上が貯まるため、年間で1200ポイント以上貯まり、年会費を上回ります。
(※毎月のドコモのケータイ/ドコモ光利用料金の1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%還元/利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント ※ahamoを除くドコモケータイ料金及びドコモ光ご利用料金をさします。端末等代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外となります。)
つまり年会費1100円を払ってでも、家族カード2枚目、3枚目を作った方がお得、ということですね。
家族カード入会方法
dカード GOLD・家族カードの入会は、dカード GOLD同様、インターネットからの申し込みが可能です。
入会申込書を郵送する方法も用意されていますが、資料が送られてくるまで一週間ほどかかり、そこからさらに必要事項記入後郵送するという手間がかかるので、インターネットからの申し込みの方がおすすめです。→ドコモ公式:dカード GOLD家族カード申し込みサイト
ちなみに、1回に申し込みすることができる家族カードの枚数は1枚になっているため、複数の家族カードを申し込みしたい場合には、1枚ずつ申し込みする必要があります。
また、家族カードの申し込みとはいえ、所定の審査がありますので、必ず持てるというわけではありません。とはいえ、本会員の審査が通っている状態で、家族カードだけ審査が通らないというケースはあまり聞いたことがないので、基本的には問題ないのではないかと思われます。
もし、まだdカード GOLDを持っていないのであれば、dカード GOLDの申し込み時に同時に家族カードの申し込みをすることができます。問題なく審査が通れば、本カードと家族カードが同時に送られてきます。→ドコモ公式dカード申し込みサイト
ドコモショップでの家族カード申し込み
もしドコモショップに出向く余裕があるのであれば、ドコモショップ窓口で家族カードのみを申し込みすることも可能です。
しかしこの場合、家族カードの申し込みには本会員の来店が必要となりますので、注意が必要です。
つまり、dカード GOLDの本会員が夫で、妻の名前で家族カードを申し込みしたい場合、夫の来店が必須となります。
その際、免許証など夫自身の本人確認書類も持参しましょう。逆に妻側の書類は必要ありません。妻が利用しているドコモの回線の電話番号と妻の名前、妻の生年月日がわかれば問題なく申し込みできます。妻への電話確認等も行われません。
ただし家族カードの暗証番号はその場で決める流れとなりますので、あらかじめ何にするか話し合っておく方がいいでしょう。
あまりないと思いますが、もし妻の家族カードの暗証番号を妻だけが知る状態にしたい、ということであれば、妻も一緒に来店するか、ネットからの申し込みにするしかありません。
例によってドコモショップでは待ち時間がかなり発生してしまう可能性もありますので、必ず来店予約を事前に実施しておきましょう。→「ドコモの来店予約を利用してみた」
dカード GOLD家族カードのメリット詳細
dカード GOLDの家族カードは、基本的に本カードの特典と近いレベルの優待を受けることができます。
dカード GOLDを既に所有している場合は把握されているとは思いますが、改めて一つずつ内容を再確認しておきます。
ドコモの利用額に対して10%ポイント還元
dカード GOLD家族カードと紐づいたドコモ回線の利用金額に対して、毎月10%のポイント還元※が実施されます。
※ahamoを除くドコモケータイ料金及びドコモ光ご利用料金をさします。
※端末等代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外となります。
そのため、ポイントは非常に多く貯まっていくことが予想されます。特に、ギガホ/ギガホプレミア/ギガライトを利用している場合にはなおさら重要です。→「ギガホ/ギガライトでのdカード GOLD10%ポイント還元を詳細解説/家族カードの重要性がますますアップ」
逆に注意点としては、シェアパックの子回線だったり、月々サポートによる毎月の料金割引が適用されていたりすると、そもそもポイント付与対象となる金額がほとんどない、ということで貯まるポイントもゼロ、というケースもあり得るため、利用状況によってはプラスにならないこともあります。
ahamo(アハモ)利用時のdカードボーナスパケット特典
ahamo(アハモ)利用回線に対しては、本会員でも家族会員でも、通常の10%ポイント還元は適用されませんが、その代わりに一つの特典が適用されます。
それが、dカードボーナスパケット特典です。
dカードボーナスパケット特典は、毎月の利用容量がdカードで1GB、dカード GOLDで5GBプラスされるという内容になっています。
家族会員に対しても適用されるため、家族カードの有無で大きな差が生まれます。
詳しくは以下の詳細記事を参考にされてください。
<ahamo>dカードボーナスパケット特典
※ahamoご利用料金のお支払方法をdカードに設定する必要あり
関連記事:「dカードボーナスパケット特典/詳細解説」
家族カード利用分も年間利用額に合算(年間利用額特典をもらえるチャンスがアップ)
一般的なクレジットカードの家族カード同様、dカード GOLDの家族カードも買い物に利用することができます。
家族カードを利用してクレジット決済はもちろん、iD決済も可能なので、家族がコンビニでちょっとした買い物をする際にもdポイントを貯められますし、ローソンやマクドナルドであれば本カード同様、非常にお得になります。
さらに、家族カードの利用が増えれば増えるほど、年間利用額に加算されていくため、本カード利用分と合わせて年間利用100万円/200万円を突破できる可能性が高くなります。→「dカード GOLDの年間利用額特典を最大活用する」
ETCカードでも年間利用額に合算
dカード GOLDのETCカードは、家族会員ごとに申し込みをすることが可能です。つまり、dカード GOLDの場合、本カードと家族カード3枚が申し込み可能なので、ETCカードは合計最大4枚まで申し込みができます。→「dカード GOLDのETCカード」
dカード会員の場合、ETCカードにも次年度より年会費が550円(税込)かかりますが、dカード GOLD会員と家族会員の場合には、ETCカードの年会費は二年目以降も無料です。
例えば家族で自家用車を二台以上所有している、という場合には、ETCカードをそれぞれの家族会員が申し込めば、それぞれの車にETCカードを入れたままにもできるので、わざわざ都度入れ替えをする必要がなくなります。
夫の車には夫のETCカード、妻の車には妻のETCカード、という具合です。どちらもdカード GOLDのETCカードなので、支払いは結局本カードの支払いに合算され、ポイントも利用した分すべてに対して貯まっていきます。
年間利用額も加算されていくので、年間利用額特典を狙うためにも是非活用した方がいいでしょう。→「dカード GOLDの年間利用額で200万円超えを達成したのでその方法を解説してみる」
dカードケータイ補償
ドコモの回線に家族カードを紐づけることで、家族回線のドコモ利用分に対するポイント還元率が10%になりますが、合わせて家族回線に対してdカード GOLDのケータイ補償も適用されます。
つまり、購入後三年以内に、偶然の事故により紛失・盗難・修理不能(水濡れ・全損等)となってしまい、新たに同一機種・同一カラーの携帯電話端末を、ドコモショップ等で契約中のdカード GOLDを利用して購入した場合の購入費用を最大10万円分まで補償してくれます。
これにより、本会員のケータイ・スマホだけでなく、家族会員のケータイ・スマホまで補償によって守られ、万が一の際に対応することができます。→「dカード GOLDの全く触れられていない注意事項とわかりにくい手続き方法を詳細解説」
国内旅行保険/海外旅行保険も適用
dカード GOLDの家族カードを所有していると、その家族会員に対しても、国内旅行保険/海外旅行保険が付帯されます。
それぞれ条件を満たした際に適用されるので、こちらも所有しておくだけで非常に大きなメリットがあります。
特に海外旅行保険については、わざわざ別に加入する必要がなくなるので、必ず家族カードを作って所有しておくことが大切です。→「dカード GOLDの国内旅行保険」「dカード GOLDの海外旅行保険は絶対的にお得」
<国内旅行保険>
※国内旅行費用をdカードで事前にお支払いの場合に限り補償対象 なります。
<海外旅行保険>
※dカード GOLDでのお支払いなどの条件はございません。
※ただしdカード GOLDでの海外旅行費用のお支払いの有無により、一部保険金額が異なります。
dカード GOLDの家族カードを利用する場合に必ず忘れてはいけないこと
以上みてきたような、様々な特典を受けることができるdカード GOLDの家族カードですが、作っただけではその効果を発揮しません。
次の手続きをもし忘れてしまうと、家族会員のドコモ回線が紐づいていない状態になってしまい、上記特典をまったく受けられなくなってしまいます。
そんな状態を防ぐために、次の手続きを実施しておきましょう。
dカード GOLD家族カードとドコモ回線を紐づける
まずは、家族カードと家族が利用しているドコモ回線とがしっかり紐づいていなければ、上記で見てきたような優待特典が受けられないため、非常にもったいないことになってしまいます。
My docomoの「オンライン手続き」から「dカード」を選択し、登録をしていきます。
家族カードの番号と有効期限を入力後、登録を完了させます。
この登録が完了してはじめて、優待特典の対象となります。
dポイントクラブのサイトにて簡単に確認ができるので、家族カードを持っているけれども所有回線と紐づいておらず優待特典を受けられない、ということがないように、念のために確認しておきましょう。My docomoから確認するとわかりにくいので、dカードゴールドデスクに電話での確認がお勧めです。
家族カードの利用者情報登録を実施する
さらに続けて、家族カードの「利用者情報の登録」を行います。この手続きを実施しないと、家族カードをdポイントカードとして利用することができません。
同じようにMy docomoのオンライン手続き、dカードから手続き可能です。
ここまで完了すれば、晴れて家族カードも本カードとまったく同じように利用することができるようになります。
dカード GOLD家族カードを持たないのはもったいない
以上の内容から、dカード GOLDを持ちながら家族カードを持っていない、という状況がいかにもったいない状況なのかがわかったと思います。
既にdカード GOLDを所有している人はもちろん、これから申し込みをしようと考えている人にとっても、家族カードは絶対に忘れてはいけない重要ポイントです。
家族カードの2枚目・3枚目については、年会費が1100円(税込)かかりますし、家族の構成上申し込みが難しいこともありますが、1枚目は完全無料なので、持っておくだけでお得、という状態を作り出せるわけです。
元々お得なdカード GOLDをさらにお得に利用するために、しっかり忘れずに家族カードは有効活用していきましょう。
dカード GOLDについての詳細内容については、「dカード GOLDは本当にお得なのか」にて解説していますので合わせてどうぞ。
サクッと5分で視聴できる、dカード GOLDの解説動画
サクッと約5分で視聴することが出来る、dカード GOLDの解説動画を用意しています。まだdカード GOLDについて詳しくない、という方は是非、ご視聴ください。