ドコモdカード(旧DCMX)の裏

dカード GOLDは海外旅行保険という観点から検証すると絶対的にお得

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ドコモユーザーが国内旅行および海外旅行時の保険をかける場合、そのまま旅行保険をかけるよりもdカード GOLDを利用した方が絶対的にお得であるという事実をご存じでしょうか。

そもそも、無保険での海外旅行時の危険性自体、あまり知られていないかもしれませんが、知らなかったでは済まされない、人生を左右する大きなリスクが潜んでいたりするのです。

そして、そんなリスクに対応してくれるのが、dカード GOLDに付帯(利用・自動)している海外旅行保険です。

なかなか知られていない内容だと思いますが、この事実に気づくと、dカード GOLDがその他のメリットをすべて無にしてしまったとしても十分すぎるほど使えるカードであることが理解できます。

年末年始、海外に出かけようと思っている方は必読です。

ドコモのdポイント獲得効率がどうこう、というレベルを超越して、非常に使えるdカード GOLDの海外旅行保険について検証・解説していきます。


dカード GOLDにも適用される保険の相互扶助

そもそも保険には、相互扶助という考え方があります。つまり、お互いでお金を出し合い、お互いを支え合うということです。

そのため、当然のことではありますが、何もトラブル(保険事故)が発生しなかった場合には、保険料を支払った分だけ損をしてしまいます。しかし保険とは本来そうしたもので、いつ誰にどういうトラブルが発生するか誰にも予測がつかないからこそ、誰かの万が一に備えて全員で協力しようというスタンスなわけです。

自分が幸いにも何のトラブルにも巻き込まれなければそれがもちろん一番です。しかし不幸にもトラブルが発生した場合でも、保険によってある程度の補償は得られることになります。

これはdカード GOLD国内旅行保険/海外旅行保険についても同じです。

特に国内旅行の場合には、保険金支払いの事由に遭遇することなど、かなりの確率の低さだと思われます。それでも、そうした保険事故に巻き込まれている人も現実に存在するわけです。それがいつ自分になるかなど誰にもわかりません。

海外旅行に関して言えば、日本国内の旅行と比較すれば格段に各種保険事故にあう可能性は高まると考えられます。その上、例えば海外で病気や怪我をしてしまい、病院にかかった場合には、日本では到底想像することができないような莫大な請求に見舞われます

だからこそ海外旅行前に「保険に入っておきたい」と考える人が多く、むしろ保険なしでの海外旅行はかなりの高いリスクにさらされているのです。

日本国内を旅行するのに、保険に入る人はそう多くはないと思われますが、これが海外の話となるとまるで様相が違ってくるのはそういう理由からです。

 

保険は相互扶助で支えらえているということは、リスクが高まれば高まるほど、保険料は値上がりすることになります。

保険事故が多く発生すればするほど、保険金の支払いは増え、保険会社の経営を圧迫します。そのため、よりリスクが大きい海外旅行に関する保険は、一般的にかなり保険料が高めに設定されています。

しかし、dカード GOLDの海外旅行保険は、料金は一切かかりません。所有しているだけで、自動的に保険がかかる形となります。(※一部、旅行費用をdカード GOLDで支払うことで保険金額が高くなります

 

dカード GOLDの海外旅行保険引受会社は東京海上日動火災保険

dカード GOLDに自動付帯されている国内旅行保険および海外旅行保険の引受保険会社は、東京海上日動火災保険です。

ドコモと東京海上日動火災保険は、他にドコモの医療保険サイクル保険などでも浅からぬ関係がありますが、dカード GOLDの保険についても取り扱い保険会社が同一となっています。

その、東京海上日動火災保険は、単独で海外旅行保険を取り扱いしています。

様々な代理店がその海外旅行保険を取り扱いしていますが、どこを見てもかなり高めです。

基本的に海外旅行保険は「何日まで」で「保険金をいくらに設定するか」で、保険料がまったく変わってきます。

仮に傷害死亡保障を5000万円にして、旅行期間を90日で設定すると、保険料は5万円前後となります。なかなかの金額です。

一方で、dカード GOLDの場合は、通常の年会費11,000円(税込)の範囲内で、90日間、傷害死亡保障1億円という補償を得ることができるのです。

この点だけでも、dカード GOLDの自動付帯の海外旅行保険がいかに優れているかがわかると思います。

 

海外駐在の家族・知人宅に遊びに行くなら

昨今、日本から飛び出し、海外事業を展開をしている企業も多くなってきました。

そのため、家族が海外駐在をしている、または頻繁に海外と日本を行き来しているという人も少なくないと思います。

このケースでよくあるのが、駐在で海外に在住している家族や知人を訪ねて、旅行を兼ねて遊びに行くというケースです。

せっかく海外に家族や知り合いがいるのだから、長期休暇を利用して海外に行ってみたい、という人は実は非常に多いのです。

そんなときに気になるのがやはり海外旅行時の保険です。

海外旅行の保険など、普段は利用することはないと思いがちかもしれませんが、実は意外と身近にチャンスがあったりするものです。では、いざ海外に、と考えた時に、海外旅行保険をのことを考えるのは非常に手間がかかります。

比較検討するのも非常に疲れると思います。そんなときに輝くのがdカード GOLDの海外旅行保険というわけです。

 

海外旅行好きは必携のdカード GOLD

加えて、海外が好きで、本当に頻繁に海外旅行に行く、という人もいると思います。そういう人は、dカード GOLDは確実に所有しておいた方がいいでしょう。年会費11,000円(税込)など、安いものです。

そもそもドコモユーザーであれば、この海外旅行保険だけでもある程度年会費分の元は取れるのです。加えて各種補償や特典の数々を見たら、損する部分がありません。

 

dカード GOLDの海外旅行におけるメリットは、保険だけではありません。出発時の国内国際空港で、ラウンジを無料で利用することができ、旅行出発前の時間を有意義に過ごすことができます。→「dカード GOLDで無料利用できる空港ラウンジを再確認しておく

通常利用できるラウンジはカード会社の提携ラウンジですが、ある方法を使うとJALのサクララウンジを利用するチャンスもあります。→「ドコモでJALのサクララウンジを利用する方法

 

例えば海外で買い物をする際にも、やはりクレジットカードは必須の時代です。そんなときにdカード GOLDを持っていれば非常に便利です。

若い人であれば、海外旅行だけでなく、ホームステイワーキングホリデーなども将来的に検討しているのであればなおさらdカード GOLDを所有しておく価値があります。

例えばフィリピンの21日以内ビザなし滞在や、マレーシアの90日以内ビザなし観光滞在などを経て、オーストラリアやカナダにワーホリに行く、という話はよく聞きます。人気のワーホリ協定国にdカード GOLDを持って出かけてみるのも楽しそうです。

 

海外旅行費用はdカード GOLDで

海外旅行時の費用は、基本的にはdカード GOLDで支払いをしましょう。

なぜなら、旅行費用の支払いをdカード GOLD払いにしているかしていないかで、海外旅行保険の各種補償金額が変わってくるからです。

そのため、できる限りdカード GOLDから支払いが出来るように調整しましょう。支払いに利用すれば当然のことながら、海外旅行保険に加えてdポイントまで貯まるのでよりお得です。

さらに言えば、旅行を計画する際にdトラベルを利用するとよりお得です。通常ポイント1%に加え、dカード GOLDで旅行代金を支払った際の決済ポイント1%、さらに加盟店ポイント1%も加算されて合計で3%もお得になります。

 

dカード GOLD 海外旅行保険の詳細

dカード GOLDに付帯している海外旅行保険の詳細内容をまとめておきます。

 

補償の対象者 dカード GOLDを契約中の本人会員・家族会員
dカード GOLD本人会員と生計を同一にする、配偶者/
19歳未満で同居の親族/19歳未満で別居の未婚の子
補償期間 dカード GOLDを契約している期間中
保険の対象となる
旅行期間
海外旅行の目的を持って住居を出発した時から住居に帰着するまで
ただし、出発の翌日から起算して90日目の午後12時までが限度
補償の条件 dカード GOLDでのお支払いなどの条件はなし
※ただしdカード GOLDでの海外旅行費用の支払いの
有無により、一部保険金額が異なる
※海外旅行費用とは:dカード GOLDを契約のお客様が
海外旅行に使用する日本発着の国際線航空機、もしくは
日本発着の国際線船舶の料金。
または、dカード GOLDをご契約のお客様が参加する
募集型企画旅行(パック旅行)の料金を言う
取扱保険代理店 株式会社NTTドコモ
幹事引受保険会社 東京海上日動火災保険株式会社
  本人会員/家族会員 本人会員の家族
傷害死亡 1億円
(旅行費用をdカードGOLDで
支払った場合)
5000万円
(旅行費用をdカードGOLDで
支払わなかった場合)
1000万円
傷害後遺障害 400万円~1億円
(旅行費用をdカードGOLDで
支払った場合)
200万円~5000万円
(旅行費用をdカードGOLDで
支払わなかった場合)
40~1000万円
傷害・疾病治療費用
(一事故/一疾病の限度額)
300万円 50万円
賠償責任
(一事故の限度額)
5000万円 1000万円
携行品損害
(年間限度額)
50万円
(一事故あたりの自己負担額3,000円)
15万円
(一事故あたりの自己負担額3,000円)
救援者費用
(年間限度額)
500万円 50万円

 

少し前に、大好きな日本に旅行した際に重度の病気に見舞われたタイ人女性の話が話題になりました。

日本の優秀な医師の措置により命を救われ帰国したそうですが、残念ながら海外旅行中の保険に加入していなかったために、なんと医療費総額が1800万円にもなってしまったそうです。

まさにこれと逆のパターンが、海外旅行中の日本人に起こる可能性があるのです。

また、出産前のマタニティ旅行で海外へ、という人も中にはいると思いますが、妊娠中の海外旅行のリスクは、実は母体の健康不安もそうなのですが、それ以上に無保険で海外の医療の世話になってしまった場合の金銭的リスクが非常に大きいのです。

こうした様々な海外旅行におけるリスクを、無意識的にある程度カバーしてくれるのがdカード GOLDであるというわけです。

 

以上、日本で利用するだけでもメリットがあるdカード GOLDをよりお得に活用するために、海外旅行保険についてスポットを当てて考えてみました。

ただし当然のことですが、「海外には100%行かない」という人には海外旅行保険は何のメリットもありません。ただそういう人でも国内旅行には少なくともいくことはあるでしょうから、多少なりともメリットはあると考えていいはずです。

その他、dカード GOLDには理解しておかないと損をしてしまう落とし穴も多数ありますが、それを踏まえてメリットを最大化し有効活用していきたいところです。

dカード GOLDに関するさらなる詳細内容は、以下関連記事にて解説しています

関連記事:「dカード GOLD(ディーカードゴールド)は本当にお得なのか検証してみる

 

海外旅行保険の種類:傷害

死亡

【保険金額】(会員本人の金額は、海外旅行費用をdカード GOLDで支払った場合)

会員本人 1億円
家族 1000万円

 

【会員本人が、上記条件を満たさない場合の保険金額】

会員本人 5000万円
家族 1000万円

 

【保険金が支払われる条件】

旅行期間中の事故によるケガが原因で事故の日から180日以内に死亡した時

 

【支払われる保険金】

保険金額の100%

 

後遺障がい

【保険金額】(会員本人の金額は、海外旅行費用をdカード GOLDで支払った場合)

会員本人 程度に応じ400万円~1億円
家族 程度に応じ40万~1,000万円

 

【会員本人が、上記条件を満たさない場合の保険金額】

会員本人 程度に応じ200万円~5,000万円
家族 程度に応じ40万~1,000万円

 

【保険金が支払われる条件】

旅行期間中の事故によるケガが原因で事故の日から180日以内に後遺障がいを生じた時

 

【支払われる保険金】

後遺障がいの程度に応じて保険金額の4~100%

 

治療費用

【保険金額】

会員本人 最高300万円(一事故の限度額
家族 最高50万円(一事故の限度額)

 

保険金が支払われる条件】

旅行期間中の事故によるケガが原因で医師の治療を受けた時

※事故の日から180日以内に要した費用に限る

 

【支払われる保険金】

以下の[1]~[3]の費用のうち実際に支出された金額をケガの場合は1回の事故につき、疾病の場合は1回の病気につき各々の保険金額を限度として支払い。ただし、ケガの場合は事故の日から、病気の場合は初診の日からその日を含めて180日以内に必要となった費用に限る。

 

  1. 治療のために必要な次の費用
    ・診察費・手術費など診療関係費、入院費
    ・病院までの交通費、緊急移送費、転院費(入院先の病院で治療が困難な場合など)
    ・ホテル客室料(入院が不可能である場合など)
    ・通訳雇用費用
    ・義手・義足の修理費(ケガの場合のみ)
  2. 入院により必要となった身の回り品購入費、通信費(1回の事故につき、身の回り品購入費は5万円限度、通信費と合算して20万円限度)
  3. 入院により必要となった旅行行程復帰または、帰国のための交通費、宿泊費(本来帰国に要すべき費用を除く)

 

【保険金の支払いができない場合】

以上に共通して、保険金の支払いが実施されない場合は以下の通りです。しっかり確認しておきましょう。

 

・被保険者、保険金受取人の故意

・被保険者の闘争行為、自殺行為または犯罪行為

・被保険者の無資格運転、酒気帯び運転

・被保険者の脳疾患、疾病、心神喪失

・戦争、その他の変乱

・放射線照射・汚染・原子核反応

・危険なスポーツ(登山・スカイダイビングなど)中のケガ

・原因のいかんを問わず頸部症候群(いわゆる「むちうち症」)および腰痛での他覚症状のないもの

 

海外旅行保険の種類:疾病

【保険金額】

会員本人 最高300万円(一疾病の限度額)
家族 最高50万円(一疾病の限度額)

 

保険金が支払われる条件】

旅行期間中に発病または原因が発生し(以下伝染病の場合は感染し)旅行行程終了後72時間以内に(以下伝染病の場合は30日以内に)医師の治療を受けた時。

(コレラ・ペスト・天然痘・発疹チフス・ラッサ熱・マラリヤ・回帰熱・黄熱・重症急性呼吸器症候群・エボラ出血熱・クリミアコンゴ出血熱・マールブルグ病・コクシジオイデス症・デング熱・顎口虫・ウエストナイル熱・リッサウイルス感染症・腎症候性出血熱・ハンタウイルス肺症候群・高病原性鳥インフルエンザ・ニパウイルス感染症・赤痢・ダニ媒介性脳炎・腸チフス・リフトバレー熱・レプトスピラ症)

※最初の治療日から180日以内に要した費用に限る。

 

【支払われる保険金】

以下の[1]~[3]の費用のうち実際に支出された金額をケガの場合は1回の事故につき、疾病の場合は1回の病気につき各々の保険金額を限度として支払い。ただし、ケガの場合は事故の日から、病気の場合は初診の日からその日を含めて180日以内に必要となった費用に限る

  1. 治療のために必要な次の費用
    ・診察費・手術費など診療関係費、入院費
    ・病院までの交通費、緊急移送費、転院費(入院先の病院で治療が困難な場合など)
    ・ホテル客室料(入院が不可能である場合など)
    ・通訳雇用費用
    ・義手・義足の修理費(ケガの場合のみ)
  2. 入院により必要となった身の回り品購入費、通信費(1回の事故につき、身の回り品購入費は5万円限度、通信費と合算して20万円限度)
  3. 入院により必要となった旅行行程復帰または、帰国のための交通費、宿泊費(本来帰国に要すべき費用を除く)

 

【保険金の支払いができない場合】

・被保険者、保険金受取人の故意

・妊娠、出産、早産、流産およびこれらに起因する病気

・歯科疾病

・原因のいかんを問わず頸部症候群(いわゆる「むちうち症」)および腰痛で他覚症状のないもの

※保険の対象となる旅行期間開始日以前に発病した病気については支払いの対象外

 

海外旅行保険の種類:賠償責任

【保険金額】

会員本人 最高5,000万円(一事故の限度額)
家族 最高1,000万円(一事故の限度額)

 

保険金が支払われる条件】

旅行期間中に誤って他人をケガさせたり他人のものを壊したりして、被害者から法律上の損害賠償を請求された時。

 

【支払われる保険金】

以下[1][2]のうち実際に支出された金額を1回の事故につき保険金額を限度としてお支払いします。

  1. 法律上支払わなければならない損害賠償金
  2. 保険会社が妥当と認めた以下の費用
    ・損害防止軽減費用
    ・緊急費用
    ・訴訟費用など

 

【保険金の支払いができない場合】

・被保険者の業務遂行に直接起因する事故

・被保険者の親族に対する事故

・自動車、船、航空機の所有、使用または管理に起因する事故

・預かっているものに関する事故、ただし、次のものは支払いの対象外
 1.ホテルの客室および客室内の動産(セイフティボックスのキーならびにルームキーを含みます)
 2.ホームステイ先の部屋および部屋内の動産
 3.レンタル業者から貸借した旅行用品または生活用品

 

海外旅行保険の種類:携行品損害

【保険金額】

会員本人 最高50万円(年間限度額)
家族 最高15万円(年間限度額)

 

保険金が支払われる条件】

旅行期間中に携行する身の回り品(被保険者の所有するもの)が盗難・破損・火災などの偶然な事故にあって損害を受けた場合。

 

【支払われる保険金】

時価額または修理費のいずれか低い方を時価額を限度として支払い。ただし携行品1つ(1点または1対)あたり10万円が限度。また、旅券の盗難などによる損害については、現地での再発給費用(交通費、宿泊費を含む)を5万円を限度として支払い。

※1回の事故ごとに損害額のうち3,000円は自身で負担。
※乗車船券、航空券などについては、事故の後に実際に支出した費用を1事故つき5万円を限度として支払い。
※時価額とは:保険の目的と同じものを取得または購入するのに必要な金額から使用による消耗分を控除して算出した金額。

 

【保険金の支払いができない場合】

・他人から借りたもの

・すり傷などの外観の損傷

・携行品の設計・材質または制作の欠陥および自然の消耗

・携行品の置き忘れまたは紛失

・国または公共団体の公権力の行使

・携行していない場合(配送中の事故など)は、支払いの対象外。また、登山など危険な運動に用いる用具については、それら危険な運動を行っている間の損害については保険金が支払われない。

※次のような携行品の損害には保険金が支払われない。
現金、小切手、株券、手形、預金証書、クレジットカード、定期券、帳簿、図面、義歯、コンタクトレンズ、動物、植物、自動車、オートバイ、船など

 

海外旅行保険の種類:救援者費用

【保険金額】

会員本人 最高500万円(年間限度額)
家族 最高50万円(年間限度額)

 

保険金が支払われる条件】

旅行期間中に以下の内容に遭遇した場合

・ケガをして事故の日から180日以内に死亡した時

・病気により死亡した時

・病気にかかり医師の治療を受け、旅行行程終了後30日以内に死亡した時

・ケガまたは病気により継続して3日以上入院した時

・搭乗している航空機、船舶などが行方不明または遭難した時

・事故により生死が確認できない場合または緊急な捜索・救助活動が必要となった時。(ただし被保険者の無事が確認できた後に現地に赴く救援者の費用は対象外)

 

【支払われる保険金】

被保険者、被保険者の親族(救援者)が支出した次の費用を、補償期間を通じ救援者費用など保険金額を限度として支払い。

・捜索救助費用

・捜査・看護のため親族が現地へ赴く往復運賃(救援者1名限度、7日以上継続入院の場合3名限度)

・現地でのホテル客室料(救援者1名かつ14日分限度、7日以上継続入院の場合3名限度かつ14日分限度)

・現地からの遺体移送費用

・渡航手続き費および現地での諸雑費(5万円限度、7日以上継続入院の場合20万円限度)

・遺体処理費用(100万円限度)

 

保険金の支払いができない場合

・被保険者、保険金受取人の故意

・被保険者の闘争行為、犯罪行為

・被保険者の頸部症候群(いわゆる「むちうち症」)または腰痛で他覚症状のないもの

・危険なスポーツ(登山・スカイダイビングなど)中のケガ

・妊娠、出産で入院した場合

 

海外旅行保険の種類:海外航空便遅延費用特約

乗継遅延

【保険金額】

会員本人 2万円限度
家族 2万円限度

 

保険金が支払われる条件

被保険者が航空便を乗り継ぐ場合において、乗継地点へ到着する被保険者の搭乗した航空便の遅延によって、乗継地点から出発する被保険者の搭乗する予定だった航空便に搭乗することができず、到着便の実際の到着時刻から4時間以内に出発便の代替となるほかの航空便を利用できなかった時。

 

【支払われる保険金】

被保険者が支出した費用(ホテルなど客室料・食事代)を、1回の事故につき2万円を限度に支払い。

 

手荷物遅延

【保険金額】

会員本人 1万円限度
家族 1万円限度

 

保険金が支払われる条件

被保険者が搭乗する航空便が予定していた目的地に到着してから6時間以内に、被保険者が携行する身の回り品で、かつ、航空便の搭乗時に当該航空会社が運搬を受託した手荷物が予定していた目的地に運搬されなかった場合。

 

【支払われる保険金】

被保険者が支出した費用(衣類購入費用・生活必需品購入費用)を、1回の事故につき1万円を限度に支払い。

 

手荷物紛失

【保険金額】

会員本人 2万円限度
家族 2万円限度

 

保険金が支払われる条件

被保険者が搭乗する航空便が予定していた目的地に到着してから48時間以内に受託手荷物が予定していた目的地に運搬されなかった場合。

 

【支払われる保険金】

被保険者が搭乗する予定だった航空便が予定していた目的地に到着してから96時間以内に被保険者が予定していた目的地において負担した費用(衣類購入費用・生活必需品購入費用)を、1回の事故につき2万円を限度に支払い。

 

出航遅延

【保険金額】

会員本人 1万円限度
家族 1万円限度

 

保険金が支払われる条件

被保険者が、搭乗する予定だった航空便について、出航予定時刻から4時間以上の出航遅延、航空便の欠航もしくは運休または当該航空会社の搭乗予約受付業務のかしによる搭乗不能が生じ、当該航空便の出航予定時刻から4時間以内に代替となるほかの航空便を利用できない時。

 

【支払われる保険金】

出航地において、当該航空便の代替となるほかの航空便が利用可能となるまでの間に被保険者が負担した食事代金を1回の事故につき1万円を限度に支払い。

 

【保険金の支払いができない場合】

・保険契約者、被保険者の故意

・保険金受取人の故意

・戦争、その他変乱(テロ行為は除く)

・放射線照射、放射能汚染

・地震、噴火またはこれらによる津波

※上記の内容は概要を記載したものであり、実際の支払いの可否は、別途普通保険約款および特約条項に基づく。

※旅行をキャンセルした場合や、旅行行程中に旅行をとりやめ帰国した場合および旅行行程を延長しなくてはならない場合などに新たに生じる費用(キャンセル代・航空運賃など交通費・ホテルなど客室料および諸経費)につきましては、 補償の対象外。

 

保険金の請求方法

実際に保険事故が発生してしまった場合、保険金を請求しなければなりません。請求しないと保険金は一切もらえません。

請求の手続き自体は海外から帰国後となりますので、現地の病院などではとりあえず立替えをしておく必要があります。

注意点として、現地でのみ手配することができる書類があるため、これは帰国する前にしっかり手に入れたか確認しておく必要があります

以下の必要書類をそろえた上で、事故の起きた日を含めて30日以内に、東京海上日動dカード保険デスクまで事故の内容を報告しましょう。「◎」が必ず必要な書類、「○」が場合によって必要な書類です。

 

【現地で手配する書類】※重要

死亡 後遺障がい 治療費用 救援者費用 携行品損害 賠償責任 航空機遅延
医師の診断書
治療費の明細書・領収書
死亡診断書
事故証明書
罹災証明および盗難届出証明書
支出を証明する書類
示談書
示談金領収書
損害額を立証する書類
損害品明細書

 

以上の項目の中で注意する点としては、まず「携行品損害保険金請求」の場合で、盗難事故の際、警察で盗難届出証明書(ポリスレポート)を発行しない場合は、盗難届出受理番号などが必要となるため、忘れないようにしておきましょう。

さらに、「治療費用保険金請求」の際に「診断書」が必要となりますが、診断書料は保険金支払いの対象外となります。なお、治療費が5万円以下の場合は原則として診断書の提出を省略することができます。

 

【別途手続する書類】

死亡 後遺障がい 治療費用 救援者費用 携行品損害 賠償責任 航空機遅延
損害額を証明する書類
除籍謄本
委任状・戸籍謄本
後遺障がい診断書
売上票(お客様控)
dカード(コピー)
保険金請求書
パスポート(コピー)

 

「売上票」については、dカード GOLDにて海外旅行費用を支払った際の利用控えを提出すればいいということです。

 

dカード GOLDにおける海外旅行保険まとめ

こうしてみていくと、確実に「非常にお得なdカード GOLDの海外旅行保険」と言えるのですが、実際に保険事故に遭遇してしまった場合に保険金の請求をするのはなかなか一苦労です。

もちろん、お金が絡む問題なのですから、それくらい厳しくないといけないのかもしれませんが、一つうっかり忘れると保険金がもらえない、なんてこともありますので、海外旅行に行く前には、全体を一度確認しておくといいかもしれません。

 

また、これから海外旅行を計画していく場合には、海外旅行保険に別に加入する必要はないというのもうれしいですね。

まだdカード GOLDを所有していないのであれば、早めに申し込みをしておきましょう。



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