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ドコモのiDキャッシュバックにdポイントを交換! 使い方と残高照会、注意点の詳細解説

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ドコモのiDキャッシュバックと聞いて、すぐにどういうものなのかを答えられる人は、まだまだ少ないと思います。

しかし、iDキャッシュバックの活用方法をしっかり覚えておくと、ドコモのdポイントの活用の幅が広がります。

もし「dポイント、結構貯まってるんだけど、使い道がなかなか見つからないんだよなぁ・・・」と感じているならば、iDキャッシュバックの使い方も、一応押さえておきたいところです。

iDキャッシュバックがどういうものなのかまだ完全には理解できていない、という方に役立つ情報を解説していきます。参考にされてみてください。

iDキャッシュバックを理解する

まずは、iDキャッシュバックを改めて、正しく理解するところから始めてみます。

そもそもiDキャッシュバックとはどういう仕組みなのでしょうか。ドコモでは以下のように説明されています。

 

dカードの電子マネー「iD」によるショッピング利用代金から、「iDキャッシュバック」分をご請求時に減額(充当)するサービスです。

 

もう少し言い換えると、ドコモの電子マネー決済「iD(アイディー)」を利用して買い物をした際に、iDキャッシュバックの残高を所有している場合、その分を請求額に充当することで、購入代金が割引される仕組みのこと、ですね。

つまり、iDキャッシュバックを仮に5,000円分所有していた場合、iDで実際に5,000円分の買い物をした時にその請求分にiDキャッシュバックが充当され、購入代金が発生しないという形になります。iDキャッシュバックは、そのままお金と同じ意味を持つ、というわけです。

iDキャッシュバックを10,000円分持っていれば、それはiDで1万円分の買い物ができることを意味します。

すなわち、iDキャッシュバックの1円は、iD利用時の1円と同価値というわけです。

 

 

利用方法は極めてシンプル、ただただ「iD」で買い物をするだけ

なので、iDキャッシュバックを利用する、という感覚は全くありません。

「iD」を利用して買い物をしたら、勝手にiDキャッシュバックで減額(充当)されていた、というイメージですね。

なので、「iDキャッシュバックを使わないといけない」と構える必要はありません。普通にiDを日々利用すればiDキャッシュバックは消費されていきます。

 

iDキャッシュバックをもらう方法

では、iDキャッシュバックはどういうシーンでもらうことができるのでしょうか。

以前は二つのパターンがありましたが、現在はほぼ一つのみです。

 

1.dポイントをiDキャッシュバックに交換する

貯まったdポイントの利用方法の一つとして、「iDキャッシュバックへの交換」という方法があります。

dポイントを何らかの商品購入に利用しようと考えた場合、単純にdショッピングで購入したりdポイント加盟店で利用したりすることでdポイントを活用できるわけですが、もっと多くの実店舗でdポイントを利用できないだろうか、と考えた場合に、iDキャッシュバックは効果的に利用することができます。

つまり、iDキャッシュバックにdポイントを交換しておけば、iD決済を利用できるお店であればどこでもiDキャッシュバックを購入分に充てることができる、というわけです。

例えばdポイント1万円分をiDキャッシュバック1万円分に交換したなら、1万円分のiDを「iD決済導入店舗」で利用できることになります。

 

iDキャッシュバックの残高確認方法

iDキャッシュバックの残高確認を実施したい場合には、dカードの公式サイトから確認することができます。

公式サイト内、会員ページのご利用状況確認の画面の下、「よく使われるメニュー」の中の、「iDキャッシュバック照会」という項目を選択しましょう。

 

 

iDキャッシュバック残高および利用期限の確認をすることができます。

 

 

iDキャッシュバックは即時でiD利用額に充当され始めるわけではない

例えばdポイントをiDキャッシュバックに交換申し込みしたとして、申し込み完了後すぐに、iD利用分にiDキャッシュバックが充当され始めるわけではないので注意しましょう。

iDキャッシュバックをdカード/dカード GOLDの「iD」利用代金に充当できる期間は、申込受付月の16日を起算日とした6ヶ月間(15日まで)となり、その期間に充当されなかったiDキャッシュバック(dカード)は失効してしまいます。

ここでまず理解したいのは、iDキャッシュバック充当のタイミングです。

 

例えば、1月13日にdポイントのiDキャッシュバックへの交換手続きを実施したとします。その場合、申込月、つまり1月の16日を起算日とし、それ以降6ヶ月間が充当対象期間となるため、1月13~15日の間に利用したiDの請求分には、まだ充当されない、というわけです。

では逆に、1月25日にdポイントのiDキャッシュバックへの交換手続きをした場合、申込月はやはり1月で、その16日を起算日とするため、16日を既に過ぎている25日の場合は、申し込み後、iDキャッシュバックが反映し次第、すぐに充当対象となります。

 

 

よって、dポイントのiDキャッシュバックへの交換からすぐにiD利用分に充当されない、毎月1日~15日に交換申し込みをした場合には、充当タイミングはその月の16日が起算日となるため、どうしても早めに充当させたい場合には、そこまでiD利用を待つ必要があります。

 

iDキャッシュバックの利用期限

 

では、そのiDキャッシュバックの有効期間はいったいどうなっているのでしょうか。

iDキャッシュバックは、普通に「iD」を日々利用していればすぐに使い切ってしまう可能性が高いため、利用期限はそれほど気にする必要はありませんが、もし「iD」を使い慣れておらずついつい後回しにしてしまった場合、どうしても失効してしまう可能性があります。

 

iDキャッシュバックの有効期限としては、6ヶ月、とされていますが、「15日まで」という点をみてもカウントの仕方が慣れていないと少し難しいですし間違ってしまうと大変なので、「6ヶ月」というざっくりとした期間だけ覚えておいて、詳細は必ずdカード公式サイトのiDキャッシュバック照会にて、利用期限を確認するのがお勧めで、その方が間違いもありません。

 

dポイント交換で追加をすると残っていたiDキャッシュバックも利用期限が最新化される

iDキャッシュバックは、全体として利用期限は一つなので、例えば利用期限があと一ヶ月のiDキャッシュバック残高を残した状態で、さらにdポイント交換でiDキャッシュバックを追加した場合、利用期限残り一ヶ月だったiDキャッシュバックも含めてすべてのiDキャッシュバックが、利用期限残り6ヶ月に更新されます。

つまり、6ヶ月に最低1度、dポイントを必ずiDキャッシュバックに交換していけば、利用期限はずっと切れないまま継続することができます

とはいえ、iDキャッシュバックが6ヶ月の間消費されずに残る、ということはよほどiDを利用しない、つまり「iD」利用の習慣がついていない場合に限られると思われるため、その場合にはあえてdポイントをiDキャッシュバックに交換したりはしない方がいいでしょう。

 

iDキャッシュバックの充当対象は「iD」利用分に対してのみ・クレジット決済利用分は対象外

iDキャッシュバック(dカード/dカード GOLD)の充当対象となるショッピング利用代金は、あくまでdカード/dカード GOLDの「iD」を利用した分のみで、dカード/dカード GOLDのクレジット決済利用にはiDキャッシュバックは充当されません。

そのため、「iD」での商品購入と、「クレジットカード」での商品購入は同じdカード/dカード GOLDを利用するとしてもそれぞれ違いがあるということをまずは意識しておきましょう。

iD決済とクレジット決済の違いについてはコチラも参考にどうぞ。→「iD払いとクレジットカード払いの違い

 

dポイントをiDキャッシュバックに交換する流れ

ではここから、実際にdポイントをiDキャッシュバックに交換する流れをご案内します。

dポイントをiDキャッシュバックに交換する場合は、下記公式サイトから手続きを実施します。

 

dポイントクラブ・iDキャッシュバックコース

 

ネットワーク暗証番号、またはdアカウントでログインをしましょう。以下のような画面が出てきます。

 

 

ここから申し込みをすれば完了なのですが、ここで一つ、要注意ポイントがあります。

 

iDキャッシュバックには「dカード」と「dカードmini」がある

画面を見ていくとすぐに気づくと思いますが、dポイントをiDキャッシュバックに交換する場所が、上と下に合計二つ存在しています。

その二つとは、「iDキャッシュバック(dカード)」と「iDキャッシュバック(d払い(iD))」です。

※iDキャッシュバック(d払い(iD))は、以前の「iDキャッシュバック(dカード mini)」のことです。

 

 

非常に似ていますので迷ってしまいそうです。あるいは、間違って交換してしまわないとも限らないので、しっかり確認しましょう。

dカード/dカード GOLDで利用するのは「iD(dカード)」なので、ここで選ぶのは「iDキャッシュバック(dカード)」の方です。

iDキャッシュバック(d払い(iD))にdポイントを交換してしまうと、dカード/dカード GOLDで利用したiD決済にはiDキャッシュバックが充当されませんので要注意です。

 

そもそもd払い(iD)とは何かというと、以前のdカード mini、つまり、dカード/dカード GOLDを持たなくても「iD」を利用できる、ドコモ契約者向けサービス、と考えてもらうとわかりやすいと思います.

もし、d払い(iD)にiDキャッシュバックを充当させたい場合には、dポイントをiDキャッシュバックに交換する際に、「iDキャッシュバック(dカード)」ではなく、「iDキャッシュバック(d払い(iD))」を選ぶしかありませんが、普通はこちらを選ぶことはあまりないと思いますので、dポイントをiDキャッシュバックに交換する場合には基本的には「iDキャッシュバック(dカード)」を選ぶと覚えておきましょう。

 

ただし、もし「iD」をスマホで利用している場合、稀だとは思いますが、dカード/dカード GOLDを所有していても「iD(dカードmini)」がスマホのiDアプリで設定されているケースも考えられます。

その場合、iDキャッシュバック(dカード)にdポイントを交換してiDを利用しても、利用しているiDは「iD(dカードmini)」なので一切iDキャッシュバックが充当されない、というケースが起こらないとも限りません。

それを防ぐためには、iDキャッシュバック(dカード)に確実にdポイント交換を実施したなら、「iD」を利用する際にはdカード/dカード GOLDを直接利用するか、またはdカード/dカード GOLDを設定したApple Payを利用するようにすれば間違いありません。

まぁ、iDの設定がminiになっていないか確認すればいいんですけどね。

 

iDキャッシュバックは1口2,000ポイント

実際にiDキャッシュバックにdポイントを交換する場合の単位としては、1口あたり100ポイントとなっています。

つまり、100ポイント満たない場合には、iDキャッシュバックへの交換はできません

交換可能な最大ポイント数は、一ヶ月あたり40,000ポイント、つまり400口です。まぁ、これくらいあれば十分ですよね。もっと大量のdポイントを所有しているなら、毎月40,000ポイント交換すれば年間48万ポイントをiDキャッシュバックに交換できます。まぁほぼあり得ないですね。

 

ちなみに、以前はdポイント(期間・用途限定)はiDキャッシュバックへの交換には利用できませんでしたが、現在は交換可能になっています。

 

iDキャッシュバックの活用は、余ったdポイントの使い道がない時に

基本的に、自発的にdポイントを交換しない限りもらう機会がなくなったiDキャッシュバックなので、そのままだと使い道が全くないような気もしますが、dポイントが余っているけれどうまい使い道が思いつかない、という場合に、iDキャッシュバックに交換してiDで好きなものを買う時に活用する、というのが現在での最も考える利用シーンと言えます。

まぁ、d払いが普及してきた現在、d払い利用の際にdポイントを利用すればいい、という話でもあるので、わざわざiDキャッシュバックに変更する、というひと手間をかけるのがありかどうかと考えると微妙ではあります。

 

ということで、iDキャッシュバックについてはある程度理解できたと思いますので、利用するかしないかはともかくとして、とりあえず内容は押さえておきましょう。入手パターンが限られている上に代替サービスもあるのでは、リアルに存在価値がなくなってきていますので、もしかすると今後はサービス自体、なくなっていくこともあるかもしれません。

逆に言えば、今までdカード GOLDを申し込みする際に、iDキャッシュバックで付与されていた特典が、とっつきやすいdポイントに変更されていることで、申し込みのハードルが下がった、という言い方もできるかもしれません。

dカード GOLD入会&利用特典が継続している間に、まだdカード GOLDをお持ちでない方は是非、検討されてみてください。

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