LINE新機能「プレミアムブロック」とは?使う側のメリット・デメリットとブロックされた側の注意点

スマホの故障・設定・使い方

LINEヤフーが2026年7月2日、LINEのサービス開始15周年を記念したイベントで、4つの新機能を発表しました。

中でも大きな注目を集めているのが「プレミアムブロック」です。

今回は、このプレミアムブロックがどんな機能なのか、使う側にとってのメリット・デメリット、そしてブロックされる側になった場合に知っておきたい注意点まで、まとめて整理していきます。


LINE15周年で発表された新機能

今回の発表会では、「メッセージ編集」「プレミアムブロック」「メッセージ予約」「通話レコーディング」という4つの新機能が紹介されました。

いずれも、月額650円の有料プラン「LYPプレミアム」の特典として、2026年秋以降に順次提供される予定です。

LINEヤフーによれば、LINEの月間アクティブユーザー数はすでに1億人を超えており、これだけの規模になると、全員に共通する「標準機能」だけでは個々のユーザーの細かいニーズに応えきれなくなってきているとのことです。

そこで、LYPプレミアムを「一人ひとりに寄り添う」サービスと位置づけ、要望の強かった機能を有料特典として順次追加していく方針が示されました。

その中でも一番の目玉として扱われているのが、今回取り上げるプレミアムブロックです。


プレミアムブロックとは何か

これまでのLINEのブロック機能は、相手からのメッセージや通話を受け取らないようにできる一方で、相手の「友だちリスト」には自分のアカウントが残り続ける仕様になっていました。

これは「ブロックしたことを相手に気づかせない」という配慮に基づいた設計でしたが、逆に「もうやりとりをしていない相手のリストに、自分の名前やアイコンが残り続けるのが気になる」という声も多く寄せられていたそうです。

プレミアムブロックでは、この部分がアップデートされ、相手に通知されることなく、相手の友だちリストから自分のアカウントを「そっと消す」ことができるようになります。

通常のブロックが「メッセージを遮断する」機能だったのに対し、プレミアムブロックは「相手側から見た自分の存在そのものを消す」機能、と考えると分かりやすいかもしれません。


提供時期と料金

プレミアムブロックは、2026年8月から「LINEラボ」という実験的な機能を試せる場で、LYPプレミアムに加入していないユーザーも含めて、全員が無料で先行体験できる予定です。

その後、2026年秋以降に、月額650円のLYPプレミアムの正式な特典として提供される流れになります。

つまり、8月のLINEラボ期間中は無料で試せますが、秋以降も継続して使い続けるには、LYPプレミアムへの加入が必要になるということです。


使う側のメリット

プレミアムブロックを使う側にとって、一番のメリットは、相手に気づかれることなく人間関係を整理できる点です。

元交際相手、疎遠になった知人、しつこく連絡してくる相手など、「もう関わりたくないけれど、通常のブロックだけでは何となく気まずさが残る」というケースは少なくありません。

これまでは、ブロックしても相手のリストに自分がずっと表示され続け、プロフィール写真や近況を見られ続けているかもしれない、という漠然とした不安がありました。

プレミアムブロックであれば、この不安そのものから解放されるというのが、大きな価値になりそうです。

実際、発表後のSNSでも「めちゃくちゃ使える」「これを待っていた」といった好意的な反応が多く見られています。


使う側のデメリット・注意点

一方で、使う側として押さえておきたい注意点もいくつかあります。

まず、この機能は基本的に月額650円のLYPプレミアムに加入していないと使えません。

8月のLINEラボ期間中は無料で体験できますが、秋以降も継続して使いたい場合は、月額課金が前提になる点は理解しておく必要があります。

次に、LYPプレミアムを途中で解約した場合にどうなるのか、つまり一度消したはずの自分のアカウントが、相手のリストに再び表示されるようになるのかどうかは、2026年7月時点ではまだ公式に案内されていません。

この部分は、正式リリース時の詳細発表を待つ必要があります。

また、「そっと消える」とはいえ、相手が友だちリストをこまめにチェックする習慣がある場合、「あれ、いつの間にか消えている」と気づかれてしまう可能性はゼロではありません。

あくまで「相手に通知はいかない」という設計であり、「絶対にバレない」ことを保証する機能ではない、という点は誤解しないようにしたいところです。

さらに、プレミアムブロックが消せるのはあくまで友だちリスト上の表示であり、それまでのトーク履歴ややり取りの記録そのものが消えるわけではありません。

関係を「なかったこと」にする機能ではなく、あくまで今後の表示上のつながりを整理する機能である、という理解が必要です。


ブロックされる側になった場合の注意点

逆に、自分が誰かにプレミアムブロックをされる側になる可能性についても、あらかじめ知っておくとよいでしょう。

これまでの通常ブロックであれば、リストに相手が残り続けるため、ブロックされていることになかなか気づきにくいという特徴がありました。

しかしプレミアムブロックが普及すると、「気づいたら友だちリストから相手が消えていた」という体験が今後増えていく可能性があります。

ここで注意したいのは、リストから消えた原因が必ずしもブロックとは限らないという点です。

相手が単にLINEを退会した、機種変更やアカウントの整理をした、といった別の理由でも同じように表示が消えることがあり、消えた事実だけでは、ブロックされたのかどうかを正確に判断することはできません。

SNS上では、この仕組みについて「証拠隠滅に使われるのでは」という懸念の声も上がっています。

たとえば、金銭トラブルやハラスメントなど、やり取りの経緯そのものが重要になるようなケースでは、相手がいつでも自分の存在を消せてしまう、という点が不安材料になり得るということです。

もし今後トラブルに発展しそうなやり取りをしている相手がいる場合は、プレミアムブロックの有無にかかわらず、大切な会話はスクリーンショットなどで別途記録しておくことをおすすめします。

一方で、日常的な友人関係の中で「最近連絡が減ったな」「リストから見当たらない気がする」という程度のことであれば、必要以上に「ブロックされたのかも」と詮索しすぎず、気にしすぎない心構えも大切です。


ドコモスマホとの関連について

ここで少し、ドコモユーザーの立場から見た関連にも触れておきます。

今回のLYPプレミアムは、ソフトバンクやワイモバイルのユーザー向けに、追加料金なしで利用できる優待が用意されているケースが多いサービスです。

一方でドコモユーザーの場合、こうしたキャリア優待の対象には含まれておらず、他社ユーザーと同じように月額650円を支払ってLYPプレミアムに加入する必要があります。

この点は、LINEのサービスとドコモの契約が直接連動しているわけではないという、意外と誤解されやすい部分でもあります。

なお、dアカウントやd払いといったドコモ系のサービスとプレミアムブロックの間には、直接的な連携や依存関係はありません。

ドコモを契約しているかどうかによって、この機能自体が使える・使えないという話にはならない、という点だけ押さえておけば十分です。


SNSでの賛否

発表後のSNSでは、好意的な反応と懸念の両方が見られています。

好意的な意見としては、「アツい」「これを待っていた」「相手のリストから消えるなんて夢のよう」といった声が目立ちます。

一方で、「ブロックという基本的な機能まで有料にするのは理不尽ではないか」「無料のブロックは不完全だったということなのか」といった、有料化そのものへの違和感を示す声も少なくありません。

さらに、先ほど触れたように「証拠隠滅に使われるのではないか」という、機能の悪用可能性を懸念する声も一定数上がっています。

全体としては好意的な反応がやや優勢ではあるものの、意見が分かれている状態と言えそうです。


まとめ

プレミアムブロックは、これまで多くのユーザーが感じていた「ブロックしても相手のリストに残り続ける気まずさ」を解消する、実用性の高い機能です。

一方で、有料化という点や、ブロックされる側からすると経緯が分かりにくくなるという側面もあり、賛否が分かれるのも自然なことだと感じます。

気になる方は、まず2026年8月から始まる「LINEラボ」で無料体験してみるのがおすすめです。

秋の正式リリース時には、解約後の挙動なども含めて、より詳しい仕様が公開される見込みですので、続報を確認しておくとよいでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました