あれもこれも有料? ドコモショップの初期設定・データ移行サポート

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「この手続きはドコモショップで無料だったはずなのに、久しぶりに足を運んでお願いしたら有料になっていた」という経験をしたことがある人も、もしかしたら多いかもしれません。

以前は無料だった、ないし受付するのかしないのかグレーだった、ドコモショップにおけるサービスが、現在ではそのほとんどが明確に有料化されています。

具体的に何をお願いすると有料でいくらかかるのか、まとめてみました。

初期設定サポートは条件付き無料

ドコモショップ及び最近少しずつ増えてきているd garden(ディーガーデン)では、スマホの初期設定については、条件付きで無料受け付けしてもらうことが出来ます。

その条件とは、該当店舗で新規契約や機種変更、預かり修理などの手続きを行った場合、となります。具体的には、以下の場合が該当します。

 

・新規契約、機種変更、契約変更を実施した場合

・預かり修理を行った場合

・ケータイ補償サービス(店頭交換)を行った場合

・ハーティ割引適応の場合

 

一般的に初期設定を行うのは、上記のような手続きを行った場合がほとんどなので、基本的にショップ窓口で手続きをする場合に関して、初期設定が有料になる心配をする必要はない、と言えます。(※一部例外として、ケータイ補償サービス利用時の、店頭受取時は有料になるので注意が必要

では逆に、どういうケースだと有料になってしまうのかというと、別のお店で買った機種を持ち込んで初期設定をお願いしたり、ドコモオンラインショップ購入分の初期設定を頼もうとした場合など、ということになります。

あちらの量販店が安いから、と購入し、初期設定はドコモショップに持って行こう、というケースでは有料になってしまいますので、注意しましょう。

 

なお、初期設定サポートを有料で依頼する場合の料金は、3,300円(税込)となります。この料金の中に、データ移行サポート分も含まれていますので、初期設定サポートの料金を支払った場合には、後述のデータ移行料金を別途支払う必要はありません。

 

無料の初期設定サポートの内容

上記の条件を満たした上で、無料の初期設定サポートをお願いする場合のサポート内容についてまとめます。大前提として、無料の場合も有料の場合もサポート内容は全く同じで、どちらもあくまで「操作のサポート」であり、実際のスマホ操作は自身で実施する必要があります。

「任せるからやっといて」というわけにはいきません。有料の場合に、「お金払うんだからやってよ」、ということもできません。

 

【アカウント設定】

アカウントの新規作成、または既存アカウントの引継ぎの場合、

「Apple ID」、「Googleアカウント」、「dアカウント」が操作サポートの対象となります。

 

【ドコモサービス初期設定】

「ドコモメール」、「d払い」、「iD」、「My docomo」、「my daiz」、「その他dtvなどドコモ提供サービス」において、新規作成または既存アカウントの引継ぎ、利用開始の操作サポートが対象となります。

 

無料の初期設定サポートは、以上の内容となっており、それ以外のアプリ等の設定についてはまた別料金となりますので注意しましょう。

データ移行サポートについては、無料の初期設定の場合は別料金で頼む必要があり、有料の初期設定サポートを頼んだ場合には、その料金の中にデータ移行サポートも含まれています。

 

データ移行サポートは完全有料

以前からドコモショップではデータ移行については実施してくれませんでしたが(もっと以前はなぁなぁでなんとなくしてくれるケースもありましたが・・・)、ドコモとしての明確なルールとして、「データ移行サポート」は有料、と定められました。

料金は2,200円(税込)。有料の初期設定サポートを利用した場合には、その料金の中にデータ移行サポート料金も含まれます。

 

このデータ移行サポートに関しては、「有料とはいえ、ドコモでデータ移行を実施してくれるなんて!」と驚いた人も多いかもしれませんが、ドコモがデータ移行を実施してくれるわけではない、という点には要注意です。

あくまで、店頭のドコピーやドコモデータコピーアプリの使い方が分からない方に、データ移行のサポートをしてくれるサービスです。つまり、データ移行作業自体は、結局自分自身で行う必要があるのです。

あくまで、お客様端末を触ることでデータ消去が発生してしまうリスクをドコモが負うことはない、ということです。

たったそれだけのサポートに2,200円支払うなら、自分でドコモデータコピーアプリの使い方を調べた方がよほど効率がいいと、若い人ほど感じられると思います。

ですので、どちらかというとあくまで自分で調べることが苦手な方、調べても難しくてわからない、という年配の方向け、と考えた方がいいかもしれません。

 

データ移行サポートの性質上、移行できるデータは、ドコピーおよびデータコピーアプリで移行できるデータに限られる点にも注意しておきましょう。

 

なお、料金については、携帯電話料金との合算払い、もしくは店頭での支払いとなります。

 

アプリ設定サポートは有料

ディズニーツムツム メルカリ モバイルSuica Facebook
Instagram LINE ポケモンGo Twitter

 

ドコモのアプリ設定サポートでは、上記8つのアプリに対応します。

「LINE」「Twitter」「Instagram」「Facebook」「メルカリ」「モバイルSuica」「ディズニー ツムツム」「Pokémon GO」の8つです。

対応可能な設定としては、アプリのインストール、初期設定、アカウントの引継ぎなどです。

サポートの費用は、1アプリ1,650円(税込)

例えば、LINEとTwitterとFacebookの設定をサポートしてもらいたい、ということであれば、合計1,650円×3で4,950円がかかります。

高いか安いかは判断が分かれるところですが、仮に8つすべてのアプリの設定を頼んだとしたら、合計で13,200円かかる計算になるので、そうなると決して安くはないですね。

実際のところ、簡単に設定が終わるものも少なくないわけですから、まずは出来る限り自分自身で調べてチャレンジしてみることをお勧めします。

関連記事:「アプリ設定サポートを検証してみた

 

全ての設定サポートを頼んだら16500円!!

ドコモの初期設定サポート(有料)とアプリ設定サポートで8つすべてのアプリの設定サポートを頼んだ場合、総額16,500円(税込)になります。

安いスマホなら一台買えそうな金額になってしまいますね。

もちろん、金銭的に余裕があるならドンドンサポートは利用すればいいと思いますが、結局操作は自分でする必要があるわけですし、出来るなら可能なところから自分で実施する練習をしていく方が良さそうです。

 

まぁ私も、自分の専門外の手続きに関しては、費用がかかっても専門家に全投げしたくなったりはよくしますので、サポートを頼みたい人の気持ちはとてもよくわかります。

今後これらのサービスが無料になる、という展開は考えにくいですので、長期的に考えて覚えていくか、自分の懐事情と要相談ですね。