ドコモ光のプロバイダーを、BIGLOBEからSo-netに変更して2週間ほど。
多少時間がかかる可能性がある、と言われていたv6プラスの切り替えが今になっても実施されないので、So-netのマイページにログインして確認してみたところ、v6プラスの申し込みからわずか1日で、キャンセルになっていたことがわかりました。
So-netのメールアドレス宛にキャンセルのメールが届いていたのでわかったのですが。
これはさすがに予想していなかったので、戸惑いました。確認してよかったです。
現状v6プラスがない状態でSo-netを利用しており、特に問題はないのですが、所々で回線が重くなる感覚はあるため、早く切り替わればいいのになぁと思っていたところだったのです。
基本的に通常の申し込みの場合は、こういう事態に陥ることはありませんが、v6プラス対応プロバイダーからv6プラス対応プロバイダーへの変更をされた場合には、こうしたケースが起こりえますので注意喚起の意味も込めて、状況を共有いたします。
ドコモ光・BIG LOBEからSo-netへのプロバイダー変更手続き後、v6プラス対応Wi-Fiルーターが届いた
前回So-netの「契約内容のご案内」が送られてきた直後、v6プラス対応無料Wi-Fiルーターレンタルの申し込みを実施しました。→「ドコモ光のSo-netでv6プラス対応無料Wi-Fiルーターレンタルを申込みする流れ」
その後一週間も経たずにその無料Wi-Fiルーターは送られてきました。
IOデータのルーターでした。
早速BIGLOBEのルーターを取り外し、新しく送られてきたSo-netのルーターをNTTのONUと接続しました。
本来なら、これで通信があっさりできるようになる・・・と思っていたのですが、今回はそのままではうまくいきませんでした。ルーターの初期設定が必要だったんですね。
実は、GMOとくとくBBの時の流れで、無料レンタルルーター側の設定は何も必要ない、と思い込んでいました。
そういうものだ、と思っていたのですが、そういうものではありませんでした。
実際には通常のWi-Fiルーターで実施するのと同じ設定が必要でした。それがわかっていれば自分でもできましたが、特別な設定があるのかと思って、初めからSo-netのサポートセンターに電話をし、教えてもらいながら設定をしました。
パソコンとルーターをWi-Fiで繋ぎ、一旦ルーター内に入って接続設定を実施する普通の流れでしたが、ここが、もしパソコンやスマホの操作にかなり苦手意識を持っている人だと、やや高いハードルに感じるかもしれません。
そういう意味で、ただ繋ぐだけで接続することができたGMOとくとくBBは、非常に楽でした。
ともかく、この設定時に、合わせてまだ完了していなかったv6プラスを申込しておきました。
通常はドコモ光の場合、特別申し込みをしなくても適用されるらしいのですが、私が既にBIGLOBEでv6プラスを利用中だったため、ちゃんと申し込みが入っていなかったらしいんですね。
そのため、ここで改めてv6プラスの申し込みをしたわけです。
そしてこの数日後、すぐにその申し込みは再びキャンセルされていました。
その結果に気づいたのが、2週間後のつい最近、というわけです。原因は、BIGLOBEでのv6プラスがそのまま継続利用になっていたためです。
So-netのメールアドレスに届いてた、キャンセル完了のメールをそのまま引用します。
いつもSo-netをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このたび、「v6プラス」のキャンセル手続きが完了しましたのでご連絡します。 ◆キャンセル理由について キャンセル理由は、「マイページ」よりご確認いただけます。
マイページでそのまま言われた通りに確認してみました。
IPv6サービスのお申し込み処理中または解除処理中です。
お手続き中のご契約有無を確認し、お手続き完了後、再度お申し込みをお願いします。
まぁ予想通りでしたが。つまりBIGLOBE側の手続きが進んでいないということですね。ということで、一旦BIGLOBEに確認してみることにしました。
BIGLOBEに解約の電話
通常ドコモ光のプロバイダーを変更した場合、以前利用していたプロバイダーは自動的に解約になります。
しかし私の場合、BIGLOBEで有料Wi-Fiルーターをレンタルしてv6プラスを利用していたことで、その部分がオプション扱いになっていたのかもしれません。
あるいは、ドコモ光の切り替え途中だったのかわかりませんが(それにしては遅すぎますが)、とにかく2週間経ってもv6プラスが切り替わらなかったため、BIGLOBEに現状がどうなっているのか、確認をしてみました。
すると、v6プラスはそのまま使える状態で継続されていたため、これをその場で解約手続きし、レンタルしていたWi-Fiルーターも返却手続きをお願いしました。返却キットが送られてくるということでした。
その際の手数料が1,300円、返却しなかった場合は16,000円かかるということでした。結構かかるんですね。ルーターの性能・価格に合わせてということかもしれません。
ともかくこれで、BIGLOBEの方は完全に片が付いた形になりましたが、完全に解約になるまで1~2週間かかるということでした。
その期間が何なのかはともかくとして、それが完了してからでないと、So-netでv6プラスを再度申し込みしても同じように解約になると思われるため、現状は「待ち」の状態です。
ドコモ光のプロバイダー変更のややこしさを実感
以前、GMOとくとくBBからBIGLOBEに変更した時(「BIGLOBEのIP v6オプションと高速Wi-Fiルーターを利用してみた結果」)にはもう少しスムーズに行ったような気がするんですが、今回はやや手間取ってしまいました。
それこそ、プロバイダーごとに対応が異なる、というわかりやすいケースかもしれません。
そして同時に、プロバイダーごとに違う、という点がドコモ光の最もわかりにくいポイントでもありますね。
ドコモ光として申し込みしているのだから、といって、今回すべてドコモインフォメーションセンターのドコモ光窓口で対応できたかと言ったら、できなかったはずです。
それがわかっていたので、今回は初めからBIGLOBEに電話したのですが。
ただ、ケースによってはこれが「それはドコモさんで・・・」「その件ならBIGLOBEさんに・・・」という具合にたらい回しになるケースもあるわけで、私はまだ比較的慣れているからいいものの、完全初心者の方であれば途中で何もかも嫌になってしまうかもしれません。
まぁつまり、改めて思ったのが、プロバイダー変更はよほど慣れている人じゃなければやるもんじゃない、ということです。
様々なトラブルの火種が隠れています。
例えば今回も、私が元々「So-netでv6プラスを利用したい」という明確な意向があったからよかったようなものの、もし何もわからない状態だったとしたら、とりあえずインターネットはつながっているのですから、気づかないままそのままにしていたかもしれません。
その場合、BIGLOBEで継続していたv6プラスやルーターはどうなったのでしょうか? もしかしたら、ルーターレンタルの月額料金(BIGLOBEは有料)を取られたまま、ずっと継続になっていたのでしょうか? そんな可能性も考えられます。
ただ、勘違いしていただきたくないのですが、これが通常のドコモ光新規申し込みであれば全く内容が変わってくるはずです。何故ならそこに、複数のプロバイダーが絡むことがないからです。
だからこそ、プロバイダーを後から他に変える必要がないように、最初、ドコモ光の新規契約をする段階で、しっかりと選んでおくのが、特に初心者の方にとっては正解です。
契約済みのSo-netの現状
とりあえず毎日インターネットは何の問題もなく利用できていますし、サポートセンターもフリーダイヤルで存在していて対応もいいので、大きな問題はありません。
後はBIGLOBE側の処理が終わり次第、もう一度v6プラスをSo-netで申込して速度を確認するのみです。
つまり現在、So-netのv6プラス無しの状態でのインターネットを毎日体感しているわけですが、思ったほど不便でもないです。まぁ、そう感じるのは、私が大容量の通信を行わないためかもしれませんが。最初にお伝えしたように、たまに重くはなりますけどね。
SNS等では、v6プラスがなかったころのSo-netの通信の遅さや不安定さに対する不満などをよく見かけていたので、そんなに悪いのかな?と思っていたのですが、今のところそんなに悪く言われる原因がよくわかりません。
むしろv6プラスなしでこれなら、快適な部類なのでは、と感じてもいます。
ちなみに、以前もご紹介しましたが、v6プラスを利用できているかどうかは、以下のサイトで確認ができます。
引き続き、v6プラスが申し込み完了し対応したら、その体感をご紹介しようと思います。
関連記事:「ドコモ光は本当にお得なのか」