ドコモのU30ロング割をわかりやすく解説/2022年5月31日で受付終了

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2021年9月21日から提供されていた、ドコモのU30ロング割の新規申し込みが、2022年5月31日をもって終了します。

対象プランの5Gギガホプレミア、ギガホプレミアを選択し、なおかつ利用者の年齢が30歳以下であるのなら、終了前に忘れず申し込みをしておきましょう。

あらためてU30ロング割の内容について、そしてU30ロング割適用の5Gギガホプレミアと、ahamo大盛りを比較した場合どちらがお得なのか、解説していきます。

 

ドコモのU30ロング割

ドコモのU30ロング割は、対象となる手続きを実施した際に、対象の料金プランを利用し、なおかつ年齢が30歳以下の場合に適用される割引サービスです。

割引額としては、適用月から6ヶ月目までが、3,839円(税込)の割引7ヶ月目から30歳まで(31歳を迎える誕生月まで)が毎月550円(税込)が長期にわたって割引されるというものです。

 

 

適用条件は以下の通りです。

対象者:申し込み時点で利用者が30歳以下であること

対象手続き:新規契約(他社からのお乗りかえ含む)、契約変更、機種変更、料金プラン変更。

対象プラン:5Gギガホプレミア、ギガホプレミア、ギガホプレミア(2年定期)

 

例えばドコモの5Gギガホプレミアを選択した場合、基本料金が税込7,315円ですが、そこから3839円が割引されるので、6ヶ月目までの月額料金は3,476円となります。

さらに、みんなドコモ割3回線以上(1,100円割引き)ドコモ光セット割(1,100円引き)dカードお支払割(187円)をすべて割引すると、月額1,089円まで安くなります。

ただし、6ヶ月目までの料金なので、それ以降は毎月550円の割引きに切り替わるため、毎月の料金は、4,378円となります。

5Gギガホプレミアはデータ容量無制限の使い放題なので、それを考えると4,378円でもお得と考えていいいでしょう。

 

なお、ギガホプレミア/5Gギガホプレミアは、3GB以下しか容量を利用しなかった月は、1,650円(税込)が割引される仕組みですが、その場合、U30ロング割の6ヶ月目までの割引額が若干減り、合計での最安値が、3GBを超えて利用した月と同じ、月額1,089円になるよう調整されます。

 

新規申し込み受け付けは2022年5月31日で終了

U30ロング割の新規受付は、2022年5月31日で終了となりますが、既に適用されている割引はそのまま継続されますので心配はいりません。

2022年5月31日までにU30ロング割の新規申し込みをすれば、そこから6ヶ月目までの割引きと、30歳までの割引はそのまま適用されます。

ただし、6月以降の新規申し込みはできなくなりますので、申し込みを検討している人は急ぐ必要があります。

 

U30ロング割適用の5Gギガホプレミアとahamo大盛り(アハモ大盛り)比較

ahamo(アハモ)の大容量プランとして、月合計100GBまで使えるahamo大盛りが発表されていますが、U30ロング割を適用した5Gギガホプレミアと比較した場合、どちらがお得になるのでしょうか。

 

ahamo大盛りの料金は非常にシンプル、元々のahamoの月額料金2,970円に、大盛りオプション1,980円を追加するだけ。つまり合計金額が4,950円(税込)です。

 

 

一方で、5Gギガホプレミアは、基本料金が7,315円、U30ロング割適用で、6ヶ月目までは月額3,476円です。しかも使えるデータ容量も無制限使い放題。この時点で既に有利ですが、加えてドコモ光セット割、みんなドコモ割、dカードお支払い割が適用されると、最安値で月額1,089円まで安くなるため、圧倒的に5Gギガホプレミア+U30ロング割がお得です。

 

 

ただし、7ヶ月目以降は、割引額が一気に減るため、7,315円から550円を引いた6,765円が基本となり、ドコモ光セット割以下、すべて適用した場合の最安値が4,378円(税込)となります。

三つの割引が適用されれば、ahamo大盛りよりも有利ですが、逆にドコモ光セット割以下、一切割引適用できない場合には、ahamo大盛りが有利となります。

また、ahamo大盛りには初めから5分以内国内通話無料がついており、料金もそれを含んだものとなっていますが、5Gギガホプレミアにはついていないため、必要に応じて5分通話無料オプション(770円)の申し込みをする必要があります。もちろん、その分料金が加算されますので、この点も5Gギガホプレミアが不利な点と言えます。

 

U30ロング割の注意点

U30ロング割が適用されるにあたっての注意点としては、やはり、適用6ヶ月目までと7ヶ月目以降30歳までの割引額が大きく異なる、という点です。

U30ロング割なら大きな割引が適用されたまま30歳まで利用できるわけではないので、この点しっかり認識しておきたいところです。

また、以下の場合にはU30ロング割の適用が終了となりますので、頭の片隅に入れておきましょう。

 

・割引期間が終了となる場合。

・利用者情報の年齢が満31歳を迎えた場合。

・法人名義へ名義変更した場合。

・電話番号保管を申し込みした場合。

・利用者情報を廃止した場合。

・契約回線を解約した場合。

 

その他にも、以下の注意点を理解しておきましょう。

 

・「U30ロング割」と「ドコモのロング学割」の両方の割引適用条件を満たす場合、「U30ロング割」が優先的に適用される。

・FOMAからXiへの契約変更の場合、手続き完了後「当日を含む7日間以内」に対象料金プランへ申し込みをすることで、「U30ロング割」が適用となる。

・対象外料金プランへの変更、法人名義への名義変更、電話番号保管のお申込み、利用者の年齢が満31歳を迎えた場合など、適用適用条件を満たさなくなった場合は、「U30ロング割」は廃止となり、当月末までの適用となる。

・「U30ロング割」が廃止された場合、受付期間中であっても再適用はできない。

・同一の利用者で、複数回線の「U30ロング割」適用はできない。

・U30ロング割に加入した場合、「U15はじめてスマホプラン」には加入できない。

 

U15はじめてスマホプランは、15歳以下の方がはじめてスマホを持つ場合に申し込みをすることができる、安価な料金プランです。データ容量は月あたり5GBを利用することが出来ます。詳細は以下の関連記事にて確認ください。→「ドコモのU15はじめてスマホプラン/U15はじめてスマホ割を詳細解説

U30ロング割と同じく、若い方向けの料金プランですが、両者の大きな違いとしては、利用できるデータ容量が全く異なる、という点が挙げられます。

利用状況に合わせて、そのほかのギガライトやahamoと合わせて、使いやすいプランを選択しましょう。

関連記事:「ギガライト2に変更してみた