dカード GOLDで年間どれくらいのdポイントが貯まるかチャレンジしてみる
dカード GOLDを既に利用している人は、dカード GOLDを積極的に利用していくと非常に大きなポイントが貯まっていくという事実はとっくにご存知のことだと思いますが、まだまだ年会費1万円に抵抗を感じてdカード GOLDの利用に踏み切れていない人も少なくありません。
そこで今回、私自身のポイントの貯め方/貯まり方を公開して、しっかり意識して活用していけばどの程度dポイントが貯まっていくのかをご案内しようと思います。
上記ポイントは、2018年4月上旬現在での私のポイント数です。
今までの累計ポイントですので、年間で貯まったものとは少し違いますが、とりあえず私の場合は、最低でも年間3万ポイント以上+年間利用額特典20000円分を狙っています。これに加えて機種変更応援プログラムプラスを利用すれば、iPhone Xを翌年、ほぼ手出しなしで新しいiPhoneに買い替えられる水準です。
そして2017年に関していえば、実際にこの水準はほぼクリアしています。→「dカード GOLDの年間利用額で200万円超えを達成したのでその方法を解説してみる」
しかし最近は、もっとうまく利用すればもっともっとポイントは貯まるのではないか、と感じている部分もあり、こういう点に気を付けて貯めていこう、というコツについて、まとめてみました。
もちろん人それぞれ生活環境の違いがありますので、誰しもこの通りにいくわけではありませんが、一つの参考例として確認されてみてください。
※dカード GOLDについて改めて確認したい人はこちらをどうぞ→「dカード GOLDは本当にお得なのか」
目次
目標:年間3万ポイント+年間利用額特典2万円分
dカード GOLDで年間獲得ポイント3万ポイントを目指すためには、月あたり2500ポイントほど獲得していく必要があります。
ドコモの利用分とドコモ光利用分に対しては、10%還元があるためかなり効果的に貯めることができますので、例えば家族3台でシェアパックを利用しており、家族カードも有効に活用することができていれば、月あたり1500ポイント程度獲得していくのは難しくないと思います。
しかしそれでも、まだ2500ポイントまでは1000ポイントほど足りません。そして何より、この残りの1000ポイントを獲得していくのがなかなか難しく感じられている人が多いのではないかと思われます。
dカード GOLDでiD決済およびクレジット決済を利用した際に貯まるポイントは1%、つまり、10万円の利用をしてようやく1000ポイントです。なかなかハードルが高く感じられるかもしれません。ただ、実際のところはうまく使いまわしていけば、簡単にクリアできたりもします。
それは、実際に私が貯めたポイント数を見ていただければわかると思います。
2017年10月~2018年4月のdカード GOLDによる獲得ポイント
2017年10月獲得ポイント | 7911ポイント |
2017年11月獲得ポイント | 5866ポイント |
2017年12月獲得ポイント | 8034ポイント |
2018年1月獲得ポイント | 2368ポイント |
2018年2月獲得ポイント | 2556ポイント |
2018年3月獲得ポイント | 2421ポイント |
2018年4月獲得ポイント※12日まで | 2919ポイント |
合計 | 32075ポイント |
※2018年4月12日現在 ※2017年9月以前獲得分が少々含まれています。
これだけみると、嘘みたいに感じられるかもしれませんが、事実です。dポイントクラブのポイント獲得履歴から拾い出して計算してみました。
正直最初の三ヶ月はかなり効果的に貯まった方なのですが、うまくdカード GOLDを活用すると、これくらい貯まる、ということですね。年会費1万円など、既に二ヶ月で元をとってしまいました。あとは貯めれば貯めるほど、プラスになるばかりです。
では実際にどういう利用をするとこれだけ貯まっていくのかを解説します。
dカード GOLDによるdポイント獲得のコツ
レベル1「ドコモ+ドコモ光の利用」
まずは基本中の基本、ドコモの利用分に対する10%還元を最大限に活用します。
そのためには、家族分の回線もドコモにまとめるのは必須です。
その上で、dカード GOLDの家族カードを忘れずに発行し、家族分についても10%還元を獲得できるようにしておきます。
光回線についても、もちろんドコモ光にします。これがかなり大きな影響があります。dカード GOLD所有の上にドコモ光の利用があれば、戸建てタイプの場合、月あたり500ポイントが貯まります。年間にすると6000ポイントです。
これをしっかり拾えるかどうかで、ずいぶん変わってきます。まだ他社光を利用している場合には、忘れずにドコモ光に切り替えておきましょう。→「ドコモ光は本当にお得なのか」
レベル2「ドコモの機種購入代金」
ドコモのスマートフォンやiPhoneを利用するにあたって、新たに家族の分の購入だったり機種変更だったり、数年に一度は必ず実行する機会があると思います。
この際、月々サポートや端末購入サポートのあるなしにかかわらず、必ず機種代金はdカード GOLDを通して一括で購入します。
加えて、必ずドコモオンラインショップを活用します。
dカード GOLDで一括購入をする理由としては、当然のことながら購入分に対するdポイント1%を獲得するためです。ここで割賦を選択してしまうと、端末代金に対してはポイントが貯まりませんので、丸々損をしてしまいます。10万円の機種なら1000円分の損失です。
さらに、ドコモショップや家電量販店ではなく、ドコモオンラインショップを利用する理由としては、ドコモオンラインショップでdカード GOLDを通して機種購入をすれば、「dカード特約店」としてdポイントが倍、もらえるのです。以下は、私が今年、ドコモオンラインショップでApple Watchを購入した際の明細です。
通常もらえる527ポイントに加えて、「特約店」分としてさらに527ポイント、つまり2倍のポイントがもらえています。
もしこれが、割賦購入にしていたら丸々もらえなかったわけです。10万円の機種であれば、1000ポイント+1000ポイントで、2000ポイントも損をしてしまいます。
dポイントをたくさん獲得するためには、割賦購入は選択してはいけません。
ちなみに私は2017年、iPhone 8とiPhone Xをdカード GOLDで一括購入していますので、当然その分のポイントも加算されています。
関連記事:「ドコモオンラインショップでの機種変更/購入がリアル店舗よりも圧倒的に有利な件」
レベル3「生活における固定費」
このあたりから、ある程度意識をしないともらえない分のポイントになっていきます。
dカード GOLDを持っているのに思ったよりポイントが貯まらない、という方がもしいるとしたら、おそらく「ここができていない」という項目が以下、増えてくると思います。
まず、家計における固定費を洗い出します。それは生命保険だったり家賃だったり通信費、光熱費などがあると思います。
通信費については基本的にドコモに集約されていると思いますが、この支払いについてはdカードを当ててもポイントにはならないので、年間利用額が通信費を含めなくても200万円を超過しそうなら、あえて他社カードを充てて他社ポイントを獲得しておく方がお勧めです。ただし、年間利用額が200万円いかない、またはギリギリという場合にはdカード GOLDでの決済にしておきましょう。
通信費以外の固定費については、できる限りdカード GOLDで支払うようにします。私の場合、家賃や生命保険の保険料などだけで、軽く月9万程度は行くので、非常に大きいです。家賃は最近クレジットカード払いができるところも増えてきていますので、確認してみるといいでしょうし、これから賃貸物件を探しているのであれば、それも条件に含めてみてもいいかもしれません。
仮に月7万の家賃であれば、月700ポイント、年間8400ポイントが貯まります。
持ち家でローンを組んでいたりする場合には、残念ながらこの部分での追加ポイントを計算することはできません。
レベル4「生活における変動費」
食費やガソリン代、娯楽費、レジャー費などの変動費は、毎月かなりの変動があると思いますが、うまく活用すると、ここをすべてdカード GOLDに集約できます。
食費はカード決済かiD決済、ガソリン代はカード払いで特約店のエネオスを利用、外食はdカード特約店を中心に利用、レジャーで高速道路を使うならETCカードを忘れずに利用し、飛行機で出かけるならdカード GOLDで決済、宿泊費もdカード GOLDを利用し、できればdトラベルから購入できれば最高です。ただ、希望の便などが見つけられないこともありますので、その場合にはそこまでこだわる必要はありません。
生活の中での意識としては、「とにかく現金を使わない」という意識が大切です。
首都圏の場合など、「iD」とクレジット決済だけでは不便なこともあると思いますので、そこは状況に応じてSuicaなどをうまく使い分けましょう。
レベル5「出張費・接待費などの経費」
実は見逃しがちなのがここです。
仕事における接待だったり出張のための飛行機代などの経費を、とりあえず自費で出しておいてあとで返してもらうというフローが発生することもあると思います。
ここでdカード GOLDをその経費の支払いに利用することができれば、劇的にポイントが貯まります。
ただし、会社員の場合には、会社によって経費を個人のクレジットカードで支払うことは認めてくれない可能性もありますので、必ず事前に確認しましょう。
ここで有利になるのは、フリーランスなど個人事業主の方や一人法人の方の場合です。経費分まで自分のdカード GOLDで支払いをすることで、ポイントは自動的にいくらでも貯まります。
ちなみに私が10月11月とかなりのポイントを貯めることができたのも、この部分が実は大きいです。
ただ、法人も規模が大きくなってくるとさすがに個人カードを利用するわけにもいかないでしょうから、その場合には法人カードを別に用意した方がいいでしょう。→「ドコモの法人契約で利用したい法人クレジットカード」
レベル6:「大人数での飲み会費用などを立て替える」
例えば年末年始なら忘年会や新年会、3月になったら送別会、4月なら歓迎会、夏には納涼会やバーベキュー、各季節ごとに大きな規模の飲み会や集まりが、職場や友人知人で行われることも少なくないと思います。
これを最大限に活用し、幹事的な役割を引き受けてみると、実は大きなポイントを貯めることができます。
つまり、それぞれの費用については個別に現金で集めます。しかし実際に飲み会会場で支払いをする際には自分のdカード GOLDで支払いをします。
たったこれだけで、かなりのポイントが貯まります。
例えば一人の予算が4000円の飲み会で20人集まるとしたら全体での費用は8万円、dカード GOLDで手に入るポイントは800ポイントです。こうした飲み会を年10回主催すればそれだけで8000ポイントです。年間利用額もこれだけで一気に80万円です。
特にこの技は普段から幹事役を買って出ていたり任されたりすることが多い人にとっては、非常に大きな臨時収入となります。
レベル7「ふるさと納税・所得税(国税)」
ふるさと納税の利用して損をしない基準額は、年収ごとに決まっており、所得が大きければ大きいほど、ここでは完全に有利になります。
どれくらいの金額までふるさと納税を実施しても大丈夫なのかは、楽天ふるさと納税の控除金額シミュレーターが便利です。→楽天控除金額シミュレーター
ただし、年収については控除分などを計算に入れないと正確に出てこないので注意しましょう。
例えば、妻子なしで控除後の年収額が500万円とすると、約63000円ほどまでは自己負担額2000円でふるさと納税を実施することができます。
お礼の品は大体寄付金額の3割くらいの価値のものが準備されていますので、2万円弱程度のお礼の品をもらえることになります。
この、63000円の寄付を、そのままdカード GOLDで実施すれば、単純にポイントとしては1%の630ポイントが手に入ります。
もし年収が2000万円くらいあるとしたら、56万円分ものふるさと納税を実施することができ、dカード GOLDでその寄付を実施すれば、ポイントとしては5600ポイントとなるわけです。かなり大きいですよね。この部分についてはとにかく所得が大きければ大きいほど有利となります。
また、個人事業主で仮に所得税が100万円あるとします。これを全額dカード GOLDで支払えば、ポイントとしては1万ポイントもらえる形となります。
所得税のクレジットカード支払いには手数料がかかるため、実際のところそれほどお得ではないのですが、単純にdカード GOLDの年間利用額を積み上げることができ、年間利用額特典2万円分を獲得できる可能性が飛躍的に高まります。→「dカード GOLDで国税(所得税)納付はかなりお得だった」
番外編:「年間利用額特典」
年間利用額特典については、dポイントを獲得できるわけではありませんので別枠にしておきます。別記事でもよく取り上げていますので、そちらも参考にされてください。→「dカード GOLDの年間利用額特典を最大活用する」
とりあえず最初の目標は年間100万円で1万円分の特典獲得、うまくいけば年間200万円利用で2万円分の特典獲得です。
これは非常に大きいです。
単純にdカード GOLDを利用してのdポイント獲得については、年間300万円利用して単純計算3万ポイントとなりますが(ドコモ利用分の10%還元は除く)、これに年間利用額特典2万円分が加われば、年間300万円の利用で、合計5万円分(dポイント3万+特典2万円分)を獲得することができるというわけです。
実際に年間利用額200万円を突破した内容については別記事にて解説しています。→「dカード GOLDの年間利用額で200万円超えを達成したのでその方法を解説してみる」
dポイント獲得を年間通して確認していく
ということで、2017年、年間利用額の200万円をどうにか達成できたこともあり、自分自身のdポイントの獲得額も今後追っていきたいと思います。
毎月獲得ポイントを意識することで、dカード GOLDの利用に対する意識も高まると思いますし、実際にどれくらい貯まったのかを知ることで、dカード GOLDの魅力をより強力に伝えることができるかなとも考えています。
2017年10月から、としているのは、単純に9月にdブックで気になる漫画を大量に購入してしまい、dポイントを消費してしまったためで、わかりやすく10月から改めて貯めようと思った次第です。
dカード GOLDをまだ利用しておらず、年会費1万円という部分に対する抵抗を払拭できない方に対しても、うまく貯めればこれくらい貯まる、ということが、しっかり伝わっていけばと思います。
もちろん、dポイントを貯めるばかりがdカード GOLDのメリットではないことは、「dカード GOLDは本当にお得なのか」にてお伝えしている通りです。
「自分のdポイントは毎月どれくらい貯まっているのだろうか」と、これを機会に改めて意識するきっかけにしていただければと思います。