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スマホの文字入力予測変換を消す方法/スマホに残る様々な履歴

   

スマートフォンを利用していると、様々な痕跡がスマホの中に蓄積されていきます。

それは電話の発着信履歴メールのやりとり、LINEのトーク履歴フェイスブックツイッターなど、一目でわかるものばかりではありません。

例えば、googleの検索履歴であったり、ブラウザの閲覧履歴であったり、そして果ては文字入力の際の予測変換に至るまで、スマートフォンは利用者に合わせて便利に変化していく半面、個人情報を丸ごと抱え込んでいるのです。

そんなスマートフォンを、もし他人が利用したらどうなるでしょうか。

利用しているユーザーの、趣味嗜好や人となりまで、ありとあらゆる情報が閲覧され、予測されてしまいます。

どうしても人に知られたくない趣味や考え方の一つや二つ、誰しも持っているものです。

しかしたとえ恋人や家族であっても知られたくない、そんな内容をしっかり自分で管理し把握するための方法を考えていきます。

見られたら困るスマホの情報

他人に見られたら困るスマホの情報としてはどういう情報が考えられるでしょうか。

改めて書き出してみます。

 

見えやすい情報 見えにくい情報
電話発着信履歴 Google・ブラウザ検索履歴
メール履歴 ブラウザ閲覧履歴
LINE・Facebook・TwitterなどSNS履歴 文字入力予測変換
写真など画像情報 ナビの情報
メモ・スケジュール等の情報 画像の位置情報
おサイフケータイ利用状況 アプリインストール履歴

 

とりあえずすぐに考え付くのはこれくらいでしょうか。

「見えやすい情報」は主に、自分が誰かにスマホを見られたらまずいと考えたときに、自主的に消すであろう情報です。

逆に「見えにくい情報」は、ついつい自分でも消すのを忘れてしまい、それが原因で見られてはまずい何かが誰かに露見してしまうような、危険な情報です。

今回はその中でもなかなか気づきにくい、「文字入力の予測変換」について考えてみます。

 

実は危険な文字入力予測変換

ついつい忘れがちだけれども、実は結構な危険があるのが文字入力の予測変換です。

最近のスマートフォンの文字入力機能は、ATOKをはじめメーカーごとに様々な日本語入力ソフトがインストールされていますが、どれも昔と比べると非常に賢くなってきています。

そのため、普段よく入力する言葉はしっかり覚えており、入力したことがある文脈はしっかり把握しています。

 

この予測変換機能は、場合によっては浮気調査などでも利用されてしまう恐れもありますし、どんな文章をスマホの利用者が過去に入力したかが予測されてしまう可能性があります。

例えば、「鈴木花子」という名前を普段よく入力しているとします。

この場合、文字入力画面で「す」と打った時点で予測変換として「鈴木」とか「鈴木花子」という名前が出てくる可能性が非常に高いのです。

利用頻度やつい最近入力していると、ほぼ確実に出てくると考えたほうがいいでしょう。この機能によって入力者は非常に楽をして入力をすることができる反面、見知らぬ誰かが「す」と入力しただけで、「鈴木花子」という人物の存在が浮かび上がってきてしまうわけです。

もし夫のスマホを妻が利用し、何気なく「す」という文字を入力しただけなのに、見知らぬ「鈴木花子」の名前が出てきたらどう思うでしょうか。

普段見逃しがちなのですが、この文字入力の予測変換機能は、非常に危険なのです。

 

文字入力予測変換は文脈も予測する

文字入力予測変換の危険性について続けます。

もし前項のパターンで、妻が夫のスマホを利用して「す」と入力したときに「鈴木花子」の名前が出てきた場合に、それだけで済めばまだいいのです。

何故なら、予測変換は賢すぎるがゆえにその続きの文脈を過去の例に照らして再現してしまうのです。

次の入力候補に出てきた文字がこんな文字だったらどうでしょうか。

「会いたい」「愛している」「いつ会える?」

 

上記のようなケースは、浮気が予測変換によってばれてしまう、というケースですが、これは個人の問題に限りません。

例えば、社内専用のタブレットで休憩時間に転職情報を探していたとしたらどうでしょうか。文脈でこんな風につながってしまうかもしれません。

「転職」「辞めたい」「稼げる仕事」「上司のパワハラ」

この社員は、検索履歴は賢く消去できたかもしれませんが、まさか文字入力の予測変換でそんな文字列が出てくるとは考えられなかったに違いありません。

その上司が同じタブレットを利用した際に、「て」と入力したところで「転職」という候補が出てくるので、もし気になって上司がそれを選択したなら、次々とそれに続く文字列が再現される可能性が高いわけです。

 

あくまで一つの例ではありますが、個人のスマートフォンだけでなく、会社や公共の場で共有するタブレットなどでも注意する必要があります。誰かと共有するスマートフォン/タブレットでは、確実に注意しなければなりません。

 

家族でタブレット共有はおすすめできない

最近、一家に一台タブレットを、という風潮もあり、自宅に家族用のタブレットがある、という人も多いのではないでしょうか。

ただし、文字入力の予測変換機能という便利機能があるタブレットを、家族で共有するのはまったくおすすめはできません。

家族共有タブレット、ということは、文字入力予測変換ばかりではなく、検索履歴や閲覧履歴ももちろん共有されてしまうわけです。いつ家族の誰が何を見て、どんな検索をしたのかがすぐにわかってしまいます。

あくまで共有タブレットを利用する場合には、いつ誰が検索履歴や閲覧履歴、入力文字を閲覧しても大丈夫な情報のみ扱った方が無難です。

最近のタブレットの中には、利用ユーザーを切り替えて使うことができるarrows Tabのようなタブレットも存在しますが、まだまだ少数派だと思いますし、それを使いこなせている人も少ないと思います。

だからこそ、共有タブレットの利用時には細心の注意を払う必要があるのです。

 

文字入力予測変換の削除方法

ここで、その文字入力についての予測変換の削除方法についてです。

文字入力予測変換をなくすためには、その日本語文字入力を司っている日本語文字入力ソフトやアプリの設定から入る必要があります。

「設定」の中の「言語と文字入力」を選択します。

 

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写真はGalaxyの画面ですが、ほかの機種でも「言語と文字入力」を選択すると大体同じような画面になります。

元から入っている「Samsung日本語キーパッド」や後からインストールした「ATOK」などが入っています。選択しているのはATOKなので、ATOKの右にある歯車のマークからさらに設定に入ります。

 

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設定の中に「変換・候補」という項目があります。このあたりから、日本語文字入力アプリによって表現が違ったり場所が違う場合があります。

 

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見つけたかったのは「学習データの初期化」という項目です。他の日本語入力アプリでもほぼ対応していると思います。同じような表現が用いられていることがほとんどです。

この学習データを初期化してしまうと、初期の状態に戻り、日本語文字入力の予測変換はすべて初期化され、何もなくなります。

もちろん、実際に消したかった文字変換だけでなく、すべての学習内容が初期化されてしまうため、せっかく培って育ててきた日本語機能がまた最初に戻ってしまうため注意が必要です。

ただ、ここでいったん初期化をしておけば、あとは上記の写真でいえば「学習の有効化」を外してしまったり、「推測変換」をしないようにすれば、学習をしないので、わざわざ毎回学習データを初期化する必要がなくなります。

予測変換を試してみて、どうしても出てきては困る文字列が出てきてしまうときには、この学習データの初期化をぜひ実施してみましょう。

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