少し思うところがありまして、iPad mini購入時に新規で申し込みしたデータプランの回線を、ギガホに変更しようと考えました。
基本的にドコモショップにわざわざ行くのが嫌なので、オンラインとドコモインフォメーションセンターへの電話ですべてを終わらせたいと思い、手続き方法を考えました。
私の当初のイメージはこうです。
「シェアパック関連手続きはオンラインではできないはずなのでドコモインフォメーションセンターへ電話をしないといけない」。
この認識は、一部正解で一部誤りでした。
シェアパック子回線からギガホ/ギガライトへの変更方法と合わせて、詳細を解説していきます。
関連記事:「ドコモのギガホ/ギガライトをわかりやすく完全解説」
オンライン手続きでもシェアパック廃止は可能
以前何かの手続きかは覚えていないのですが、シェアパックに関連した手続きがオンラインでできなかったことがあり、それ以降、「ドコモのオンライン手続きではシェアパック関連手続きはできない」と思い込んでいたのですが、これは単純に間違いでした。ギガホ/ギガライトのスタートに伴い、もしかしたら多少変更も入ったのかもしれません。
シェアパック廃止手続きは思った以上にあっさりできる感じでした。あと登録するだけ、というところまで行ったのですが、同時にプラン変更ができなかったので登録はしませんでした。
今からシェアパックの廃止をする場合に、プランを変更しない、という方はおそらくいないと思いますので、同時にギガホ/ギガライトへの変更を実施する必要があります。
当然私も変更を希望していました。ギガライトではなく、ギガホに変更したいと思っていました。→「ドコモのギガホは本当にお得なのか」
ただ、オンラインでシェアパックの廃止と同時にプラン変更を進めようとすると、選択肢がデータプラスしかありませんでした。利用しているプランがデータプランであるため、そうなってしまったものと思われます。
もし私が既にギガホ/ギガライトのいずれかのプランを所有していれば、その回線を代表にしつつデータプラスを組むことはできましたが、私はまだ一回線もギガホ/ギガライトを所有していませんので、そもそもデータプラスを選んだところで紐づける回線がなく、手続きをそれ以上進めることができません。
となると、そのまま進めるにはシェアパックを廃止しつつデータプランはそのまま、という状態になってしまいます。
結果どうなるかというと、シェアパックが月末で廃止となり、翌月以降は現在みなしで契約されているベーシックパックが適用されることになります。
当たり前ですが、シェア子回線がベーシックパックになれば、料金は単純に2,400円も上がります。
ギガホにはできず料金だけ上がってしまえばそれこそ何のために変更したかわかりません。
もちろんギガホにしても料金は上がるのですが、元々目的が「ギガホにすること」なので、ここは料金面は度外視です。
とりあえずここで、行き詰りました。少なくともオンライン手続きでは、一度の手続きで、シェアパック子回線のデータプランをギガホにすることはできないことがわかりました。
オンライン手続きではデータプランからギガホ/ギガライトへの変更はできない
しかしです。データプランをギガホ/ギガライトに変更できない、ということはないはずです。データプランと音声プランの行き来はそれまでもできましたから、手続きできないことはないはずです。
シェアパック廃止と同時だからできないのだろうか、と予測し、ドコモインフォメーションセンターに確認をしてみました。
その結果わかったことは、シェアパック廃止と一緒だからできないのではなく、データプランからの変更だからできない、というものでした。データプランからギガホ/ギガライトへの変更については、ドコモショップまたはドコモインフォメーションセンターへの電話でなければ変更手続きができません。
重要ですが、正直あまりこのケースはないだろうとも思います。
タブレットやiPadで利用しているデータプランを変更するなら、データプラスにした方が圧倒的にお得で、あえてギガホ/ギガライトにする必要はないためです。→「ドコモのデータプラスがとにかく安い!?」
ただ、あるとしたら、タブレットやiPadを複数台持っていて、ギガホ/ギガライトの回線数に対してタブレット/iPadの回線の方が多い場合です。
データプラスはギガホ/ギガライトの親回線1回線に対して1契約しか紐づけることができませんから、タブレット/iPadの台数が多いとデータプラスで紐づけできず溢れてしまう回線が出てきます。この場合、データプラスを適用せず、単独のギガライトにする必要に迫られます。
いずれにせよレアケースかもしれませんが。
とにかくデータプラン利用時にはオンライン手続きでギガホ/ギガライトには変更できない、という点だけ覚えておきましょう。
ドコモインフォメーションセンターで手続きした結果
その内容を教えてもらったドコモインフォメーションセンターへの電話で、そのままシェアパックの廃止とギガホの申し込みを済ませてしまいました。
結果、該当回線は8月末をもってシェアパック廃止、残るシェアグループはそのまま継続。翌月よりギガホに変更。完全に単独の回線になります。ただ、ファミリー割引内には残りますので、みんなドコモ割(3回線以上)が適用、ドコモ光セット割も適用、なおかつギガホ割も適用です。
注意点として、残り21回残っている月々サポートが消滅します。これは覚悟の上です。しっかり手続きの際にオペレーターの方に注意喚起されましたが、問題ありませんと答えました。実際には、かなりもったいないので月々サポート終了後の変更が推奨です。
ということで、9月以降は初めてのギガホを試しに利用してみることにします。
シェアパック子回線をギガホ/ギガライトに変更する方法
シェアパック子回線をギガホ/ギガライトに変更する方法が、以上で明確になりました。
私は今回データプランだったため、オンラインでの手続きができませんでしたが、通常の音声プラン(シンプルプラン/カケホーダイライト/カケホーダイプラン)であれば、オンライン手続きでギガホ/ギガライトへの変更は可能です。その際、シェアパックの廃止(シェアグループからの離脱)も同時に実施できます。
思いのほか、簡単でした。自分の名義であれば代表云々は一切関係なく、自分でサクッと手続きできます。
該当回線の料金は、ギガホ/ギガライトで計算した料金が翌月から適用される形となり、残されたシェアグループは、1回線分が抜けた状態でそのまま維持されます。もしシェアパック分割請求オプションを利用している場合には、1回線負担回線が減ることで、全回線の負担が若干ずつ上がる形になります。
料金の請求はそのまま何も変わりませんので、一括請求なら一括請求分に新しいギガホ/ギガライト分の料金が加算されますし、個別請求であればシェア子回線としての料金がギガホ/ギガライトとしての料金に変わります。
ちなみに、シェアパック代表回線をギガホ/ギガライトに変更した場合には、シェアパックが全廃止となり、子回線は旧プランのまま、みなし契約していたベーシックパックやデータS/Mパックが本適用されますので、いきなりこれをやってしまうと全体の料金が跳ね上がります。間違っても計画なしに代表をギガホ/ギガライトに変更するのはやめておきましょう。
シェアグループとギガホが存在する料金
今回の変更手続きにより、私の一括請求グループの中には、シェアグループとギガホが同時に存在する形になりました。
正直、この形は完全にねじれた形であり、料金的には最も不利で推奨できない形です。
私はあえて変更しましたが、実際にはこのような形にならないように、タイミングを見つつ変更手続きは実施していただくのが正解です。
シェアグループであればシェアグループのみ、ギガホ/ギガライトであればそれのみという形で全回線が統一されているのが理想ですね。
私は今回、数ヶ月試しに利用してみて、納得出来たらその回線に関しては解約しようかと考えていますが、解約金が1,000円になるという話もありますし、それにも少し期待したいと思っています。
とりあえず9月以降ギガホを試してみて、何か思うところがあればまた報告しようと思います。