「ドコモ ポイ活 MAXは本当にお得なのか」
「結局、元が取れるのか」
そう気になっている方は多いと思います。
2026年4月末に還元キャンペーンが終了し、dカードの種類によって還元率に大きな差が生まれました。キャンペーン中は全員が最大還元を受けられていましたが、現在は持っているカードによって話が変わります。
先に結論を言うと、dカード PLATINUMを持っていて月5万円以上の決済がある人以外は、元が取れるかどうか微妙です。 dカード GOLDで損益分岐点を超えるには月1万円以上の決済が必要で、それ以下なら普通のドコモ MAXで十分という計算になります。以下、詳しく見ていきます。
2024年の「ahamo ポイ活」に何が起きたか
2024年4月にスタートした「ahamo ポイ活」を当時検証したとき、最大の問題は構造にありました。大盛りオプション(月額1,980円)とポイ活オプション(月額2,200円)を両方加入させた上で、月の上限4,000ポイントしか還元されないという設計で、どう計算してもオプション代の元が取れない仕組みでした。
その後、2025年6月5日のドコモ料金プラン再編に際して、eximo ポイ活は新規受付を終了。代わって「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」が新設されました。構造上の問題だった「オプション2段重ね」はなくなり、ポイ活機能が最初から組み込まれた単独プランになっています。
ahamo ポイ活については現在も継続しており、新規加入も可能です。ただしこちらも後述のキャンペーン終了の影響を受けています。
現行ポイ活プランの概要
2026年6月時点のドコモのポイ活プランは以下の2種類です。
ドコモ ポイ活 MAX
データ無制限のフラッグシッププランです。基本料金は税込11,748円ですが、各種割引の適用後に大きく下がります。
各種割引を最大限適用(みんなドコモ割3回線以上+ドコモ光セット割+dカード GOLD支払い割)すると、月額は約4,928円まで下がります。さらにポイント充当で実質2,948円という試算が公式でも示されています。ただし「実質2,948円」はあくまで最大割引+最大ポイント充当が前提で、条件を満たさない場合は全額が相応にかかります。
セット割が適用されていない単身者などは、割引後でも月額7,000〜8,000円台になるケースがあります。
ドコモ ポイ活 20
月間20GBと無制限の二段階制プランです。20GB以内に収まれば安く、超えると上がる仕組みです。基本料金は20GB以内で税込7,370円、20GB超で税込9,570円です。こちらも割引適用で下がります。
キャンペーン終了で何が変わったか(2026年5月以降)
ここが今この記事を書き直している最大の理由です。
2026年4月30日をもって「ドコモポイ活ポイント還元キャンペーン」が終了しました。このキャンペーンは開始当初から2026年4月末まで、dカードの種類にかかわらず全員が最大還元率を受けられる内容でした。
キャンペーン終了後の現行の還元率は以下のとおりです。
| dカードの種類 | ポイ活MAXの還元率 | ポイ活20の還元率 |
|---|---|---|
| dカード PLATINUM | 10% | 5% |
| dカード GOLD | 5% | 2% |
| dカード GOLD U | 5% | 2% |
| dカード(通常) | 1% | 1% |
キャンペーン中は全員が上記表の最高率(PLATINUMと同等)を受けられていたわけですが、それが終わりました。
dカード GOLDユーザーにとって何が変わったかというと、ポイ活 MAXでは5%還元のまま変更はありません。ただし上限ポイントは5,000ポイントで、5%還元なら月10万円の決済が必要です。
dカード GOLD で元が取れるか計算してみる
現行のドコモ ポイ活 MAXを、dカード GOLDで使う場合を計算します。
まず、ドコモ ポイ活 MAXとドコモ MAXの差額を確認します。各種割引適用後のドコモ MAXが約4,378円とすると、ドコモ ポイ活 MAXは約4,928円で、差額は550円です(dカードお支払割の差額分)。
つまり、ポイ活プランを選ぶことで毎月550円ほど多く払うことになります。この550円を回収するために必要なポイント還元額を計算します。
5%還元で550円分のポイントを得るには、11,000円の決済が必要です。月11,000円以上をdカードまたはd払いで使うなら、ドコモ MAXではなくポイ活 MAXを選ぶメリットが生まれます。
月11,000円の決済という条件は、日常的な買い物をdカード払いにしている方なら十分に達成できる水準です。元記事で問題にした「大盛り+ポイ活オプションで月4,180円追加」という構造に比べれば、現行の損益分岐点はずっと現実的になっています。
dカード PLATINUMなら話が変わる
正直に言うと、現行のポイ活プランはdカード PLATINUM前提で設計されていると感じます。
dカード PLATINUMは年会費29,700円(税込)のプレミアムカードで、ポイ活 MAXでの還元率が10%です。月5万円の決済で上限5,000ポイントに達し、ポイ活 MAXとドコモ MAXの差額550円を大きく上回る還元が得られます。
一方でdカード GOLDの場合、5%還元・上限5,000ポイントという条件は同じですが、上限に達するには月10万円の決済が必要です。月10万円をdカードで使う生活が現実的かどうかは、人によって大きく異なります。
ahamo ポイ活の現状
ahamo ポイ活は現在も新規加入可能です。「ahamo大盛り」を利用していることと、ポイ活オプション(月額2,200円)の加入が条件です。
キャンペーン終了前は、dカードの種類にかかわらず一定の還元率が保証されていましたが、2026年5月以降はカードの種類によって還元率が変わっています。2024年に私が検証した時点では「大盛りオプション+ポイ活オプションで月4,180円の追加負担に対して上限4,000ポイントしか還元されない」という問題がありましたが、この構造は変わっていません。
ahamo ポイ活でお得になるのは、大盛りオプションを元々使っていて、なおかつ毎月かなりの額をdカードまたはd払いで決済している方に限定されます。これも変わっていません。
dカード GOLDへの率直な評価
元記事で「dカード GOLDへの絶望が深まった」と書きました。その後dカード GOLDはどうなったかというと、新プランへの移行でポイ活の文脈では一定の立場は確保しているものの、PLATINUMという上位カードが登場したことで、「dカード GOLDが最上位」という前提が変わっています。
ドコモ ポイ活 MAXでの還元率が5%というのは、年会費11,000円のカードとして悪い数字ではありません。ただ、最大還元を受けるには月10万円の決済が必要というハードルは、人によっては高いです。
dカード GOLDの年会費11,000円に対して、ドコモ・ドコモ光の利用料金に対する10%ポイント還元(毎月の通信費が1万円超なら年間1万円以上の還元)は今も有効です。ポイ活プランの還元とは別軸の話なので、混同しないようにしてください。
結論:今のポイ活プランは誰にお勧めか
2024年の結論「申し込む価値ゼロ」から、現行プランの評価は少し変わっています。構造上の欠陥はなくなり、損益分岐点も現実的になりました。
ただし、以下の条件を満たす方向けです。
ドコモ ポイ活 MAXがお勧めな方
- ドコモ回線+ドコモ光で各種セット割が適用される環境にある
- データを毎月大量に使うため無制限プランが必要
- dカード GOLDを持っていて、月々の決済がそれなりにある(1万円超が目安)
- dカード PLATINUMを持っている、または取得を検討している
メリットが薄い方
- 単身者でセット割が1〜2回線分しか適用されない
- データ消費が20GB以内に収まることが多い(ポイ活20の方が合うかもしれない)
- dカード GOLDの月の決済額が1万円以下
- dカードを持っていない、または使う場面が少ない
2024年当時と変わらず言えることは、「ポイ活プランを選べば誰でも得」というものではありません。自分の使い方と照らし合わせて判断してください。


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