2019年6月1日より提供開始されるギガホ/ギガライトに合わせて展開されるキャンペーンの一つが、「はじめてスマホ割」です。
同じ名称での割引キャンペーンは過去に何度も展開されているため、何となく馴染みのあるキャンペーンではありますが、内容は都度異なっているので確認しておく必要があります。
現在ドコモケータイ(ガラケー)を利用しているドコモユーザーおよび他社ケータイユーザーが対象です。
料金を理由に今までスマホに変えられなかった人も、ギガライトの開始に伴い、ガラケーとほぼ変わらない水準で利用できる可能性も高まりましたし、このチャンスは活用していきたいところです。
詳細内容を確認していきます。
はじめてスマホ割の詳細内容
ドコモのはじめてスマホ割は、はじめてケータイ(ガラケー・フィーチャーフォン)からスマホに変更するユーザーを対象として適用する割引です。内容としてはウェルカムスマホ割に近いのですが、割引期間と割引額、対象プランに違いがあります。
割引対象プラン
ギガホ/ギガライト
割引期間/申し込み期間
割引期間・・・初回適用月から最大12ヶ月(ウェルカムスマホ割から引継ぎの場合は、ウェルカムスマホ割の終了日を引継ぎ)
申込み期間・・・2019年5月22日~(※5月22日から5月30日は対象プランであるギガホ/ギガライトの事前予約受付期間)・終了時期は未設定
割引金額
1,000円/月
適用開始時期
対象オーダー内(同一オーダー)で適用条件を満たす回線については、当月から「はじめてスマホ」割が適用。(月途中における新規契約の割引額は日割り計算)
対象料金プランを「翌月から適用」とした場合、「はじめてスマホ割」も翌月から適用
適用終了条件
以下のいずれかに該当した場合、当月末までの適用。
・割引適用条件(対象料金プラン)を満たさなくなった場合
・回線解約
割引適用条件
以下の条件をすべて満たすこと。
【対象オーダー】
1.契約変更
2.以下の料金プランから対象料金プランへの変更
・ケータイプラン
・ケータイプラン(定期契約なし)
・カケホーダイプラン(ケータイ)
・カケホーダイプラン(ケータイ):定期契約なし
・カケホーダイライトプラン(ケータイ)
・カケホーダイライトプラン(ケータイ):定期契約なし
・シンプルプラン(ケータイ)
・シンプルプラン(ケータイ):定期契約なし
3.MNPポートインでの新規契約(他社フィーチャーフォン利用者)
4.「ウェルカムスマホ割」適用中のユーザーが対象料金プランへの変更
【契約種別】:Xi
【契約者名義】:個人名義・法人名義
【対象料金プラン】
・ギガホ
・ギガホ:定期契約なし
・ギガライト
・ギガライト:定期契約なし
【利用中端末】
<上記「1:契約変更」「2:料金プラン変更」の場合>
直近にドコモ販売店にて購入手続きし、ドコモに登録されている最新購入機種が下記対象機種で、かつ18ヶ月以上利用していること。
・ドコモケータイ
・らくらくフォン(らくらくスマホ除く)
・キッズケータイ
<上記「3:MNPポートインでの新規契約」の場合>
契約時に他社フィーチャーフォンからのMNPポートインであることが確認できること
適用条件は、こうしてみてくると結構ややこしくも感じますが、一言で言えば、フィーチャーフォン(ガラケー)からスマートフォンへの変更(MNPポートイン含む)を行うユーザーを対象とした割引サービス、ということになります。その上で、細かい適用条件を上記に当てはめてチェックしてみましょう。
以外に見逃しがちなのが、「他社ユーザー」でも現在フィーチャーフォンを利用しているのであれば、MNPポートインすることで適用されるという点です。しっかり確認しておきましょう。
はじめてスマホ割を適用した場合のギガライト料金イメージ
ギガライトを申し込みし、はじめてスマホ割を適用させた場合の料金イメージです。ギガライトについては、以下関連記事を参考にされてください。→「ギガホ/ギガライトをわかりやすく完全解説」
ギガライトは2年定期契約の通常料金が2,980円なので、そこから「みんなドコモ割」を適用させることで、月額1,980円からで利用することができます。→「ドコモのみんなドコモ割を完全解説」
「1,980円から」というのは、ギガライトは利用容量でステップが1から4まで上がっていく4段階制の料金プランだからです。月あたり1GB以内に抑えれば、月額1,980円になります。
通話についてはオプションを何もつけなければかけた分だけ料金がかかる従量制、通話の量が多い場合には月額700円の5分通話無料オプション、または1,700円のかけ放題オプションを利用することも可能です。
ドコモ光を利用している場合にはドコモ光セット割も適用しますが、割引が適用するのがギガライトのステップ2からなので、ステップ1の場合にはドコモ光セット割は関係ありません。
はじめてスマホ割は、この最低料金1,980円から割引されるので、割引が適用されている最大12ヶ月については、月額料金は980円で利用できることになります。非常に安いですね。
ウェルカムスマホ割からは引継ぎが可能/ウェルカムスマホ割とはじめてスマホ割の違い
もし、現在ウェルカムスマホ割が適用されている場合にプランをギガホ/ギガライトに変更した場合、ウェルカムスマホ割はそのままはじめてスマホ割として引継ぎされます。
ただし、月あたりの割引金額はウェルカムスマホ割が1,500円、はじめてスマホ割は1,000円なので内容そのまま引き継がれるわけではないことには注意しましょう。
ただし、現実問題として、ウェルカムスマホ割が適用されているということは、まだ機種購入して1年経過していないはずなので、月々サポートないし端末購入サポートのいずれかが適用されているはずであり、早々にギガホ/ギガライトに変更するのはなかなか難しいと考えられるため、ウェルカムスマホ割をはじめてスマホ割に引継ぐケースはそう多くはないのではないかと考えられます。
ウェルカムスマホ割とはじめてスマホ割は、対象となるユーザーはほぼ同じですし、割引の性質としては非常によく似ていますが、対象プランや割引額、割引期間等は異なることは覚えておきましょう。
はじめてスマホ割はドコモオンラインショップでの手続きについて注釈あり
はじめてスマホ割について、ドコモオンラインショップでの手続きについての注釈があります。以下の通りです。
Xiへの契約変更と同時にギガホ/ギガライトへのプラン変更を申込むことができない場合、Xiへの契約変更が完了後「当日を含む7日間以内」に対象料金プランへ申込みをいただくことで、「はじめてスマホ割」が適用となります。
わかりにくいですね。
「Xiへの契約変更と同時にギガホ/ギガライトへのプラン変更を申し込むことができない場合」というのがそもそもどういうケースなのかがよくわかりません。
ただ、もしそういうケースに遭遇したなら、後日7日以内にギガホ/ギガライトへ変更申し込みをしないと、はじめてスマホ割が適用しない、ということだけ念頭に置いておきましょう。
端末割引き確認後、ギガライトとはじめてスマホ割を活用したい
現状、新プラン・ギガライト/ギガホ開始後の端末割引きがまだ発表されていないため、完全な全体の料金イメージがまだ持てません。
月額料金は上記の通りイメージできるのですが、端末代金があまりにも高いとやはり躊躇してしまいますよね。
はじめてスマホ割は終了時期を指定していないこともあり、それほど急ぐ必要はないと考えられるため、とりあえず新プラン開始後の端末割引きについて確認した上で、完全なイメージを持ってスマホへの変更を改めて検討したいところです。
ただ、もし家族にシェアパック利用回線があり、今後もしばらくはそのままシェアパックを維持していく方針なのであれば、既に料金がイメージできる現行プラン+ウェルカムスマホ割で機種購入するのもありだと思います。
はじめてスマホにしようという人が、今のうちがいいのか、新プランになってからがいいのか、という難しい判断をするのはまず無理だと思うので、家族の協力の元、今後の方針を決めていきたいところですね。