iPhone SEが発売されたのが、2016年3月31日。
私がSIMフリーのiPhone SEをAppleオンラインストアで購入したのが 4月5日。
その後iPhoneの一斉値下げが発表されたのが、4月22日。
実にiPhone SE発売から一ヶ月も経っていないにも関わらず、まさかの急な値下げに私にとっては涙目の状況でしたが、iPhoneには値下げに伴う返金対応があることを知り、慌てて手続きをしました。
今回の返金対応は5月6日をもって終了しましたが、今後も起こりうることなので、「こういうことができる」と覚えておきたいという意味を込めて、Appleから返金処理をしてもらうまでの流れをまとめておこうと思います。
iPhone SE購入直後の値下げにがっかり
当初、iPhone値下げに伴う差額返金処理の話など知る由もなかったため、突然のAppleによるiPhone値下げ発表には驚かされもし、がっかりさせられもしました。
さすがに、もう少し待てば安くなったのかと思うとかなり残念な気持ちでした。しかも今回値下げされたのは、iPhone SEだけでなく、iPhone 6/6 Plus、iPhone 6s/6s Plusも対象で、機種によっては最大9000円も値引きされているのです。あきらめきれないところです。ちなみに私が購入したiPhone SEは5000円の値引きでした。
とはいっても、ケータイ/スマホ業界の突然の値下げは今に始まったことではなく、SIMフリーiPhoneに限らず大手キャリアから発売されているスマホなども、今日の価格が明日は突然割引されて安くなることもよくあることなわけです。
逆に昨日まで安かったのに今日は値上がりした、ということもあります。
それでも、こればかりはどうすることもできないので通常はあきらめるしかありません。とりあえず何を言っても仕方がないので、タイミングが悪かったとあきらめていました。
iPhoneには値下げの際の返金処理があるという情報入手
しかしです。
今回は私に情報をくれた方がおり、iPhoneに関して突然の値下げが実施された場合であっても、その値下げされた金額と購入した金額の差額を返金してもらうことができる、ということを教えてくれました。
早速Appleオンラインストアを確認しました。「Apple Store」の「返品・送料を含む販売条件」という項目の中に、見つけました。
この項目を下に見ていくと「価格設定、値下げ、および価格修正」という項目が見つかります。
その中に、「Appleが、お客様が製品を受け取った日から14日以内にApple純正品の製品価格を減額した場合、お客様はご請求金額と値下げ後の販売価格との差額の返金を求めることができます」とあります。
これです。これが私が探していた内容です。
そしてそのすぐ下にもう一点、重要な内容が書いてあります。
「返金を受けるには、値下げ価格の発表から14日以内にAppleまでご連絡ください」。
値下げ価格の発表は4月22日。14日以内ということは、数えていくと・・・5月6日までです。私がこの内容に気づいたのは5月4日でした。危ないところでした。
iPhone値下げの「差額返金」手続き方法
のんびりしている時間はなかったため、早速差額返金の手続きにうつりました。
上記の記載にあるように、Appleコンタクトセンター(0120-993-993)にまずは電話をかけてみました。
なかなかかからないことがある、ということでしたがかなりの混雑具合で、15分経っても30分経っても繋がりませんでした。
とりあえずそこで、いったん電話はあきらめました。電話の最初の方で、メールでも受付してくれるという情報があったため、そちらにチャレンジしてみることにしました。
一度ではメールアドレスを聞き取れなかったため、何度か聞きながらメールアドレスをメモしました。それがコチラです。
このメールアドレス宛に、Wで始まる注文番号と名前、連絡先番号を入れて送るようにとのガイダンス。
その通りに、注文番号と名前、連絡先番号を入れてメールを送ってみました。とりあえずその日は何も返事がきませんでした。人によっては当日返事が来たという人もいるようだったので、ちゃんと送れているのか、受理されているのかかなり不安でしたが、その翌日には無事Appleより返信がありました。
ほっと一息です。無事間に合いました。簡単に返金処理をしてもらうことができました。
Wで始まる注文番号がわからない場合
Appleに差額返金の処理をしてもらう場合、Wで始まる注文番号を入れてAppleに連絡をすればOKですが、そもそもWで始まる注文番号がわからなくなってしまっていてはどうしようもありません。
Wで始まる注文番号は、Appleから送られてきたiPhoneと同梱されている「パッキングリスト」にも入っていますし、注文を実施した際にメールアドレス宛にも送られてきています。メールを消しさえしなければそちらから確認することが可能です。
そのどちらからもわからなくなってしまった場合は差額返金手続きできませんので注意しましょう。
iPhoneの価格は為替相場の影響を受ける
本国アメリカと日本の為替相場、つまりドル円のレートによってiPhoneの価格はその都度影響を受けます。
円安になればiPhoneは値上がりする可能性が高まりますし、逆に円高方向に向かうと値下がりすることがあります。
単純にアメリカにおけるiPhone価格は動かないとするなら、1ドル=100円のときに800ドルで販売すれば日本円では8万円ですが、1ドル120円のタイミングでは、日本での価格は96000円にしないと同じ80ドルの利益がとれないことになります。そのため、円安になるとiPhoneは値上がりし、逆に円高になるとiPhoneは値下がりするのです。
そういう意味では、大きなドル円相場のトレンドが円高方向に向いているのであれば、じっくり待てば同じiPhone を多少なりとも安く手に入れることができる可能性は高まるとも言えます。