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ドコモ・ウルトラパックのメリットデメリット詳細まとめ

   

ドコモより、ソフトバンクのギガモンスター・auのスーパーデジラ対抗の料金プラン『ウルトラパック』がサービス開始されています。

内容としては、ウルトラデータLパック、ウルトラデータLLパックという、ギガモンスター・スーパーデジラとまったく同じ内容を持つパケットサービスに加えて、ドコモ独自のシェアパックをさらに進化させた「ウルトラシェアパック」も登場しました。

ウルトラデータパックが2016年9月14日より、ウルトラシェアパックは9月23日に開始されています。

そんなに大容量が利用できるなんて!と一瞬驚いてしまうのは間違いありませんが、よくよく考えるとお得なケースばかりではないということに気づかされます。

一体どういうユーザーがお得で、どういうユーザーにはメリットがないのでしょうか。

ずっとドコモ割ドコモ光dカード GOLDなどと関連したドコモの新プラン・ウルトラパックの詳細内容を確認していきます。

ドコモのウルトラデータLパック/ウルトラデータLLパック

ドコモのウルトラパックの中で、回線単独で個別に利用できる料金プランとして、ウルトラデータLパックとLLパックが発表されました。

料金はウルトラデータLパックが6000円、ウルトラデータLLパックが8000円です。

ソフトバンクのギガモンスター・auのスーパーデジラと横並びとなっています。

 

パケットパック 容量 月額料金
データSパック 2GB 3500円
データMパック 5GB 5000円
ウルトラデータLパック 20GB 6000円
ウルトラデータLLパック 30GB 8000円

 

このウルトラパックの開始に伴い、データLパック(8GB)の新規受付は9月22日をもって終了しましたが、現在利用中のドコモユーザーは継続して利用が可能です。

逆に、ウルトラデータLパック/LLパックを利用したい場合は、改めて申し込みが必要となり、自動移行はしません。

データLパックを現在利用しているドコモユーザーは、確実に変更した方がお得になります。

加えて、データMパック+スピードモード1GBを利用している場合も、料金そのままに容量は元々の5GB+1GBから3倍以上になるので、確実に変更するようにしましょう。

 

ドコモのウルトラシェアパック50/ウルトラシェアパック100

au、ソフトバンクとの違いとして、ドコモは独自のウルトラシェアパックをサービス展開しています。

それまでのシェアパック20・30の新規受付は2016年9月22日をもって廃止され、9月23日よりウルトラシェアパック50とウルトラシェアパック100が用意されています。大容量を利用する家族もこれで安心です。

 

シェアパック 容量 月額料金
シェアパック5 5GB 6500円
シェアパック10 10GB 9500円
シェアパック15 15GB 12500円
ウルトラシェアパック50 50GB 16000円
ウルトラシェアパック100 100GB  25000円

 

料金はウルトラシェアパック50が16000円、ウルトラシェアパック100が25000円となっています。

ウルトラシェアパックの開始に伴い、シェアパック20、シェアパック30の新規受付は終了しましたが、現在利用中の場合にはそのまま継続も可能です。

ただし、シェアパック20・30ユーザーは、料金・容量的に確実にウルトラシェアパックに変更した方がお得です。

ちなみに、ウルトラデータパックおよびウルトラシェアパックでデータ容量を利用しきれずに余った場合は、翌月へと1GB単位でくりこしされます。

この点、ほかのドコモのパケットパックと同様の仕組みとなっています。

 

テザリングオプションが新設

ドコモは元来、テザリングに対しては料金課金を行っていませんでしたが、ウルトラパックについてはテザリングを利用する場合は別料金1000円がかかります。

従来のパケットパックを利用している場合には、今まで通り無料でテザリングは利用可能です。

 

パケットパック・シェアパック テザリング利用料
データSパック・データMパック・シェアパック10・シェアパック15 テザリングは無料で利用可能
ウルトラデータLパック・ウルトラデータLLパック
ウルトラデータシェアパック50・100
テザリングオプション(1000円)
※2018年3月まで無料

 

ただし、新設されたテザリングオプションについて、キャンペーンにより2018年3月末までは無料となります。

例えば、ウルトラシェアパックを利用している場合に、そのグループ内の3回線がテザリングを利用した場合にはどうなるのか、インフォメーションセンターに確認したところ、3000円追加されることはなく、シェアパックごとにテザリングオプション1000円が適用されるため、仮に同一シェアグループ内の複数回線がテザリングを利用したとしても、かかってくるテザリングオプション料金は1000円である、ということです。

 

ちなみに、当初は2018年3月までがテザリングオプション無料キャンペーンであり、それ以後は自動適用とされていましたが、この点に2016年12月時点で変更が入り、2018年4月以降のテザリング利用については、事前の申し込みが必要(定額料1000円/月)という形に変更が入っています。

この変更により、テザリングオプション申し込み後については、テザリングの利用有無にかかわらず、定額料が発生する形となります。

この変更はよしあしで、ウルトラパック利用者に自動的にテザリングオプションが課金されることを防げるようになったという点ではメリットと言え、実際にテザリングを利用したりしなかったりするユーザーに対しては、「使った時だけ課金」という便利な状況が消滅し、「使わなくても申し込みをしたら課金」という形になったため、デメリットと言えそうです。

 

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ウルトラパックには「ずっとドコモ割」と「ドコモ光パック」も適用

新設されたドコモのウルトラパックには、ウルトラデータパック・ウルトラシェアパックどちらも、ずっとドコモ割が適用されます。それぞれドコモの利用年数によって割引金額が変わってきます。

 

【ずっとドコモ割】

プラン名 契約年数および毎月の割引額
割引前料金 4年以上 8年以上 10年以上 15年以上
ウルトラデータLパック 6000円 ‐100円 ‐200円 ‐600円 ‐800円
ウルトラデータLLパック 8000円 ‐200円 ‐400円 ‐600円 ‐800円

 

プラン名 契約年数および毎月の割引額
割引前料金 4年以上 8年以上 10年以上 15年以上
ウルトラシェアパック50 16000円 ‐800円 ‐1000円 ‐1200円 ‐1800円
ウルトラシェアパック100 25000円 ‐1000円 ‐1200円 ‐1800円 ‐2500円

 

【ウルトラパック+ドコモ光パック・割引額】

プラン名 割引前料金 セット割引額
ウルトラデータLパック 6000円 -900円
ウルトラデータLLパック 8000円 -1100円
ウルトラシェアパック50 16000円 -2500円
ウルトラシェアパック100 25000円 -3200円

 

15年越えユーザーがウルトラシェアパック100とドコモ光をもし利用した場合、ずっとドコモ割2500円とドコモ光パック3200円の合計5700円が割り引かれるため、ドコモ光の料金5200円(戸建て・タイプA)をドコモ光電話分(500円)まで含めて相殺してしまう形となり非常にお得です。

 

ウルトラパックはdカード GOLDとの相性が抜群

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そんなウルトラパックとの相性がいいドコモのサービスといえば、やはりdカード GOLDです。

dカード GOLDを申し込みしていれば、単純に計算してウルトラシェアパック50で月に1600ポイントが貯まりますし、ウルトラシェアパック100なら月になんと2500ポイントも貯まります。年間にすると3万ポイントです。

 

プラン 貯まるポイント(月) 貯まるポイント(年)
ウルトラデータLパック 600ポイント 7200ポイント
ウルトラデータLLパック 800ポイント 9600ポイント
ウルトラシェアパック50 1600ポイント 19200ポイント
ウルトラシェアパック100 2500ポイント 30000ポイント

 

当然このポイント付与率はゴールドステージによる10%還元時のみであるため、dカード GOLDの所有が必須です。

しかし、iPhone 7/iPhone 7 Plusの購入を検討している場合にはApple Payの利用をするためにもdカード GOLDは活用できますし、何よりまったく損することなくメリットしかないという意味では、ウルトラパックと合わせてdカード GOLDは必須サービスとして所有しておきたいところです。

なお、dカード GOLD目線で考えるならば、ウルトラシェアパック+ドコモ光の利用は、最高の組み合わせといえます。

関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか

 

ウルトラマンはモンスターとデジラを倒せるか

さて、ここからドコモのウルトラパックがお得なのかどうか、詳細を確認していきます。

まず、現料金プランを利用しているユーザーの中に、ウルトラパックに変更することで確実にお得になる層が存在します。それは以下の通りです。

 

・データMパック+スピードモード1GB

・データLパック

・シェアパック20

・シェアパック30

 

これらのプランがどうお得になるのでしょうか。一つ一つ見ていきます。

 

データM+スピードモード1GB(6000円・6GB)→ウルトラデータLパック(6000円・20GB)

月額料金は6000円そのままに、データ容量だけ合計6GBから20GBに増量されるパターンです。

そもそもスピードモードに突入している時点で容量が足りていないのですから、20GBになればかなり余裕ができると思います。

安くなるわけではありませんが、今までの料金で、さらにデータ容量を14GBも無料で追加できたような形になるため、変更しない理由がありません。

 

データLパック(6700円・8GB)→ウルトラデータLパック(6000円・20GB)

こちらもでウルトラデータLパックに変更した方が確実にお得になるケースです。

標準のデータMパックでは足りず、3GB多いデータLパックを利用しているユーザーです。ウルトラデータLパックに変更すれば、容量が3倍近くになる上に、料金まで安くなります(6700円→6000円)。

利用環境が改善されて料金も下がるのですから、これこそ最高のチャンスです。確実に変更した方がいいでしょう。

むしろこのパターンでは、損するケースがテザリングオプション以外ほとんどないため、無条件で変更してくれてもよかったような気もします。

 

シェアパック20(20GB・16000円)→ウルトラシェアパック50(50GB・16000円)

家族まとめてシェアパックを利用しているケースです。20GBでは家族でぎりぎりでどうしようか悩んでいた、というケースに、ウルトラシェアパック50に変更すれば、料金据え置きでなんと驚きの30GB増量です。

さすがに30GBあれば、相当利用環境が改善されるのは間違いありません。仮に家族のだれか一人が大きな容量を利用したとしても、それでもある程度は持つのではないでしょうか。

 

シェアパック30(30GB・22500円)→ウルトラシェアパック50(50GB・16000円)

このケースは、家族でかなりの容量を利用しているパターンです。

今までよりも、料金が劇的に下がります。しかも、容量は20GBも追加されます。一刻も早く変更したいところです(23日より・翌月適用)。

仮にウルトラシェアパック50でも足りない、という場合には、料金は今までよりも上がるものの、今までよりもたった2500円の追加で100GB利用することもできるようになります(ウルトラシェアパック100)。

とにかく大容量を利用する、というユーザーにとって、マイナスは一つもないといってよさそうです。

 

ここまで、ウルトラパックのメリットを最大限に享受できる層について考えてきました。まさに、ウルトラデータパックに加えてウルトラシェアパックを追加したドコモの新プランは、ギガモンスターやスーパーデジラを倒すことができるプランといえるのではないでしょうか。

ただ利用状況によっては、ウルトラパックがまったく必要とされないケースもあることは認識しておく必要があります。次項で考えます。

 

容量を必要としない人はメリットがない

ウルトラパック自体が、多くのユーザーにとっては料金の値下げではない、ということを、まずは認識しておく必要があります。

ウルトラパックが値下げになるのは、現在データLパックを利用しているユーザーか、シェアパック30を利用しているユーザーのみです。

それ以外は、据え置き、もしくは値上げとなります。

据え置きのユーザーまでは、利用できるデータ容量が増えるため損をすることはまったくなく、むしろメリットの方が大きいといえます。ただ、料金は下がりません。

最も利用しているユーザーが多いと思われる標準のデータMパックに関しては、ウルトラデータLパックに変更することで5GBから20GBに増えるのは確かですが、料金は1000円上がるので変更すれば実質値上げとなります。

シェアパックについても、標準とされているシェアパック15や利用しやすい価格帯のシェアパック10も据え置きなので、相当容量を利用するユーザーしか恩恵がなく、シェアパック10、シェアパック15のユーザーがウルトラシェアパックへ変更した場合、これもやはり値上げとなります。

「料金を安く」という流れに完全に逆行した料金の値上げプランであることを忘れないようにしたいところです。

現在、シェアパック5、データSパックなどを利用しているユーザーや、データMパック、シェアパック10で容量は十分足りているユーザーからしてみれば、何のメリットもないプランといえます。

 

ドコモ光と相性がよくないウルトラシェアパック

さらにです。ウルトラシェアパックの最大の問題点は、ドコモ光との相性があまりよくないという点です。

「そんなことはない、ドコモ光パックにも対応しており、ドコモ光利用時には大きな割引も入るではないか」と思われるかもしれません。

しかしよくよく考える必要があります。

なぜウルトラシェアパックとドコモ光が相性が悪いかといえば、ドコモ光を利用しているユーザーは、Wi-Fi環境を持つケースが多く、それほど容量を必要としていない可能性が高いためです。

逆に、ドコモ光をまだ利用しておらず、ウルトラシェアパックをこれから利用しようと考えたユーザーも、逆にシェアパックの容量を落としてドコモ光を申し込みした方がメリットが大きい可能性があるのです。

 

光シェアパック5・5700円+ドコモ光・タイプA/5200円(戸建て)/4000円(マンション)=10900円(戸建て)/9700円(マンション)

光シェアパック10・8300円+ドコモ光・タイプA/5200円(戸建て)/4000円(マンション)=13500円(戸建て)/12300円(マンション)

光シェアパック15・10700円+ドコモ光・タイプA/5200円(戸建て)/4000円(マンション)=15900円(戸建て)/14700円(マンション)

 

シェアパック5、シェアパック10、シェアパック15、いずれのケースでも、ウルトラシェアパック50の16000円を下回ります。

つまり、ウルトラシェアパック50を申し込みするよりも、より小容量のシェアパックとドコモ光およびWi-Fi環境で利用した方が料金は安く抑えることができ、しかもWi-Fi環境での利用容量は制限なしという大きなメリットを得ることができます。

 

この方法が利用できないパターンとしては、圧倒的に外で大容量を利用する、というユーザーの場合ですが、そうしたユーザーの場合は普通にウルトラパックにした方がお得です。

ですが、大多数の自宅で通信容量を多く利用するケースでは、ウルトラパックよりも輝くのは、やはりドコモ光であるといえます。

 

ウルトラシェアパックで最大限に輝く最大20回線シェア

ウルトラシェアパックのスタートにより、今まで以上に最高のメリットを享受する方法が一つ、存在します。おそらくこの方法がもっともウルトラシェアパックが輝く方法だと思われます。

それは、ファミリー割引を最大限まで拡大し、その上ですべての回線をシェアでつないでしまうという方法です。

つまり、家族回線を、親戚一同を集めて代表から三親等以内で最大20回線まで増やせたとします。

その上で、ウルトラシェアパック50を利用してみます。

 

ウルトラシェアパック50・・・16000円

シェアオプション×19回線・・・500×19=9500円

 

合計で25500円です。分割請求オプションで平等に料金を振り分けると1回線あたりとしては、なんと1275円です。そして容量は50GBを20回線でシェアするため、1回線あたり2.5GBも使えてしまいます。

データSパックを利用すれば2GBで3500円するところが、なんとここまで安くできます。

これが仮に現状のシェアパック20だと、料金は同じでも一人当たりの容量が1GBしかなく、これではかなり厳しくなってしまいます。結果として容量を30GBなどに増やさざるを得ず、結果的に高くなってしまいます。

ウルトラシェアパック50ではそういうリスクがかなり軽減されます。

加えて、もしシェア回線の中に学割やU25回線があれば追加のボーナスパケットも利用できます。もはやメリットしかありません。

少し大変かもしれませんが、ドコモにおいてMVNO並みの格安料金を享受しようと考えるのであれば、これが最善の方法と思われます。

カケホーダイライト(1700円)+spモード(300円)+ウルトラシェアパック50・20回線分割請求オプション(1275円)

合計で3275円です。

もちろん現実的には、代表回線から3親等以内で20回線はなかなか難しいかもしれませんが、できる限り家族の枠を広げてシェアグループに追加することで、どんどん料金を安くすることができます。

 

ドコモ・ウルトラパックまとめ

さて、こうしてみてきた結果、ユーザーによってウルトラパックは感じ方が大きく変わってくるサービスであるということができそうです。

ただ間違いなく今まで以上に大きなデータ容量を利用しやすくなります。dtvdアニメストアdマガジンなど、大きなデータ容量を必要とする人気サービスも非常に多いドコモですが、この機会に今まで容量が足りずに使えていなったサービスも積極的に利用してみても面白いのかもしれません。

ドコモ光やdカード GOLDとの関連性も考えながら、複合的にウルトラパックの利用を考えていくようにしたいところです。
▼ウルトラパックと同時に使いたいdTV公式サイト▼

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