おかしい! 2年経つのに更新ありがとうポイントがもらえない!
そんな疑問に直面した時には、当記事を読んでいただくとある程度の内容は解決するのではないかと思います。
更新ありがとうポイント/ドコモ光更新ありがとうポイントについては、たまに問い合わせがある内容でもあるので、改めてどうしてもらえるはずなのにもらえない、という状況が発生するのかを解説していこうと思います。
更新ありがとうポイントがもらえない、ということはない
現実問題として、ドコモを利用していて条件を満たしていながら、更新ありがとうポイントをもらえない、ということはあり得ません。条件とは、ずっとドコモ割コースで「カケホーダイプラン」「カケホーダイライトプラン」「シンプルプラン」「データプラン」いずれかの2年定期契約を利用している、ということです。
もらえないということは、何らかの条件を満たしていない、またはもらえる時期が間違っているはずなのです。
誰しも、その可能性は考えると思います。
しかし、それでも自分では、意外に気づけないものだったりするのです。
一つはサービス内容の確認不足もあるかもしれませんが、大抵はドコモのサービス内容のわかりにくさ、複雑さが原因なので、自分を責める必要はまったくありません。
ということで、一体更新ありがとうポイントのどういう点がわかりにくく、勘違いしやすいのか、そうした内容について、以下解説していきます。
きっとこの中に、もらえると思っていた更新ありがとうポイントをもらえない原因は隠れているはずです。
更新ありがとうポイントをもらえない原因は、時期の勘違い
そもそも、適用条件を満たしている前提なら、更新ありがとうポイントがもらえない、という状況が何故発生するのかというと、実はこの原因はたった一つしかありません。
それは単純に、もらえる時期の勘違いです。
そんなことない、しっかり記憶している、または確認した、という方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、それはそれで間違いないのだと思います。
しかし、記憶していても、確認していても、更新ありがとうポイントの仕組みには、つい間違ってしまうようなポイントが主に二つ、存在しているのです。ですから、多くの人が勘違いしてしまっても仕方がないのです。
満了月/更新月に惑わされて更新ありがとうポイントをもらえる時期を勘違い
勘違いの一つ目は、ドコモの2年契約における満了月/更新期間という表現に惑わされて、更新ありがとうポイントをもらえる時期を勘違いしてしまったパターンです。
最近ドコモは、2年更新契約の中で解約金がかからない月を従来の2ヶ月から3ヶ月へと変更しました。これによって、満了月、更新期間の捉え方は変わっていないのですが、解約金がかからないタイミングが1ヶ月前倒しになったことにより、ついつい間違いやすくなっているのです。
つまり、2年前に新規契約をしたのが4月2日から4月30日の間だった場合、満了月は2年後の4月です。そして、更新期間がその翌月及び翌々月に設けられているのですが、この場合の解約金がかからない期間は、満了月である4月、そして更新期間の5月と6月です。
7月に入ると、改めて解約金がかかる期間になり、次の解約金がかからない月はさらに2年後のやはり4月、5月、6月、ということになります。
さて、しかし今回問題にしているのは、満了月でも解約金がかからない更新期間でもありません。ここがポイントです。
満了月も、解約金がかからない更新期間も、更新ありがとうポイントをもらえる時期ではありません。
更新ありがとうポイントがもらえる時期(と使える期間)は、あくまで、更新期間が終わった月から6ヶ月間です。
つまり、前の例で言えば、4月、5月、6月という3ヶ月間の解約金がかからない期間を終了した7月から12月までの6ヶ月間です。
にもかかわらず、満了月(4月)で一旦2年契約が終わったのだから、次の月(5月)以降でもらえる、と勘違いしてしまうパターンがあるわけです。
実際には更新ありがとうポイントがもらえるのは7月以降ですから、考えていた時期とはなんと2ヶ月も開きがあります。結果、「更新ありがとうポイントがいつになってももらえない!」となります。
本当にややこしいですよね。間違っても仕方ないと思います。
カケホーダイプランで2年満了でも解約金がかからない期間はまったく別なケースがあって勘違い
もう一つ、実はもっともっと間違いやすい注意点があります。
それは、カケホーダイプランなどの基本プランを利用してちょうど2年経つので、解約金がかからない期間に突入したと思ったら全然違った、というケースです。
このケースは、新規契約をしてちょうど2年、というようなケースには発生しません。
起こりやすいのは、比較的長くドコモを利用している場合です。
ここでの注意点は、ドコモの解約金がかからない月のサイクルは、2年定期契約を含むプランを最初に契約した時にスタートしている、という点です。
つまり、カケホーダイプランを最初に契約したのが2年前の3月でも、それ以前に例えばタイプXiにねんを利用しており、その契約がドコモで初めての2年定期契約で、開始月が9月(1日除く)だったとしたら、満了月は2年後の9月、解約金がかからない月は9月、10月、11月の3ヶ月間ということになり、仮にその途中でカケホーダイプランの申し込みを3月に実施していたとしても、満了月が2月や3月になることはありません。
これが、非常にわかりにくく、ついつい解約金がかからない月を大幅に勘違いしてしまう最大の要因でもあります。
これらの勘違いを防ぐために、できる対策は以下の二つです。
対策1:解約金がかからない月を正しく把握する
更新ありがとうポイントがもらえる月を間違わないように、まず第一にやるべき対策としては、解約金がかからない月を正しく把握することです。
そもそもここが間違っていたら、更新ありがとうポイントがもらえるタイミングを正しく算出することができません。
特にドコモを長く利用している場合には、2年定期契約付きのプランを何度も変更している可能性もあり、そうなると最初に2年定期契約を申し込みしたのがいつなのか=解約金がない月がいつなのかが全く分からなくなっている可能性大です。
だからこそ、ドコモインフォメーションセンターへの確認、またはMy docomoで確認をした上で、どのタイミングが自分の回線の満了月で解約金がかからない期間なのか、必ず再確認するようにしましょう。
ドコモインフォメーションセンターで確認するのなら、そのついでに更新ありがとうポイントをもらえる時期を合わせて聞いてしまえば問題はすぐに解決します。
対策2:更新ありがとうポイントがもらえるタイミングを正しく把握する
ドコモの更新ありがとうポイントがもらえるタイミングをもう一度確認しておきます。
2年定期契約の満了月があり、その翌月と翌々月、その3ヶ月間が解約金がかからない月です。
更新ありがとうポイントをもらえ、利用できるのは、その解約金がかからない月が終了した次の月から6ヶ月間です。
つまり、満了月が3月なら、4月、5月の満了月を含む3ヶ月間が解約金がかからない月、そして解約金がかからない月が終了した次の月、つまり6月から6ヶ月間、11月いっぱいまでが更新ありがとうポイントをもらえ、使える月、ということです。
以上2点、しっかり確認することができていれば、「更新ありがとうポイントがもらえない!」と慌てる必要はなくなると思います。
更新ありがとうポイントは受動的にもらえるわけではない
最後にもう一つ。
これも勘違いしやすいのですが、ドコモの更新ありがとうポイント/ドコモ光更新ありがとうポイントは、どちらももらえる期間に入ったからといって、自動的に付与されるわけではありません。
更新ありがとうポイントは、自らもらうための手続きをしなければならないのです。
もらうための手続きについては、別記事で詳しく案内していますので、そちらも合わせて参考にされてください。→「ドコモの更新ありがとうポイントをもらう方法」
うっかり、「え? もらってないよ?」と思っていたら、もらえる期間が終わっていた、なんてことにもなりかねませんので、ある程度は意識しておく必要があります。
一応ドコモからSMSで連絡がありますが、普段からそうしたメールをスルーしてしまう癖があると、気づかないこともあります。
私もそうして重要なメールをたびたび見逃すことがあるので、要注意です。
ドコモ光と合わせて2年で6,000ポイント、家族4回線利用していたら、合計15,000ポイントもお得
ドコモの更新ありがとうポイントと、ドコモ光更新ありがとうポイントを合わせると、2年で合計6,000ポイントがもらえる計算になります。
さらに、もし他に家族回線が3回線あり、合計4回線+ドコモ光だったら、もらえるdポイント(期間・用途限定)は合計15,000ポイントになります。さすがに見逃せない数字になりますね。
ドコモ光を利用するメリットはこんなところにもありますし、そうなると加えてdカード GOLDで10%還元※がますます輝いてきますので、トータルでのドコモ利用の意味はまさにここにある、といったところです。(※毎月のドコモのケータイ/ドコモ光利用料金の1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%還元/利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント)
更新ありがとうポイントは忘れずもらい、ドコモ光もdカード GOLDもしっかり利用して最大限にお得にドコモを利用していきましょう。
関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか」